王立宇宙軍 オネアミスの翼〜リイク20ノンデライコ〜
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
俺はやめないぞ。何がくだらない事だよ。
ここで止めたら俺たちなんだ、ただの馬鹿じゃないか。
ここまで作った物を、全部捨てちまうつもりかよ。
今日の今日までやってきた事だぞ。下らないなんて悲しい事言うなよ。
立派だよ! みんな歴史の教科書に載るくらい立派だよ!
俺まだやるぞ。死んでも、あがってみせる。嫌になった奴は帰れよ!
俺はまだやるんだ! 十分、立派に元気にやるんだ!
各部門! 応答しろ!
1987年3月14日公開・東宝東和系
制作:GAINAX 製作:BANDAI 監督:山賀博之
●前スレ
王立宇宙軍 オネアミスの翼〜リ19ニ・ノンデライコ〜 [無断転載禁止]©2ch.net
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/animovie/1491100894/
●間接関連スレ
懐アニ昭和板
オネアミスの翼 王立宇宙軍 [無断転載禁止]©2ch.net
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/ranime/1468134196/
※21禁注意
王立宇宙軍 エロゲオタの翼 その2
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1210079952/ ■GAINAXの「オネアミスの翼」HP
http://www.gainax.co.jp/anime/honeamis.html
■主要スタッフ&キャスト
☆スタッフ
原案/脚本/監督 山賀博之
助監督 赤井孝美/樋口真嗣/増尾昭一
キャラクターデザイン 貞本義行
作画監督 庵野秀明/貞本義行/飯田史雄/森山雄治
スペシャルエフェクトアーティスト 庵野秀明
美術監督 小倉宏昌
音楽監督 坂本龍一
音楽 坂本龍一/上野耕路/野見祐二/窪田晴男
音響監督 田代敦巳
プロデューサー 末吉博彦/井上博明
エクゼクティブ・プロデューサー 山科誠
企画 岡田斗司夫/渡辺繁
製作 BANDAI
配給 バンダイビュジュアル
☆キャスト
シロツグ・ラーダット 森本レオ
リイクニ・ノンデライコ 弥生みつき
その他 村田彩/曽我部和恭/平野正人/鈴置洋孝/伊沢弘/戸谷公次/徳光和夫/熊倉一雄 ■王立宇宙軍オネアミスの翼の音楽について
作曲陣:坂本龍一・上野耕路・野見祐二・窪田晴男
発売されているサントラ関係
○坂本龍一/オネアミスの翼〜王立宇宙軍オリジナルサウンドトラック
MDCL-1247
全15曲収録(未使用曲含む)
○坂本龍一/オネアミスの翼<イメージ・スケッチ>
MDC3-1072
プロトタイプ4曲収録
(王立宇宙軍軍歌収録。但し映画使用の物ではなくて
坂本龍一が歌っている)
○坂本龍一/オネアミスの翼〜王立宇宙軍コンプリートコレクション
MDCZ-1168
上記2作品とドラマ編(初CD化)を合わせた4枚組。
サントラの面からすれば全然コンプリートではない。 ■FAQ
Q. サントラCDはどこで売っていますか?
A. 一応アマゾンではこれら全部購入できるようだが。
Q. XXのシーンで流れていた曲が収録されていないのですが。
A. 残念ながらサントラ未収録曲が多数存在する。
いまさら完全版CDが出るとも思えず、待っていても無駄だろう。
どうしても聴きたい場合は、LD-BOXあるいは北米版DVDに
BGMとして未収録曲が七十数分も入っているのでそれを買うべし。
Q. 国内版のDVDには入ってないのですか?
A. 入ってないよ。今後も期待しない方がいいよ。 ■FAQ2
Q: リイクニは売春をして生活費を稼いでるの?
A: いいえ、農作業の手伝いなどのアルバイトをして稼いでます。
売春説に関しては初回版LD-BOXのブックレットの中で赤井孝美氏が否定しています。
また北米版DVDのオーディオコメンタリーにおいても同様のコメントをしています。
ちなみに、リイクニは処女だそうです。
Q: リイクニは靴に硬貨を入れてるの?
A: リイクニが靴を脱ぐシーンで靴から硬貨が飛び出してるように見えますが
よく見ると服のポケットから飛び出しているのが分かります。
Q: でもあの服、ポケット無いよね?
A: “アニメの不思議”だそうです。
Q: マナはリイクニの私生児?
A: いいえ、もとはリイクニが洗い場でアルバイトをしていた居酒屋の子供です。
夫婦が喧嘩ばかりしているのを見かねて
リイクニが半ば誘拐同然で連れ出しました。
Q: 宇宙に行ったシロツグは宇宙船が爆発して死んじゃうの?
A: いいえ、爆発シーンと思われてるところは単に太陽光線が差し込んだだけです。
エンディングでちゃんと帰還した絵が出てきます。
さらに「英語吹き替え版を見てもラストのリイクニのシーンの後に
宇宙船が浮かんでるシーンが出るので、帰還した一枚絵がなくとも
それ以前の太陽の光の部分を爆発だと捉えるのは難しい」という指摘もあります。 ■王立宇宙軍をもっと知るためのいろいろ
☆ムック
「王立宇宙軍コンプリートファイル」 バンダイ
「THIS IS ANIMATION ザ・セレクト12 王立宇宙軍」 小学館
「王立宇宙軍 制作記録集」 MOVIC
☆小説
「オネアミスの翼=王立宇宙軍=」 全2巻 著・飯野文彦/イラスト・窪岡俊之 朝日ソノラマ文庫
「アニメノベルズ オネアミスの翼 王立宇宙軍」 小学館 (フィルムストーリー+準備稿を抄録)
「小説版 王立宇宙軍〜オネアミスの翼」(マンガ版の1話目のノベライズ)SF Japan
☆資料
劇場パンフレット 東宝東和
初回LD(CAV版)/ VC特典ブックレット 「ためになるかもしれない・・・オネアミスの翼」 赤井孝美
初回国内版DVD(LDジャケット仕様)特典ブックレット 「10周年同窓会の翼」他スタッフインタビュー
☆音楽CD いずれも MIDI INC.
