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アルバム全曲レビュースレ in アニソン板
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0001ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/06/06(金) 13:51:04ID:???0
商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュースレ。
CDを購入する際の参考になればと思います。

■関連
 アルバム全曲レビュースレ 18th(邦楽板)
 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1209871679/l50
 邦楽板アルバムレビュー保管サイト
 http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/al_domtop.htm
0041>>24
垢版 |
2008/09/06(土) 12:21:00ID:???0
04. INNOCENT DANCE ★★☆
製作当時、TWO-MIXでダンスミュージックを作ったらどうなるかというコンセプトで
作成されたというユーロビート。おそらく、アルバム最速のBPM値を記録。
やりすぎってくらいにオーケストラヒットを使いまくり、それっぽい声ネタを使い、
若干キツめのビートを使用しているので、ダンスサウンドとは言えなくはないが、
どっちかといえばなんとか豆腐店って車が峠を攻めてるイメージ。ブレイクがあれば
より、クッキリとしたイメージが伝わったのではないだろうか。

05. COME ON!! ★★☆
『お前、カモンベイベーって言いたいだけちゃうんか』と言いたくなる歌詞。
てか、コッチの方がモロレイヴ臭い。音の使い方とかがモロだもんなぁ。
より激しいのがお望みの方はクラブ系CDコーナーへ行きなさい。
長く聴いていると、ひらがなでしかしゃべれなくなりそうなきょくでもある。

06. ENDLESS LOVE ★★★☆
2ndシングルカップリング。後のTWO-MIXの主軸の一つであるシンフォニック調
デジタルポップの走りと言える曲。構成はシンフォ→レイヴ→シンフォというのが
大まかなこの曲の流れで、当時としてはよくがんばった方ではないだろうか。
実際に聴いてみるとカップリングにするにはもったいない出来で、なんでここで
タイアップをつけてくれなかったのかが不思議でならなかった。

07. BECAUSE I LOVE YOU ★★★
永野椎菜によるツンデレ(?)な歌詞に明るくもちょっと陰のある楽曲が乗っかる。
今のTWO-MIXから見ても珍しい曲調で、永野曰くライブのステージングを想像した曲。
どっちかといえばDA PUMPやSPEEDが歌いそうな曲調ではある。
曲中に聞こえる永野の声に女子がトキメキ、野郎はビックリ。ここだけ高山に
歌わせなかったのはちょっとだけリアルな感じがする。
0042>>24
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2008/09/06(土) 12:25:29ID:???0
08. DEAR MY REGRET ★★★
アルバムでは唯一、全編日本語で書かれているバラード。
正直、歌詞は重い。離婚直後に聴きたくない楽曲でもある。
静かに、淡々と展開されるのがより、失恋時の空気に似ているので怖い。
余談だが、高山はこの曲が感情輸入しすぎるという理由であまり歌いたがらないらしい。

09. T・R・Y ★★★★
後に副題とイントロ・アウトロを追加してシングルカットされる曲。
どういう経緯かは不明だが、急遽シングルカットが決まったらしい。この曲で永野が泣いた。
TWO-MIXファンの中でも人気の高い応援ソングで、サッカーファンにもおなじみ。
アルバムでは前述の要素は無いが、代わりに感想がちょっとだけ感動的になっている。
本作唯一の詞先で作られた曲のため、メッセージ性が強い。ちなみにこれも馬飼野康二作曲。

10. WHITE SAILING ★★☆
イントロからしてゴッツイおっさんの声が聞こえてきそうなくらい爽やかダンスポップ。
優しいヴォーカルと無邪気なヴォーカルが同居し、穏やかなシンセが空気を支配するので
アップテンポながら穏やか印象を抱かせている。後半の転調がより、明るい印象を
持たせている。まさに、正統派のポップスといえるだろう。で、ラストのコーラスだが...
どう考えても、数パターンもの声パターンを重ねただけにしか思えん...。
まぁ、ラストとしては悪くない。
0043>>24
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2008/09/06(土) 12:26:42ID:???0
総評 ★★☆
シングルがヒットして調子が出てきたTWO-MIXの2ndアルバム。この頃か世間に抱かれている
TWO-MIXのパブリックイメージに大分近づいてきている。
反面、歌詞は大分中二病っぽくなり、"!"や当て字の乱用が増えてきた。
オーケストラヒットを多用しているので、耳に厳しいアルバムではあるが、
デジタルポップスとしては悪くないで気ではあるので、気が向いたら聴くといいかな。
欠点は低音部の弱さ。より太い音を使えば、音に締りが出るんだが...。
しかし、TWO-MIXは低音部よりも高音部を好む音へとシフトしていくのだった。
0045ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/08(月) 01:57:38ID:???0
>>40
乙です

さて、すっかり時間が掛かってしまったが


Brilliant Moment / 橋本みゆき

1. TIME ★★★
PC『明日の君と逢うために』OP  作詞:みやび 作曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
爽やかさの中にも明るくなりきれない切なさを秘めた雰囲気のアップテンポ曲。
KOTOKOの「being」に曲調やギターのバッキングの一部が似ているので、
もしかしたらゲーム製作者側から「この曲みたいな感じで」という依頼があったのかもしれない。

2. 跪くまで5秒だけ! ★★★
TV『君が主で執事が俺で』OP  作詞:畑亜貴 作曲:渡辺拓也 編曲:鈴木マサキ
アップテンポの明るいポップチューン………彼女がこれまでに何曲も歌ってきた路線であり、
このアルバムにも他にいろいろ入っているが、そんな中にあっては、
この曲はいたって平凡な印象を受けた。
4つ打ちにギターに派手なシンセの味付け……歌メロも、悪くはないけどちょっと凡庸かも。
女主の気持ちをストレートに綴った(?)歌詞がこっ恥ずかしくて個人的にはちょっと苦手だ。

3. プリンセスラバー! ★★★★
PC『プリンセスラバー!』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:chokix
明るいアップテンポその2。
テンポが速い上に、そのスリリングな展開が更に体感速度を上げさせる曲。
勢い良くAメロに突入しつつ、Bメロでやや失速し袋小路に踏み入りかけたところを、
転調で突破口を開いてサビで勢いを取り戻す、その様はなかなか痛快である。
細部にまで凝ったアレンジで、最後まで飽きさせずに聴かせてくれる。
0046ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/08(月) 01:58:26ID:???0
4. to the sky ★★★★
PC『MagusTale 〜世界樹と恋する魔法使い〜』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその3。
何の変哲もない8ビートのロック調の曲だが、
メロディのクセの無さが無理なくこちらの気分を高揚させてくれる。
本人作の乙女チックな詞と併せて、ギャルゲ主題歌の王道を見せつけるような曲。

5. 秘密レシピ ★★★☆
PC『さくらシュトラッセ』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその4。
アップテンポとは言っても、他よりは遅めで音使いもややソフトな分、
かなり落ち着いた印象である。
前曲にも増して、乙女チック甘々ベタベタな歌詞が炸裂w
そして、前曲同様にいい意味でギャルゲ主題歌らしい、爽やかで耳馴染みの良い楽曲だ。

6. 愛のカケラ ★★★★
TV『School Days』第2話ED  作詞:橋本みゆき 作曲:福本公四郎 編曲:近藤昭雄
R&B調のソフトなバラードで、今作中唯一とも言える"変化球"的楽曲。
R&Bといってもあまりブラックな方には向かわず、
甘く囁くような歌声に合った甘美な音になっている。
こういう雰囲気も、ある意味アニソンらしいというか、アニソンの醍醐味の一つだよなあと思う。

7. せつなさのグラデイション ★★★★
PC『あかね色に染まる坂』OP  作詞:畑亜貴 作曲:冨田暁子 編曲:藤田淳平
明るいアップテンポその5。
作家の面子はあの「冒険でしょでしょ?」と全く同じ。サウンドの方向性には近いものがあるし、
導入部や終わり方などは意図的かと思わせるほど似ている。
予算の関係か、生の管弦はトランペットだけっぽいが、そのペットがサブメロディを中心に大活躍。
間奏ではジャジーなギターソロを巧く絡ませたりと、
Elements Garden随一のお洒落系サウンドの使い手・藤田氏の手腕が遺憾なく発揮されている。
メロディはあまりキャッチーなほうではないが、いわゆるスルメ的な魅力あり。
ここでのみゆき嬢は少しロリっぽい歌い方をしているが、もっと普通の声で聴きたかった気もする。
0047ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/08(月) 01:59:13ID:???0
8. True fairy tale from happy princess ★★★☆
PC『はっぴぃプリンセス』OP  作詞:橋本みゆき 作曲:田村信二 編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその6。
少し安っぽい感じのピコピコ打ち込みサウンドがベースになっているが、
そこにブラスやギターをつぎ込んでボリューム感をアップ。
夏に向きそうな爽快なポップチューンへと仕上がっている。

9. FairlyLife ★★★☆
PC『FairlyLife』テーマソング  作詞:川波無人 作編曲:松浦貴雄
明るいアップテンポその7。
高速かつハードなロックンロールサウンドだが、起伏が大きくてなかなかドラマティック。
高音域で歌われるサビは、シンフォニックな音の味付けと相まって高揚感がある。
地声での最高音があまり高くないみゆき嬢だが、ここで多用されているファルセットは結構イケる。
ライブでどれだけ再現できるのかは知らないけど。

10. あかねの坂 ★★☆
PS2『あかね色に染まる坂 ぱられる』OP  作詞:ヤマグチノボル 作曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその8。
PC版OP曲だけでなく、当時は発売前だったPS2版のOPであるこの曲も収録。
PC版の「せつなさのグラデイション」よりテンポは速く、音はバンドサウンド寄りで、
より直球的な明るさを持った曲である。
しかし…編曲がつまんないなー。鈴木マサキ氏が、自身の持つポップ・ロック編曲法を元に、
ただただセオリー通りに作りました、ギター弾きました、てな感じ。
いわゆる手抜きか、それともこれで手一杯なのか…。
歌メロのほうでは、サビの頭の部分が「跪くまで5秒だけ!」と被る。
同じアルバムに入っているだけに、これもちょっといただけない。
単体で聴けばそれなりに楽しめそうな曲だが、
同タイプの曲の多いこのアルバムにおいてはちょっと蛇足気味に思えた。
さて、今秋始まるアニメ版でもみゆき嬢がOPを歌うことが決定しているが、
さて今度はどんな曲が来るのやら…。
0048ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/08(月) 02:00:01ID:???0
11. natural tone ★★☆
TV『SHUFFLE! MEMORIES』ED  作詞:西又葵 作曲:アッチョリケ 編曲:鈴木マサキ
ピアノをフィーチャーした切なげなバラード。
アップテンポの続いた後というこの配置が実に美味しく、なんともいい雰囲気に浸ることができる。
ただ、アッチョリケという人のメロディセンスが元来自分とはあまり合わないというのもあって、
星は少なめ。

12. Star☆drops ★★★
PC『ほしフル 〜星藤学園天文同好会〜』OP  作詞曲:橋本みゆき 編曲:安瀬聖
切なさを打ち出した情熱的な恋の唄。
4つ打ちキックとディストーションの効いたギターを中心とした音作りで、
シンセやエレピをどこか上品に絡ませる、猥雑さのない洗練されたサウンドが良い。
歌メロはややパンチ不足な気がするが、聴き込むと意外と悪くない。

