ファッション系ミニベロ part5
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ここはお洒落で可愛いミニベロを愛でるスレです
ロード至上主義のガチな方は専用スレあるのでそちらへどうぞ
前スレ
ファッション系ミニベロ part4
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/bicycle/1499474254/ これって乗り心地とかどうなのかな?
自転車散歩用に欲しいんだけど…
ttp://www.louisgarneausports.com/16bike/lgs-sk8.html 最近小径車乗り始めたけど
坂道をシートに腰を下ろしたまま軽いギヤでトロトロ登る感覚が新鮮だわ
道沿いの庭いじりしてる奥さんにこんにちわーとか挨拶されて
あーどーもこんにちわー 良いお天気ですねー みたいなw >>211
それ分かるw
塀向こうの奥さんから挨拶されて、
向こうからは立ち止まってると思われて、こっちに来るんだけど、
来てみたら小径車に乗って走ってるんで、ビックリされるみたいなw 独特の登坂感があって面白いよね
遅いし頑張ってないのに立ち漕ぎに移るタイミングを見失ったまま登りきれてしまうことがある カスタムすると本来のカスタム理由以外に軽くなって坂も速く登れるようになるのが楽しいね
思わぬところでラッキーがあったりしてね ツーリング用ドロハンが付いてる時のルックス的な頭でっかち感を緩和したかったので
トラックハンドル + ギドネットブレーキレバーにしてみた
クラシックなムードは維持しつつハンドル周りがコンパクトにまとまって精悍になった
そしてこれは副産物なんだけど、登板時に脇を締めて下ハンを握るとめちゃくちゃ楽だわ
お日柄の良い時には思わず居眠り運転しそうになるほどw >>215
おっ、ちょっと真似したいかも
フラットバーをドロハンに変えた時の一線を越えてしまった感が
ギドネットならやわらぎそうw ミニベロロードもいいね
ここのスレはみんな優しいからうPしても良いんじゃないかな
すぐ消せばいいんだし 昨今、おしゃれアイテムとして女子ウケが良いな
ミニベロ ロードなんかも良いね
素人受けするコツはやや大げさに演出することだな
自転車好き故にこの自転車なんですよ、というアピールが大切
だからといってガチに行きすぎてもいけない
そこいらへんのバランス感覚がモノを言う
例えば、上だけレーシングジャージを着てみたり(レーパンはNG)
サイクリングキャップの上からクラシカルなカスクを被ったり(キノコはNG)
ボトルホルダーなども重要なアピールポイントとなるが、ここにガチのボトルを挿してはいけない
ペットボトル用のホルダーを付けて
そこにはエヴィアンなどの北欧系ミネラルウオーターのボトルをさりげなく挿す
あくまでもさりげなくだ、そう日常的消費生活の延長であるかのごとくさりげなく
(もちろん伊藤園がライセンス販売してるやつなんかじゃダメだぞ
日本語が一切書かれていないボトルを入手すべし
※わかっていると思うが「富士の天然水」とかは論外な) もしもそれがブロンプトンのような高級折りたたみであるならば
それが思いの外高級なものであることをいかに嫌味なくアピールするかの手腕が問われる
相手は素人だ、ホムセンの折りたたみと似たようなものと思われたら一大事だ
例えば「昨年ロンドンに滞在した時に「ブロンプトン」をやたらと見かけたんだよねえ
オックスフォードストリートからレスタースクエアに抜ける道なんかで何台も見たよ
それでなんか自分も欲しくなっちゃって、取り寄せちゃったんだハハハ・・・」
といった挿話を用意しておく必要があるだろう
なあに、そんな話はでっち上げでもなんでも良いんだ とゆーのもここで重要になるのは
「この自転車」ではなく「ブロンプトン」という固有名詞を使うこと
「買った」のではなく「取り寄せた」という表現を用いることだからだ
ミニベロ洒落乙道にはそれなりに繊細な演出力が求められる点を忘れてはならないと思う 高級品アピールしたいなら値札をぶら下げておけばいいんじゃない ちゃんと手入れしてちょっとカスタムして
大切に乗ってるミニベロがいちばん格好いい >>224
同意
これ以上ない位の的確な表現だね
>>225
いいじゃんでも外だと錆びちゃわないの? >>226