「オネアミスの翼 イメージスケッチ」 坂本龍一(4曲収録のミニアルバム)
「オネアミスの翼 オリジナルサウンドトラック」 坂本龍一/上野耕路/野見祐二/窪田晴男
「オネアミスの翼 コンプリートコレクション」 (上記2枚+ドラマ編LPをCD化して収録 全4枚)
「オネアミスの翼 ドラマ編LPレコード初回盤」 (未CD化音源をソノシートで添付)
☆映像
「オネアミスの翼/ドキュメント・ファイル」 バンダイ (メイキング+幻の予告編を収録)
「王立宇宙軍 パイロットフィルム」 GAINAX (CAV版LD/北米版DVD(リージョンALL)収録)
子象物語VC/LD バンダイ (リイクニの翼とクレジットされた3分弱のプロモーション映像)
☆映像番外
王立宇宙軍<完全版>VC バンダイ
(制作当時カットされ、後に復活制作されたシーンをストレス無く通して見ることが出来るのは、これのみ)
「王立宇宙軍」ビデオCD GAINAX (完全版?/ちょっとした設定資料がおまけに付いてる)
☆関連資料
「対談 宮崎駿vs山賀博之」 キネマ旬報 1987年3月下旬号 通巻No.956
「王立宇宙軍SPECIAL」 1987年 GAINAX (制作スタッフが作った同人誌)
「クイック・ジャパン VOL.18」 1998年3月発行 太田出版 (GAINAX風雲録 山賀博之インタビュー)
貞本義行画集(アナログな「ALPHA」とビデオCD版。数枚の王立絵がある)
キーボードスペシャル3月号「オネアミスの翼」サントラ大研究 (楽譜や教授のインタビューなど)かなりレア? dアニメの新着
https://i.imgur.com/yLXoK5P.jpg
4分割構成
Chapter.1 31分11秒
Chapter.2 21分25秒
Chapter.3 33分46秒
Chapter.4 33分25秒 この一節がいい
シロツグ 「なぁ、マティ。もし現実が一つの物語だったとして・・・」
マティ 「な、なんだ?」
シロツグ 「いや、そう考えた場合に。」
マティ 「あぁ」
シロツグ 「もしかしたら自分は正義の味方じゃなくて、悪玉なんじゃないかって考えた事ないか?」
マティ 「さあなぁ?ただ・・・ただ周りの奴ら、親とかみんな含めて、そいつらが俺をほんのちょっとでも必要としてくれるからこそ俺はいられるんじゃないかと思ってる。金物屋だってそうだ。誰かが必要としてるからこそ金物屋でいられるんだ。この世に全く不必要な者なんてないと思ってる。そんな者はいられるはずがないんだ。そこにいる事自体誰かが必要と認めてる。必要でなくなった途端消されちまうんだ。こう思う。どうだ?」
シロツグ 「んん。わかった。ありがとう。」
引用元
http://blog.livedoor.jp/japannet2000jp/archives/53398619.html ユーネクストの新入荷コーナーにあったからさっそく観たよ。
懐かしかった スレタイは
王立宇宙軍 オネアミスの翼〜エンジン点火20前!〜
になると思ってた いちいちスレ番号をキャラやセリフにこじつけるのええ加減やめたらどないや
ぶっちゃけスベってんで >>1 乙
>>21
現実が一つの物語だったとしたら、俺様は、主人公や主要キャラと関わることもない、ただのモブキャラだろうな。
通行人A的な。セリフもなくて、エンドロールにも名前すらでてこない。 シロツグ「見せてもらうよ、リイクニ。君の、真実を!」 リイクニを酔い潰すために、ラーダットさんは、ワインをもってきて注ぎました。
それは白ワインだったでしょうか。赤ワインだったでしょうか。
白注ぐ・ラーダット。
ラーダットさんは遺産で、ある不動産を相続しました。それはなんだったでしょうか。
城継ぐ・ラーダット。
リイクニさんは鎌倉時代の生まれです。両親がリイクニを仕込んだのは西暦何年だったでしょうか。
1192年(リイ国作ろう鎌倉幕府) >>33
出しちゃう?出ちゃう?出りゅぅ?
もう出ちゃうのね。
いっぱい出してね。 「王立宇宙軍 オネアミスの翼」「パプリカ」など4作品、BS12で2月にオンエア
毎週日曜19時からオンエアされている「日曜アニメ劇場」。
2月7日には今敏監督が手がけた2006年作「パプリカ」、14日には手塚治虫の原作をもとに、大友克洋が脚本、りんたろうが監督を務めた2001年作「メトロポリス」、
21日には押井守監督自らが1995年公開作品の全カットをリニューアルした「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」、28日にはGAINAX初の劇場用アニメーションで、
庵野秀明が作画監督として参加した1987年作「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の放送が決定している。 シロツグ「リイクニお願いだ、君のオナラの音が聞きたい臭いを嗅ぎたいんだっ!」
リイクニ「いけませんシロツグさんやめてください! ・・・ああっ///」
ぷうっ シロツグ「これが、リイクニのアナル・・・」
リイクニ「あんまり見ないでください///」
シロツグ「ここから何か出ないの?」
リイクニ「だ、出すんですか?」
シロツグ「うん」
リイクニ「わかりました・・・」
ぶりっ >>38
2人だけが使えるマインドコミュニケーションって、そういうことだったのか。
あの世界の宗教では、やはり黄金プレイが推奨されるんだろうか。
リイクニさんの穴がオネアミスに永遠の平和を約束する幻の聖典の謎の鍵だったとは!
公開当時は聖少女とか、愛の奇跡っていってたんだよね。 あけましておめでとう産の危機のガイナックルボンバー!リイクニの香ばしい拭き残し←何の(・∀・)?
それはもちろんウソチしたてのリイクニの肛門(*´Д`)ハアハアに指を挿れて(*´Д`)ハアハア
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
こみ上がる便意うわあああ腸の奥がぐるぐるしてるぅお腹の奥の軟便が、軟便が吹き出るう
シロツグ「お↑お前アク筋になれ」そしてリイクニをまんぐり返しだ〜〜〜〜〜〜っ
リイクニ「ぐっ、で出ちゃう・・・んあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
すっポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!
