アルバム全曲レビュースレ in アニソン板
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商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュースレ。 CDを購入する際の参考になればと思います。 ■関連 アルバム全曲レビュースレ 18th(邦楽板) http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1209871679/l50 邦楽板アルバムレビュー保管サイト http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/al_domtop.htm >>141 乙 真綾のアルバムよかったよ、菅野じゃ作り出せないような世界観ができてる ゆかりんのアルバムも楽しみにしてる >>140 乙!俺にはむつかしい部分もあったけど参考になった 他の真綾作品も聴いてみたくなるようなナイスレビュー BPM 150MAX / TWO-MIX 01. PRELUDE ★★ 壮大になった次曲への前奏。シンフォニック要素とエコーが強くなっている。 その為、さぞやスケールが大きく聞こえるのだが、やりすぎ。 02. LOVE REVOLUTION・MAX ★★ シングル版に比べ、エコーが強くなっている。さらに、耳に厳しいマスタリングに なっている為、大音量で聴くのを躊躇ってしまう。 シングル版も鋭い音を多く使用しているので、これは逆効果ではないだろうか。 いくらオーケストラ・ヒットがトレードマークとはいえ...。 03. TRUST ME ★★★☆ 哀愁漂う高速チューン。真冬を舞台に、すれ違うカップルの様子を描いた曲。 冷気が漂うシンセとメロディはどこか北欧メタルっぽさがあり、 歌詞の緊張感(ルビを無視すれば...)が高まっている。 欠点としては間奏がいまいち煮え切らないことか。 めまぐるしい転調は初期の中では上手い部類に入るだけに、惜しい。 04. RHYTHM GENERATION ★★ 爆発音から微妙に繋がった5thシングル。 ストレートなメッセージがウリの応援ソング。サビ以外は暗いが。 そのおかげで、妙なギャップが生まれてしまった珍曲。 間奏がどこと無くだが、Village Peopleの「Go West」っぽい。 05. STAYIN' ALIVE・MAX ★★★☆ 二曲目のカップリングだった曲。こちらもエコーが強くなっているのだが、 逆に音に広がりが出来た、成功例と言えるバージョンとなっている。 特にコーラスパートが息を吹き返しているように思える。 欲を言えば、ベースも強めにしてほしかった。 06. DANCE SEPTEMBER LOVE ★★★ 珍しくサンプリングボイスを使用したクールなダンスポップ。 あくまで低温のヴォーカルとシンセが浮遊感を醸し出し、 サンプリングボイスが今っぽさと昔ながらのノリを同居させることに成功させている。 が、この曲で野郎ボイスを使う快感に目覚めた永野氏は曲が進むにつれ暴走。 なんと、曲が進むにつれて野郎ボイスが侵食w おかげで後半は相当ムサくなった。 いくらなんでもこれはやりすぎだろ...。 07. MEETING ON THE PLANET ★★★★ 5thシングルカップリング。時間旅行がテーマだけあって、 ジュブナイル系SF小説を読んでるかのようなワクワク感が全体を支配。 正直、『RHYTHM GENERATION』よりはシングルっぽい曲だと思う。 間奏の秒針がさらにファンタジーっぽさを引き出している。 08. I'M IN LOVE ★★ 今で言う"萌え系"にあたるダンスポップス。 IDOLM@STERに出てきてもおかしくない、可愛らしいアレンジと歌詞、 さらには御年32(当時)とは思えないくらいにノリノリに可愛く歌い上げる 高山みなみに驚愕。トドメに「ずるいよ」と女の子ボイスで...。 彼女が声優でよかったとつくづく思う。じゃないと、アイドルじゃなきゃ歌えん。 曲は本当にそんな感じ。アイドルファンなら車内で聴けると思う。 09. FROM FAR DISTANCE ★★★★ 前曲とのギャップが凄まじいw 高山のため息から始まり、どこか異国情緒漂うシンプルなメロディとアレンジが どことなく、旅路の途中をイメージさせている。 優しいメロディラインに高山が接近したことで、作品として十分な出来。 10. MAXIMUM ★★☆ 「これぞTWO-MIX」と言わしめんが為の楽曲。 オーケストラヒット満載、高速ビート、派手な音のオンパレード。 これらが揃ってTWO-MIXなんだと改めて実感させられる。 が、これがアルバムの流れを見事に破壊してしまっている。 ライブならまぁ、これはこれでありだと思うのだが...。 11. X'MAX DREAM ★★★ TWO-MIX初のクリスマスソング。 アレンジとしてはかなりベタな方向に突っ走っているので、 イントロを聴くだけで「あ、クリスマス」と連想しやすくなっている。 悪くはないのだが、不幸にもアルバムのカラーに合っていない。 1stの頃だったら違和感なく聴けたのだが...。 12. RHYTHM EMOTION・PURE ★★★★☆ 自身の大ヒット曲をピアノメインのバラードにリメイク。 こうして聴くと、実は綺麗なメロディラインであることがわかる。 ピアノとヴォーカルを主軸に、シンセストリングスが絡む。 この時点でクサくてだめになる人がいるかもしれない。 なお、このバージョンが次のシングルへ繋がる...らしい。 総評 ★★★ TWO-MIX、とうとう3枚目となったオリジナルフルレングスアルバム。 高山のヴォーカリストとしての表現力が格段に上がり、 アレンジも昔に比べ、大分広がりを見せてきたように思う。 反面、相変わらずアルバムの流れを無視するような曲順だったり、 エコーをかけすぎて曲をダメにしたりと、マイナス要素はまだある。 さらにはこのアルバムから、永野氏による当て字暴走が始まっている。 この頃でも酷いのだが、まだマシな方だと気付くのはその後のリリースからで、 ジョー・リノイエと組むまでは症状は治まらなかった。 それでも、光る曲は結構あるので声優系のアルバムでは良作だろう。 だれか、茅原実里かクレしん主題歌集のレビューをやる猛者はいないのか? 非常に気になるんだが... Parade/茅原実里 1. 透明パークにて ★★★ アルバムの導入曲。1:50の短い曲。 ピアノのイントロで始まる、パレードの始まりを感じさせる曲。 音が少しずつ増え、行進曲風のドラムが入ったりだんだん盛り上がっていくのだが 導入を意識している曲にしてはちょっとサビがキツいかなとも思う。張り上げすぎかな。 2. Voyager train ★★★★ 菊田作編曲。いかにも菊田、エレガ、って感じのアニソンロック。 Bメロとサビの旋律は美しいしカッコイイ。茅原実里の声量を存分に活かしている。 それから間奏で3拍子になるのだが、そこからもとの4拍子に戻るまでの進行、 さらに4拍子に戻ったところからラストのサビへ今までと進行を変えての突入は痺れる。 菊田曲の大きな特徴として4つ打ちの打ち込みドラム、スピード感あふれるストリングスがある。 ストリングスは個人的にも好きだしかっこいいと思うのだが、4つ打ちドラムはどうかとも思う。 いわゆる「アニソンぽさ」「同人ぽさ」の原因である気もする。 もちろんそれを狙っているのなら成功ではあるが、ドラムをもうちょっと凝って欲しい。 3. Prism in the name of hope ★★★ ポップとアニソンの間ぐらいの曲。 Bメロが少し綺麗。が、あまり特筆するべき点は他にない。 曲の作りも編曲も安っぽさが感じられる。 あ〜こういう曲作りやすいね、って曲を作ってしまった気がする。 しかしシンプルゆえの明るさ、心地よさというものあり、楽しくなれる曲でもある。 4. Fairy Tune ★★★ 音薄めの曲。歌声を押している曲。 サウンドとしてはEXILEとラッツアンドスターの共通項を抜き出したような音。 なんとなくダンスが似合う。ダンスミュージックってこともないんだけど。 AメロBメロ通して柔らかい旋律と歌声で癒し成分を入れながらサビで転調してハイになるのが心地良い。 間奏で一瞬ワルツが入って突然戻る。ここは意図も分からないし効果があったかは怪しい。 こういう面白さを評価するかどうかは個人の好みにゆだねる。 5. Lush march!! ★★★ これもポップとアニソンを地でいく曲。シンプルな曲で、ライブ映えしそうかな。 最低限の完成度は持っているけど高得点は与えられない。 6. そのとき僕は髪飾りを買う ★★★☆ バラード。正しくバラードしている。 サビでは泣きの旋律も入れながら、静かな編曲、穏やかなコーラス。 曲の狙いと完成型が合致している。狙い通りの曲だろうと思う。 ただ、1つだけどうしても気になってしまうのがサビの歌詞。 畑亜貴作詞で、この人は語感も語呂も良い言葉を選ぶと思うのだけど、 この曲のサビの「ならいいんだよ」というのはどうも美しくない。 この1フレーズだけで星が半個減ってしまうぐらいの違和感を感じるのだがどうなんだろう。 7. Melty tale storage ★★★☆ アニソンロックに民族調が足されたような曲。