無精なので部屋に入れておくと乗らなくなってしまう(本末転倒)こまめに手入れしていれば以外と錆びない(本当はステムと、ブレーキのナットが少し錆び浮きアリ)。 >>226
ありがとー
>>225
オールブラックのFUJIいいなあご近所には贅沢じゃないかなw
もう入手は難しいだろうけど2017年モデルが最高に格好いいと思ってる >>228
これ黒じゃなくてメタリックの奴なんよ、もっとシルバーぽいのを期待してたら以外と黒かった。 真っ黒はストリートっぽいというか今時の若い子臭がちょっと強いもんな >>230
全部真っ黒にしないで差し色入れて個性を出すんよ、シートとバーテープ、あとフレームに同じ色のラインとか映えるよ。 ブラックは基本オールブラックだな 色々やる程にダサくなる
つまり面白みがない車体色だが、洋服とのなじみが良いという利点がある
ライダー含めたトータルで格好良く見せるための車体色と考えれば面白い色 >>123
読めなくていいなら、自分のチャリ漕いでこい! ミニベロ ロードの前輪だけ外して輪行したい
チビ輪とコクーンだったらどっちがおすすめですか? 入れた時も畳んだ時もコクーンが最小、最軽量
ついでに後輪コロコロ機能もある
サドルは出るけど、実際にはいちいち注意なんかされないし
万一注意されたら下げるか引っこ抜けば良い
コクーン一択だよ JRでサドルが出て注意されたぞまあ地域にもよるんだろうけどな >>241
何故サドルを出す必要があるのか分からない
サドルを持つのかな
https://minilove.jp/news/how-to/3891/
地方は輪行袋を免除してほしい
加えてコロコロもOKにしてほしい その時は六角レンチもってなくてシートポストを下げられなかったんだよ BotWリンクが乗っている自転車
赤い色の固定ギアのジョシスワゴン。
固定ギアであるため、スタミナゲージが尽きるとミニベロごと転倒します。
転倒すると、リンクはダメージを受けますね。
このため、登坂時などでは、スタミナ切れに注意が必要です。
ペダルを一生懸命に漕ぐと、スタミナゲージが消費するからね。 小径=ミニベロって概念の人もいるんだな。
もし「間違ってないだろ」と言うなら、では子供用チャリもミニベロなのか?って話。 >>1に書いてあるような走り重視のミニベロがスレ違いになるのは書いてあるから当然として、
ママチャリも子供チャリもBMXも20インチは全部ミニベロだって言うならこのスレもういらんだろ。 そもそも走り重視ならミニベロには乗らない
したがって走り重視のミニベロという概念が矛盾
ファッションを標榜しているこのスレこそがミニベロスレの正統と言える
またファッションを標榜することでママチャリも子供チャリも自動的に除外している
まさしくこのスレこそが正統かつ本質 ミニベロと言うからにはフランス文化圏の自転車で無ければならないのでは無いか???
安易にやすっちい、粗悪なコピー商品のようなものをミニベロと読んでいるんじゃねーか??? フランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけがミニベロって呼ばれるんだよ 【ニワカに】ミニベロ=フランスとは???【解説】
●ダイヤモンドフレームのミニベロは元々は自転車ヲタクのセカンドバイクとしてオーダー製作されるものだった。
●当時は婦人用小径車のミニサイクルが大ヒット。
自転車雑誌編集者が「我々マニアがミニサイクルも無いだろう」とフランス語のベロと組み合わせてミニベロと名付けたものが広まった。
●当時はスポーツ車はフランス由来の旅行車が主流。MTBなど無い。自転車をバイクと呼ぶこともない。 【ニワカに】ミニベロとママチャリは親戚【解説】
>>250
ミニベロの根底には当時大人気だった婦人用小径車のミニサイクルがある。
そのミニサイクルは英国でラレーが売り出しヒットしたRSWが元祖。
RSWはモールトンの小径車という見た目の新しさに着目して高額で高性能路線ではなく廉価に真似て作ったもの。
サスペンションではなく安物のバルーンタイヤで車重も乗り味も重くモールトンとは全く異なる。
しかしこれが折からのミニスカートなどポップカルチャーの波に乗りヒットして世界中で類似品が生まれた。
つまりミニサイクルはあくまでもファッション自転車。