・・・・・・ずどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどっ!!!
もう止まらない。吹き上がる軟便がまるで噴水のようだ。
軟便に続いてオシッコが出始めた。猛烈な排便に刺激されたのだろう始めから勢いよく出ている。
落下した軟便とオシッコが腹の上で混ざり合いドロドロになってリイクニの首筋に流れていく。
もはやこの、まんぐり返し噴水排便から逃れることは出来ない。
さあ、どうするんだリイクニ・ノンデライコ! そういや、アニメSFXなんてことも言ってたなあ。
今や、そもそもSFXなんて言葉も消えてるがな。
坂本龍一のプロフィールに、
YMOと戦場のメリークリスマスはあっても、ラストエンペラーはない辺りもなあ。
まあもっとも、ラストエンペラーの後なら、
王立の音楽引き受けるなんて、絶対なかったろうけどな。 >>43
映画公開
1987年3月14日
ラストエンペラー公開
アメリカ 1987年11月20日
日本 1988年1月23日 リイクニ「ムーンティアラー、アクショーン!」
シロツグ「大魔王〜♪」
リイクニ「壺の中から♪ ・・・って違う!!」 >>41
しかも。
最初に住んでいた家を工事業者に破壊されて、人様の教会を間借りしているのに、人様の教会で脱糞して大量の軟便で汚すんだよな。 BS12で放送されるとき実況スレで「このアニメ映画オスマン・サンコンやアントン・ウィッキーや徳光和夫まで出てるんだぜ」
とか言っても今の若い人たちには「は?誰?」ってなっちゃうんだろうな
34年の歳月はあまりに長すぎた ネッカラウト「あっ、セーラーマーキュリーだ!」
リイクニ「違う!」 マジャホ「博士の奥さんの隠し子だろ?」
リイクニ「違う!」 >>31
王国に巨大な危機が訪れたのが、アメムガ暦3989年、シロツグさん9歳
オネアミスに滅亡を暗示する不吉な前兆(農村に疫病、退廃思想、盛り場に異常な熱気)が現われ始めて、シロツグさんが王立宇宙軍入隊したのがアメムガ暦3996年(16歳ごろ)
従って、シロツグ(21歳)が汚れなき魂の少女の導きのもと翼を持ち天に昇りオネアミスの聖典を宇宙に探しに行ったのは明記されていないがアメムガ暦4001年くらいじゃねぇか?
本編の時点でリイクニさんは17歳だったので、リイクニさんの誕生日はアメムガ暦3984年くらいと推察される。 ジャン「ナディア、老けたね」
リイクニ「3つしか違わんわ!」
シロツグ「未成年だったのか・・・」 確かに。日本の法律や常識を異世界に当てはめてはいけないが。
家を所有していて一人(+マナさん)暮らししていた。(破壊後、代替地とか補償金とか。少なくとも地代分を受け取っている感じはしないので、賃貸だったかも?)
マナを引き取った。(正式に里親の手続きをしたのではなく、毒親から無理矢理引き取ってきたという説も)
という点から未成年だったのはびっくりですわね。
シロツグが16歳で宇宙軍に入隊したとすれば、あの世界では成人が16歳とかそういうことがあるのかしら。 >>46
成人かどうか判らんが、
中等教育機関(中学高校)の卒業年齢が16歳ということじゃないの。
今の日本は中等教育機関の卒業年齢は18歳だけど、
戦前の日本は中学だけの5年制で、17歳で卒業だったからね。
16歳で卒業が当たり前という世界なのかも。 将軍が持っている「御法度の個人会社」って
いわゆる裏金用のペーパーカンパニーかね >>59
そもそも地球じゃないから年齢の概念も時間も違うとか考えられる
惑星自転が24時間じゃない、1年が365日じゃないとかね
とりあえず10進法らしいけど 昔は12進数だったけど近代化で10進数にしたという裏設定らしい 昔は12進数だったのですが。設定が深いですね。
確かに、リイクニさん、16歳でも、"あの惑星"の公転周期が違えば地球での16歳とは違ってきますし、ご指摘の教育制度や、"あの惑星"の人類が地球人と同じ成長・老化速度とは限りませんね。
表面重力や、物理定数、空気の粘性、大気の厚みなどは、ほぼ同じ気がしていましたが、盲点でした。 昔は12進数っていっても通貨とか重さの単位とかで
日常生活の数の数え方は元から10進数らしい。
昔のイギリスのポンドが12進数だったのをパクったとのこと。 江戸時代の流通通貨は種類によって4進数とか16進数とかもっと複雑だったな 日曜アニメ劇場 「王立宇宙軍 オネアミスの翼」
2/28 (日) 19:00 〜 21:15 (135分)
BS12 トゥエルビ(Ch.12) >>72
改めて精子画、いえ、静止画で見るとすごいね。
よく制止を振り切って精子を中に出されちゃわなかったね。
シロツグの頭部を仏像で、ブツぞうってやったんだったっけ。
パンフレットとか広告に、青春が始まるアメージングストーリーとか聖少女リイクニのマインドコミュニケーションで愛の奇跡とか書いてあって、
カップルで見に行った人、さぞ、気まずかったでしょうね。 このシーンは胸なんかより
脚を開かされていく描写のほうがエロい。 ずっと凍結状態だった王立宇宙軍2蒼きウルもやっと始動し始めたのかと思ったけどまた凍結状態なのかな
結局フライトシミュレーションで蒼きウルの戦闘機飛ばして遊べるってだけだったな
確かオネアミスの翼の50年後の話だっけ シロツグが将軍になってるって時代の 2行目は、日本にもいそうなマスゴミだね。意義※を理解しないでその金があれば貧民が何人救えるとかネチネチと。
しかも、貧民がどうの言うくせに、結構いい服を着ている。自分は身銭は切らないで、他人の財布に手を突っ込んでそこに金があれば文句を言うタイプ。
批判のための批判をするタイプで性格悪そう。
※とはいえオネアミス国にとって意義があったか。
国威を多少は発揚できて周辺国の度肝をぬいただろうけど。実用衛星にはまだ遠く。
王立宇宙軍は人員も予算も限界で、グノォム博士もエンジン爆発で事故タヒ。宇宙旅行協会の老人も、もうすぐ寿命。