未来的なイメージもある。もともとシングルの曲だが、インパクトが弱い。 曲の始めにコーラスワークでlalaと歌わせる部分と同じメロディのサビ。 サビで伸びのある歌声を聞かせる構造なのかもしれないがそれだけでは足りないし コーラスに捌ける旋律をサビに持ってくる時にはもっと慎重に美しい音を運ばないと歌声が死んじゃうなぁという例。 ただ、曲自体の完成度は非常に高い。 8. 蒼い孤島 ★★★☆ ロック。かなり力強くスピード感もある曲。 ドラムが目立つのだが、打ち込みっぽくダサく聞こえてしまうのが残念。 それよりも光るのがピアノ。サビ前とか、サビの間とかクラシカルな旋律を打ち鳴らし続ける。 それがスピード感を与えているし、高貴な印象を与えるのに一役買っている。 9. 光 ★★★ 題名とは裏腹に音の分厚いロックバラード。 目新しさもない普通の曲だし、良いメロディがあるということもない。 盛り上がりどころも抜け切らなくて、ちょっとうるさい印象を受ける。 10. Paradise Lost -at next nest- ★★★★ 喰霊零OP曲。イントロがちょっと変化している。まずイントロから良い曲だと予感させるものがある。 Aメロのささやくような歌声、Bメロの前向きな歌い方、サビの力強い叫びのような歌と、 曲、歌い方ともに段階的に綺麗な盛り上がりを見せる。 終始かき鳴らされるシンセの音がアニメOPとしての働きを強めている。 間奏のコーラスワークからストリングス、ラストサビという流れもお約束でありながら見事。 11. FUTURE STAR ★★★ ハイテンポな打ち込みロック。当たり障りのない曲。 歌声頼みな感じもするし、やっぱり打ち込みドラムが気になる。 12. 雨上がりの花よ咲け ★★★★ 明るいロック風。イントロからストリングス全開。 サビも含めてとにかく明るさが出ている。タイトルのイメージを体現している。 その明るさをストリングスとメロディで演出していることを考えると、ストリングスを相当上手く使いこなしているし、間奏でも弦がやはりかっこいい。 応じて歌唱にも気持ちがこもっている。 13. 花束 ★★★★ 明るいポップなんだけど、なぜか涙を誘う曲。 これまでの曲とはちょっと趣向が異なり、シンセで背後で鳴らして幻想的な浮遊感、哀愁が出ている。 その哀愁がサビまで耳に残るため、サビ自体は明るく弦に包まれているのとのギャップが泣ける。 イントロ、間奏等節々にアコースティックなサウンドが挟み込まれているのも叙情的。 これライブのラストで歌ったら泣けそうと思っていたら案の定歌ったらしい。 14. everlasting... ★★★☆ アルバムの締め。スローバラードで、歌詞を聴かせる曲。 本人の道のりとも言える歌詞でファンにはぐっと来るものがあるだろうし、当然それ以上に本人にとっても大事な曲だろうと思われる。 実際にテクニカルな旋律を避けていると思うし、歌声と歌詞のためにある曲だろう。 なので、単品としてのクオリティを見ると高いとは言えないかもしれない。 後半の弦の動きは泣ける、痺れる。そこに「パレードは終わらない」なんて歌詞がのって完璧な締め。 締め曲としては素晴らしい完成度。個々の曲としてではなくアルバムの1曲として大きく貢献。 総評 ★★★☆ 茅原実里リスタートから2枚目のアルバム。前作Contactと同様、重厚なアニソンロックをメインにポップをちりばめたアルバム。 個人的に茅原実里はとてもレビューしにくいアーティストだと思う。 というのも、曲もアレンジもどこか似通っていて、★3つを付けたくなる曲が多い 実際レビューしていて、「さっきも同じこと書いたな」と何度も思った。 14曲を作曲5人、編曲4人で作っているわけだが、1人で作っていると言っても違和感がないぐらいだ。 微妙な差異こそあれ、曲調がかぶるというのはよろしくないし、おもしろみもない。 これはContactの時にも言えたことで、いわゆる進化というのは見られない。 そういう意味で、次のステージに行くためにはもう少し凝ったもの、実験的なものも要求されると思う。 それが曲のクオリティを上げるし、歌手茅原実里の評価を上げることにもなると思う。 ライブ映像を見ると分かるが、相当に歌は上手い。声量もあるし声の伸びもある。 たまに言われる「表現力がない」というのは曲調の幅の狭さが起因していると思うのである。 このアルバムの中でも機微は表現できていたと思うが、いかんせん表現力をモロに要求する曲と出会っていない。 割と辛口になってしまったが、この路線で一定クオリティのアルバムを2枚出して、さあ次はどうしようという岐路に立っていることは事実だと思う。 ファンが飽きない内に、室内楽調やらビッグバンド、アコースティックなど色々試して欲しいものである。 余談だが菊田大介。このアルバムでは2,7,10,12で作編曲を行っているが、26歳でここまで自分のスタイルを確立しているのはすごい。 単調な4つ打ちだけは受け入れられないが、ストリングスの使い方、インスト部の想像力など極まっている。 作曲に関しては、王道とも言える進行に容赦なく高音をぶつけるスタイルで、特にサビはそれが顕著。アニソン流メロディメーカーと言える人材だと思う。 同じエレガの上松よりもシンプルかつ大胆であり、茅原実里のように声量のある歌手でないと破綻しかねないが、 それゆえ菊田曲のライブでの歌唱にはCDにはない魅力がある。 ファン内でも脱菊田が囁かれるが、これまで高水準の曲を生産してきたセンスは素晴らしいものがある。 茅原実里とは良いコンビだと思う今後も工夫を挟みながら続いて欲しい。 148じゃないけどレビューとんクス! 参考になった。 >>152 >>148 だが乙。たしかに、プロデューサーや作曲家は 『ストリングス+トランス』に固執しすぎだと思う。 彼女ならBjorkとまでは行かなくても、 多少アバンギャルドな楽曲でも十分に個性を出せると思う。 クラシック・クロスオーバーに移行してもいいかも。 >>152 148じゃないが乙 分かり易くて読み応えあったよ しかし菊田氏てまだ26歳なのか 恐ろしい子 アニソンとは微妙に違うが... salute! / Rita (Blueberry & Yogurt) 01. Amnesia 記憶喪失というタイトルを関する1曲目はゲーム内BGMのアレンジ版。 神秘的なコーラスと砂漠の真ん中を旅するようなスローアレンジに まるで、ジプシーの旅を覗いてるかのような印象を与える。 ここまで重苦しい幕開けは珍しいが、期待を持たせるという意味では成功。 アコギとリズムマシーンをメインに据えたアレンジがより、メロディの 重さを引き立てているのではないだろうか。 02. 熱情 無駄に暑苦しい、プログレっぽいロック。少しばかりフュージョンっぽくもある。 Ritaも基本はパワフルに、時にモノローグっぽく歌い上げる。 歌詞も相まって、どこのアニソンかと(しかも80年代)思うほど、暑苦しい。 中華っぽいゲームの世界にそぐわないのは仕様ということで。 (ドラを突っ込んでも中華っぽさが皆無なのはどうよ) 03. Salvatore! いわゆるおバカエロゲーのオープニングにふさわしくない爽やかロック。 が、歌詞はプロレスがテーマ(応援団が主題なのに...)なので、暑苦しいw この組み合わせは訳がわかりません。間奏のストンプっぽい打楽器は 聴いてて気持ち良い。ライブ向けの楽曲。 04. 一陣烈風 本来はバカゲーなのに...何、この無駄にカッコイイミディアムロックバラード。 一応、ゲームの作風に合わせて和の要素を盛り込みつつ、Ritaの透明感のある 歌声が幻想的な和風ロックバラードとして上質な完成度を見せ付ける。 こんな美しいバラードがあんな作品の頭を飾るなんて...ありえん。 本来なら、大河ドラマとか、時代小説とかに使えそうな歌詞なんだけどなぁ。 05. ジュヴナイル 正統派スチームパンクワールドをエロゲに持ち込んだ「蒼天のセレナリア」。 そのオープニングを飾るのは爽やかな四つ打ち中心のポップス。 爽やかなバッキングギターと広がりのあるベースと歌声が空を連想させる。 歌詞も10代なら共感が出来そうなちょっぴりファンタジー色の強い内容。 晴天のドライブにはちょうどいい、爽やかな楽曲である。 が、間奏のピアノソロ入らないと思う。かえって邪魔に聞こえる。 06. カスミカゲロウ 重苦しいシナリオに特化した姉妹ブランドデビュー作のオープニング。 4曲目が戦国を舞台にした大河ドラマなら、明治や大正を下地にした ソープオペラのような、その上でゴシックテイストを纏ったサウンドとなっている。 退廃的な歌詞と儚げな歌声に、沈むようなリズムと妖しげに響く ピアノと三味線が絡み合ってゆく不思議な展開を見せる。 個人的にはギターソロは入れず、もう少し重い曲調にしてほしかった。 歌詞とメロディーは非常に好みなんだけどねぇ。 07. Adenium 再びスチームパンクの世界に戻り、今度は中近東の空気を纏わせたバラード。 タイトルは砂漠のバラという別名がある花の名前で、歌詞では鉱物の方である 砂漠の薔薇の意味も兼ねている様子。 焼けるようなギターとシンセが容赦無くリスナーの耳を焼き焦がす。 美しいメロディラインが重くも焼け付くような音を漂う様は圧巻。 このような曲がオープニングを飾るのは珍しいのではないだろうか。 