指定トルクは8から10Nmみたいに幅があって、大体下限で締めて問題なく固定される訳だから、グリスによるトルクの誤差があっても結局指定トルクに収まるから問題は起きん。
カーボン素材なら普通用心深く下限で締めるよう言われるわけだし、金属パーツなら指定トルクから多少外れても破損なんかしない。
グリスの影響でパーツ破損が多発してたら広く注意喚起されてるだろうが、まともなメーカーでは現実にはそういう事態にはなってない。つまりグリスの影響が締め付けトルクに影響するかといえば多少するだろうけど、自転車整備には考える必要のない話。