しばらく自転車を離れて海に出る。
海上保安部に出艇届け出して、はるか数マイル沖の海上をたった独りで漕ぎまくる。
4マイルも出れば水平線の下になって見えなくなる。
いずれは孤独感にさいなまれて挫折するだろう。
その時はまた自転車でも始めるさ。