08. シリウス まさにエンディングっぽい展開の楽曲。優しいメロディラインと曲が 穏やかな夜を連想させるには十分に機能しているのではないだろうか。 子供向けドラマなら間違い無くエンディングとして高い評価を得ただろう。 心地良い曲のため、さらりと聴けてしまうが、それだけなのが惜しい。 09. dairy sky ゲーム楽曲のアレンジ、その2。ほのぼの。というかみんなのうた。 絶対に、何か妙な味わいのあるアニメーションが頭をよぎる。 ヴォーカルは少女っぽさを出さず、かといって歌のお姉さんかもしておらず、 優しく、丁寧に歌い上げている。 10. 恋してるし 一瞬、I'veかと思った、トランス要素を絡めたダンスポップ。 そこらのアイドルが歌ってそうな曲調ではあるが...言葉数が多いw そして、歌詞のほとんどが最後に「し」で終わっているのは韻を踏んでるっぽい。 まぁ、こういう曲はB級と呼ばれるものには欠かせない。 11. 星花繚乱 タイトルからして、感動的なバラードかと思ったら爽やかなアップテンポロックだった。 ライナーノーツでは大奥という単語が使われているが、大奥の主題歌だって ここまで爽やかな歌を起用してなかったと思うぞ。 宇宙を用いたラブソングだけあって、歌詞がすごくクサい。 ...まぁ、本来は借金返済目的のバカゲーだし、これでいいか。 12. 美麗的花〜うつくしき花 中国民謡風バラード。なお、コード進行を少しアレンジした「茉莉花」という 中国民謡を取り入れ、ピアノもRita自身が手がけている。 民謡特有の美しい旋律はもとより、Rita自身の歌い方も曲に合わせているため 聴いていて非常に耳に良いサウンドだと思っているが、いかがだろうか。 ラストの中国民謡(多分、これが「茉莉花」だろう)もハマっている。 13. ta eschata 姉妹ブランド処女作のエンディング、アレンジ版。なんと、ジャズフュージョン。 なんだか、酒が進みそうな楽曲だと思う。 しかし、間奏のピアノとアコギが熱いソロを披露したときにはビックリした。 製作者はずらしすぎかなと思ったらしいが、明治・大正にジャズはつき物です。 たまにはこういう和ジャズもありかなと。 14. IKOVE ピアノメインのバラード。南米の“Tupi-guarani”と呼ばれる言語で「育つ」という 意味を冠したこの曲は、実に重い歌詞ではないだろうか。 しかし、重いだけではなく、希望を見出そうとしている様子も描かれており、 エンディングとしてはまさに傑作と言えるのではないだろうか。 あえてヴォーカルとピアノだけにしたのは正解だろう。 15. Never Fade 80年代ハードロックを連想させるミドルロック。 確かに、本人が言うとおり、これは男性ヴォーカル向けだな。 秘めたる熱さを表現するには彼女の声では少々、力不足と言ったところか。 アレンジ自体はかなり熱く、力強いので好感は持てる。 16. Inliyor トルコ語で「泣いている」という意味。読み方は知らん。 楽曲はアコギ主体のバラード。優しく包み込むような歌声と 夜明けを連想する歌詞が印象的。是非とも落ち着いた環境で聴きたい。 総評 RitaがBlueberry&yogurtのメンバーとして、そして個人名義でライアーソフトに 提供した楽曲を集めたベスト盤みたいなポジションのアルバム。 全体的に丁寧に作られており、音質も何気に良い感じだと思う。 ただ、16曲と非常に長く、飽きさせない作りになっているとはいえ、 少々長ったらしく感じてしまうのはいかがなもんだろうか。 もう少し曲を絞った方がバラエティも出るのではないだろうか。 ゲーム内容にそぐわない楽曲も、実はしっかりと作られていると本気で驚くには 本作がちょうどいい格好の材料となるだろう。大河ロマンがオープニングを飾る 借金返済ゲームとか、応援がテーマなのに、なぜかプロレスだったりとか。 たまには"★"なしレビューもいいかなと思って投稿。 エロゲコンピっていた違いかもしれんが、関わりはあるので 書き込んでみた。本当に聴いていて大変だった。 天球の音楽/牧野由依 1. オムナ マグニ ★★★★ 作編曲 菅野よう子、作詞 Gabriela Robin。創聖のアクエリオンED。 クラシカルな旋律、民族調の音選び、ガブリエラ語、呪文のような歌い方。 異なるベクトルの様々な要素が合わさった結果、謎のまとまりを持ったような曲。 とにかく耳に残る曲。どういう思考回路でこういう曲を作るのか知りたい。 2. ウンディーネ ★★★★☆ 作編曲 窪田ミナ。ARIAのOP。ストリングス、ピアノ、パーカッションがメインの癒し曲。 ピアノの静かなイントロから始まり、ささやくような歌声を聞かせるAメロ。 心地よいパーカッションを土台にストリングスが包み込むように飾る。 サビの歌声が素晴らしい。声量と張り具合、裏声への流れるような変化、弦との調和。 極上だが難しいメロディを見事に歌いこなしている。 Cメロから間奏への移行は鳥肌もの。ここでも声と弦の調和が曲を盛り上げる。 優しい曲でありながら声の力強さを見せる曲で、アニソン、声優ソングの中でも希少価値のある、 牧野由依専売特許とも言える曲。 3. 幸せのため息 ★★★☆ 作曲 牧野由依、編曲 河野伸。レアな本人作曲のポップ。 ベースが単調でありながら安定した導き手となり、心地よいギターが一定のリズムで鳴る。 それらをサックスとコーラスが飾る。サビのメロディも美しく、しかも良い声のでる音域を使っている。 おまけみたいなものと思って聴いたら面食らうぐらいしっかりした曲。 4. もどかしい世界の上で ★★★☆ NHKにようこそ!ED。ロックっぽさもあるし、ピンポイントのピアノ、弦で高級感もある。 演奏が良い。佐野康夫のドラム、弦一徹ストリングス、ギター、ベース、ピアノみな高品質。 それだけに曲自体がイマイチなのが惜しい。歌詞を聴かせるためのシンプルな曲とも言えるが、 おもしろみに欠けるメロディだし、ひねらなかったのか、ひねりが足りないのか難しいところ。 アニメ最終話でこれを聴くと★を増やしたくなるような、安心感のある曲ではある。 歌詞がアニメと合っていてアニソンとしての役割は存分に果たしている。 5.シンフォニー ★★★★★ 作曲 北川勝利、編曲 桜井康史。ARIAの挿入歌。ROUND TABLE曲はみな良いが、やはりこれが素晴らしい。 ピアノと声での入りから始まり、Bメロでベース、ドラムの参加の流れが綺麗な盛り上がりを作る。 何よりサビの旋律、その歌い方の可愛らしさ。甘ったるい歌声がクセになる。 特に2番サビの「切ない気持ちなの 子猫みたい 肩をすくめて」のあたりは、センス光る歌詞とともに切なげな歌い方など聴き所の一つだろう。 サビから間奏への入りも美しい。少しずつテンションを上げ始めるベースが間奏で見せ場。 曲の最後まで飽きさせない展開を持ちながら、美しくまとめ上げる。 6. ユーフォリア ★★★★☆ 作編曲 窪田ミナ。ARIAのOP。 ウンディーネと同じ趣向の曲だが、こちらはサビの旋律が穏やかな分、声に頼った曲。 安定感のあるパーカッションと和音を奏でるピアノが曲の雰囲気を確立していて、 そしてウンディーネと同じく、Cメロから間奏への入りが良い。 伸びのある声とともに間奏へ入ると、転調をしながらテンポのいいコードチェンジ、 ストリングスが主役になり極上の旋律を奏で、最後にサビへと繋がる。 曲単体としてのかっこよさと、BGM的な癒しを両立した曲。 7. ジャスミン ★★★ ミディアムテンポのバラード(?)民族調の香りも。 イントロのキーボードからちょっと安っぽい雰囲気が漂う。 イントロ以降もとりたてて聴き所のない単調な曲であり、サビの旋律もイマイチ。 アレンジも打ち込みが目立ち、サビ前のクサすぎる銅鑼のような音などいちいち鼻につく。 8. 夏休みの宿題 ★★★☆ バンド風の音にブラスを乗せた、アップテンポの爽やかな曲。 とにかくベースの主張が激しい。最初から最後まで走り続けている。 ともすればつまらなくなりがちなAメロBメロをかき回している。 明るい歌声に絶妙な切なさが乗って、一夏というイメージを上手く表現している。 9. 髪とヘアピンと私 ★★★★ 作曲 F.GIRAUD、編曲 窪田ミナ。ARIAの挿入歌。 序盤は抑揚の少ない、ピアノとボーカルをメインに据えたスローテンポの曲。 それでいて単調にならず心地よい旋律が流れるように続く。 非常に丁寧に音を選んでいる印象があって、サビとも言えないような静かな盛り上がりが心に強く響く。 ずっとささやくように、力の抜けた声が続くのだが、その表現力が聴き手の気持ちを離さない。 しかし何よりも聴き所は後半の穏やかな盛り上がりとそれを彩るストリングスの動きだろう。 間奏部分はインスト作品として成立するような雰囲気を持ちながら、一つテンションを上げてサビへ戻る。 アウトロの弦が最後まで見せ場を作り続け、ピアノとともに幕を閉じる。 つまらない曲として見られる可能性もあると思うが、見方を変えれば難しい旋律を曲として成立させた名曲だと思う。 窪田アレンジの妙を存分に味わえる1曲。 10. ユメノツバサ ★★★ 作編曲 梶浦由記。メディアムテンポのロック曲。 梶浦曲にしてはう〜んという感じ。Bメロがちょっと良い。 が、サビもノリ切らず、歌詞もダサい。コーラスも牧野由依でなく、牧野の声とのギャップが苦しい。 