ビンディングの効能:あらゆる方向に入力することができる。
これにより、脚の特定筋肉ばかり負担がかかっていたのが広く分散され、脚全体の筋力が効率よく使える。
フラペでは踏み込みしか入力法がなく、また、引き上げる側もペダル下方向に力を入れなければ外れてしまう。これが踏み込み出力を減じることになる。

 つ ま り 、 効 率 悪 い ペ ダ リ ン グ し か で き な い 。 

せっかくビンディングを使っているのにフラペのペダリングるのでは、ビンディングの効果が得られない。
フラペのペダリングは忘れるのが、正しいロード・MTB・トラックのペダリングだ。
特にトラックは固定ギアを使っているので、フラペの踏み込むだけのペダリングとの相性が悪い。
「フラペでペダリングを覚えてからビンディングを使うべき」という人は、“難しいことをやっていれば良い走りが出来る”と勘違いしている、日本特有努力偏重のセンスなしだ。(元プロでも約二名、そういう人がいるが)


時々ある「そんなにビンディングが安全なら、なぜモーターバイクはビンディングじゃないんだ?」なる質問ね。
バイクのステップは自転車と違い、車体固定だ。だから、ビンディングでなくても操作がしやすい。
それと、車体重量。自転車は軽いから一緒に転んでもダメージ少ない。むしろ、一緒のほうが自転車がクッションになる。バイクでこれは命取り。
以上も、両方乗ればわかる話。