有人宇宙艦隊は夢のまた夢。立派になってね=お姉さんはずっと見守っているわよ号2も開発できるか不明。 実際もし俺が重税に喘ぎ貧困生活を余儀なくされている一方で
国が宇宙開発に大金を注ぎ込んでいるならそりゃ文句も言うと思う
それはてめえらのポケットマネーでやってくれと シロツグ「お通じが300円ってウンコに金取るのかよ!」
リイクニ「落ち着いてくださいシロツグさん、それはお通じじゃなくてお通し代です」 >>91
生産者の生写真(いまどき生写真って言わないね)つきで売ってるよ。
リイクニの大便だったら300円なら買う人いるんじゃないかな。 シロツグ「どれどれξ"( ̄*)クンクン…お、オッ、オフゥ〜(*_*)クラクラァー」K.O. >>74
やっぱりあれが一番生々しいと思う
胸や乳首が見えるなんてのは他の一般アニメでもあるけれど、まさに主人公がヒロインを無理矢理ヤるために膝で相手の足を広げていく場面をわざわざ入れる演出なんてのは唯一無二だと思う
この作品を女性に勧めようとして一番躊躇するのがあのカットの存在 あの後女に謝っても自分の非として殴ってすまなかったとしか言わないのもまた
シロツグ側から見ると根本的に価値観が合わないのを思い知らされるというのもなかなか深い まだストーリー本筋と関係あるような絡み方だったらねえ
あそこカットしてもストーリーに影響あるとは思えない レイプして殴られるとこ若干コミカルに演出してるのがまた酷い やっぱりマインドコミュニケーションが足りなかったんじゃないですか?
シロツグのシンボルタワーが性欲を帯びてエレクトして輝きだした。
オネアミスの聖典というのは極超短波のラジオで祈りをささげてくださいって宇宙から地上に向かって語った内容でしたっけ。 >>97
ウブだな
あの程度、ドラマや映画で腐る程あるのに、女はなんとも思わないぞ シロツグが宇宙に行ったときの手当って危険手当が付くくらいで
後は普通の月給+時間外手当くらいかね
もしかしたら地球に帰還した後に殿下から報奨金が出たかもしれないが
あとCM出演のギャラってシロツグにinしているんだろうか >>104
その辺は文化も関係してるだろうから日本の常識で当てはめるのは難しいね
敢えて言うなら自衛隊に近いんだろうけど隊員がCM出ても手当は無さそうだけどな >>104
パイロットになった段階で危険任務手当てとか乗組員手当てが付くだろう
マーキュリー計画の時パイロットは乗り組んだ距離に応じて手当てが出て
宇宙飛行士にもそれが適用されたから莫大な手当が出たとか出ないとかって話もあったよ wikiによるとガガーリンが受け取った報酬は以下とのこと。
・15000ルーブル
・GAZ社製の自動車GAZ M21 Volga
・家具付きの家
・家族や親兄弟の服など
ちなみにボストーク1号の帰還方法は
高度7000mで飛行士を座席ごとカプセルから射出してパラシュートで降下させたとのこと。 >>103
あの程度と思うとは浅いな
あの時代のアニメであれをやった凄さがまるで分かってない >>104
帰還したらボーナスは出たでしょうね。多分。
地上で管制していた他のスタッフはどうなったのか。
グリア天文台に行った人(チャリチャンミ&マジャホ組)は出張手当出たかも。
発射台も国境に近いどこかだからとりあえず出張手当でたかしら。
打ち上げ成功でみんなに金一封とかはでたのかしらね。
>>108
お家とか、自動車、お洋服もソ連では破格だったんでしょうね。
上空で脱出だから、宇宙飛行として認められるか、当時もめましたよね。 記者会見の時に失踪した件についてはおとがめ無しだったんだろうか
バックアップがいないから交代させられることはなかったにしろ 病的とも言えるレベルの設定マニアは誰だったんだ
山賀本人かな 八王子の美術館に行って良かったと思った一つは、空母の初期案を見れたことかな。
初期案では、アングルドデッキだったのね。
アングルドデッキでは、現代空母に近すぎると判断されたのかな。 八王子に行ったのがつい最近の気がするのになあ
月日が経つのは速い シロツグと暗殺ババァが追っかけっこしていた街
ちゃんと街一つ分デザインされていたんだよね
3DモデリングでVRに起こして欲しいわ テキトーが許せない人って居るからなあ
一種の強迫神経症と言える レトロ自販機全般が好きなので切符の販売機の構造の設定があるなら知りたい
棒状硬貨の真贋や貨種をどう認識しているのか
レバーの裏はどういう仕組みになっているのか 電気式じゃなくて機械式だったら貨幣の真贋判定は大変そう
貨幣の直径まで変えると大変だから同じと仮定して、
・形状(長さ等)と材質を個々の貨幣で変えておいて投入されたらまず型板みたいなので形状を確認
・絶妙に調整された天秤みたいなもので比重を確認
何となく想像してみたけれど、更に種類の異なる貨幣の投入金額を合計して買ったら釣り銭出したりするんだよね
やっぱり電気式かな あの構造だとお金が不足している切符を買えなくするのが大変そう
レバーにロックかけるのか、レバー押しても切符が出ないようにするか
あとあの行先を選ぶ針はちょくちょく交換しないと寿命短そう 思うにあの棒状硬貨はあまり合理的な形状とは言えんよねやっぱり
すぐに財布がパンパンになりそう
まとめて調達する時は1パック10本くらいか
普通のコインなら1パック50枚だけど
本数カウンターも凄く大きいものになりそう 残業手当 1ディーム
訓練機 8500万ラデク
市場の果物 3カク
そもそも通過の単位が統一されていない 江戸時代の日本だって金、銀、銭だし
イギリスだってちょっと前までポンド、シリング、ペンスと単位が3種類だったじゃん リマダ駐留軍のみなさーん、
ここの勘定は誰持ちですかー? マジャホの中の人が亡くなったんだな
お疲れさまでした
他によく観てて印象に残ってるのは竜之介のオヤジとMr.BOOのチョンボかな >>126
あれま。合掌。おつかれさまです。
軍歌、斉唱!