楽器選びも梶浦独特の特徴はない。 11. 永遠の想い ★★★☆ ツバサ・クロニクルのキャラソン。スローテンポ。 サビのちょっと変わった旋律、盛り上がりのあとの呟くような部分など面白い曲。 ちょこちょこエレキギターが顔を出したり、特徴的な和声を作ったりもする弦の動きも印象的。 やや実験的な印象もある曲。声の可愛らしさが前面に出ている。 12. CESTREE ★★★ 作編曲 かの香織。ゼーガペイン挿入歌。 歪んだギターサウンド、大量に息を含んだささやき声、多重コーラスなどトリップ感のある曲。 中毒性があるという意味ではない。 正しい挿入歌というか、BGMとして聴けば使いようのある曲だと思う。 が、アルバムに単体として入ると浮くだけと言わざるをえない。 13. 雨降花 ★★★★☆ 作曲 F.GIRAUD、編曲 河野伸。ARIAの挿入歌。スローテンポなバラード。 始めは穏やかなベースに静かなボーカル、飾るようにストリングスの構成。 Bメロも同じような構成で、サビで一気にボーカルが力強くなる。 サビはメロディ、歌い方ともに一瞬演歌や80年代のバラードを感じさせる。 サビ3小節目の弾むような歌い方、7,8小節目の下降するコーラスなどが美しい。 特筆すべきは2番サビから間奏への移行。歌詞に沿った弱々しさ、強がりなど必要な表現が全てこもった完璧な歌唱。 そして絶妙なストリングスの入り。ここの4小節だけで★3つ上げたくなるぐらいの魅力がある。 14. アムリタ ★★★☆ 作曲 かの香織、編曲 藤田哲司。劇場版ツバサ・クロニクル主題歌 ピアノとともに入るAメロの一音目から心をつかむものがある。歌詞も語感語呂ともに良い。 穏やかなAメロから一転サビでは重厚な音がバックに流れる。 しかしそのアレンジがやや下品。穏やかさと対照的に盛り上げようとしたのだろうが、やり過ぎ。 銅鑼のような過剰な盛り上げ方、うるさすぎるピアノ、シャンシャン鳴るパーカッション、 サビ終わりの「アムリタ」だけアカペラというあからさまなアレンジが寒い。 劇中で挿入歌として流れたのなら気にならないかもしれないが、単体だとせっかくの曲がもったいないとすら思ってしまう。 個人的には弾き語りバージョンの方が純度が高くておすすめ出来る。 総評 ★★★★☆ 牧野由依の1stアルバム。1stなのに、上に挙げたとおり異常な面子によるプロデュース。 そしてそのネームバリュー通りの、クオリティの高い楽曲群が揃っている。 有名アニメとのタイアップ効果もあって、最近の声優曲では例を見ない完成度と言える。 匹敵するのは菅野プロデュースの坂本真綾ぐらいじゃなかろうか。 全体としてフレーズ毎のつなぎを意識し上手く使っている印象がある。 中心となるARIA曲群2,5,6,9,13はどれも素晴らしい出来。 窪田ミナは作曲家としてだけでなく、アレンジャーとしての腕があることを再確認。 ROUND TABLE曲のシンプルかつ独特のメロディや、F.GIRAUD(何者?)の絶妙な旋律。 それぞれの個性がふんだんに発揮された曲だろう。 しかし何よりも予想外だったのが牧野由依の歌である。 正直なところ、メンツが豪華だから聞いてみようという気持ちだったのだが、驚いた。 まず単純に声が可愛い。これは田村ゆかりとか堀江由依とかとは違うタイプの可愛さであり、 数多くいる歌う声優の中でもオンリーワンのものだと思う。 基本声は細めなのに、声量もある。そのギャップがサビを強く印象づける。 高音は上品な声で、弦と調和する。坂本真綾に似た雰囲気もある。 それでいて、元々ピアニストであるというのも影響するのだろうが、表現力がある。 ピアノを弾くように丁寧に歌っているのを感じる。気の抜けた声、甘ったるい声、泣くような声。 ありとあらゆる歌い方を「知っている」ような印象を抱かせるのが凄い。 そして節々にある息の抜き方。これも声優ではオンリーワンな特徴だろう。曲調の関係もあるけど。 もし歌の上手い声優3人選べと言われたら牧野由依を選ぶ。それぐらい豊かな感情を見せる歌い方だ。 水樹奈々とか茅原実里も上手いんだけど、彼女らとは格の違う巧さを感じる。 ちなみに生(しかも弾き語り)でも相当高いクオリティで歌っていた。 歌える声優の中で若いのもポイントが高い。声優ソングの新たな道を切り開いてくれる気がする。 牧野由依は実力の割にマイナーすぎる。もっと広く知られ受け入れられるのを待っている。 俺の感想では牧野は高音域は鋭いキレを感じるがそれに比べ中音域になると とたんに聞いてられない頼りなさに感じるんだよな 聞き方の違いかな いやたぶんそういう部分もあると思う 俺としてはアレンジがしっかりしてるからあんまり気にならないし、 その中低から高音への移行の瞬間こそ一番の聴き所かなと思ったりもする。ギャップ的な意味で。 まあ最大瞬間風速が凄い的な意味の、歌が巧いだと思ってください >>167 みずきとか茅原は「私うまいでしょ」的発声が難だよな、一定の音階じゃないと力強く歌えないから、iPodなんかで一般の女性ボーカルと並べて聞くとどうしても差が目立つ。 二人が「声優にしては上手い」って評価なのに対してまあやは初めて声優と歌手を両立できたって印象。 牧野がそれを越すというなら聞いてみるわ。 信者が贔屓を持ち上げるのは結構だがそのために内容じゃ無い事で 他を貶める必要はないんじゃないか 私上手いでしょ発声って水樹も茅原も歌手畑で育ってきた人らに声優だからという書き込みはどうなんだ 基本的に、>>168 のような書き込みも極力やめたほうがいいと思う。 語り合うスレではないからね。 >>170 は論外。 う〜ん書き方マズったなぁ ×格の違う巧さ ○質の違う巧さ だと思ってください。貶すつもりは一切ありません。申し訳ない >>170 のまあや信者が最高に痛いだけだろ レビューにコメが付くのは多少はいいんじゃないかな レビュー外のコメント自体に関しては、書き手のモチベーションの為にも一定量はあっていいと思う。 ただ、>>170 の内容に関しては、水城のアルバムレビューの内容そのままって感じではあるけど、 水樹茅原のファンからみたら気分いいものじゃないだろうし、レビュー外では控えたほうがいいんじゃないかな。 ただ、レビュー自体に関してはあくまで率直でお願いします。 170ですがすみませんでした。 レビューを書き込むスレと言う認識が足りませんでした。 重ねて申し訳ありませんでした。 誰か志方あきこさんの最新アルバムのレビューをやってくださる方はいませんか? >>180 身も蓋もないこと言うなよしんでしまえよ 01 Over The Future feat. THE CHILDREN ver.2 ★★★ 可憐Girl'sが歌っていた『絶対可憐チルドレン』オープニングテーマを同アニメ主演声優3人がカバー。 悪くはないが、いい意味でも悪い意味でも破壊力はオリジナルが格段上。 また、アルバムに収録に辺りアレンジも大幅に変わっていて、かなり大人しくなっている。 このアレンジだと『イェイ!絶対!大ターン』等の掛け声が邪魔くさく聞こえる。 オリジナルからは想像できないほど、想像以上に無難な曲になった。 02 絶対love×love宣言!! ★★★★ 01が大分大人っぽい曲になっていたおかげで、若干こっちが子供っぽく聴こえる。 オリジナル比較だとこっちの方が若干大人に聴こえてたんだが。 全体的に流れてるバックのデジタル音が面白くて好き。 サビでの『絶対なんです』あたりでのボーカルと同音を鳴らす部分でも、 上手くボーカルを邪魔しないようになっていて、聞いていて気分を上手く高揚させてくれる。 03 DATTE大本命 ★★ 02からさらに子供になっていくような流れの曲。 曲自体は01からの流れを汲んだ曲。なんとなく前2曲に比べて印象が弱い。 こっちの「キュンキュン」「ハイハイ」の掛け声を生かすためにも いっそ1曲目では掛け声は取っ払ってよかったんじゃないかと思える。 04 流れ星☆ロマンちっく ★★ アルバムオリジナル曲。 今まではほぼデジタルサウンドで構成されていたが、こちらでは時々ブラスが鳴っている気がする。 こっちも01,02に比べるとインパクト不足。正直似たような曲4曲連続なので、若干飽きも感じる。 05 早春賦 〜卒業伴奏〜 ★★★ インタールードみたいな感じで挿入されるピアノ演奏。 デジタル続きで疲れた耳にいい休憩になる。 06 MY SONGS feat. THE CHILDREN ver.2 ★★★★★ 01に続き可憐Girl'sのカバー。こちらはロック風味のアレンジに。 かなりかっこよく仕上がっていて、こっちのアレンジは成功している気がする。 ただ、このアレンジを可憐の方で使ったらまたチグハグになりそうなんで、あちらはあちらで正解だと思います。 07 トキメキの星屑 ★ 戸松遥演じる三宮紫穂のソロ曲。いわゆるトランスの曲。 可もなく不可もなくといった感じ。 08 瞬間を越えるSmile ★ 白石涼子演じる野上葵のソロ曲。こっちはどちらかというとユーロビート? 07よりは若干カッコいいかな、程度の印象。 アレンジがいいのかメロディがいいのか歌い手がいいのか… 09 WITH ★ 平野綾演じる明石薫のソロ曲。これもトランスっぽいかな… これも大して特筆すべき点はないです。 10 早春賦 ★★★ 05のオリジナルバージョン。 