13. 微熱S.O.S!! ★★★★
TV『アイドルマスター XENOGLOSSIA』OP  作詞:畑亜貴 作曲:黒須克彦 編曲:大久保薫
畑のブッとんだ歌詞に、黒須による歌謡曲チックなマイナーメロ、
大久保の流麗なシンセストリングスやオケヒットの決めが印象的な打ち込みサウンド、
更には業界トップクラスのスピードと構築力を誇る飯塚昌明の惜しげもないギターソロ。
ランティスの楽曲でお馴染みの精鋭たちがそれぞれの個性をぶつけ合っているだけあって、
とにかく濃い。インパクトや存在感は、アルバム中でもやはり抜きん出ている。

14. Brilliant Moment ★★★
アルバムオリジナル  作詞曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
ハードなギターを入れたトランス調の曲で、
このアルバムでは貴重な、いわゆる"カッコイイ系"である。
特筆する点は見当たらないが、なかなかの完成度。
0049ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/08(月) 02:01:40ID:???0
15. two of us ★★★★
PC『はっぴぃプリンセス』ED  作詞曲:橋本みゆき 編曲:田辺トシノ
ラストに相応しいしんみりとした、ちょっと泣きの入ったバラード。
ピアノやアコギ等のソフトな音使いで始まり、
リズム楽器→歪みギターと増やしていって徐々に盛り上げ、
最後のサビ頭のブレイクを経て再び音で盛り上げる。
ややベタではあるが、それも良しと思わせるほど聴いていて安心感の得られる出来だ。


総評 ★★★☆
エロゲ出身歌手・橋本みゆきの3rd。
1stの全11曲、2nd全13曲と来て、今作は更に出し惜しみを控えた、
エロゲ曲の割合が多めの全15曲を収録。
そのせいか、半数以上が恋愛系ライトエロ作品に相応しいような明るいアップテンポ曲だったりと、
トータルバランス的にはイマイチ。しかし、今作に関しては曲数が多いというメリットのほうが強く、
佳曲がぎっしりと詰まっているおかげで、個人的には過去2作より満足度が高い。
本人による作詞・作曲が増えたのも今作の特徴で、決して技術的ではないが、
使用作品に合わせたかのようないい意味で恥ずかしい詞を臆面もなく書いてのけるその作詞センスは、
一種の才能と呼べるのかも。作曲に関しては、破綻もなく安定はしているものの、
その他の専門の面々に比べると多少劣っている感は否めない。
編曲は、約半数をギタリストでもある鈴木マサキが手掛けているが、
この人の編曲は幅が狭い上に深みも特にない。ただただ無難で平坦で、
こちらの予想を大きく外すような展開もアイデアもない。
ホント、ギターだけ弾いてりゃいいのに…。


わざわざクレジットまで書いてるのは、こういう情報が書き手にとっても読み手にとっても
レビューの良き補助になると思ったからであります。
0051ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/08(月) 13:45:53ID:VEMZaEah0
I've - diRTY GiFT

1. Overture ★★★☆

アンビエントテクノからノイズ系まで広くテクノで活動しているfishtone中坪淳彦作曲の導入部。
シンセブラスのアルペジオとピアノのフレーズに被さった太い男性コーラスと、それに続くストリング、シンバル等のシンフォニー系の楽器のアンサンブルが
オーケストラのような雰囲気を奏でる。分かり易く言えば癒し系の曲。
導入部とはいえ単体で聴けないこともない。もっと長くすれば一曲でも十分いける曲。

2. dirty boots ★★★

Sonic Youthのカバー。
原曲と比較すると電子音の要素が非常に強くなったテクノ・リミックス。元はバリバリのロックだがこちらのカバーもそれほど違和感はない。(個人的には)
KOTOKOの英詞の発音を除けば、引き締まっている感は十分にある曲。

3. SWAY ★★★★

詩月カオリには珍しいダークなアンビエント系ポップバラード。メロディーは歌謡系。
KOTOKOの幻想的な詞と曲間のコーラスが良く雰囲気を出している。2番サビの入りのドラムロールは時代を感じさせるw
こういう系で攻めれば詩月カオリももっと幅広く人気が上がる気がするのだが…。

4. World My Eyes ★★★★☆

中坪の得意なアンビエントテクノをオケに、島みやえい子の独特の低音を響かせた声のアンビエント・テクノポップ。MELLが作詞とコーラスを担当している。
MELLの書いた非常に幻想的な詞で、深い森の中にいるような感覚にさせてくれる曲。
飛び跳ねるようなリズムが気持ちいい。

0052ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/08(月) 13:46:59ID:???0
5. 砂漠の雪 ★★★★★

昔からのI'veファンの中ではMELLの代表曲であり、C.G mixの最高傑作と言われることもある名曲。
低域を響かせるノイジーなベースと高域をMELLの歌声とシンセのアルペジオが押さえ、中域を微妙にずらして配置した音が効果的。
MELLの熱い歌詞と切なげな演奏が非常に魅力的な名曲。

6. Disintegration ::Symphony Second movement:: ★★★

前曲をハイライトとして、ここからクールダウンさせる流れ。
I'veのGirls Compilation Vol. 3 Disintegrationの表題曲をオーケストレーションアレンジしたもの。
原曲がバリバリのテクノなのでそっち方面で期待しているとがっかりするかも知れない。
打ち込みなので低音の迫力に欠けるのが玉に瑕。井内舞子はオーケストレーションが書けるのか、と思った曲。
そういえばI'veが担当したエロゲのサントラにたまに壮大な曲があるのは井内の仕業かw

7. Last movement ★★★★

最後は中坪のアンビエントテクノ。
幻想的なコーラスと鋸波形のシンセアルペジオの音色が非常に気持ちのいい幻想的なラスト曲。


総評 ★★★★

ミニアルバムなのでここまでで40分ちょっとだが、飽きさせないアルバム構成。
途中でテクノ以外の曲が混じるので人によってはダレる可能性があるが、名盤と言える出来。
コミケ限定盤なので再販がないのが悔やまれる、名曲ぞろいのI'veアルバム。
0056ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/15(月) 13:17:57ID:???0
ちょっと番外編っぽいが...


the ジブリ set / DAISHI DANCE

01. 天空の城ラピュタ:君をのせて feat.麻衣 ★★★
ちゃっかりと、久石の娘である麻衣がヴォーカルとして参加。
柔らかなヴォーカルがハウスビートに乗って、優しく展開していく。
何で英訳しちゃったんだろう。日本語の方が日本人にはしっくり来るんだが...。
元々、DAISHI DANCEはDJとして活動していたからしょうがないとはいえ、
クラシック好きにはこのピアノは耐えられないだろうな。

02. 千と千尋の神隠し:あの夏へ ★★★★☆
赤いフィルターがかかるDVDを発売してしまったことで話題となったあの映画より。
DAISHI DANCE名物のピアノが爽やかな夏を演出。
夏のドライブにはちょうどいい感じのメロディラインとビート。
実はハウスビートと相性がいいんだな、久石メロディー。
個人的にはオススメトラック。ドライバーにはオススメです。

03. となりのトトロ:風のとおり道 ★★☆
トトロも名曲が多いのだが、その中でも知名度が高いインストはこれだろう。
オリジナルに近いベル音でメインフレーズを奏でているが、ビートが強い。
踊らすなら、メインフレーズの音を変えた方が良いだろう。
この音ならアンビエント風にした方が映えると思うぞ。
途中からピアノとSEになるのはこれはこれでいいかな。
で、ピアノがメインフレーズとなってハウスビートに戻り、
あのベルになるのだが、最初からピアノにして欲しかった。
0057ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/15(月) 13:21:35ID:???0
04. おもひでぽろぽろ:The Rose feat. Lori Fine(COLDFEET) ★★★☆
COLDFEETのLori Fineが参加した郷愁サウンド。
こちらでは生ベースで奏でられた、ノリのいいハウス。
ヴァイオリンは...これ、打ち込みだろ。amazonのレビュアーは騙されたようです。
まぁ、生特有の温かみは無いけど、空気を演出するならこれでいいだろう。
Loriのヴォーカルも悪くは無いんだけど、ちょっと若い。
深みのある声が出せたら文句無いんだけどねぇ。もっと年配の女性を
ヴォーカルに据えたらよかったんだが...予算の都合で無理ですか、そうですか。
ちなみにこの曲はアマンダ・マクブルームのカヴァーで、歌詞からしてオリジナルを
基に作ったんでしょう。高畑勲涙目。

05. 魔女の宅急便:海の見える街 ★★★
ユーミンだと大量に金を取られると思ったのかwこちらのインストを使用。
おなじみのピアノで奏でられる旋律はすごくいいのだが、オリジナルが持つ
ヘタ...イタリアンテイストがちょっと薄れたなとも思える。
ミラノを連想させるような音をふんだんに使って欲しかったな。
まぁ、乙女ハウスとしては十分に機能しているんですがね。

06. ハウルの動く城:人生のメリーゴーランド ★★★★
ハウルのキャスティング以上に、生娘に若い声を出せない熟女を起用したことが
大問題だと個人的には思ってる(アレは酷い...)、ハウルの動く城より。
はっきり言って、メインよりも脇の方が上手いぞ、マジで。
オリジナルも3拍子なので、当然この曲も3拍子のハウス。
ん? これってテンポを上げたら某むっちりしていくアニメの曲っぽくね?
それはともかく。これはディスコ風に言えばチークタイム用。
0058ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/09/15(月) 13:23:46ID:???0
07. 風の谷のナウシカ:ナウシカ・レクイエム ★★☆
当時、多くの子供にトラウマを刷り込んだ曲が登場しましたよ、と。
流石にお子様ヴォーカルは登場しないのがありがたい。が、木琴も不気味やって。
そして、短っ! 流石に長くプレイすると、精神崩壊すると判断したんだろう。
大丈夫。当時5歳の麻衣みたいな声が乗らなきゃw
なので、安心して聴ける一曲となっています。

08. 風の谷のナウシカ:風の伝説 ★★★
で、その後にこれですかw まぁ、これも王道的な乙女ハウス構成。
若干強めのスネアがちょっと気に食わない。アレは使わなくてもいいんじゃね?
ただ、打ち込みとはいえヴァイオリンが強くないか?
アレだと、ちゃんと音を調整しない限り、音が割れそうな気がするんだが...。

09. もののけ姫:もののけ姫 ★★
今回はインストヴァージョンを採用。歌唱ヴァージョンは知っての通り、
ウリ専をぶん殴った某カウンターテナーだが、アレは金がかかると判断した模様。
まぁ、元のメロディが良いからインストでも十分に通用するんだが。
しかし...この打ち込みは失敗。これはクラシックファンに叩かれる(^^;
一拍目を強くするのってすごくヘタに聞こえるんだよね...。DDさん、それ、知ってる?

