>>187
おっしゃる通りだけど、FTPを設定する目的は、一時間TTのタイムを予測することじゃないじゃん。
トレーニングの強度を決めたいから設定するんよ。その値をむしろFTPと呼ばなくたっていい。

で、Coggan先生が、LT=FTPという立場に立って、それをもとに練習のメニューを組み立ててるんだよね。
もちろんLTとFTPは違うので、練度が低い人の場合1時間TTのパワーがLTよりかなり低くなるという前提に基づいて
1時間TTのパワーをもとにメニューを組み立てて、きちんと整合性のとれたトレーニングするなら、
それはそれでありだと思う。でもその場合、1時間TTのパワーを基にどのくらいの強度で練習すべきか、
当然Allen/Coggan先生の理論は使えなくなるので、自前で組み立てた理論に基づいて、
強度を設定しなきゃいけなくなる。そこまでできるトレーナーがどれだけいるかだろうね。
俺はそんなデータや自前の理論なんか組み立てられないから、Allen/Coggan先生の書いた本を鵜呑みにしてるだけだけどね。
でも、アスリートの練度やメンタルによって大きく変動してしまう値をもとにメニューは組み立てにくいとは思う。

理屈ではLT=FTPではないことは承知しているものの、
やっぱり>>162の考え方でメニューを組むほうが組み立てやすいのは確かだと思うな。
ま、自分で全部考えられる経験のある人にはどっちでもいいんだろうと思うよ。