番組最後のエンディングで使われたこともあり、前向きなサヨナラ曲。 無難に〆たかな。単曲としては結構良曲だと思います。 総評 ★★★★ アニメ『絶対可憐チルドレン』の主演声優3人によるアルバムです。 全体的にデジタルサウンドが多めで、通して聴き続けるとなんとなく疲れてきます。 この3人の場合、ソロで個々を聞くよりも、3人の声が重なった時に不思議と魅力が膨らむ印象がしました。 ソロ3曲以外はそんなに悪い曲ではないので、単曲をテンション上げたいときに聴く聴き方がいいかもしれません。 07〜09のトランスとかユーロビートとかは、あくまで自分の感覚で書いたので、もしかしたら違うかもしれません。 乙 保守ついでに俺も書いてみる ----- Aice5 / Love Aice5 ※ Aice5 読みは「あいす」 01. Prologue of Aice5 インスト。 次の曲のメロディーがオルゴールの音色で流れる。 02. Love Power ★★★☆ そしてそのままこの曲に流れこむ。 サビのメロディーがキャッチーで覚えやすい、直球のアイドルポップ。 スターチャイルドは本当にこういう曲が得意だよなあとつくづく思わされる。 サビ以外はそれぞれメンバーが交代で主旋律を歌っていく構成だが、アイドル声優ユニットということで声質自体はきれい。 しかし逆に歌唱力となると多少厳しい部分があるのを痛感させられてしまう。プロではないから仕方ないとも言えるが…。 03. ふりふり ★★★ メンバーの浅野真澄作詞。そしてそのままメインボーカルを務めている。 メンバー作詞曲は作詞者がメインボーカルも務める形を取っているようだが、この人はそこそこ歌唱も安定している。 こちらも2曲目の流れを受けたような普通のアイドルポップだが、こちらはギターのバッキングをメインに据えたアレンジになっている。 女の子の日常とか女の子同士の友達付き合いとかについて書かれたかわいい歌詞で、割ときれいに書けている印象を受けた。 最後の「照れる」というセリフのようなフレーズはファンにはたまらないのでは。 04. Word I need ★★ ブラスやシンセ和音がアクセントになっているこちらもアイドルポップ。 なんかあんまり印象に残らない。特徴と言えば歌詞がやたらと英語になっている。 例えば「You 情(友情?)ってバリケード What can I... (わかんない?)けど大丈夫?」と言った感じ。なんかすごい。 アップテンポかつ随所にコールが入っているので、ライブでは盛り上がりそうな一曲。 05. 友情物語 ★★★★ シンセ、オケヒットなどの打ち込み音をメインに、ピコピコした音で飾りをつけたような曲。 そのためかキャッチーで耳に残る楽曲に仕上がっており、 サビのドタバタ感はちょっと癖になる。 歌詞は女の子の友情について書かれており、「友達同士で二股かけられた」「一緒に彼を振っちゃいましょう」なんて部分も。 しかし実際こんな友人関係を築けている人ってどれくらいいるんだろうか…。 今の若い女性は友達を切り捨てでも恋に向かいそうなイメージがあるんだが。 06. Natural Fly ★★☆ ギターをベースに、サビのメロディラインをなぞるシンセが印象的なアッパーソング。爽快感がある。 一方でテンポが早いため全体的に早口のような歌い方になってしまっている。そのせいか歌唱に余裕が無い印象。 Natural Fly というタイトル通り等身大の自分で勝負しよう、という歌詞。 07. 白い月 ★★ メンバーの木村まどか作詞。シンセや打ち込みで構成された、似非ロックバラードな楽曲。 メインボーカルである木村のハスキーボイスは声質的には悪くないが、歌の下手さが浮き彫りになってしまっていて残念。 そしてメンバーによるコーラスが無駄にかわいらしいものになってしまって曲の雰囲気が壊れている。 シリアスな曲じゃないのかこれは。なんだか中途半端。 08. Believe My Love ★★★ アコースティックギターをベースにブラスで味付けした、ダンサブルなナンバー。 なんとなく90年代な雰囲気だなと思ったら編曲の水島康貴氏はSPEEDやV6等の楽曲も手がけたとか。 かっこいい路線であるためにどうしても一部メンバーの声が浮いているように感じられて残念。 2番のサビのキメから間奏への入り方が個人的に好み。 09. マーブルロケット ★★ メンバーの神田朱未作詞。ここで一呼吸おける、まったり系ポップソング。 Aice5メンバーはそれぞれイメージカラーが決められているのだが、 この曲の歌詞中にはその色(「青」「赤」「緑」「黄」「紫」)がすべてどこかで登場している。 曲としては普通。打ち込みの音が浮いて聞こえてしまってちょっと邪魔かも。 10. Lady Go! ★★★ メンバーの堀江由衣作詞。勢いのあるガールズロック路線。 縦読みするとメンバーの苗字や名前が並ぶようになっている歌詞は努力賞。よくあてはめた。 「GO! GO!」といったコールがサビにあったりと、ライブでは盛り上がりそうな一曲。 11. five arrows ★★☆ メンバーのたかはし智秋作詞。この人がメンバーの中で一番安定感のある歌声を持っているようだ。 なんとなくR&Bを取り入れたような曲調だが、なんだか安っぽい。 そして相変わらずメンバーによるコーラスやコールが合わない。 間奏部分ではラップまで入っていたりするのだが、その内容が作詞者本人のカラーが出まくりで凄いことに。 「A-BOY」「サムカワ」「ワクテカ」「ジューシー」「ポーリー」…もはや何がなんだか。 このアルバム全体通して綺麗なイメージの楽曲が多い中、良くも悪くも異彩を放っている。 12. Love&Dream ★★☆ ホーン楽器が印象的な、アッパーな楽曲。楽器のせいか大人っぽい。 しかし歌詞の方は大人というわけではなく、悩んでる人に声をかけてあげる応援ソング。 せっかくのアレンジなのに勿体ないと感じてしまった。 13. Get Back ★★★ 「A!I!C!E!」とグループ名を連呼するコールが特徴的な、デビュー曲。 アイドル、アニメソングの王道といったような曲調や歌詞はまさにアイドル声優ユニットにふさわしい。 間奏から最後のサビへの盛り上げ方は個人的に好み。 一応ギターソロも入ってはいるが、それよりもそのあとのCメロ?の方が印象に残った。 14. Smile ★★ いかにもアイドル、な締めの王道バラード。 王道らしくストリングス中心にアレンジがされており、まさにラストにふさわしい楽曲といったところ。 解散してしまった今となっては「どんな時だって きっと君のことを 思っているよ」というフレーズはファンには切ないのでは。 15. Epilogue of Love Aice5 1曲目同様、オルゴールで2曲目のメロディが流れる。 16. Stardust 〜Aice5のテーマ〜 ★★★★★ ボーナストラック。 元ネタ?はSMAPの「FIVE RESPECT」。だがこちらはメンバーそれぞれが自己紹介をしていく形を取っている。 「A! I! C! E! 1.2.3.4.5 Go! Aice5!!」のところからサビに入るところもそのまんま。 歌唱部分がメンバー全員でのユニゾンのみであるため、一番聴きやすかった。 総評 ★★☆ アイドル声優ユニット、Aice5のファーストアルバム。 しかしこのアルバム発売までに発表されたシングル曲はカップリング含めて全曲収録されているので実質ベストアルバム。 Aice5は単独で歌手活動もしているリーダー、堀江由衣が発案者となり自らメンバーを集めて結成されたユニットであり、 声優ユニットというのは一つの作品のためだけに結成されたものや、期間限定でのみ活動するものが多い中で 2年間近く(リリース期間としてはもう少し長いが)活動していただけあり、声優ユニットとしての完成度は高めでそこそこ楽曲にも恵まれているようだ。 アルバムとしては打ち込み中心の明るいアイドルポップを主軸に、ポップロック、R&B風、バラード等いろいろな楽曲を収録し、偏りを防ごうとしている構成は好印象。 ただやはり本職の歌手ではないため歌唱力はどうしても物足りない。特に7曲目、14曲目の聴かせるべき曲に関しては顕著。 詞に関してもメンバー一人一人が作詞をそれぞれ担当するという力の入れようではあるが、 全体を通して恋愛に関してや、女の子の友情、ありがちな応援ソング、身内ノリだったりと良くも悪くも直球のアイドル路線。 そしてなにより16曲目、それぞれの作詞曲に関してはそれぞれのキャラクターが現れている部分もあるため、 全体通して声優ヲタ(メンバーのファン)でもないと楽しめないかもしれない。 声優が歌う曲やアイドルポップ、気軽に聴けるアルバムが好きな人にお勧めの一枚。 ----- お目汚しスマソ このライブいったことある方で、 400レベル経験した人ちょっと質問! やっぱ遠いだけあって、盛り上がりにくいもんなんですかね? 静かに聴く感じ? 最近メジャーデビューした同人ユニットAsrielです。 同人8thAL QuoVadis / Asriel 1.灰色の瞳の眷属 ★★★★☆ 荘厳なストリングスのイントロの後BPM150で疾走。 ドラムは裏拍連打やバスドラム連打などメタルっぽいけど、 ベースラインはうねりギターは軽めなバッキングとメロディアスなソロ(いわゆるV系ロック?)。 