♪太陽の風〜背に受けて〜、銀河の闇に〜羽ばたこう〜。 真宮寺さくらさんには是非とも大河新次郎くんの目の前で
「ほーら、さくらマン開よ(くぱぁ)」
をやっていただきたい さくら「お願い、中はやめて!」
新次郎「じゃあゴム付けますね」
さくら「やんのかゴルァ!」 そういう意味では、リイクニには拒否されたけど、ゴム付ければさせてくれたのかな。
それとも、妙に身持ちがガチガチに硬くて、めんどくさそう。
今後も全然やらせてくれないのかな。
で、結婚とかも同じ宗教の信者じゃないとだめとか、改宗を迫られたりして。
シロツグ氏だって、宇宙に行った英雄だから、女がよってきてよりどりみどりで、もうリイクニの教会からは足が遠のくのかな。
マナさんとの約束があるから、一度か二度くらいは顔を出すだろうけど。 赤井が描いた各キャラの将来みたいな落書きがあったよな、内容は忘れたが エンドロールのイラストでシロツグが帰還するシーンが描かれているけど結構な人が意識せずにスルーしててラストがわからないとか当時言われてたな
リイクニが空を見上げてるから帰還に失敗して宇宙で死んだとか宇宙機が爆発したと思ってる人とかいた
金曜ロードショーだとエンドロール省いたりしてたしな そんな薄らバカいたのか
周囲にはそんなのいなかった >>133
あったね。
たしか同窓会みたいな感じで、リイクニさんとは別れていて、マナさんがギャル化してなかったっけ。
>>134
線画見たいなシンプルなタッチだったから飛ばしちゃったのかしらねぇ。
帰還してたよね。
あの宇宙戦艦って、やっぱり、機械船切り離して、先端のカプセル、司令船だけが帰ってくるタイプ?
それとも、ソ連がモデルだから上空7000mくらいで脱出してパラシュートで着地するタイプなのかしら。 LDボックスのライナーノーツなんかで赤井さんだったかが書いてた気がする
最後はハッピーエンドでも良かったのでは?とか言う人がいたとか
で、聞いてみたら「軌道上の宇宙船に太陽光が差し込んで眩しがるシロツグ」「宇宙船の爆発」「死の直前、走馬灯のように流れるシロツグの人生」「雪となってリイクニの上に降るシロツグ」という解釈をした人が若干とはいえいたらしい
最後の宇宙へのズームアウト直前に軌道上で回転しながら飛んでる宇宙船が見えてなかったんだろうかといつも思う 人は自分が解釈したいものが本当だと思い込むからねー M78星雲にある惑星オネアミスではシロツグの初宇宙飛行成功後科学技術が急速に発達し、ワープを使った恒星間飛行が可能になって地球にも移民団の入植が行われた。彼らはアトランティス大陸に最初の文明を築き、アトランティス人を名乗るようになった。これがエヴァでいうところの第一始祖民族である。ネモ船長やナディアやネオ皇帝はその最後の生き残りだ。
現生人類はアトランティス人が奴隷として使役するために地球の生物である猿を遺伝子改造して作ったリリンという人造生命体である。最初の人間アダムはコンパクトに纏める事ができず大きすぎて使いもにならなかったため、恒星間移民船のレッドノアに休眠状態で保存されており、後にゼーレがその魂をサルベージしてセカンドインパクトの際にアダムにダイブされたリリンの遺伝情報を基に生み出された肉体(つまり渚カヲルはアダムとリリンの双方をルーツにした肉体を持っている)に移植したものがエヴァの渚カヲルだ。他の使徒も全てアトランティス人によって作られた人工生命体であり、生体兵器である。使徒はすべてアダムとおなじようにレッドノアに卵の状態で休眠状態で保管されていたが、レッドノアがブルーウオーターを失ってコントロール不能になって大気圏に突入して崩壊したときに光の玉になって地球に落下した。
あと、ガーゴイルが死亡した後もネオアトランティスは各国政府や経済界を支配する秘密結社として生き残り、残党がゼーレ(ただし構成員は地球人の元ネオアトランティスメンバー)のメンバーになった。seeleという名前から推測するに、おそらくネオアトランティスのドイツ支部ちゃうんか?seeleはドイツ語の女性名詞で魂、霊、精神を意味する。 ウルトラマン族とアトランティス人が共存する奇跡の星M78 なんだか、ガイナックスの作品の設定全部盛りって感じね。
世界観が実はつながっていたとか(男の子ってこういうの好きなんでしょ?)
トップをねらえの世界観が入ってないですわ!
そして、そういうの、全部の作品の権利がガイナックスにあればともかく、今となっては各作品の権利がガイナックスやカラーや福島ガイナに合ったりバラバラで、もうできないんじゃないかしら。 4K出そうで出ないね
オネアミスと社を代表するブランド名にすらなったタイトルなのに 看板タイトルがレーティングありとかあまり好ましいものではないかもね
気付いたときにはBDを最後にソフト化と縁が無くなってたりして
もしくは今後は再編集バージョン レイプ未遂シーンはイギリス版だかドイツ版のソフトには無いらしいな
各国語のwiki見た限りでは >>148
人類の敵と戦うために創設された宇宙軍、シロツグの操縦技術とリイクニの祈りは正体不明の敵に通用するのか
果たして将軍の真の狙いとは?