日本でヒットしたミニサイクルだが見た目だけ狙った小径タイヤでは性能や安全性が低すぎ乗り心地も悪く
次第に大径化してゆき現在のママチャリとなった。 ロードも持ってる人だと
ついついミニベロも走行性能上げるカスタムしちゃうもんだと思うけどね
おしゃれでかわいいが一番と思いつつ軽量化もしてしまう
まあ手をかけると余計にかわいく思える >>255
ハブ、ホイールを良いものにして、軽量化もしてタイヤも細くて性能の良いものにしてってやっていくけど、走行安定性と衝撃吸収性と速度の持続性で躓く、改造する事を楽しむって感じだな
小径は結局1,5インチ程度の高性能タイヤを履かす事で速度以外のネガを潰せるだけって感じ フランス語にするならプチベロとでもすれば良かったのにな。 昔、ミニスカートやパンタロン、ママチャリはファッショナブルだったんだ
だからそれらは今でもファッショナブルなんだ
みたいな短絡はいい加減克服した方が良いね 今は二本継ぎのロッドをトップチューブにベロクロテープで固定してるんだけど
(ブルーノ 20ロード)
ちゃんとしたロッドホルダーが欲しくなってきた
川べりを走ることも多いから細くしたタイヤも元に戻したわ
自転車って目的に応じて簡単に変身させられるから良いよな 河口でハゼクラも楽しいよ。食えるし
確かにちょこまか場所変える釣りでミニベロは便利だね 自転車で釣りに行くならポケットに入る缶の入れものにチビルアー詰めてベイトフィネスも楽しいよ
リール付けたロッド一本とルアーケースだけ持ってって木陰で弁当食べたり近くのお店でかき氷食べたりするよ
暗くなるまで釣りすると帰り寂しい気持ちになるから日が沈む2時間位前には家に帰っちゃうようにしよう 威圧感ないから趣味のお供にはいいね
疲れてのんびり走ってても様になるし 俺も25年くらい前にバス釣りやってたな。2年間頑張って江戸川で一匹釣ったのが最初で最後だった 今はスモールマウスって種族が各地の河川に繁殖してるから
昔よりはずっと釣りやすくなったわ
従来のバスの2倍くらい引くから面白いぞ
周辺の道路や住宅地を走り回りながらポイントを回る釣り方になるから
そこそこ早くて小回りのきくミニベロはこの遊びと相性が良いね
特にホリゾンタルフレームはトップチューブに竿をくくりつけられるので使いやすい
最近ミニベロアングラーをよく見るわ 昔からずっと続けてるのか。俺は2年で飽きて次はたまごっちに夢中だったよ カメラや絵描きが趣味の人も移動手段としてミニベロはいいよ
街なかでは人の邪魔になりにくいし押し歩きも停めておくのも楽だし楽しい >>272
趣味が良いね
>>270
バス釣りと撮り鉄は撲滅すべき >>273
これは大人になればわかることだが
人の趣味には主観でいちいちケチをつけん方が良い
単に収拾がつかなくなるだけ 人に迷惑をかけてなけりゃな
マナー悪いのが多い、目立つジャンルは叩かれて当然 まあまあ
ミニベロの楽しみ方は人それぞれだよ
他にも海に行って黄昏たり
山にキャンプ行って星を見たり
単に街なかを探索したり自転車を弄る以上の楽しみ方が他にもあるのに知らないのはもったいないおばけが出るぞ とにかく
乗ってる時に回りの世界を観て回りたいから
腰をグッと曲げた前傾姿勢になる奴はノーサンキュだなあ。特にドロハンなんて >>278
おれもそう思っていたんだけど
ドロハンでものんびり走れたり坂の途中で降りて押したりしても絵になるのがミニベロの良さなんだな
前傾でもゆっくり走れば周りの景色も良く見えるよ 普段はストレートの部分を握りながら上体を起こして
ちんたら走ってることが多い(ギドネットレバー推奨)
ちょっと飛ばす時には曲がってる部分を握る
下ハンを握ってだらしなく重心を前方に預けてノロノロと坂を登るのも結構楽しい
むしろミニベロはドロハンの多機能性の恩恵を余すことなく受けられる
ロードだとブランケット部分ばかりになっちゃう >>192
ミニベロならもうちょいコンパクトになるかと思ってた
車載でもキツそうだね ギドネットってレバーが真下に来る感じだけど
あれは親指の付け根で押す感じなの?それとも逆手で手のひら?ちょっと違和感 何で内側から握り込もうとするんだよ
他のレバーも親指で引いてんのかよ >>192
両輪外したロードよりも小さい
このサイズが迷惑って言ったらロードの立つ瀬がない