ヴォーカルの声はかなり独特(水樹奈々が腹式呼吸をしないでGacktっぽく歌ったような感じ)。 間奏で一度大胆にジャズっぽくリズムチェンジし、その後速弾きギターソロが被さり爆走する所は鳥肌。 2.Roxalio ★★☆ チェンバロが入ったダークな雰囲気のイントロから入るアップテンポなロック曲。 Asrielの基本コンセプトは「静と動」らしく、サビで疾走→間奏で落ち着く→再び爆走 が基本。 この曲もそんな感じ。サビメロが弱いのでイマイチ。 3.xxxに捧ぐ歌 ★★★★☆ ものすごくガンダムのOPとかに使われそうな爽やかイントロから入るキャッチーな爽やか曲。 間奏のギターソロも爽やかな時のラルクみたい。 4.Dedicate ★★★☆ オレンジレンジがへビィな曲を書いた時みたいな微妙に重めなメタルギターによるイントロから始まる。 アニソンってよくサビ直前に1小節くらいブレイクっていうかタメが入るけど、 この曲はそのタメが7小節(約10秒)。長すぎ。超プログレッシブ。でもかっこいい。 5.十三番目の運命 ★★★ 怪しげなギターリフに怪しげなホーンが乗るイントロから始まる怪しげな曲。 三拍子(イントロ→Aメロ→Bメロ)⇒四拍子(サビ→間奏)→三拍子(間奏→Bメロ)…な展開。 ちなみに三拍子Bメロ→四拍子サビ はこのユニットの得意技。 6.Dark of romantic ★★★ シンセが派手めなイントロからBメロまでは明るいのにサビだけ暗い曲。(サビだけ短調なのかな?良くわからん) 今はやりのアンサーソング。 7.kerveros ★★★☆ #4と同様バッキングのギターが重め。 そして#4同様サビの後半からドラム裏打ち連打が始まりスピード感アップ。 #4はチェンバロだったけどこの曲はオルガン使用でクラシカル。間奏とアウトロのギターソロはかなりテクニカル。 ちなみに1〜7曲目まで全部アップテンポ曲(BPMはおおよそ120〜200)。 8.指先の辿る残酷な旋律 ★★☆ これも怪しげなタンゴ調三拍子→爽やかな四拍子サビの曲。 アコーディオンが鳴る間奏は3/4×3⇒5/4×1⇒3/4×8⇒4/4×6⇒2/4×1⇒3/4×1と結構変拍子。 9.eternal memory ★★★★ 声優野川さくらのシングル曲のセルフカバー。 これもアニソン系爽やかロックだけど原曲よりもかなりキーが上がってる。 もともとハイトーンなVoが更に限界キーを歌っているので、 そのいっぱいいっぱいっぷりが結果的にドラマチックなメロディを更に引き立てる。 10.ルージュの伝言 ★★★☆ A、B、Cメロまでバラード調でサビでアップテンポになる。でB、Cメロのみ三拍子。 中盤に30秒静寂タイム(この辺プログレチック)を挟んで、 後半は盛り上がって終わり。 11.終焉に咲く花 ★★★☆ これもバラード→サビでアップテンポな曲。間奏は4→3→4拍子。 2番の後に1回だけ入る大サビが超ポップ。ギターソロはやはりかなり凄い。 12.Gritter Rain ★★☆ 唯一のスローバラード。可もなく不可もなく。 総評 ★★★☆ メジャー1stALとほぼ同時発売の最新同人アルバム。 良く有りそうであんまり例が見当たらないような曲調。 V系音楽がバックボーンにあるらしいのですが自分は詳しくないので判りません。 特徴として (1)女性ボーカルのゴシック系ハイスピードロック (2)キメやブレイクを多用。拍子チェンジも多く、また1番と2番でメロディが変わることもしばしば (3)メロディは高音連発で乱高下が激しく、半音も多用するためかなり独特だが、ポップでキャッチー という感じで、あえて例示するなら (1)妖精帝国+(2)UVERworld+(3)aiko ÷3? (メジャーはこれに水樹奈々的ストリングス&アニソン要素が加わる) 同人の方がアイディアも音数も多く詰め込まれていて賑やか。 けど似たような曲も多くハマらない人にはつまんないかも。 キャッチーさとカオスさを併せ持った音楽が好きな人には同人盤を薦めます(アニメイトにも売ってます)。 メジャー1stAL unveil / Asriel 1.Metamorphose ★★★★ 大仰なストリングス入りのアニソンロック。ものすごくエレガっぽい感じなメジャーデビュー曲。 アニソンの型にはまっているメロディもらしくない。でも良い。 2.穢れ亡き夢 ★★★☆ これはAsrielらしい曲。 メジャーは編曲が外注。おそらく生音(ライブ)前提に編曲されているため 全体的に比較的音数が少なく演奏もアンテクニカルになっている。 3.千億の星屑散らす夜ノ空 ★★★ これも派手なストリングスから入るアニソンロック。16分音符でキメを連発するイントロや 展開が目まぐるしい間奏などは健在。でもサビが微妙。 4.雪月花 ★★★★★ 同人時代の曲のリメイク。 原曲はバックで琴が終始ひたすら乱舞する曲だったけど本曲は琴が引っ込んでストリングスが加わりバランスが良くなった (でもちょっとだけ物足りなくもなった) 和の雰囲気とせつなさとドラマティックさが入り混じった曲調でめちゃかっこいい。 5.Gemini ★★☆ 笛とアコースティックギターと地味目なストリングスで作られたポップな佳曲。 6.思いの欠片と信じる欠片 ★★☆ #5から笛を除いたような曲。多分前半後半の2部構成になっておりここで一区切り。 7.氷の月夜 ★★★★☆ メロディアスなギターを纏って三拍子で裏打ち疾走するイントロが出色の良さ。超かっこいい。 サビだけ四拍子で曲の勢いが殺されるけど、そのおかげでサビ後に再び来る間奏が更に引き立つ。 8.綻びし華 ★★★★★ ダークで妖しさ満載のキラー曲。メロが良い上コテコテなキメも連発。 9.嘆きの雨を一雫 ★★★☆ #8に引き続きダークでメロディアスなスピードナンバー。 ドラムがドカドカ鳴り音数も多いがメジャーのプロによるアレンジのためすっきり聴きやすい。 怪しいストリングスと共に16部音符で歪んだギターリフをかき鳴らす間奏がかっこいい。 10.追憶の誓い(Naked JAZZ Mix)★★ シングル曲をジャズっぽくリミックス。原曲はハイトーン高速曲で星4.5個。 本曲はJAZZ Mixなのにギターは厚くなりストリングスも派手になっており、 なのにそのくせテンポ、キー共に落としてありちぐはぐで台無し。 11.Al meila ★★☆ 同人曲のリメイクで三拍子のバラード。地味。なんでこの曲をリメイク?人気あるのかな 12.unveil ★★★ 明るく締める最終曲らしいストリングスイントロで始まるタイトル曲。 ストリングスはエレガのそれに比べると予算と格の差がモロわかり。 総評 ★★★☆ 同人8thとほぼ同時発売のメジャー1st。メジャーらしく曲の当たり外れが大きくなった。 上記の通りプロにより編曲されており、音数が減ってすっきりまとまっている。バリエーションも多彩。 しかし複雑な展開や拍子チェンジ・カオスな展開などは減り良くも悪くも正統派アニソン寄り。 「静と動」のコンセプトやメジャーで音数が減り角がとれて丸くなった感など、 まさに同人界の凛として時雨。 (ちなみに若手バンドに例えると、Asrielは凛として時雨で六弦アリスは9mm Parabellum Bulletって感じ)。 バランスの良い普通のアニソンが聴きたい人にはメジャー盤を薦めます。 >>191-196 乙。Asriel気になってたから良かったよ。 「同人界の凛として時雨」は良い形容だなw 乙 こっちじゃまとめてもらえないし、次から本スレの方に書けばもっと見てもらえるよ いかにも素人臭い手作り感満載のものでよければ 私がアニソンレビュースレのまとめページを作りましょうか? 特に異論がなければ、作業に取り掛からせて頂きます >>202 少ないうちから始めた方が後々らくだと思う >>199 よろしくお願いします もういっちょだけ同人CDレビューします。 女性ボーカルで「クラシカルアートポップス」を謳うユニットlove solfegeです。 La Fatalite / love solfege 01.La Fatalite ★★★★★ しょっぱなから11分の大作。「組曲風クラシック+メタル」らしいですが重いギターなどは無くメタル色は薄いです。 イントロからクラシカルなフレーズを弾き倒すギターソロはなんと1分間休符一切無しのオール3連符。 楽器は他にも弦・管・チェンバロ・ティンパニ・シンセ・ドラムなど満載で、 しかもこれらの楽器がBPM160の速さで11分間にわたってそれぞれ3連符を連発しまくるので、 終始異様な統一感と異様なテンションでもって曲が展開していく。 組曲らしく歌メロ含め展開が目まぐるしく変わるが、その全てが超キャッチー(メロは上品なアリプロって感じ)。 長めの間奏が若干ダレるのと、作曲者のルーツがクラシックなためドラムが少しショボイけど、 それ以外はほとんど隙の無いまさに名曲。 02.amity ★★★ エンヤ+霜月はるか÷2みたいな壮大系クラシック+民謡アニソン曲。三拍子。 ストリングスは打ち込みだけどかなり本物っぽく出来ていてチープさは無い。 ちなみにlove solfegeはボーカルが5人くらいいて、この曲を歌うのはロシア人。けど歌詞は英語。 03.sweet liar ★★★☆ 倉木麻衣が昔やってたような一昔前のR&B曲。 