10. 千と千尋の神隠し:いつも何度でも feat.Chieko Kinbara ★★★★
これも歌い手を起用してないが、メインフレーズをヴァイオリニストの
金原千恵子が担当。もちろん、生ヴァイオリンなので演奏は大丈夫。
しかし、なんでこの曲を選んだんだ...。すごく乗りにくい、この曲を。
おかげですごく...眠いです。いい曲なのに、生ヴァイオリン特有の
リラクゼーション音波で脳が「おやすみなさい」と言いたげなんですが...。
0059ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/09/15(月) 13:41:43ID:???0
11. 耳をすませば:Take Me Home Country Roads feat. arvin homa aya ★★★☆
オリジナルはJohn Denverによるポピュラー曲。音の空気からして、
Olivia Newton-Johnヴァージョンを参考にしたのかもしれない。
ヴォーカルはDAISHI DANCEの音源では常連であるarvin homa ayaが担当。
ジブリ版だと、カントリー要素が素朴なヴォーカルとマッチしていていいんだけど、
これだと変に都会ぶっていて嫌味に聞こえる。土臭いアレンジにしてほしい。

12. となりのトトロ:となりのトトロ ★★★★★
締めは誰もが認めるアニメ、となりのトトロメインテーマ。
まぁ、こういうwktkなメロディーだとこういう曲はに合うから文句はない。
こういう路線の曲をメインにし他方がいいんだけどなぁ。
ベースの音圧から、アフターパーティ向けかな。
0060ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/09/15(月) 13:49:10ID:???0
総評 ★★
全編スタジオジブリ音楽のカヴァーという反則技を用いた一枚。
クラシックファンからすれば打ち込みによるピアノとヴァイオリンにムカついて、
即行で停止ボタンを押したくなると思う。自分も打ち込みが上手いと思ってない。
生っぽい打ち込み(サンプリング?)を行ってるから、余計にね。
ただ、久石を中心としたジブリ音楽のメロディーラインを活かそうと努力しているのは
手に取るようにわかる。空気演出も必死に考えてるだろうし。
ただ、DJ特有の感覚でやったがゆえにああなったのは、仕方ないとはいえ、
クラシックファンが多そうな久石ファンには不満タラタラの仕上がりになっている。
フロアでは十分なクオリティなのだが、ホームリスニングには向かない。
もし、聴くのであればDJにリクエストしてからにした方がいいだろう。
あと、純粋な久石好きのクラシックファンは絶対に聞くな。ディスク割る恐れがあるから。
0061ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/09/17(水) 01:43:06ID:???0
久しぶりにきたら色々きてる

>>52

やっぱI've の最高傑作はdiRTY GiFTだな
これぐらいの曲数がダレなくていいのかもしれん
砂漠の雪は何度聴いてもしびれる

>>60

ジブリリミックスならキラキラジブリも面白かったな
0062ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/10/03(金) 00:27:53ID:???O


これだけ質の高いレビュー、この板での需要はあるのか?
やっぱ本スレでいいと思う、後でまとめサイトでも読みたいし。最悪マルチでもいい。
0064ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/10/03(金) 00:57:43ID:???0
本スレだと、アニソン知らない人にもある程度理解できるようにと、
そんな心遣いが必要になってくるから面倒だわ。
そういうのを無視して書いたとしても、場違い感が出てしまいそうで怖い。

それがこっちのスレなら、
いちいち説明しなくても解ってもらえるようなことも多いという利点がある。

アニソン好き以外にも聴いてもらいたいような作品の場合は向こう、
そうでない場合はこっちという具合に、住み分けていいと思うんだがなあ。
0065ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/10/10(金) 02:24:29ID:???0
こっち向けっぽいレビューを投下〜
平田 祥一郎全面プロデュースのキャラソンCD。

あいたくて… Love songs 〜a pieece of my heart〜 / KONAMI

1.Funny Funny Face / 二宮千菜&二宮麻子(川澄綾子&浅木舞) ★★★
二宮姉妹によるゲームOP曲。
甘いフレンチハウスポップス。
PVがあったらファギーな映像で、ぬいぐるみが大量にある部屋で姉妹が歌ってそうな甘ったる〜い空気。サビが覚えやすくて良い。
歌唱力は元気っ子の方が実は巧いということも無く、姉の勝ちか。

2.BLOOM / 二宮千菜(川澄綾子) ★★★
これまた甘ったるいフレンチポップ。
キャラのイメージにしてポジティブな曲調。バックコーラスのレベルたけー。
細かく入ってくるスネアが良いリズムを作ってる。

3.Kiss Me ☆ Darlin' / 藍原ひびき(半場友恵) ★★★☆
オケヒットを使ったり、ピョコピョコしたリズムだったりとアイドルポップ路線を狙ってるが、作曲者のフレンチ/ハウス趣味は消えておらず、お洒落な要素が残っている。媚はあまり感じられない。
ノリが良く、恥ずかしい歌詞のサビも覚えやすくて良い。
歌が巧いというキャラ設定だが実際の歌唱力は並。

4.漂流花 / 入江里沙(浅野まゆみ) ★★★☆
クールな先輩によるクールな曲。
ビヨビヨ鳴ってるベースに、控えめのカッティングギター、R&B系のバックコーラスと大人の雰囲気。
ラストのサビ入りにエフェクトが掛かってるのにヤラれる。
0066ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/10/10(金) 02:25:22ID:???0
5.MIRROR / 神城 絢(鈴木好未) ★★
格闘技に強い男前なキャラが歌うゆったりなバラードありがちといえばありがちな組み合わせ。
優しい歌声によるメロウなメロディは悪くないが少々インパクト不足か。

6.BAKKAじゃない? / 三好直人(谷山紀章) ★★★★★
ギャルゲーソング集なのに男キャラ。しかも一番良い。
歌うはユニットGRANRODEOで有名な谷山紀章。第一声の時点で段違いの歌唱力をこれでもかと見せ付けてくれる。今作の超レベルコーラス隊とタメを張ってる。この人だけレベルが違います。
曲はいかにもチャラ男が歌いそうなアップテンポのハウス/R&B。バッキングピアノがカッコよすぎる。
正直こいつになら掘られても良いと思った。

7.恋(ハートマーク)しよう / 二宮麻子(浅木舞) ★★★
アップテンポのフレンチポップス。コテコテのストリングスやらチャイムが良い味出してる。
乙女一直線なサビに萌え。
バックコーラスの「fuu fuu」が癖になる。
このCDのメインはバックコーラスの皆さんです。

8.天使がヤカマシイ (遠藤加奈子:佐藤美佳子 & 星野映美:菊地祥子 & 楠木ともみ:竹ノ内美奈子) ★★★★☆
騒がしい三人娘のユニット曲。歌詞はモロにイマドキの女子高生。歌は三人とも上手い。
Aメロからサビまで三人の掛け合いが素晴らしい。KONAMIのユニット曲の中でもかなりレベルが高い。

9.グレープフルーツ (篠崎百合華:飯島京子) ★★★★★
とびっきり爽やかイントロの時点で逝く。ボーカルが入って再度テンションがあがる。
サビは名メロディ。バックコーラスの「my first kiss〜♪」が好き。
真面目な百合華先輩が笑顔でコレを歌ってると思うと胸が熱くなってくる。グへへ。

10.あいたくて・・・ (二宮千菜:川澄綾子 & 二宮麻子:浅木舞) ★★★★☆
ゲームED曲。スローテンポのポップス。
極上メロのサビに思わず涙してしまう名曲。
ピアノがフェードアウトしていくアウトロがまた感動的。
0067ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/10/10(金) 02:26:26ID:oSLu9r2L0
総評 : ★★★★☆
同社のUDXシリーズでShoichiro Hirata、D.J. Spugnaなどの名義で活躍している平田 祥一郎が全曲作曲している。
日本人離れしたお洒落なハウス、2step系へのアプローチはここでも健在。普段そっち系のジャンルを聴いている人でも受け入れられるだろう。
トラックを迎え撃つ声優勢も高レベルが揃ってる。難点はお洒落すぎてアニソン好きに受け入れられるか微妙というぐらいだろう。
悲しくもゲームは売れなかったが、キャラソンCDは作曲、歌い手とも文句無しの活躍をしている良盤である。
いまではプレミアがついてしまっている今作だがそれも納得の出来と言えるだろう。

ちょっと良いように書きすぎたかも。
0068ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/10/18(土) 15:23:14ID:PY2ygH6u0
hoshu
0070ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/10/19(日) 18:57:57ID:j/AruTb80
平野綾のRIOT GIRLお願いします
0072ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/02(日) 21:16:10ID:???0
Instinct / GRANRODEO

01. Black out ★★★
リードトラックである正統派ハードロック。一般的なハードロックのイメージと合致するサウンドだが、
トラック自体は緩急が出ており、音もよく作られている。
KISHOWの声も若干ヴィジュアル系(B'z稲葉の方が近いかも)寄りだが、勢いがある。
なのにポップな印象も抱くのはメロディラインのせいだろう。

02. デタラメな残像 ★★★☆
8thシングル。ちょっとAメロの進行がマニアック。が、サビは強烈。
ただ、ラップは蛇足っぽいかな。ギターソロは邪魔にならない程度なのだが、
このタイプだともう少し暴れても大丈夫なような気がする。
これは他の楽器隊にも言えることだけど。

03. Darlin' ★★★★☆
ポップス寄りの次回シングルリリース予定曲(2008年12月発売)。
若干、パンクに誓いノリで突き進むファストトラックで、メロもキャッチー。
KISHOWの性質を考えると、このタイプの曲が一番性質を活かしているように思える。
ラストでは女性リスナーが喜びそうな音を入れている。
0073ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/02(日) 21:17:13ID:???0
04. CANNON★BALL ★★
タイトルがポップなミドルチューン。二番ではちょっとしたボヤキが導入。
が、これはこのタイミングで入れる必要があるのか? 間奏ならともかく。
それ以外は悪くはない。が、ちょっと優等生過ぎるところがあるんだよなぁ。
耳の肥えたリスナーには面白みがないかもしれない。

05. 甘い痛みは幻想の果てに ★★★★
iTuneで先行配信されたデジタルシングル。楽曲自体は正統派ハードロック。
正統派トラックというのは実力が無ければ聴き映えがしないのだが、
KISHOWは若干ヴォーカルがヴィジュアル系寄りとはいえ、安定しているし、
ギタリストは六三四Musashiで十分に実力を証明しているので当然、良いトラックとなる。
ラップもタイミングも長さもバッチリ。若干歌詞が古臭いのが気になるが、
まぁ、それは許容範囲だろう。

06. アウトサイダー ★★★☆
ミクスチャーっぽいアレンジを施したファストチューン。最初こそ、それっぽい展開だが、
サビになると、急激にクサくなる素敵トラック。もちろん、KISHOWも負けじと
サビ以外ではダーティな歌い方を多用している。若手では随分と起用な歌い手である。
わざと、音をダーティに仕立てているのが楽曲タイトルに寄り添ってるように思う。
0074ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/02(日) 21:18:57ID:???0
07. Instinct ★?
インスト...と見せかけて、GRANRODEOが喉や楽器を暖めている現場を録音したようなトラック。

08. 愛すべきSTUPID ★★★
で、エンジンをふかした結果がこれだよ! ハードになったツイストと言えばいいのだろうか。
そんな印象を抱いてしまった。歌い方のせいかもしれないけど。
曲はスローチューンだが、展開はかなりハード。バカ女を愛してしまった男の歌...かな。
しかし、前曲の流れからファストチューンになると思ったらスローチューンとは...。
ファストチューン好きのハードロッカーには肩透かしかもしれない。
ただ、ラストのギターソロは必見。官能的にピロピロ弾き倒しています。

09. ここにあるぬくもり ★★★★★
非ハードロッカーにとってはようやくバラード。ハードロッカーには休憩地点。
そして、ここぞとばかりに生ストリングスとピアノを導入。く、クサい!クサすぎる!!
メロディー単体も歌詞もクサいが、アレンジが余計にクサさを引き立たせている。
欠点はクサすぎて、普通の人には受け入れにくいことだろうな。

10. HEAVEN ★★★★
5thシングル。イントロがピンクスパイダーっぽいw
と思ったらSIAM SHADEっぽくなったよ! つまり、ジャパメタ総ざらい。
そりゃ、アニソンってことを考えなきゃハードロッカーに受けるわ。
曲はすごく身も蓋もなく言うとSIAM SHADE+hide(Zilchでも可)といったところ。
0075ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/02(日) 21:19:52ID:???0
11. NOT for SALE ★★★★
2ch的にはヘブン状態でおなじみのゲームのOP主題歌だった7thシングル。
にも拘らず歌詞は明らかにゲームに対する批判だろ、それw
若干、音が薄いのが気になるが、モッシュするには十分。
ギターも攻撃的なので、攻めたいときに聴くといい感じかと。