勘弁してやれよw ミニベロってタイヤが小さいだけで、フレームサイズってそんなに変わらないんじゃなかったっけ? 前輪だけ外したミニベロの輪行がそのサイズゆえに迷惑だからやめろというならば
同様のサイズになる両輪を外したロードの輪行もそのサイズゆえに迷惑だからやめろということになる
なんとも身も蓋もない話だw 自分のを見比べた限りではハブの位置が低い小径の方が少し大きいかな
両方ダイヤモンドフレーム 自分の場合は前輪外した小径の方がやや小さくなるな
まあなんにしても、乗客にしてみればそんな微妙な差異など同じことだ
要はそれが規定のサイズにきちんと収まっているということなのであって
輪行は(ささやかながら)一応歴史のある文化なのだし
もしもその是非を問いたい人がいるならば「輪行の是非を問う」とでもいったスレを立てて
そこでやれば良い話だと思う >>192
これ持ってる。車に載せるときに周りが汚れないので便利だよ。 駅の駐輪場でtokyobikeとかいうシンプルなミニベロを見かけてネーミング的に安価だろうと調べたら……驚いた あれがお高いとか意識高いと思ってる時点でこのスレもお里が知れるのだが。
頭狂罵異苦って中国製だよね?そしてあの価格。どれくらいの値段で日本に入って来てるか知ってる? 同じくらいの価格のRail20のコスパの高さが光るな >>296
「意識高い」じゃないよ。
「意識高い系」だよ。
似てるようでかなり違う。 車で言ったらスイスポ最高とか言ってしまうキモヲタ系だな
>>296は。
ここの住民はシトロエンC3を選ぶ。 >>296
トーキョーバイク20って64000円だぞ?結構いい値段と思うけど? ミニベロ乗るならやっぱ406だろ
可愛さのインパクトが違うわ
ゆーなればサーカスの熊感が重要ってことだな
ホイールが大きくなるほど中途半端な自転車になっていく 「でも6〜8万円って高級車ですよね。高いですよね」というコメントが多くありましたが、私は首をひねりました。
6〜8万円って、安物のまっただなかでしょう。
日本でもヨーロッパでも、完全に自国生産していた時代は、自転車一台は、マスプロのスケール・メリットを用いても、大卒の月給ぐらいだったものです。
高けりゃいいというものでもない。
最高級の小径自転車のステムが一時期ボキボキ折れて設計変更をしていました。怪我をしたひともけっこういる。
フロントサスペンションが崩落して前輪バーストしたケースもある。
ヨーロッパの良く知られたスポーツカー・メーカーはロードレーサーを売っていましたが、最近聞かないでしょう?
アメリカでの事故をきっかけにして自転車から撤退しました。
雑誌でもちあげられているカリスマのフレームだって、なんにもない平地を走行中左右同時にフロントのフォークブレードが突然ボッキリ折れている。
私は神経質かつ臆病なんで、自分のつくった自転車しか信用できない。
ましてや海の向こうの、誰が作ったかわからない自転車など、とても信用できない気がします。
自転車とは本来、量産とは無縁で、高級服や眼鏡のように作られるべきものだと思う。 そうした価格体系では、どこか労働力の安いところで大量生産した部品を、また国外でアッセンブルして、輸入するということしかできません。
なにか趣味性のあることをやる余地は、その価格では不可能なのです。はたしてそれでいいのか?という話ですが、
私は大量規格品生産の家に住み、大量規格品生産のものにかこまれ、大量規格製品の食品を食べ、大量規格品の服を着て、
テレビ・インターネット・雑誌の情報にさらされるというのは、ほとんど個性の多様性のない昆虫のような世界になってゆく気がするのです。
そういう社会では、労働自体も、生き甲斐が感じられるようなものとはかけはなれた、いわゆるワーキング・プアを生み出すに違いありません。 ここ15年ぐらい、私は「自転車の価格」ということを考え続けています。
自転車をゼロから作ると言うことになると、それはたいへんな手間がかかります。
一般的には「フレームひとつ」とみなさん言いますが、それは
フロントのエンド2つ、リアのエンド2つ、チェーンステー2本、シートステー2本、フロントフォークブレード2本、ブリッジ2本、
ヘッドチューブ、トップチューブ、ダウンチューブ、ボトムブラケットシェル、ステアリング・コラム、それぞれ一本づつ。
計13個のフレームチューブ。それでもまだ出来ません。フロントフォークのクラウンがいる。計18個の部品が必要なのです。