そんなR&B的なオーケストラヒットやトランス系シンセの中にやっぱりクラシックピアノをぶち込むんだけど それがまたかっこいい(曲自体は古臭くてダサいけど)。 04.stratospheric melody ★★★☆ ピアノのインスト。この曲含め、ピアノは全て作曲者による生演奏(あとギターも生)。 これがBPM200で16分音符連発の速弾きでかなりうまい。 しかもプログレっぽく展開しててマジで上原ひろみみたい。 05.forget-me-not ★★☆ 普通にエンヤ的クラシック。と思いきや1分過ぎた途端菅野よう子が時々やるようなテクノに。なんじゃこりゃ。 更に1分後再びアンビエントに戻る。でまた1分後テクノ。 そして最後に両パートが混ざる。ここがかなり鳥肌。 ちなみに例のロシア人が今度はロシア語で歌ってる。 06.Due destini ★★★★☆ メロディこそややアニソン系だけど、 ガチのクラシックオペラにR&B的リズム(ズン、タン、ズンズンタンみたいなあれ)をそのままぶち込んだ曲。こんな曲初めて聴いた。 楽器はその打ち込みリズムとピアノのみだけど、メロディは綺麗かつキャッチーで バックのピアノも16分音符中心でかなり乱舞していて全体的にすげーかっこいい。 ソプラノなボーカルはイタリア語で巻き舌とかも多用していてかなり本格的な感じ。 07.noblesse oblige ★★★ 今度は壮大系クラシックにトランスを混ぜた曲。 基本的に5拍子で所々に6拍子が入る。間奏では10/16拍子に。 ちなみに他のアルバムでは13/16拍子、5/8拍子、15/16拍子を混ぜ込んだ曲とかもある。 何が凄いってそれで曲は普通にポップにできてること。 08.おかえりビーグル ★★☆ バラード。普通に良い曲なんだけど、 今までの曲を聴いてきた後だと普通すぎて印象に残らないかわいそうな曲。 総評 ★★★☆ クラシック&アニソンをベースに様々な音楽を容赦なくぶち込んで融合しているようなしていないような曲を作るサークル。 他のアルバムではもっとポップ寄りだったり、ダンスミュージック寄りだったり、 同じクラシックでもこじんまりしたバロック音楽寄りだったりするんだけど、 本アルバムはエンヤとかサラブライトマンみたいな壮大な感じのクラシックな曲が多い。 よくある「ストリングスとか使ってるからクラシックっぽい」とかではなく、メロディの締め方とかがガチで上品でクラシック的。 その格調高さとアニソン的ポップさの加減がかなり絶妙。 曲の当たり外れが激しいサークルで意外に地味な曲も多いけど、#01と#06はホントに良いので、 個人的にはこの2曲だけでも一度聴いてみてほしいです。ニコ(ry ちなみに通販とかダウンロード販売とかで買えます。 >>206 色物かと思って聴いてみたらガチだった。またなんか書いてくれるとうれしっす >>206 気になっていたサークルなのでありがたかった。 まだ聴いていないけど雰囲気が掴み易いレビューで良い。 通販してみるわ。 >>210 プロダクションも同人の中ではかなり良い方だし、 売上が増えて予算が上がるとクオリティも上がりそうなタイプのサークルなので ちょっと改変して貼ってみました。 >>211 乙。 菅野よう子とかの単語は意識して消したのか。 無名なバンド名を例え出す人もいるし、そこは大丈夫だと思う。 彷徨ってたらたどり着いた 1から一気に読んだけどみんなレビューすごいなー 俺も駄文ながらちょっとずつ書いてみようかな >>214 書く予定なら水樹奈々の新作お願いします 他の人にも広く知ってもらいたいなら邦楽板、別にそうでもないならここに レビュー書き込むってことでFA? >>216 それでFA。 邦楽板にビジュ系やアニソンレビューが書き込まれることはままあるが、ビジュアル板のレビュースレとここのスレに畑違いのアルバムが投下されることはない。 初心者が水樹奈々の新作書いてみました 水樹奈々/ULTIMATE DIAMOND 01.MARIA&JOKER★☆ 1曲目からちょっと反則気味とも思える感じ。 所謂テンポの良いJAZZテイストで構成されているわけだが 曲調や効果音からルパンやビバップのOPを想像することも容易。 水樹の伸びのある歌い方でなんとなくまとめられてしまっている曲。 効果音とか正直いらないかも・・・。 02.悦楽カメリア★★★ ギターとドラムの絡み合う熱いロックな曲。 途中途中で入る和のテイストが良いアクセントになっていて 曲全体の疾走間を出している。 サビはちょっとメタルっぽい? 作詞は水樹自身が担当。 03.PERFECT SMILE★★★☆ 02からの流れできて、ここでいきなり印象が変わると思われる。 タイトル通りの笑顔になれそうな爽やかポップソング。 04.Trickster★★ 18thシングル。 同シングル収録曲がアニメタイアップであったせいか これシングル曲だと知らなかった・・・。 サビ以外でシンバル音がやたら目立つってて薄っぺらい感じもする。 もうちょっとベース音で厚みが欲しい。 05.Mr.Bunny!★★ 90年代風の打ち込み曲。 曲調は青空を想像させる明るい感じで飲料水のCMにでも使われそうだけ 詞の内容は失恋ソングという罠。 06.沈黙の果実★★★☆ 力強い歌い方とストリングス系の音が全体を盛り上げている曲。 ストリングスとの絡みはやっぱいい。 07.Brand New Tops★★★★ 鍵盤から始まるイントロで一瞬騙されるwww ”WOW WOW〜”から曲全体の空気がいきなり変わる。 良くも悪くもアニメのタイアップになりそうな曲。 でもこういう元気な曲嫌いじゃない。 08.少年★★☆ 作詞・作曲:矢吹俊郎 「矢吹俊郎」という名前は聞いたことあったけど 水樹の前はまっくんのプロデューサーだったのか。 ファンのみなさんには周知なんでしょうね。 コーラスとかサビとかどうりで同じ臭いを感じるわけだ。 09.Gimmick Game★☆ まあまあよくある感じの打ち込み多様の曲。 正直そこまで強い印象を受けない。 10.Dancing in the velvet moon★★★ 18thシングル。 特別説明しなくても「ロザバン」のED曲として御馴染みでしょうか。 この曲の終わり方が何故か好き 11.ray of change★★★★☆ アコースティックギター(クラシックギター?)の音色がいい。 打ち込み多様やエレキギターガンガンでなくても全然カッコイイです。 12.深愛★★★☆ 19thシングル 今作品の中でちょっと異彩を放っている感じを受けた。 聞き込むにつれて曲に引き込まれるスルメソング。 こういう曲もきちんと歌えるのが水樹奈々の強みなのかも。 13.蒼き光の果て -ULTIMATE MODE-★★★ 出演していたアニメ「AYAKASHI」のキャラソンのアルバムバージョン。 原曲がわからないのでどのようにアレンジされているのかわかりませんが 曲とボーカルのバランスがすごく良いと思いました。 例の事件で収録予定曲との差し替えになった曲らしいです。 14.Astrogation★★☆ 18thシングル。 テンポのある打ち込み曲。 ライブの終盤で歌われそうなイメージを受けたが 作品的にも終盤だからそういう位置なのかもしれない。 15.夢の続き★★★☆ 作品の最後を締めるバラード。 それだけに水樹奈々の”歌”というものが堪能できる曲。 今の自分の気持ちとファンに対する気持ちを歌ったであろう 本人作詞の歌詞にも注目。 総評★★☆ 声優のアルバムがオリコンで1位を取ったということで世間的にも知られたであろう作品だし シングル曲が3曲収録されていますが 期待大で聞くとちょっと物足りない感じもするかもしれません。 そこでアップテンポ以外の曲にこそ注目して欲しい。 水樹奈々の歌唱力とそれを熟知しているスタッフ陣の仕事は流石です。 入門編としてではなく他の作品を1,2枚聞いてから聞いて欲しい作品かもしれません。 昨日このスレ読んで影響されリクもあったのでがんばってみましたが アルバム全曲レビューするのってかなり大変ですね。 自分の表現力のなさに涙が出そうになった・・・。 曲のレビューというか単なる感想文みたいなことになってしまいましたのでご容赦ください。 先にいろんな作品書いてる方々に拍手。 ですこちっくは入っていないのか Album verとか欲しかった >>218-221 乙です。 誠実で簡潔な良いレビューだった。 安心しろ。 自分はこんだけ書けないし、書く気が出ないw 個人的には周囲から支持されている「Gimmick Game」の感想が全く同意で嬉しい。 >>167 >>221 この評価の違い・・・・。 同じ声優でもすげー差だな。 牧野の生歌はそんなすごいのか。 今度いってみよう。 生だと田村と水樹って結構すごいほうだと思ってただけに。 それと評価は横と比べるものじゃじゃなく個人単位の縦の時系列として見るべき このスレでいちいち煽るような書き込みしてほしくない >>229 星マークなくしてりゃそれも通用すると思うけどね。 マークの評価低かったらそれが好きな信者には印象悪いだろ。 レビューなんだから内容だけで星なくせばいいんでないの >>230 確かにここはレビュースレだけど「率直な」レビュースレだからな。 目に見えてわかるはっきりとした評価ってのも必要じゃないの? 