12. delight song ★★★☆
自身発のノンタイアップとなった6thシングル。
タイトルを意識したのか、ポップス寄りのメロディとなっており、
アレンジも全盛期のSIAM SHADEのようなサウンドメイキングになっている。
万人受けしそうな空気だが、実は割りとテクニカルだったり。

13. Beautiful world ★★★★☆
なんとなくだけど、ドラマのEDに使われてそうなスローチューン。
若干ブルージーながらも、ブラスやストリングスを使うことで華やかにしている。
ちなみにドラムはそうる透という贅沢な起用。
途中でストリングスやブラスがハーモニカっぽい演奏をしているのが面白いし、
間奏でブラスがヴィヴァルディの春を吹いているのも遊び心があるし、
正にラストといった展開がすごく聞いていて気持ちいい。
が、個人的にはこの曲が終わるとつい、アンコールといいたくなる。
0076ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/02(日) 21:20:44ID:???0
総評 ★★★★
声優の谷山紀章a.k.a.KISHOW率いるハードロックバンドによる2ndアルバム。
前回は正統派ハードロックほ主軸に多様な展開を見せていたようだが、
今作では和製ハードロックを主軸にしているため、よく聴くとこれまで、
シーンに登場した日本のHR/HMバンドを連想させる楽曲がいくつか見られる。
正直、こうなると完全に好みの問題で、今作は日本のバンドの方が好きだという
人に向いているアルバムになっている。
SIAM SHADE、LOUDNESS、Lazy、hide、B'z等が好きな人にオススメ。
そして、ハードロック入門の一枚としても数えていいと思う。
0077ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/02(日) 21:22:53ID:7Mxek26Z0
久々にレビュー書いたけど、どっちかといえば本家向けのレビューかも。
で、今はMELLのレビュー書いてるんだけど...アルバム自体が向こう向けだから
コッチに投下するか非常に迷っている。

あと、Asrielもコッチでおk?
0080ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/02(日) 22:54:27ID:???0
>>77

どっちの住人により読んでもらいたいか、という基準で選んでみては?
そのGRANRODEOのレビュー内容なら、向こうでも興味をもってくれる人がいそうな気がするけど。
0082ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/03(月) 00:47:37ID:???0
>>78
確かにw
けど、KOTOKOが投下されてる実績もあるのと、
Red fractionがフロアで受けた経緯もあるから
(とはいっても受けたのはG.M.Sのリミックスの方だが)
その転が非常に悩みどころだったり。

>>80
そう言ってもらえると助かる。
まずはこちら向けのレビューとして書いてみるよ。
そして、レビューは実を言うと向こうに投下する目的で書いたんだ。
けど、自重してるうちに次スレに移動orz

>>81
こればっかりはまとめサイトの中の人に聞かないとわからん。
中の人がチェックしていればいいんだけど...。
0083ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/03(月) 16:36:58ID:???0
MELLSCOPE / MELL

01. SCOPE ★★★
作曲は高瀬一矢が担当。なにやらKOTOKOが喜んで歌いそうなダークミドルチューン。
クリップも「どこのゴシックバンドですか?」と言いたくなるくらい。
歌詞も邪悪な雰囲気を漂わせている。どこかヴィジュアル系っぽくもある。

02. Red fraction ★★★★☆
「BLACK LAGOON」OPでおなじみ、ハードトランスのメジャーデビュー曲。
アニソンかつ英語詞であるにも拘らず、しっかりとオリコン11位をゲット。
楽曲自体はI'veらしいといえばらしいが、高瀬自身がプレイするギターが
さらにハードさを際立たせている。この曲でMELL=ヘヴィ+デジタルの
方式が組み立てられていったように思う。

03. Way beyond there ★★☆
高瀬+中沢コンビによるミドルチューン。これまでの流れに沿ってダークに展開。
これもKOTOKO辺りが喜んで歌いそうな楽曲だなぁ。
美しいピアノの音色とダーティーで硬質なギターという対比の中、
感情的に揺れ動くヴォーカルが印象的に漂う構成となっている。
こうなると、完全なバンドサウンドで作って欲しくなるな。
0084ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/03(月) 16:37:41ID:???0
04. repeat ★★★
PCゲーム「堕落」OPテーマ。過去楽曲が多いMELLだが、まさかこの曲を
引っ張ってくるとは思いもしなかった(^^;
ゲームがゲームだけに、この曲もダークなスローチューン。
サイケっぽいシンセがなっているけど、メロディラインは若干、トライバル要素が
組み込まれている。だからなんだろうなぁ、最後の曲がああなったのは。
ちなみにこの曲、中沢曲かと思ったら高瀬曲だった(^^;

05. Virgin's high! ★★
井内作曲の3rdシングル。そして、アニメ「スカイガールズ」OPテーマ。
最近のI'veで聴かれるようになったヘヴィーなファストチューン。
しかし、この曲に関して言えば別にMELLでなくてもよかったのではと思う。
最近、この手の曲を歌うようになった川田でも良いのではと思ってしまう。
それでも、英語交じりの歌詞を違和感無く歌えてるMELLの方が映えるのは確か。

06. no vain ★★★☆
2ndシングルの2曲目。この曲と続く3rdシングルでは2曲目のPVが製作された。
ソフト路線のMELLはあまり注目させたくなかったんだろうか。
閑話休題。
楽曲はサイケ色が強いハードトランス。若干、アジアンテイストのメロディが特徴。
このメロディ...こりゃG.M.Sが喜びそうな感じがするなぁ。
(後にG.M.Sがリミックスを手がけていたw)
改めて、この曲はアニソンにしなくて正解だと思う。こんな濃い曲、向かないって。

07. Permit ★★★★
PCゲーム「真説 猟奇の檻」EDテーマ。I'veコンピ「Collective」にも収録されている
メジャーデビュー前のMELLを代表するバラードナンバー。
原作詞はMELL自身が手がけているが、ハリー吉田が英訳を手がけている。
中沢と尾崎のコンビによって作られたこの曲はアコギ主体の王道バラード。
こうして聴くと、しっかりと作られていることがわかり、MELLも丁寧に歌いあげている。
休憩地点でありながらも、彼女の歌唱力を実感できる名曲。
0085ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/03(月) 16:38:22ID:???0
08. Under Superstition ★★★
井内作曲のミドルチューン。そして、またもダーク路線に戻りますよ。
出だしでビビるが、故障ではない。とりあえず、会社にいたければ上司の前で歌うな。
それくらいに歌詞が過激。曲も実はかなり狂気に満ちたアレンジを施してある。

09. Kicks! ★★★★
3rdシングル2曲目。「Red fraction」「no vain」に続くハードトランス。
BPMはシングルカットされたハードトランスの中では若干早めに設定され、
キーも高め。されに、攻撃的な音をメインに据えている。
昨今のI'veトランスで攻めの一手に出たサウンドはすごく久しぶりだし、
音も実は「Vrigin's High!」より良くないかと思ってしまう。

10. The first finale in me ★★★★
中沢作曲の王道バラード。こういうバラードはI'veだとえい子先生の土壇場って
イメージが強いが、なかなかどうして、MELLも曲に合わせた歌い方をして、
違和感無く、楽曲の世界を表現している。
ダークな楽曲が連発されているので、これでようやく休めるといったところか。
...なんか間違えてる。本来、こういう曲ってラストじゃないの?
0086ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/03(月) 16:39:51ID:???0
11. 美しく生きたい -10th Years anniversary mix-  ★★★☆
I'veデビュー曲のリメイク。オリジナルはPCゲーム「吐溜 -TRASH-」EDテーマ。
これまでのダークサウンドがウソのようにポップスへとシフトチェンジ。
とはいえ、「Kicks!」からこの曲だったら違和感でまくりだっただろうなw
アレンジはトランス色が強いダンスポップ。楽曲のポップさにあっていると思うが、
流石にキーは下げないで欲しかった。

12. repeat -Deep Forest Remix- ★★★☆
当時、Deep ForestがI've曲のリミックスを手がけるなんて想像し得なかった。
が、まさか実現するとは思っていなかった。ファンは愚か、本人でさえ。
実現した今となっては、とにかく驚愕としか思えない。
肝心のリミックスは...まぁ、予想通りDeep Forest特有の電子音とトライバル音が
融合したミドルチューンとしてリニューアルしている。
流石に大御所だけに音は素晴らしく、よくある投げやりなリミックスではない。
が、これはI'veユーザーに受け入れられるかと聞かれると悩む。
個人的には「I'veらしくないけど、リミックスとしては素晴らしい」かな。


総評 ★★★
MELLのメジャー初のフルレングスアルバム。ジャケット撮影等はフランスで敢行したとか。
楽曲は同じI'veならKOTOKOが喜んで歌いそうなダークサウンド満載で、
アップチューンはハードトランスがメインという、ある意味メジャーI'veの集大成。
しかし、楽曲は良くてもリピートするには重い音が大半を占めるこのアルバムでは
体力が無いとできないし、ポップチューンも後半に固まるというバランスの悪さが
目立ってしまっているのが最大の欠点。曲順をもうちょっとバランスよく配置すれば
名盤として十分に語り継げるレベルに持っていけるのだが、もったいない佳作。


蛇足だが、このアルバム、某店で購入したのだが
置いてあったコーナーがJ-POPでもアニメでもなく
ヴィジュアル系コーナーにおいてあった。何故w
0087ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/08(土) 08:52:10ID:drbwFcnQ0
にしても、レビューが少ないね。
アニソンだとレビューが難しくなるからかな?
0091ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/08(土) 21:25:11ID:???0
確かに、アニソン買う人ってその曲が入っているシングルは買うけど
アルバムを買うのは歌い手のファンじゃない限りは難しいな。
そういった意味ではソニーが最近やってるコンピ商法は上手いな。
0093ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/19(水) 01:26:02ID:???0
>>72に触発されて初レビュー投下。彼らとゆかりのある人です。

 dream link / 栗林みな実



1. dream link ★★☆
 キラキラしたシンセから重いストリングスに繋がる表題曲。
 アップテンポで疾走感はあるがサビで盛り上がり切らないという良くも悪くも煮え切らないシリアスなメロディに、生ストリングスが活躍する打ち込みダンスビートという組み合わせは合ってはいるが、装飾し過ぎで聞いていて疲れるのが難。
フランス料理のメインディッシュのようなもので、こってりとして満腹感は十分得られるが、正直1曲目からそんな重すぎるものを出されるのは……。
 とりあえずこれとTr2、Tr14(つか菊田大介編曲)はBGMにはとことん向かない。

2. Love jump ★★☆
 シングル曲でTVA『紅』OP。
 前曲の流れを引き継いだアップテンポなトランスナンバー。
 展開につぐ展開で、聞いていて自然と気分が高揚する歌メロが良い。
 が、Tr1同様とにかく無駄に音数が多い。メロディ的に少なくした方がいい所までガチャガチャ鳴らしています。
 もとはスレンダー美人なのに、ゴテゴテと着飾り過ぎてピザに見える感じ。自分が作曲したものだと遠慮がないのか。
 ちなみにタイアップ作品には全く合ってないです。あれはない……。
0094ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/19(水) 01:29:01ID:???0
3. Wonderful Worker ★★★☆
 「働くあなたって輝いてる〜♪」というニートフルボッコな曲。もとのメロディはラジオのコーナーで出来たものらしい、アルバム新曲その2。
 アップテンポで弾むようなメロディに軽快な打ち込みサウンド、そして上のような歌詞と正しく応援歌。
 栗林のボーカルはこういう軽快で明朗な曲調が一番生きる気がする。本人のコーラスも爽やかさを出していていい感じ。
 ただ、サビの「素敵」と「綺麗」だけは音程が気になった。あれはわざとなんだろうかw