これで最低限、ロードレーサーなら作れるでしょう。
ところが、これがツーリング車になると、たとえばカンティの台座が4個必要になり、直付けの手間がでてきます。
ワイヤーの直付けダボをロウ付けするのに、また最低でも6箇所。レバー台座直付けとなると8箇所。
チェンステーをツブさないとツーリング用のタイヤは入らないので、そこを「なかご」をいれて叩く手間もあります。
ツーリング車のほうがはるかにロードレーサーより手間がかかります。
面白いことは、自転車を1万円切るこのご時世で、ロッドブレーキの付いた実用車は、5万円以上、あるいは8万円を越えます。
これはどんなに頑張ってもロッドブレーキ式は設計・製造が難しく、決して安くできない、からなのです。
我々製作者・設計者から言うと、世の中で最も設計も製造も簡単なのはロードレーサー、逆に最も作るのが難しいのはロッドブレーキ、フルチェンケースの実用車です。大半の人はその逆を考えています。 フレームがスチールの場合、仕上げに要する時間というのもばかになりません。これがラグ付きのほうがラグレスより時間がかかりません。
これもまた、多くの人が考えている逆だろうと思うのです。
さて、それがアルミフレームだとすると、これはもう作るのは果てしなく簡単です。
2万円するかしないかで町乗り車輌の完成車があったぐらいですから、台湾・中国でのコストは推して知るべしでしょう。
カーボンフレームに関しては、「熟練の溶接工を必要とせず、パートタイマーで製造可能」という違いも大きい。
溶接工の場合、いくら教えても一生下手な工員もいる可能性があるわけですが、カーボン製造の人海戦術なら、
労働力の安いところでつくれば、このコストの点できわめて安く上げられます。
しかし、そういうものは、ほんとうのところ、「製作者の顔の無いフレーム」なのだろうと思います。
かつてのスチール・フレームのように刀工が作ったようなフレームではなく、名も無いパートタイマーが貼って作った
カーボンがメーカーの派手な転写シールを貼られて世に出てゆく。これはたぶん、別のカテゴリーのものなのです。 自転車の歴史をみると、私などは、自転車一台が一ヶ月の給料ぐらいが普通である、と思います。
それより安かったら、自転車を売るほうが割を食う。
ところが、労働賃金の安い諸外国で作らせて、価格勝負をかけてくるのが絶えないのが自転車の世界です。
たとえばの話、イランで紅茶を飲んだ時、日本円で3円〜5円ぐらいでした。
サラダからステーキ、スープのかかったご飯、くだものまで付いて、かつての王宮で食べて200円ぐらいだった記憶があります。
食べ物をイランからもってくるわけに行かないので、そういうことはできませんが、もし、商店街の中で、
紅茶1杯3円、味噌汁・ごはん・サラダ付きステーキ・ランチ150円とやったら、すべての飲食店はつぶれるでしょう。
紅茶1杯3円では自動販売機もつぶれる。
ところが自転車部品や自転車は腐らないので、そういう労働賃金がまるで違うところで作らせて、それを持って来て売ることができます。
それを大規模なところが薄利多売をしかける。
多くの昔からやっている自転車店が立ち行かなくなる背景にはそういうことがあります。 さて、多くの人から「高い部品と安い部品、高い自転車と安い自転車はどこが違うのか?」と聞かれます。これは
1)作っている国が違う。
2)使っている材料が違う。
3)作り方が違う。
としか言いようがありません。
価格のおてごろな部品とある程度高価な部品と、細部写真を載せてみます。
高価なものはデザイン的にもすぐれ、製造工程も手間がかかっているのが、写真からでもわかると思います。
ボトムブラケットの固定ふた部分は写真のものはアルミですが、アジア製日本印の安いものはプラスチック製で数年で割れてしまいます。
その昔、音楽用カセット・テープがアジア製だと5円〜10円ではいってきたと言いますから、自転車の部品も
プラスチックや樹脂を使うと極端に安くなるはず。
私がかつて英国でサンプレクスのデルリンの変速器の新品を数百個箱入り新品を見つけたとき、そこに伝票が付いていて、
一個300〜500円ぐらいだったのでビックリしました。もうガチャガチャや食玩の世界のコストなのでしょう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています