>>782
こっちのレビューなら理解できるか?

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そうだった、竜の城で、竜は父親ではなく母親の絵を殴っている!
そうだそうだ。そうだった!

つまり、ケイくんの視点からすると、「母親がいなくなったせいで父親がおかしくなった」となる。だから「僕が耐えればいいだけだから」となり、実はケイくんは父親には同情的だったということになるね。

虐待はクソの中のクソだけれども、ケイくんの中では、「役割を放棄しいなくなった母親」への愛憎がかなりのウェイトを持っていることがわかる。
なるほどなぁ。

そうか、つまりケイくんにとっては、鈴ちゃんが「母親の役割」を担ってくれたのだ、ということになるんだね。

忍くんが鈴ちゃんの母親役を買って出てくれたように!

ケイくんの父親も、鈴ちゃんに「生意気なガキ」ではなく「自分のしていることの間違いをはっきりと指摘する母親(妻)」の姿を見た故に、へたり込むしかなかったんだろう。