4. 抱きしめたその後で ★★
 PS2用ゲーム『ガンパレード・オーケストラ 青の章 〜光の海から手紙を送ります〜』の主題歌。
 栗林が作曲した場合、作詞も同じ栗林である曲がほとんどだが、これは珍しく作詞畑亜貴で栗林は作曲のみ。
 とはいえ曲自体は栗林曲でよくあるメロディをギターメインのバンドサウンドで表現したもの。
 歌メロがキャッチーなのは確かだが正直飽きやすい。畑亜貴の歌詞もこれに関しては普通。
 いや、さすがに電波なのを持ってこられても曲調に合わなかったと思うが。

5. But,metamorphosis ★★★
 シングル曲でTVドラマ『キューティーハニー THE LIVE』ED。
 ちょっとavexっぽい、安っぽさと紙一重のデジタルサウンドに、ミドルテンポで暗く重いメロディと印象的なフレーズの多い歌詞が上手くハマっていて意外と聞き飽きない。
 畑亜貴は電波だけじゃない、シリアス路線の作詞も上手いということを再認識させてくれる曲。
 個人的にはこういう路線も良いと思うのだけど、売上は悪かった。
0095ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/19(水) 01:30:11ID:???0
6. 涙の理由 ★★★★
 TVアニメ『School Days』EDの1つ。
 タイアップらしく、ずっしり重いバラード。
 こういう暗く情念の籠った曲だと栗林のボーカルは泣いているように聞こえて意外にハマる。
 メロディ・サウンド共にあざとく感じるほど重く、切ない。だがそこがいい。
 間奏のギターソロも上手い流れで入ってくる。というか、飯塚昌明は自分(ギター)が上手く目立てるように作編曲している気が。
 歌詞も非常に良く、「愛されなくても愛したくて 愛すれば愛されたくなる」というフレーズが個人的にはドツボ。
 アルバムに収録されているにあたって歌が録り直しされているが、以前のとそこまで差はないと思う。

7. United Force ★★★☆
 シングル曲でTVA『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』OP。
 『Crystal Enargy』と同系統で、あれをコンパクトにまとめた曲、といったところ。
 最初のAメロと大サビ以外のメロは短く、その展開の早さが小気味良く感じる。
 シンフォニック要素を含んだサウンドを含めて、アニソン好きなら大方外さないだろうという手堅い仕事ぶり。
 ちなみにこれ以降栗林作曲でシングルカットされることはなくなる。売上が低迷していたのが原因だろうか、しかしさらに(ry

8. 海から始まる物語 ★★☆
 PCゲーム『Summer Days』のグランドED。
 グランド、と付くような曲にこんなことを言うのは失礼かもしれないが、休憩地点、という言葉が良い意味で似合う穏やかなバラード。
 海辺の波打ち際のようなトラックが静かでいい感じ。そのままゲームのBGMに使えそう。
 ただ、こういう曲には甘くて鼻にかかったような栗林のボーカルは合わないような。
 そう感じたので☆ひとつマイナス。
0096ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/19(水) 01:31:43ID:???0
9. Rain Rain ★★★
 アルバム新曲その3。
 音数はTr8と同じく少なめだけど、こちらはメロディも楽器の音色も明るいので、栗林の歌声が良く映える。
 ストリングスが普通はブラスでやるようなメロディを弾いてるのが面白い。
 でも本当にブラスでやったんじゃ多分浮いてたので、ストリングスで正解だと思います。

10. Yell! ★★☆
 シングル曲でTVA『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』OP。
 タイトル通り応援歌だけど、サウンドはTr3とは真逆。ちなみにリアレンジ。
 兎にも角にもベースが目立ちまくり。明るい曲だけど低音部の強さはアルバム随一。
 反対に歌メロはキーが高く、サウンドには埋もれてないが、印象に残りにくい。
 個人的にはアリだけど、純粋に栗林のボーカルが聞きたい人にはどうなんだろう……。

11. Eternity ★★★☆
 OVA『君が望む永遠 ?Next Season?』ED。
 Aメロ〜Bメロの大半は静かに歌い、サビで一気に壮大になる王道バラード。Bメロラストからサビへの持って行き方が実にクサい。
 重みのあるストリングスといい全体的なクサさといい、これぞバラード、というくらいのベッタベタさ加減が良い。
 ハープの音やアウトロのあざとさも含め、バラード好きには文句なくオススメ。
 難点は同じ制作陣のTr13と被り気味なところ。
 あとこの曲に関しては間奏はギターソロじゃない方が良かったような。
0097ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/19(水) 01:32:43ID:???0
12. divergence ★★★☆
 PCゲーム『マブラヴ』(全年齢版)の主題歌。
 疾走型打ち込みパワーポップ。A・Bメロでギリギリまで引き付けてサビで一気に爆発する、言ってしまえばいつもの栗林作曲だが、ストリングスやシンセ、バンドサウンド(打ち込みだけど)といった各楽器が潰し合うことなく互いを補完するように上手く配置されている。
 疾走するメロは暗めだが、サウンドにヌケ感があるので暗過ぎると言うことはない。バランス感覚に優れた曲。
 が、とにかく音質が悪過ぎる。音割れてます。間奏のストリングスが良い感じなだけに(ギターソロはいつものと変化が(ry )凄い勿体ない……。

13. 風と星に抱かれて… ★★★★
 TVアニメ『舞-乙HiME』挿入歌。
 1作品の終わりにふさわしい(元は挿入歌だが)新たな旅立ちを歌った壮大なバラード。
 その前が分岐を歌っているだけに、この流れだとより説得力がある。
 メロディアスな曲調でキーが全体的に低く、低音部もしっかりしているので根幹に力強さが感じられる。
 特にサビは導き手であるストリングスもあって美しく、聴けば歌詞との相乗効果でラストには大きなカタルシスが得られるはず。これで音質が良ければ……。
 ところでこの曲がラストナンバーじゃない理由って何でしょうか。

14. Next Season ★★★☆
 シングル曲でOVA『君が望む永遠 〜Next Season〜』OP。
 そしてこれがラスト。正直曲順を知った時はどうかと思った。実際今もそう思ってる。
 水樹奈々の『HYBRID UNIVERSE』でも同じことを思ったなー……(あっちはラストがETARNAL BLAZE)
 曲はシングルA面らしいアッパートランスチューン。相変わらず音数は多いが、今回はそれが曲の方向性に添っていることもあり、許容範囲内に収まっているかと。
 ことさらにベタかつ劇的ななメロディも歌詞に合っているのでより良く感じる。サビの終わりはクライマックス、というにふさわしいほど。
 しかし、本当に何でこれをラストに持って来たのだろうか。
0098ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/11/19(水) 01:35:20ID:???0
総評 ★★★
前回はオリジナルフルアルバムだったので、実にぶりのベストアルバムは、作曲者4人編曲者7人と、過去最多のクリエイターが製作に関わったものに。
編曲者の多さについては、以前までメインアレンジャーだった飯塚昌明を(こう書くと物凄い誤解を招きそうだが)谷山紀章にとられたのが原因か。
栗林自身、シンガーソングライターとして表に出れる機会が少なくなり、アニソン界における『栗林みな実』のアイデンティティは以前より弱くなった気がする。
しかし、そうした音楽性の変化を経て出来たアルバムは、今までのスタイル(栗林作曲×飯塚編曲)が好きだったんだよ! という人以外には皮肉なことに一番薦めやすい盤に。
メロディ・アレンジ面から見ても外れらしい外れはないし、上記の理由から今までで一番多彩な作品になっているので、栗林の声がダメでなく、現代のアニソンが好きならまず外さない佳作。
個人的にバラードの出来は過去作品の中でも随一だと思う。曲自体の良さもさることながら、今まで明らかに足りなかった栗林の声量が大分改善されたのが大きいかもしれない。
難点を挙げるとしたら2つ。
1つは多彩すぎてまとめきれなくなっている、というか菊田大介が編曲した曲(Tr1、Tr2、Tr14)の扱いに困っているのがよく伝わってくるところ。
サウンド面で目立ちたがり編曲の幅がお世辞にも広いとはいえない、という点では飯塚も良い勝負なのだが、菊田だけ浮いてしまうのはより特徴的なアレンジをするからなのか、飯塚と違って自分の楽器を持ってない=特定の場所で目立てないからか。
そしてもう1つ。ランティスは音質とかマスタリングとかもっと頑張りやがれ。
0102ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/12/11(木) 08:26:18ID:ljxWfld/O
保守age
0104ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/12/24(水) 08:33:37ID:???0
桂冠詩人 SINGLE COLLECTION PLUS / ALI PROJECT

01. わがろうたし悪の華 ★★★☆
文字化け対策の為、ひらがなで。正式なタイトルはオフィシャルサイト等で
確認してくれ。冗談抜きで一発で読めない。
本人達にとっては二度目となるコードギアスED曲。
いつも以上にストリングスをフィーチャーしており、優雅なメロディーが特徴。
そして、歌詞は結構えげつない。これをよくあの時間帯で歌えたなぁ。
あまりに壮大すぎるので、このクサさに耐えられるかがポイントだろう。
蛇足だが、PVは危険。特に後半。ホモとか野郎の裸が嫌いな人は見るなよ。
が、誤ってそういうシーンがHEY×3で流れたときは硬直したよ...。

02. あら皮 ★★★
一曲目のカップリング。こちらも文字化け起こす可能性のある漢字なので
ひらがなとさせてもらった。正式なタイトルは(ry
こちらもストリングスがフィーチャーされているが、音の作りとか、
コンセプトありきな所や、大作になりそうな展開はモロにプログレ。
クラシック好きのプログレファンにはたまらないだろうが、
普通の人には少し重過ぎるんじゃないだろうか。
0105ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/12/24(水) 08:36:29ID:???0
03. 勇侠青春謳 ★★☆
PVでの極妻な衣装とメイクで好事家の間で話題となった初のコードギアスED。
歌詞の内容はモロに戦時中の日本を連想させる内容。
楽曲はそれに見合った強めのリズム隊が特徴で、ストリングスはいつも通り。
なんとなくだけど、軍歌っぽくもある。

04. 鎮魂頌 ★★★★ (一部政治思考の持ち主は★×0)
オリジナルは「Dilettante」に収録されているバラード。
A.スカルラッティ「Son tutta duolo」を引用している。
歌詞が靖国の英霊についての内容を含むため、特アで歌うには勇気が要るかも。
三曲目のカップリングとして収録されるに当たって、
大幅に前奏を始めとしたアレンジが変更されている。
ただ、日本人なら一度くらい、歌詞に目を通してみるといいかもしれない。

05. 亡國覚醒カタルシス ★★★★★
軍服と着物、そしてマリリン・マンソンのようなメイクを施し、十数年ぶりにPVが
PVが作られた、『.hack//Roots』EDテーマ。にしては右寄りの内容w
本作収録のシングル曲の中ではロック色が強くなっており、メロディも
発売当時の集大成ともいえる良作。正に、アリプロにとっては自信作だろう。
実際に四つ打ちプログレとしては完成度が高く、
プログレロックとしても十分に通用する音楽だろう。
0106ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/12/24(水) 08:37:10ID:???0
06. 水月鏡花 ★★
5曲目のカップリングだったバラード。シングル曲では割と珍しく、
生のオーボエ等が使われている。
穏やかに進行するため、少々退屈かもしれない。
綺麗なのは間違いないのだが、展開が若干、ミニマルなのが難点かも。