人類の歴史がまた1ページ… >>150
しかも宇宙戦艦には、シロツグを生かすための賢い機械でいっぱいすぎて鉄砲も付いていなかったという。
彼らだけが使えるマインド•コミュニケーションというテレパシーでシロツグが宇宙戦艦で偵察担当、聖少女リイクニがシンボル・タワーで攻撃担当なのね。
聖典の秘密を握る汚れなき聖少女リイクニの祈りで、シンボル・タワーが光を帯びて輝きだして、太陽の風、背に受けてエネルギーを集めた粒子砲みたいなのが発射されて正体不明の行く手を阻む混沌と呪われし夜を蹴散らすシーンは圧巻ですね。
まさに、史上空前のスケールで描かれるアメージング・ロマン超大作ですっ!
激戦の果てに宇宙に放り出されたシロツグを、リイクニが、立派になってね=お姉さんも見守っているわよ号の予備機で助けに行くシーンは涙が止まりませんでした。
聖典の鍵となるリイクニが宇宙にでたことで将軍の真の狙いである、オネアミスに永遠の平和を約束する幻の聖典も手に入った。ハッチをあけて宇宙遊泳でシロツグを迎えに行って宇宙服越しに抱き合って、宇宙戦艦をバックにくるくると回転して、めでたし、めでたし。 当時の正式版
聖典の秘密を握る美しき聖なる預言者リイクニ
聖典を求め天空へ旅立つ宇宙軍の英雄シロツグ
はじめて会った日から心が結ばれた二人を襲う思いもかけぬ事件、命懸けの冒険
素直に心動かされてしまう二人の愛の行方に立ちはだかる
南の国との戦争、平和を願う若者達の反乱、そしてあっと驚く感動のクライマックスが…
https://i.imgur.com/VBlXfwx.png それは東宝東和オリジナルであって、
庵野関係ないやろw 本編完全無視のトンデモ広報
昔はよくあったんかな? ほんとどういう経緯でこんな宣伝文句が出来たんだろう ビラを印刷しているリイクニさんの脚を見て欲情して、下半身でジョイント・コミュニケーションをしようとして、叩かれたね。
シロツグ氏のシンボルタワーは熱を帯びて輝き始めたけど。
たしかに宗教家のリイクニさんが修行やネ申の力とかでテレパシー使える可能性はあるとしても、シロツグ氏は水軍に入れない程度の家柄の庶民だし
オネアミスの聖典を守る特別な家系とかリイクニさんと血縁関係とかなさそうだから、テレパシーが使えるというのは唐突すぎるね。
あのシーンが既遂だったら、リイクニさんと性交に成功したことで、リイクニさんの力のおすそ分け的に可能性はあったかもしれないけど。
あるいはゴミ収集車暴走オバサンの銃弾が頭部に当たったり、レイープシーンで殴られた鈍器で脳の一部が損傷してその結果異能に目覚めたとかならありえる。 >>151
旧エヴァ終わった時点でね
じばらくはシンシリーズでやっていけるけどやはりお金はかかるし庵野も安泰とは言い難い? マジレスすると、光るシンボルタワーってどれなんでしょう。
キービジュアルにでてくる、遺跡みたいな流線型の二又になった先細りの塔?
それとも宇宙戦艦の打ち上げに使った整備塔みたいな塔か。
それとも、グリア天文台にいく同僚を見送ったフェリー乗り場っぽいやつとか。
宇宙戦艦からシロツグが送信した極超短波のラジオを受信するための電波塔で真空管が光を帯びて輝きだすような。
冒頭で出た歓楽街で宣伝のためにシンボルとなるタワーを光らせるとか、クレーンで吊っていた顔みたいなネオンが光るとか。 >>163
マジレスすると、159のいう輝くシンボルタワーって下ネタでしょw シロツグ「俺の股間の輝くシンボルタワーがどうかしたか?」 159は股間のタワーの事を言ってるんだろうけど、宣伝にあったシンボルタワーは、154氏が言うように東宝東和のでっちあげだと思う。 まあ多分、トイレから出てきたシロが雲間からの陽射しごと見上げる塔のことなんだろうけどね。
設定に、リイクニ所属宗教のシンボルタワーてなこと書いてあったのかも。
その設定を見た東宝東和担当が創作したんだろw だからなんでそんな意味不明のでっち上げをしたのかと
岡田あたりが語ってないんかな
その辺の経緯 シロツグ「リイクニ、どうして股間がもっこりしているんだい?」
リイクニ「あら、私男ですよ?」 >>170
憶測でしかないが、
そりゃもう、こんな地味な映画売れるものか!
こうなったら、俺たち本来の映画屋が、宣伝の力でヒット作にしてやる!
と、東宝東和側が燃え上がったんじゃないの。 さーむーすさぬーまくとぅあ〜〜〜〜
うーえ、すくんぬ、まくとぅあ〜〜〜〜 >>171
マジか!
レイー○゜未遂の時、やっぱりそうだったのか。
やっぱり、シン・ヒロインは、マナだったんだ。
マナは無口で、実はしゃべらなくてもマインドコミュニケーションが通じていたのかもしれない(「お星さま」とセリフ言ったけど)。 御前崎は 毎日の糧無くしては生きてはいけない
御前崎の真実は 口から出れば偽りに変わり
御前崎の良き心は 手に伝われば悪事をなす
御前崎にとって良い事が 神にとって良い事とは限らない
祈ること以外 御前崎に何が出来るというのか
祈りは小さな点であり 祈りは全てである
祈ることよりも偉大な事は無く 祈ることよりも謙虚な事は無い 今日、唐突に「パタのはね」というペンネームを20数年ぶりに思い出した
30年くらい前、確かアニメージュに王立ネタを投稿していた人のペンネームだ
パタのはねでググってみたら、同人誌がヒットした
絵の上手い人だとは思ってたけど、同人誌を出してたんだな もう30年か。
同人誌って、特に何十年も前となるとなかなか入手困難ですよね。
王立、また何か動きがあるみたいね。
福島で、八王子の夢美術館の時とは違う内容で展示をするという説も。
場所柄、福島ガイナともコラボするのかな。夢がひろがりんぐ。 八王子の展示はボリュームたっぷりで良かったよね
またやって欲しいわ ですよね。
展示については、まだ、渡辺繁氏がツイッターでやりたいねぇ言っている状態で、詳しくは決まっていないようです。
充実した内容だといいですよね。
武漢ウイルスとかいろいろあるけど、おさまっていたら行きたい。 何十年かぶりにHuluで見たけど、
やっぱこの時代でこの作画力はすげぇなと
すでにナウシカはあったけど、
あれとは違う世界観で初見はほんとに引き込まれた。
しかし、改めて見るとストーリー地味だったんだな。
最後は宇宙行ったショックで休戦したと記憶違いしていたわ。
あと、主人公がレイプ未遂は純粋に当時の子供はショックだしどうかと思った。
ラストも投げっぱ過ぎて、地味なストーリーなんだから、
ヒロインとのラブストーリーくらいは簡単なオチつけて欲しかった。
キャラはAKIRAを彷彿とさせた。 その勢いで、トップを狙え!
