>>734
ドロップのハンドル用フレームにアップ・ハンドルやフラット・バーを入れ替えたものはすべて
「外道のどうしようもない粗悪な乗り味である」とここで断言しておきます。

まず、シート72度〜74度では、サドルが後ろにひけないので、太ももがサドルのヘリにあたり、
幅のあるサドルが使えない。
そうすると細いサドルに起き上がった上半身の重さが、すべて細い股間にかかり、ドロップハンドルの場合より
はるかに航続距離が短く、劣悪な性能になります。

またドロップハンドル用の車輌ではアップにすると、バーエンドに膝が当る。
それを避けてハンドルを上げても今度はステムの長さが足りません。
ステムを伸ばせば操舵間隔が劣悪になると同時にステムがしなって、パワフル・ライドは不可能になります。

プロムナードといわれる車種はメルシェからRHまで乗りましたが、あの手のバケットハンドルに長いステムでは
ハンドル回りがポヨンポヨンしてまったく不愉快。

またチェンステー425〜435mmでは後輪加重が過大になってこの乗り味もまた不愉快です。
ですので手持ちのロードをアップハンドルに改造というのは無駄な努力です。