好きな歌手(声優)だからって理由で星をたくさんつけるレビュアーなんてそういないしね まぁ中には時々そういう人もいるけど アンチだからとか諸だからとかじゃなくて単純に音楽を評価した結果が星の数なんだろ 個人的にレビュースレは自分のまだ知らない歌手の評価が見たくて来てるなww今度聞いてみようって気になるしw 星の数はあまり気にしてない 単純に音楽を評価した結果とかは少しも思わないけど 所詮嗜好があるというのは割り切った上で見てる >>231 まぁ、趣味趣向がある世界だからな音楽なんて それを★で評価するんだから割り切って読んでればいいのかも 持ち上げすぎも読めば判るからなー メインストリートは外れだった。俺的に☆ 天球の音楽 はかなり良かった。★★★★ マキノユイ。 前作に比べてイマイチ。★★★☆ 僕はまだ何も知らない。/石川智晶 See-Sawの時よりいい感じ。★★★★ 誰も教えてくれなかったこと/石川智晶 アルバムオリジナル曲があまり印象に残らない。★★★☆ ホワイトパルセッション/ELISA アニメタイアップが3曲と少ないものの、全体的に良くまとまっている。★★★ かぜよみ/坂本真綾 坂本真綾のCDはこれが買うのが初めて。今まで知ってたけどスルーしてた。これはタイアップ多いなぁと思って買った。この人の声は人によって好みがあるような気がする。★★☆ Leer Lied/kukui ローゼンメイデンのベストアルバム聴いていると癒される。★★★ May'nはフルアルバム出すのは早すぎると思う。メインストリートが期待外れだっただけに。 鷺巣詩郎プロデュースなので大いに期待>May'nフルアルバム 保守ついでに再び同人レビュー。 「Aramary在籍時の第一期Sound horizonをもう一度」をコンセプトに結成された女性二人組ユニット Krik/Krakです。 ちなみに自分はサンホラはCDレンタルして好きな曲だけ聴く程度。 ストーリー云々は大体解りますがあんまり興味ありません。 Krik/Krak 黒い森 Akt. 1:囁く者達の言葉(問題提起) プロローグ。映写機音をバックに語りが入る。幕開けと同時に観客の拍手。 ブックレットを見ると曲目リストの上には「Programm」とか書いてるし、 今作はアルバムを通して1本の映画(もしくはミュージカル?)を表現するというコンセプトみたい。 と、思いきや…。 Akt. 2:黒い森(連動のSchalter《Α》、彼方にて幕は閉じ) ★★★★☆ 弦楽器とクワイアが印象的なアップテンポ(シンフォニックロックって言うのかな?)のアルバムOPテーマ。 タイトル通り真っ暗でひたすらシリアス。 コーラス⇒A,B,Cメロ⇒サビ⇒語り⇒D,E,Fメロ⇒サビ⇒コーラスと超アイディア満載な曲展開。 A,Bメロはマイナー歌謡曲のお手本のような低空飛行で起伏の無いベタな歌メロ進行(「太陽がくれた季節」のAメロみたい)なのに、 Bメロの途中くらいからオリジナリティー全開(破綻寸前?)な感じで階段状にどんどん音階が上がっていって、 ついにサビではソプラノ(C5/hihiC)に達する(ちなみに最低音は多分A3)。 かなり無茶だけど全体的にすげーかっこいい。 一方で、曲の進行に沿って徐々に増えていく楽器隊や 同人の曲にありがちな「単に歌メロをなぞってるだけ」と「対位旋律が全く合っておらず不協和音になってる」 のちょうど中間を上手くとっているストリングスなど、歌メロの無茶っぷりとは対照的に編曲は凄く丁寧。 「知識も技術もまだ発展途上の素人が、創作意欲とセンスと努力のみで音楽を創り上げた結果、 ものすごく歪だけどものすごくキャッチーな曲ができあがる」 というまさに同人音楽の醍醐味を感じることができる一曲。 Akt. 3:光る足跡(黒い絵本、其の壱) ★★☆ 再び映写機音と語りから始まる民謡3拍子曲。 2,3曲目共に森の歌で、所々に木々のざわめき音が入るんだけど、1曲目に出てきた拍手音とモロかぶっとる!SE手抜きしとる('A`) と、思いきや… Akt. 4:魔女の家 I(台上にて少女は嘆き) ★★☆ 再び民謡3拍子の小曲。2曲目のような曲調よりもこういうのが得意みたい。インパクトは薄いけどそれなり。 ちなみに曲名がAct.○○とか書かれてるのは実際の表記通りです。 あと語りの声はAramaryそっくり。 ヴォーカルは癖が無い歌唱で細く高い声。似てると言えなくもないかな、という感じ。 Akt. 5:魔女の家 II(檻中のRegel、暴君は全てを蹂躙すべし) ★★★★ 弦・管・鍵盤打楽器・スネアドラム・ティンパニ・コントラバスなどオーケストラ編成で派手かつ軽快に演奏し(打ち込みだけど)、 二人の登場人物の掛け合いもとてもテンポが良い、これぞメルヘンミュージカル!という感じのインパクトが強い曲。 サンホラよりもクラシックや童話的要素が強く、むしろディズニーの曲みたい。 サンホラに影響を受けて作っているはずなのに、そのサンホラが影響を受けている真の本家(?)に似てしまっているという不思議な現象。 (というわけでディズニーのクラシック的アニソンミュージカルの大名曲である「ノートルダムの鐘」を置いていきますね↓↓) http://www.youtube.com/watch?v=LYjhg0HtZVk Akt. 6:魔女の家 III(嚥下する獣の食卓) ★★★☆ カノンのフレーズをアレンジしたイントロから始まる底抜けに明るい曲。しかし無闇に明るい曲調とは対照的に歌詞は…。 そして後半は劇的に展開が変わる。 どんどん展開していくメロディの一つ一つがせっかく良くできてるのに、 1番、2番と使いまわしせずにそれぞれ1回ずつしか出てこないのがもったいない…とか思ってたら、 他の曲のメロディーがアレンジされて再登場して来たり、歌メロの使われ方が独特。 これが物語と音楽をシンクロさせる物語音楽の特徴なのでしょう。 ちなみに本アルバムは「全曲合わせて一つの組曲」というコンセプトらしいです。 Akt. 7:満月の墓穴(黒い絵本、其の弐) ★★☆ ピアノ・弦楽器・鉄琴で演奏される3拍子バラード。 タイトルや歌詞から3曲目と対応してるのは解るんだけど、一聴しただけではどう関係してるのか良くわからない。 歌詞が抽象的過ぎて他の曲との関係性も? 謎が残る曲(もちろんそれは後になって解る)。 Akt. 8:黒い森の御伽噺(Marchenkonigin) ★★★☆ 2曲目をベースにメロディや編曲、調などを弄って無理やり明るく仕立てた曲。 いくら明るくしようとしても原曲がアレなので、もの凄く無理やり感満載で、不穏さが滲み出ている怪曲。その明るさが逆に気持ち悪い。 なんか明らかに場違いなエレキギターが後ろでギャンギャン鳴ってるし… もちろん歌詞も…。 Akt. 9:再び、囁く者達の言葉(耳を貸すべからず) ★★ 終始語りでボーカルはなく、本作品の世界観というか基本的な概念というかそういうのが語られ、核心に迫る曲。 全体的にすごく寓話的な雰囲気の本作品の中で、この曲は作者の価値観が丸裸で露になってる感じがして異質。 内容も作者の自己満足要素が強いし若干押し付けがましいような気がする。 (だからサブタイトルが「耳を貸すべからず」なのかな?) でも、この曲が浮いてるのにも実はちゃんと意味がある。 Akt. 10:黒い森(連動のSchalter《Ω》、此方にて幕は開く) ★★★☆ とりあえず幕を閉じるEDテーマ。のくせしてサブタイトルが「幕を開く」な、暗くメロディアスなミディアムテンポ曲。 今までイマイチパッとしないようなメロディの曲や纏まりのない曲もちょこちょこあったけど、 これはいい感じに纏まってる上フックがあって完成度高め。 (でもやっぱりサビ突入でいきなり1オクターブ以上上がる無茶っぷり) Akt. : (連動のSchalter《Α-Ω》、即ち暗夜の大天幕) ★★★ 最後にアルバム全体のトリックに対するヒントが出され、再び最初から聴く破目にw 総評: ★★★ 一通り聴いて見た第一印象は、「Sound horizon+ひぐらし」。 こだわりや仕掛けのあるブックレット、SEや語りの多用などが特徴。アルバム全体で一つのお話を作るコンセプトアルバム。 で、とりあえずなんとなく話の大筋というかシルエットは掴めるんだけど、「で結局なんだったの?これで終わり?曲順ってこれでいいの?」みたいになって、 実はアルバム全体を通してメタ的大仕掛け(っていうのかな?)が隠されている、という感じ。 雰囲気はひたすら閉塞的で暗い。 曲に関しては霜月はるかみたいな地味目な民謡曲を中心に、 所々インパクトが強い変な曲や、弦やヴォーカルが起伏の激しいメロディを奏でるアニソンらしい曲などが配置されている。 (どっちかというとアルバムの核になってるのはこれらの「その他の曲」群) #2、#5辺りは曲単体で見てもかなりキラー曲。 謎解き要素を楽しんだりブックレットと睨めっこするのが好きな人や、 練り込まれたちょっと難解な世界観が好きな人、ダークメルヘンが好きな人、 最近のサンホラに対して 「完成度が高すぎて逆にツボらない・暗さや中二病要素が足りない・壮大過ぎ・登場人物多すぎ・やっぱりAramaryが…」 のどれか一つでも当てはまった人などは是非。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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