07. KING KNIGHT ★★★☆
イントロでプロコフィエフ『ロメオとジュリエット 「モンタギュー家と
キャピレット家」』を引用しているプログレ。
実はアリプロにとってはお家芸とも言える構成で、
メロディもだが、アレンジもアップテンポナンバーの中では
珍しく非四つ打ちを多用しており、ギター音(?)も暴れている。
出来ればここで、ギタリストを起用して欲しかったのだが...成立してるからOK。

08. 白堊病棟 ★★☆
パイプオルガンとフーガっぽいコードから「白アリ(優しいアリプロ)復活!?」
と思いきや、軍事病院を連想させる歌詞と憂いを秘めた、アコギ主軸の
アレンジ、哀愁漂うメロディラインを使用した悲しい曲。
情緒タップリに歌い上げるアリカ様の歌声には説得力がある。
トータルとして、クサいが、アニメサントラの曲としてはもうちょっと
クサくてもいいかなと個人的には思っている。
0107ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/12/24(水) 08:38:38ID:???0
09. GOD DIVA ★★★★
モーツァルト作の『夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように胸に燃え」』を
引用した(何故あのスキャットをたやすく出来るんだ、この人は)四つ打ちプログレ。
歌詞はアニメの楽曲というより一部2chにピッタリ、人の不幸に対する
反応を皮肉っているのが面白い。アレンジは例のスキャット以外はいつものアリプロ。
なお、作中でのこの曲はあまり場面にあっていなかったとのウワサ。

10. 汚れなき悪意 ★★★
美しいメロディを用いたバラードなのだが、アレンジが邪悪。
だからこそ「汚れなき悪意」というタイトルなんだろう。
静かに展開する中で、どこか邪悪な低音が静かに息をする不思議な構成。

11. 少女殉血 ★★★
レオンカヴァッロ「道化師たち」を引用した四つ打ちサウンド。
妖しげに蠢くヴァイオリンとTB-303が曲の妖しさを増幅させ、
サビ前の囁きがエロく聞こえるのは気のせいだろうか。
歌詞も耽美派の王道を行く言葉遣いのため、普通の人には気持ち悪い曲だろう。
0108ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2008/12/24(水) 08:39:31ID:???0
12. MOTHER ★★★
不安定な音程で出迎えるバラード。しかし、歌が始まればようやく
綺麗で優しいアリプロがこんにちは。母親になりたい、か弱き少女が
主人公で、内に秘めた母性をアリアのように歌い上げる。
子守唄のような楽曲なので、ご両親も安心! ...多分。

13. 桂冠詩人 ★★★
絢爛豪華にフルオーケストレーションでお送りする新曲。
本人曰く「歌詞は私が想う、詩人の宿命、みたいなことを書きました」と
明言しているように、本人が作詞行為に対する心情を描いている。
前回のベスト同様、レクイエムっぽい編成はやめて欲しかった。
(レーベルも違うんだから、その辺りも活かして欲しかったところ)

14. 鬼帝の剣(orchestral arrange ver.) ★★★★☆
最新シングルのオーケストラアレンジ。一言で言えばラスボス曲バージョンw
オリジナルはアリプロ流インダストリアルプログレッシヴロックだったが、
こちらでは紅白における小林幸子が出てきそうな迫力を持っている。
ただ、歌詞無しでスキャットのみにすれば大河ドラマのメインテーマでもイケそう。
そういった意味ではオリジナルより好きかもしれない。
0109ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2008/12/24(水) 08:40:48ID:???0
総評 ★★★
ALI PROJECTビクターでのベスト盤二枚目。
ビクターでのベスト盤を聴いて改めて実感したのが、アリプロは
元々プログレバンドであり、今回は原点に立ち返りつつ、
現在の長所を上手く原点へ向かわせることに腐心していたことだろう。
前回はポップスを前半に配置させていたので、世界観の統一を
計るのが困難だった半面、大衆性を持たせることができた。
が、今回は完全に本来の姿しか見せていないので、
ポップス好きにはキツイ内容となっている。
プログレバンドとクラシックを好み、なおかつ愛読書は
耽美派作家ですって人は間違い無く名盤として聴けるだろう。
ただ、毎回思うのだが...何故シングル曲を散らさないのだろうか。
その方が薔薇架刑みたく、ダレることが少ないのだが...。
0114ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/27(火) 00:44:43ID:???0
>>113
じゃあ、『Coppelia』(Ether)、『夢の繭紡ぐ盲目の輪舞』(Asriel)
『JUDGEMENT DAY』(MintJam)、『葬月エクレシア』(少女病)のどれかで。



てことで(?)、こちらも同人系CDのレビューを...。


Alice in the Ncrosis -GRAND EDITION- / 六弦アリス

01 メタモルフォーゼ ★★★★☆
ホンモノのクワイアをぶち込み、アンナ嬢のソプラノヴォイスが遺憾なく発揮される
ゴシックテクノ。打ち込みリズムなのはわかるのだが、深みのある音に仕上がっており、
ストリングスの音もヤニっぽさが出ているのが驚き。本当に素人の作品か!?
シンフォニック性は先駆者のALI PROJECTとは違う方向に発揮されており、
ALI PROJECTが室内音楽なら、六弦アリスはジングシュピールといったところか。

02 空想イデア ★★★★
さて、オペラで言えばちょうど最初のアリアが始まったところか。
一曲目とは打って変わり、アンナ嬢は妖しいアルトヴォイスで歌い、語る。
リズムこそテクノだが、ゴシック特有の退廃的な美しさと激しいギターは健在。
このような音楽性を打ち出したユニットが少ないだけに、スタンダードになりうる
ポテンシャルを感じさせてくれるのは、もはや驚愕の一言に尽きる。
0115ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/01/27(火) 00:45:19ID:???0
03 マスカレード ★★★
妖しげなワルツで幕を開ける第三楽章。ここでアンナ嬢は甘い歌唱を披露。
しかし、それはただの前振り。妖しいワルツは黒い感情を吐き出すための
前振りに過ぎなかった。楽曲自体はマリスミゼルファンにはたまらない
タンゴワルツ。さぁ、踊り狂う準備は出来た。

04 Innocent Black ★★★☆
甘いシンセ音でなり始める疾走曲。ホンモノのギターと同じぐらいに重いリフが
全体を駆け巡り、ドラムやベースも容赦なくヴォーカルに降り注ぐ。
が、ヴォーカルも負けじと漂うようなヴォーカルで勝負に出ている。
一見、埋もれそうな歌い方ではあるが、楽曲の空気を考えると妥当。
シンセベルが煩いのが欠点か。せっかくのヴォーカルが打ち消される。
てか、このアコギも打ち込みなのが信じられん。

05 Perfect 『EDEN』 ★★★★☆
中近東の香りを漂わせるミドルチューン。ギターも妖しくなっている。
歌詞はかなり危険だが、曲はかなりキャッチー。ベリーダンサーの美女が出てきそう。
感想で聴けるギターと笛の掛け合いはより、曲の妖しさを増幅させる。

06 緋の軌跡 ★★★★
本作唯一のアンナ嬢作詞・作曲のメロスピ。ヴィジュアル系にありそうなメロディだが
リフの重さや表現の立体感がそこいらにいるバンドとは比べ物にならない。
なのに、サビがキャッチーなのはまるでJanne Da Arcではないか。
もしかしたら、普通にCDショップに売ってそうな青い歌詞っていうのも面白い。
が、そうだとしたら普通はゴシック色の強いヴォーカルと音を使わないかw
0116ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/27(火) 00:46:19ID:???0
07 月ハ照ラセド、少女知ラズ ★★★☆
穏やかなピアノと物騒な歌詞でお送りするバラード。で、サビで爆発。
なんだか展開がX JAPANを連想させるくらいにクサいw
メロディだけなら名曲だろうが...歌詞が物騒すぎて、人に勧めにくい。
そして、ギターソロは泣きまくり。どうやって打ち込んだんだ、これ?

08 センセイ、アノネ。 ★★★
重たいリフがグイグイと耳に迫るミドルチューン。こちらも中近東の香りが。
コーラスは妖しく、歌詞は物騒。歌声も独特すぎて、返って聴きやすい。
重く、美しいギターソロやクワイアも飛び出す、インダストリアルメタル。
ラストの歌詞がエグい。

09 Alice in the Necrosis ★★★★★
ようやく、このアルバムのハイライトと言えるメロスピがお目見え。
どこか狂ったように(良い意味で間違った方向に)まっすぐなヴォーカルが噛み付く
正統派メロスピ。ツーバス鳴らすわ、ギターもわめくわと文句なしのメタル。
歌詞は...これ、親近感を覚えたら最後かもしれない。
世間に認められず、身内に味方がいないとこうなるって一例だな。
0117ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/27(火) 00:47:05ID:???0
10 少女ハルヱ ★★
9曲目のオルゴールバージョン。むなしく響くその音色をバックに、
もう一度、9曲目の歌詞を読み返してみよう。

11 Necrosis ★★★★
正統派シンフォニックスピードメタル。少女の狂気コエー!!
そして、どう聴いても打ち込みに思えない楽器隊。
こうして純粋なメタル曲を聴くと、この人たちの凄さがわかる。

12 母の願い ★★★☆
アコギによるインスト。...打ち込みなのに、リアルなんですけど。
最初は冗談抜きでギタリストを呼んだのかと思った。
曲は10曲目と同じ、9曲目をモチーフにしている。
カフェ向けかな。歌詞の内容さえ考えなければ。


総評 ★★★★
六弦アリス4枚目のアルバムのリメイク版。オリジナルと比べて、格段に
音質が向上し、わざわざ3枚に分けていた楽曲を一つのCDに纏めている。
そのおかげで、ようやく物語のつながりがわかってきたのは嬉しい。
アレンジの打ち込みレベルは既にプロでも十分やっていけるレベルで、
今更ミュージシャンを呼んでもしょうがないくらいに完全に打ち込めている。
流石に歌詞の内容が内容だけに人を選ぶので、万人には勧められないが、
心底、ゴスロリに使っている少女やメタルフリーク、ヴィジュアル系ファンなら
間違い無く買って損はないアルバムになるだろう。
ただ、完成度は間違い無く高いので、今後、音楽をやって生きたい人は
勉強の一環となるんじゃないだろうか。世界観は別にして。
0118ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/27(火) 00:50:12ID:4uiEU6Tr0
ageついでに。
本当は新譜もレビューしたかったんだが、
やっぱり、六弦アリスでも評判の良いこのアルバムをレビューしたかった。
緋のローレライも捨てがたいんだけどねぇ...。


サンホラはレビューしにくいな
(書いていて、凄く疲れる。主にRevoのヴォーカルとかw)
0119ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/27(火) 03:30:59ID:JHaYev3Q0
>>86
佳作とは中々辛いなぁ
個人的にはかなりの良盤だが

でもこんな風にちゃんとレビューできる人ってすげーよな
俺なら「この曲はマジやべぇwww」とかしか無理だわ
0121ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/31(土) 01:05:44ID:???0
ANOTHER BEST / いとうかなこ

01. 籠の鳥の孤独 ★★★★
PCゲーム『神樹の館』OP主題歌。美しくも寂しいメロディを
儚げに歌い上げるいとうの技術もさることながら、
ピアノを軸に、アコギやパーカッションが見事にヴォーカルを支えている。
途中で疾走するパートには思わず息を呑んでしまった。
たまに尺八が出てくるが、これはなくても良かったとおもうぞ。

02. La Liberte ★★★★☆
PCゲーム『七人のオンラインゲーマーズ』OP主題歌。
なんと、フランス語で歌い上げている。作詞家スゲー。
曲はヘミソフィアみたいな感じ。幻想的なバックトラックに
いとうの包み込むようなヴォーカルがマッチしている。
言葉がわからなくても、楽曲の空気から開放感が伝わるような気がする。

03. 神の摂理に挑む者達 ★★★
PCゲーム『機神飛翔デモンベイン』イメージソング。
ロボットゲームらしく、壮大なスケールで描かれた歌詞が特徴。
そして、ロボットモノといえばということで熱いギターバッキングがあり、
否応無く歌の世界観へグイグイと引っ張り込んでゆく。
...のはいいのだが、これはいとうのヴォーカルに合ってるのか?
アレンジもギターやドラムといったバンド部隊はいいのだが、打ち込みが
奥に引っ込んでいるのが非常に気になった。
要所要所で目立っているかと思えばそうでもないし、
支えになっているかと思えばそうでもない。もっと臭くしてもいいと思うぞ。
そしたらターヤ在籍時のNIGHTWISHみたいと叩かれてるかもしれないが。
0122ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/31(土) 01:06:50ID:???0
04. TRIGGER IN MY HEART ★★★★
ラジオドラマ『カオティックルーン』OPテーマ。
ダークな世界観を纏うゴシックロック。うねるようなシンセとギターが
妙に癖になり、広がるようなシンセが心地よい。
この曲だといとうの声質が十分に生きているように思う。
乾いたかのようなインダストリアルサウンドも好印象。

05. 悲しみの向こうへ ★★★★★
史上最低の主人公がnice boat.されることで有名なあのゲーム(アニメ)の曲。
メロディラインは流石に素晴らしく、淡々としているようでしっかりと
地についた歌い方が意外と曲にマッチしているから恐ろしい。
もちろん、ゲームプレイ後やあのアニメの後半を見た後だと鬱になるので注意w
何気にバックトラックも良い仕事しているのもポイント。
シンプルながらもちゃんと泣かせているところは泣かせている。

06. 約束 ★★★
そして、ハートフルボッコシリーズは続くw
こちらはドラマCD『School Days Little Promise』OP主題歌。
歌詞はとにかく暗く、メロディは淡々としつつも優しく、アレンジは壮大。
何、この鬱になる『聖母たちのララバイ』は。
歌詞の最後は希望に繋がるといいね。あの作品に救いがあるとは思えんが。

07. ワルツ ★★★☆
トドメのハートフルボッコw
こちらはアニメ版『School Days』ED主題歌の一つ。
イントロから鬱全開のコード進行だし、歌詞もどうしようもないくらいにダーク。
これを聴きながら通勤・通学することはオススメできません。
何気に歌詞を読むと、アニメやゲームを知っている人ならニヤリとするものが。
0123ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/31(土) 01:07:30ID:???0
08. Friend ★★★★★
やっと、鬱ゾーンから脱出。余計にまぶしく聞こえるぜ。
てことで、PS2ゲーム『ひぐらしのなく頃に祭 澪尽し編』EDのこの曲は
志倉千代丸による優しく、懐かしいバラード。
弦の使い方とか、リズムがメロディラインに沿うように考えられている。
このように、包み込むような歌声が心地よい曲なので、お休み前にオススメ。

09. 愛は此処に ★★★☆
ビデオ・アニメ「機神合体デモンベインLIVE! −7つの機神がひとつになって−」より
収録されたロックバラード。明るいメロディラインが心地良く、
ライブ映えする音を効果的に用いているのが好感触。
ロボットアニメだけでなく、ドラマにも使えそうなフレーズも良い。

10. Heartbreaking Romance ★★
アニメ『破天荒遊戯』OP主題歌。
急激にテクノ色が強くなる、90年代avexサウンドを髣髴とさせる四つ打ちトラック。
うーん、いとうの声質だとこの手のサウンドだとバックが薄く聞こえる。
ギターを加えても同様で、どうしてもしっかりとした生音が欲しくなる。
それか、トランス色を強めてくれた方が、彼女の声に合っているのではないだろうか。
これなら、いとうじゃなくて普通のアイドルとかに歌わせた方がいいな。
メロは思ったほど悪くは無いんだがねぇ...。

11. 静かなるMoon Sign ★★★★
PCゲーム『シャマナシャマナ 〜月とこころと太陽の魔法〜』OP主題歌。
ケルトミュージックに通じるメロディと泣きの入ったフィドルが
見事にいとうの歌にマッチしている名作。
日本人にとって、やはりケルトミュージックは馴染みやすいらしい。
何気にアコギがいい仕事をしており、バンマスとして味わい深い音を出している。
0124ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/31(土) 01:08:31ID:???0
12. 琥珀の記憶 ★★★★
PCゲーム『シャマナシャマナ 〜月とこころと太陽の魔法〜』ED主題歌。
こちらはフォークトロニカと言うべきか。音響系エレクトロニカとフォークの融合。
前曲同様、ケルトミュージックの要素はあるが、どちらかといえば
UKフォークと言った方がいいかもしれない。
メロディーは結構泣いており、エレキギターもしっかり泣いている。
泣きのメロディーを聴きたい人には勧めたい。

13. From This Place ★★★☆
アニメ『おねがい☆ツインズ』イメージソング。
暖かいアコースティック中心のバラード。どこかGARNET CROWっぽい。
語りかけるようなヴォーカルがみずみずしく、どこか緑の香りがする曲。
アコースティックライブで聴くと、より味わい深くなりそうな気がする。

14. Even Though You Left ★★☆
iTuneで配信中のデジタルシングル。
元ネタは『オルタネイト・ファントム』のBGMの中の一曲から。
渋めの音を中心にしたアーバントラック。
バックトラックはいいのだが...もうちょっとソウルフルに歌ってもいいと思う。
本人はジャズを意識しているかもしれないけど、伴奏に負けている。

15. PARADISE ★★★
海外を意識したと言うデジタルシングル。
英語で紡がれたラブソングはMejaを連想させるポップス。
悪くは無いんだけど...スウェディッシュポップスは流石に今、流行ってない。
そういった意味では時代に乗り遅れちゃったなと思う。
もうちょっとファンク色を強くすればMaroon5っぽくなりそうだけど。
英語の発音も日本語訛りが強い、カタカナっぽさが強い。
0125ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/31(土) 01:09:25ID:fm9H0nRr0
総評 ★★★
いとうかなこ選曲によるベスト盤。とはいっても大半がPCゲームからなので、
実質、ゲーム提供曲の中で過去のアルバムに収録されなかった曲を中心に
セレクトされた企画盤と言っても差し支えないだろう。
出だしはいいのだが、『School Days』祭で鬱になったり、
後半はいささかパンチ力に欠ける仕上がりになっているため、どうしても
リピートするときは前半に偏りがちになるのはつらいところ。
曲数も非常に多く、ダレてしまうのも欠点。もうちょっと曲を絞るべき。
0126ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/01/31(土) 20:38:07ID:???0
>125
乙。もともと未収録曲数の多い人なんだけど、確かに15曲は多いよな……。
そしてスクイズ祭り噴いたw 確かにあのコンボはきついw
0127ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/02/01(日) 23:49:24ID:1i6cNi6C0
>>126
実はそのスクイズゾーンが聴いててしんどかった。
変に本編の知識を知ってると特に...。
それでも、個人的にはポップス系を4曲減らして、
代わりにSTILLの英語バージョンのような曲を
入れた方が良かったかなぁ、なんて思った。
0129ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/02/02(月) 01:27:29ID:???0
メイン☆ストリート/May'n

1. May'n☆Space ★★★☆
菅野作曲。相変わらずの意味不明なメロ、どっから捻り出してくるのか。
借用しているようなしていないような進行にアレンジも頑張ってついて行った感じだが、
サビで完全に浮つく。目的地の分からない曲にアレンジが困惑しているよう。
というか菅野はこんな曲を他人にアレンジさせてはいけない。
第一印象は強くないが、それでも惹かれるものがある。
みんなで盛り上がれるように、というコンセプトの曲でライブで聞くと映えるし盛り上がる。

2. キスを頂戴 ★★★
R&B風味の曲。1フレーズ1フレーズはそれぞれ味のある旋律だが、曲全体としての流れが悪い。
イントロAメロのバンドサウンドを経て、Bメロの1小節目が美しい。
その流れを維持すればいいもののサビで重厚な音へと移るに従ってBメロの余韻は完全に消える。
あと、あまりにもデジタルなシンセの親和性が低いのが残念。

3. BLUE ★★☆
本人作詞作曲。とにかく言葉の語呂が悪い。語感は割と良いんだけどね。
それが幸いしてか、妙な歌い回しが巧さを感じさせる。
サビがとにかくお粗末。使い古された進行になんとな音符を置いた感じが見える。
たぶんピアノ、しかも手癖で作曲していると思われるが、
あまりにも単調でつまらないし目を引くものがない。ありふれている。
サビ以外は歌で良く聞こえるが、全体を通して美しい旋律はない。
アレンジもあまりにも当たり障りがなく、語るべき点も少ない。

4. Glorious Heart ★★
グータンヌーボのED曲。アニメじゃないなw
どこにでもある旋律、ありふれたアレンジ。サビ前にドラ連打の「盛り上がってください」には辟易。
良い声してるな〜英語の発音意外と綺麗だな〜。
0130ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/02(月) 01:28:06ID:???0
5. WHY? ★★★☆
第一印象は一番良い。けだるげなAメロが気持ちいい。
Bメロがなしでサビに行くのは確かにドキッとして効果はあるが、ややつなぎが雑。
サビも元気の出る明るいメロディで心地よい。シンコペーション気味のギターがちょっと気持ち悪い。
ギターそのものというより、それによって生ずる間を埋めて欲しかった。
良い声してるんだからコーラスで間を埋めれば良かったのにと思う。
というかサビ、コード変えでも良いんじゃないだろうか。

6. 嫌、嫌 ★★
本人作詞作曲。まず構成がまずい。
何のひねりもなくT→Ym→TでA→B→サビと運ぶのはもう氾濫状態。
(自分は音感良くないので不正確ですが)
というか初めて作曲したピアノ弾きが陥る溝に、もれなく落ちた感じが。
BLUEと同じく、手癖で作曲するのはやめた方が良い。というか作曲はもう・・・。

7.ライオン ★★★☆
もともとデュエット曲であるこの曲、しかもデュエットのお手本のような曲(だと思っている)。
中島愛との代わる代わる、畳みかけるようなサビを
力強いベースが導き、ストリングスが包み込む印象だったが、
一人で歌ったがために、サビで同じ旋律を繰り返す意味がなくなってしまった。
全体としてアクセントが減り、冗長なイメージになった。
0131ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/02(月) 01:28:46ID:???0
総評 ★★☆
10万枚売り上げた歌手の作品にしては粗末な作品。
「シェリルのイメージを引きずっている」などという反論は論外で、明らかにクオリティが低い。
平凡なアレンジに、平凡なメロディ、平凡な構成、平凡な歌詞。
レビュワーが言ってはいけない言葉かもしれないが、語る点が少なすぎる。

ただ、どの範疇で比較するかによるが、やはり歌には魅力がある。
というか歌のおかげで聞けるという部分も大きい。
アドリブ風に旋律を変えるところは面白い音を選んでいると思うし、非凡なものもある。
菅野におんぶにだっこだったマクロスの次がこの出来とは先が思いやられるものであるが、
本人が作曲をやめて、ボーカルに専念し、しっかりとした作編曲がつけば
いつでもアニソン界の頂点に立てるとは思う。
考えてみると、それがマクロスだった気がしないでもないがw
なんだかんだで2008年のアニソン界はマクロスが席巻したと言えるし。
そういったヒット作でデビューしたことが吉と出るか凶と出るか。
0133ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/02(月) 01:42:22ID:GgICP9mX0
>>131
乙。レビューは多かれ少なかれ、私情が入ってしまうのは仕方ない。
結果的に"主観"をどう"客観"に埋めるか、がポイントだし。
けど、この人は確かに自分でメロディーを紡ぐタイプじゃないな。
声質からして、じっくりと聞かせるタイプの作曲家とタッグを組んで欲しいな。
0135ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/05(木) 11:40:45ID:???0
>>134
まんま真綾じゃんと思ったからってわけでもないけども、