1と2を初めて見た。
こっちは手離しで楽しめたわ。
あまりにもエースを狙えパロディーなのはいいのか?と思ったくらい。
2があったの知らなかったけど、当時のオタク界隈だけで盛り上がってたのかね?
新エヴァよりまとまってんじゃないかと思ったよ トップ2を評価する人間は少なかったぞ。
少なくとも1のような評価のされ方は全くない。 ちなみに庵野は、
エースをねらえ!は高く評価しているが、
トップガンは見たことなかったんだそうで。 トップ3は、光速で航行してるスミスを銀河系外で発見
サルベージして結婚
トップ2の頃に銀河系から出ていく機体を、ノノの配下の兵が確認してたが
ノノが記憶喪失なってたんで保留だった
ノノが消滅前に情報を残してたが、サルベージできる機体がないため、それも保留
1号2号が帰還してそれが可能に 実際問題、しずらー銀とかでずっと一緒に戦ってきたユングとか、あとエルトリウムのクルーの人たちより。
肝試しの時にちょっと会っただけの相手に結婚するほどの思い入れあったのかしら。
一時的にバディ組んで、タヒなせてしまった罪悪感はあるかもしれないけど。
それとスミスの乗っていたようなマシーン兵器って単体でも縮退炉とかで光速まで加速されるのかしら。 怪獣と一緒に光速
退治したけど減速しきれない状況だろ きゃみゃーーーーーーーーーーーーーーーん
ねぉりどぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあ! 院君像 断寸像 難関傳 南漢壇氏断
音蓮暢 丹念伝 妊娠新論 BSアニメ夜話で江川達也が、「宮崎駿がモデルのキャラがいる」って云ってたけど誰のこと? >>195
三大候補
・グノォム博士
・カイデン王立宇宙軍司令官
・王立宇宙軍訓練指導官
・ネレッドン政治局次官
・国防総相
・空軍士官C
・殺し屋 >>196
この作品って渋いおっさん多いんだな
若者達とおっさんの対立を描いてるのか >>194
きっとグノゥム博士か、女神像の前で人類の愚かさを説いた将軍だろうな 打ち上げを諦める将軍、という話の展開に宮崎駿が激怒したのは、
将軍のモデルを自分と感じたからか 曳光弾が当たって翼に穴が開いてるけど、普通の弾が見えてないだけで曳光弾と同じ弾道で当たってるってこと? >>202
曳光弾ばかり連続して装填していないだろう >>205
判ってる
>>206
混同してない
曳光弾で撃墜するって有り得ないから庵野が後悔してたシーンと
知っててネタ振ったのにお前らのショボい知識にがっかりだ死ね ふいんき悪いよ、ここ。
さすがに、○ねとか、ひどすぎね? そうですか?
彼は悪くないですよ
コミュニケーション障害の典型的な特徴の一つに、自分は悪くない相手が悪いと思い混んでしまう事が挙げられます
多様性を認めあいましょう あの子は○゛スとまでは言わないけど、宗教女だから、210のことより、神様の事を優先するぞ。
日常生活を犠牲にしても、布教活動やお布施につぎこむよ。
あと、ヤれればいいくらいの気持ちでヤると、重いよ。
宗教上はじめての人と結婚しないといけないとか、堕胎禁止とか言い出すので、本気であの子の事が好きで相手の宗教を理解して改宗するくらいのことをしないと支えきれないぞ。 どういういきさつであそこまで宗教にのめり込む事になったんだろうねリークニ よその星の宗教なのにいま有る宗教と照らし合わせなくていいよ 舞台を架空の地に設定して今の世の矛盾を問う作品なんて基本だと思うが リイクニって避妊を認めなさそうだから
子供たくさんできそう リイクニさんといっぱい子作りしたいですね。
マナさんは。無言でじっと見てるかも。 マナ、生理まだだよね
じゃ、中に出すからね
はぁ、はぁ、はぁ、うっ!! きもちよさそうですね。
マナさんも、リイクニさんの影響で、同じ宗教に入るんでしょうか。 12歳くらいになってりゃ何やかんやいって入るが、5歳では絶対ムリ。
入らん穴に無理矢理入れるなんざ、中に出す云々以前の鬼畜。
正しく外道の極みだ。流石に反吐が出る。 朝鮮総連のTwitchで朝鮮中央テレビがライブ配信中
https://www.twitch.tv/kctv_elufa
おそらくオネアミスのテレビ放送もこんな内容だったんだろう。
ニュースは毎日20時からっぽい。 空軍の戦闘機に試乗させてもらうシーンでプロペラ機なのに飛行機雲が発生するっておかしいだろ? 地球の大気と違うかもしれないしガソリンエンジンかも解らないけど排気ガスに水蒸気含まれているだろうし翼端の圧力差で水蒸気飽和度超えて飛行機雲が出来る事があるんじゃないかね
タービンが付いているようにも見えるし 過飽和状態の時は、プロペラでも飛行機雲できますよ。
プロペラベイパーで、君もGoogle検索!
あとはエンジンの排気ガスに含まれるエアロゾルが核になって水滴が成長したのかもね。 空にあこがれて
空をかけてゆく
シロツグの命は飛行機雲 そういえば、生きて帰ってきたとして、あの宇宙戦艦「立派になってね。お姉さんも見守っているわ」号はどうやって帰還したんだろう。
カプセルだけ着水して、艦船(多分水軍)で回収?
