自動車メーカー、たとえばホンダなんかもHPで、

「市街地で晴天時にフォグライトを点灯してしまうと、対向車や前車に眩惑感をあたえるなど、他の運転者に迷惑となる可能性がありますので注意しましょう」
http://www.honda.co.jp/afterservice/advice/light/index.html

…って注意喚起してたけど、最近は少々事情が変わってきた。

最近の純正フォグは、消費電力19WしかないH16規格のバルブを使ったものが主流になっている。
発熱が少ないので、リフレクターやレンズをオール樹脂製にして灯体を軽量化でき、少ない消費電力と合わせて燃費向上を図れるらしい。

そして、H16のフォグはスモールランプに毛が生えた程度の明るさ(暗さ)なので、晴天時に点灯されても全く眩しくない。
たとえ灯体の設計が悪くてグレアが盛大に出ていようが、絶対的な光量が乏しいので気になるレベルの光害にはならない。

ただし、その暗さに不満を抱いたオーナーが爆光LEDバルブに換装したりすると、途端に迷惑な光害車に変貌…という諸刃の剣でもある。
https://www.cockpit.co.jp/shop/satsumakaiduka/diary/48077/