かぜよみ/坂本真綾

1. Vento ★★★★★
窪田ミナ作詞作曲編曲。坂本真綾史上一二を争うほど美しい曲。
挿入歌として使われそうな雰囲気でストリングスからのイントロ。すぐに参加するピアノ。
美しい音色が互いにアイコンタクトをするかのようにタイミングを計り、坂本真綾の歌声が入る。
坂本真綾の歌声は単純に美しいと言われがちだが割と特殊な方で、
母音が非常に強く出る高音と、子音の目立つ高音が出せる。
後者は非連続的な微分音が、音量の大小の差をなく美しく発せられるというイメージ。
(言葉にしにくいが8音階よりももっと細かい音階で和音を作っていると考えてください
 子音が強く出せるから英詩曲が綺麗に聞こえるのかもしれない)
微分和音に音量の差がないために、その声が弦楽器的な音を出す。
とまあ簡単に言えば単純に美しい声を、見事に生かしているのがこの曲。
さらにその声をコーラスとしても重ねて、楽器と声が融合して極上の旋律を奏でている。
アレンジだけでなく曲自体も、劇判的な進行をしていてポップスとは縁遠い。
ちなみに歌詞はエスペラント語でかかれている。エスペラント語はラテン語がもとになっているらしい。
子音が装飾音的に働き、坂本真綾の美しい母音を飾っているように聞こえる。
短いのが残念でならない。このコラボが再びありますように。

2. トライアングラー ★★★☆
マクロスFのOP曲。この曲はアニメのOPだから意味があり、価値がある。
電子音的な音も入り交じりながらの、サビ一発目の音の置き方はいかにもアニソンっぽいかな。
Aメロ、Bメロ、サビそれぞれに美しい旋律があるということもなく、
きれいだなと思うのはサビ前の「今すぐtouch me」と、間奏あたりのコーラスワークぐらい。
目を引くのはのたうち回り続けるベース、特に後半のじっとしてないっぷりは清々しい。
それからストリングスとシンセ音、ベースが収束していく感じは気持ちいい。
あとやはりアニソンを分かっているなとも感じる。これが流れるとOPだ!って思う。
が、アルバム単位で見るとどうしても浮くね。まあ覚悟の上だろうから目をつぶりましょう。
0136ななしいさお@オマエモナゆりかご会
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2009/02/05(木) 11:41:22ID:???0
3. 風待ちジェット〜kazeyomi edition ★★★☆
既存曲の再アレンジバージョン。打ち込みが印象に強かったオリジナルと変わって、
ギターが目立つバンド色の強いアレンジに。
良い意味でのインディーズっぽさが出ていて好きな人にはたまらないのかもしれない。
間奏の変な拍子が面白い。意味があるかは分からないけども。
ただ、わざわざ再アレンジする意味があったのかと言われると簡単には頷きがたい。
それに曲を通してちょこちょこ現れるバイオリン?の音がなぜか異常に安っぽく聞こえる。

4. Remedy ★★★★
鉄のラインバレルED2。とても上手くまとまっている。
Aメロのメロディラインがいきなりテンション高いのに微妙に驚きはするが、許容範囲。
サビも綺麗だし、加速的に盛り上がっていく構成も素晴らしい。
何よりアレンジの妙が光る。非常に目的地のしっかりしたアレンジだと感じる。
コーラスとストリングスをがっちりと付けて曲の形を明らかにしながら、
サビの裏で鳴るピアノが心地よい。
それから本人作詞の詞もよい。語感の良い言葉を探して見つけるのではなく、
「ずっと」とか「もっと」という柔らかい印象を持つ副詞をサビにぶつけるあたり粋だね。
歌詞、曲調ともに希望にあふれる曲で個人的にも好きです。

5. 雨が降る ★★★
鉄のラインバレルED1。逆に個人的に好きになれない曲です。
サビ以外の部分は楽器を少なめにして、声で押し通す感じなのだが、その音程が高い。
弱々しいギターと高いメロディラインのではちょっと安定感がなく、ふわふわした印象が残る。
それがサビを導き出す効果を作っているかと言うとそうは感じない。
サビのメロディも取り立て美しいとは感じないし、サビ4拍目、5拍目の音は汚いとすら感じる。
2番はパーカッションが入ったりで少しは落ち着くし、後半の転調後は違和感もずいぶんなくなる。
Ventoで語った美しさとは違って、この曲の声は下品なイメージすら感じてしまう。
坂本真綾の高音はもっと楽器的な使い方をした方がいいんじゃないかなと思う。主観だが。
メッセージを語らせるにしては音程が高すぎた。
0137ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/05(木) 11:42:19ID:???0
6. Get no satisfaction ★★★★☆
素直に一言、カッコイイ。ギターで幕開けのイカしたイントロから流れるようにAメロに入る。
Bメロに入る瞬間のベース、ドラム、ストリングスの安定感に聞き惚れる。
サビが力強い。繊細でお洒落なパンクバンドのよう。
のびのびと歌う声が先陣を切って、弦やドラムがついてくる様は聞き手をどこかへ引っ張っていくかのよう。
そしてこの楽器構成、演奏の曲なのにサビでシンセの音を入れるのが刺激的でシビれる。
3:12以降の展開が、4分強の曲に起承転結を与えると同時に、走馬燈のように曲を振り返ってくれる。
真綾の過去の曲で言うとマメシバやThe garden of everythingみたいな。
ここらへん「ハー」だけで聞かせるあたり、本当に素晴らしい歌声だと思う。
枝葉末節に不備がなく、曲全体が弾丸のように進んでいく爽やかな曲。

7. 蒼のエーテル ★★★☆
マクロスF挿入歌のカバー。伴奏はピアノのみ。
初めてオリジナルを聴いたときは、こんな素直で美しい曲があるのかと感動した。
で、カバーしてどうなったかというと、曲の毛色が変わったかなと。
楽器は減ってピアノだけになった一方、ピアノは複雑になってる。
オリジナルは伴奏が歌のためにあり、歌を引き立てていたが、
カバーされて歌と伴奏が対等の関係に近くなった。ちょっと凝りすぎと思う。
詞は素晴らしい。対比の押さえ方や韻の踏み方。波と粒子を対比として押さえた点も秀逸。

8. 失恋カフェ ★★★☆
前半はジャジー。タイトルにかけてなのかカフェっぽい。
ベースに味がある。パーカッションも良いし、脱力した歌い方がお洒落。
聞き所は3:13あたりから。ここからの開放感のために曲が作られていると言っても良い。
一聴の価値あり。キター!って言いたくなる。
力み過ぎず、手抜き過ぎず、アルバムに収録されるのにぴったりの良曲。

9. SONIC BOOM ★★★☆
これもうまくまとまっている曲。イントロからストリングスをメインに置き、
Aメロ、Bメロはシンプルな楽器構成で声と弦を聴かせ、サビで一気に盛り上げる。
ギターもドラムも気持ちいいんだけど、やっぱりコーラスが絶品。優しい。
このコーラスは偉大。本当に偉大。曲全体を見ると結構シンプル。よくある曲でもある。
0138ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/05(木) 11:42:56ID:???0
10. ピーナッツ ★★★★
こちらもジャズ風味。まず聞くとかわいい!と思うはず。
メロもアレンジもコーラスの付け方も、どことなく懐かしい。
DIVEとかLucyの頃に近い印象を持つ。
サビでコードに従順に乗って行くかと思いきや向きを変えるメロが面白い。
全体的に可愛い曲になっている。

11. さいごの果実 ★★★
雨が降ると編曲者が同じ。そのクセなのだろうか、やはりAメロのふわふわした感じに違和感。
歌い方にもどうも足場が不安定な様子がある。
息演技という言葉があるが、息歌とでも言いたくなるぐらい息成分が多い。
言ってみれば裏声なのだが、裏声はここぞというときに使うべきだろう。
それに声量が足らない印象を持たせてどうも聞いてる側が疲れる。癒されない。
旋律も美しいと言うより不安定な印象が先行する。

12. Colors ★★★☆
英詩曲。重壮な編曲でごまかされるが、JPOPを英語で歌っているだけ・・・に聞こえてしまう。
そんなに綺麗な旋律でもなく、美しい和声があるわけでもなく。
編曲でしっかりまとまりを持ってるのに、歌の発音がややたどたどしいのが気になる。
どこをとってもイマイチ突き抜けた感じが足りない。
0139ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/05(木) 11:43:21ID:???0
13. カザミドリ ★★★★☆
アルバムの中心曲。出発点と目的地のはっきりした曲だと感じる。
それを表すのがまず歌詞。本人作詞。
出だしの「種が飛んでく」と比喩から始まり、カザミドリ、コンパスと言う、
何かに身を任せるもので語感の良いものを的確に選んでいる。
その出発点を持ちながら、身を任せることの恐怖、希望といったものを語る。
最後に種の話に戻り曲を締める構成はまるで一つの独立した詩を読むかのよう。
「森のように深く呼吸をして 星の音を聞いて眠ろう
 いつか大地に舞い降りて 根を下ろす」
こういう歌詞を、物語的に関連させながら自然に埋め込めるってのはもう声優の域じゃないと思う。
詞を語って曲はどうかというと、王道のバラード。
ベースが優しい。ドラムが心強い。楽器は目立ちすぎず、歌を見事に導いている。
それだけでなく、単純にメロが美しい。
変な小細工なしに、坂本真綾の歌声と詞を真摯に表現した楽曲。素晴らしい。

14. ギター弾きになりたいな ★★☆
まあおまけ。なんとなくムーディ。
そんなバカみたいな曲でもないし、聞いてみれば結構いいメロディな気がする。
でもそれだけじゃダメなんだなやっぱり。
0140ななしいさお@オマエモナゆりかご会
垢版 |
2009/02/05(木) 11:44:17ID:???0
総評 ★★★★
名盤。それぞれ作編曲が違うが、個性を出しながら意外とまとまっている。
シングル曲よりも、初収録曲の方が出来がいい。
言い方が正しいか分からないが、一般アーティストに近づいた。
安っぽい打ち込みの音が減り、あくまでも打ち込みは手段として使い、
アコースティックなアレンジが歌声を上手く響かせる。
それから、やはり真綾はこの音域だと再確認させたアルバムである。
トライアングラーは特殊だから別にしても、30minutes、さいごの果実、雨が降ると、
どうも音域が合っていない、良さが出せていない曲が多かった最近。
久々に低音とまでは言わずとも、裏声を使うことなく出る音域で勝負した曲が聞けた。

結構分析的に聞いてみて、過去とも比べて見て分かったのは、菅野楽曲の音域。
ベストを含めて6枚のアルバムの中で裏声を多用しているものが非常に少ない。
各アルバムの2曲あるかないか、それも坂本真綾育成のモデルとして作ったようなもの。
菅野が、どうしたら坂本真綾の魅力を伝えられるかいつも考えている、と言っていたが
このあたりがその現れなのだろう。もちろん付きっきりだからこそ出来たのだが。
前述の通り真綾の裏声はあくまで装飾音的な使い方が美しい。
そういう意味でここ最近のシングルの高音域は異例とも言える状況だったのかもしれない。

菅野脱却を果たしながら、菅野回帰を同時に果たしたというアルバム。
トライアングラーをのぞけば、良い意味でも、悪い意味でも、ドゲは一切ない。
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