それともボストークみたいに上空で脱出してパラシュートで人間だけ降りてくる?
カプセルごとどこか平地にうまく着陸? EDにカプセルの中で焼死した丸焦げシロツグの描写があるだろ? 昨日の夜もリイクニさんと子作りに励んでしまいました。
避妊禁止なので妊娠も時間の問題でしょう・・・ >>232
あの笑顔は丸焼けとなってかつ、
あの表情を維持していたのか。
シロツグさん、パネェっす。 まじか。極超短波のラジオ放送という大仕事をやり遂げた男の笑顔なんだな。
(あの宇宙戦艦、手動で操縦するところあるのかな。ソ連がモデルならほとんど自動操縦だったような)
帰還後、リイクニとマナに会いに行こうとか思ってたのかもしれないな。 短波とかラジオの仕組よう知らんのだけど
宇宙から地球へのラジオ放送て実際出来るもんなん わからん。超短波なら電離層で跳ね返らないから、宇宙から地上に届くとは思うけど。
ただ、宇宙戦艦って要するに低軌道衛星だから地球?オネアミス星?を数時間で一周すると思えば可視は20〜30分くらい?
(シミュレーター訓練の時に、通信できるのははるか先だ!みたいなこと言ってた気がする)。
FMラジオに近い周波数帯だと思うけど、冒頭で超短波のラジオなんて誰がきくんだよって言っていたから、オネアミス星では一般に受信機が出回っていない帯域かもしれない。
シロツグさんがお祈り放送をしている時間帯にたまたま宇宙戦艦が上空を通過する地域で、宇宙戦艦が使っている周波数に合わせて、その時間に受信をしていれば聞けるかもしれない。
ちなみに、日本でもソ連のスプートニク1号の20Mhz/40Mhzのビーコンを自作受信機で受信した人がいるらしい。
これも日本のラジオ(76.1~94.9Mhz)よりは低い周波数だから、もし40Mhzだったら普通のラジオでは受信できないなぁ。 アメリカでは93分ごとに自分の家のラジオから流れるスプートニクのピーピーという電子音にパニックになってしまった。
って岡田斗司夫が云ってたな オネアミス王国はソ連がモデル、共和国は米国がモデルってのも意外だわ 極超短波ってUHFだろ。
UHF受信する奴なんてアマチェア無線やってる奴くらいなのに
誰が聞くんだよって言っているんじゃないの? >>241
オネアミスはイギリス、共和国がソ連なんじゃないの?
飛ばしたロケットはソ連型だったが >>240
マジか。岡田斗司夫さんが言っていたなら原体験というか影響を受けているかもしれませんね。
ていうか、岡田氏、よくスプートニクの20Mhzか40Mhz受信できたね。
>>242
たしかに。(あの世界で普及している)一般的なラジオでは聞けないんでしょうね。
あそこまで執拗に小物の一つ一つ設定作っているなら、ラジオの設定や、宇宙戦艦搭載の無線機の設定もあるかもしれませんね。 >>244
アメリカではって書いてあんだろ?よく読めバーカ死ね すごいなって感心してるのに。どうしてそう喧嘩腰なの?
きっと私たちの子孫は星の世界でもいがみ合って争って暮らすのでしょうね。 >>247
こんぐらいキツく云っとかねえと人の話を聞かずにバカ丸出しのレス続けるだろ?
コレに懲りたら二度と来んなよ?死ぬまでROMってろwつーか死ねwww たった2行が理解できない上に「しれませんね。」の慣れ合い調だからな
カンチガイ慣れ合いレス繰り返すたびに返レス「違うだろ○○だよ」が続いてさらに「よく読めバカ」も混じってクソつまらない流れになる
口調はともかく早々に釘刺しておくのは正解 >>251
さすがに言い過ぎじゃね?
つーか云ったの俺だけどねwww >>244の母親です。
このたびはうちの馬鹿息子がこのような糞リプを立てて皆さんに大変な迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。
母親として、非常に恥ずかしいとともに、何故こんな馬鹿息子を産んでしまったのだろうという後悔の気持ちで一杯です。
元々頭の弱い子で、学校ではいつも苛められて、いつの頃からか精神的にも異変が出てきたので何とかしなければいけないと心配していたのですが、まさかこんなことになってしまうとは.....
母親として何とお詫びすればよろしいのやら...
でも、来週から精神病院に入院することが決まりました。
多分、一生退院できないと思います。
馬鹿息子である>>247を一生世の中に出さないことが、母親の私にできる、皆様への精一杯のお詫びだと考えています。
このたびは本当に申し訳ありませんでした。 >>241
王立〜だから英国じゃないの?
共和国はソ連っぽいけど米国らしいとこあった? >>254
オネアミスはソ連、共和国はアメリカがモデルって岡田斗司夫が云ってた 岡田って適当なことばっか言ってて萎える。
YouTubeに出てくるの目障り。 岡田斗司夫が居なかったらオネアミスもトップもナディアもエヴァも無い世界になってたぞ? 違わねーよ、プロデューサーってのは監督より影響力大きいんだよ、庵野もSFは岡田の影響が大きいって氷川竜介との対談で認めてる テキトーなこと言ってる中で、たまたま光るものが少しあったってだけだろw >>257
その当時はそうだったかもしれないが、今では老害一歩手前の、
人気が取れるならデタラメな事でも言うオッサンになってしまってるな。 岡田は口だけは達者だから当時のバンダイから予算もぎ取って王立作ったんだよな
それが興行的に失敗して王立だけで解散する予定だったガイナックスは残って借金返済する羽目に…… >>261
ほんとそれ。
過去の功績は良かったかもしらんけど、
あとは黙って引っ込んでりゃいいのに。
頼まれてもいないジブリやら何やらの評論ぶって、
しかも的外れなことばかり言ってるから
鬱陶しいこと。 何者にも成れなかったお前らより岡田の方が100億倍人類に貢献してんだよwww僻み妬み嫉みで足の引っ張り合いしかできねえクソ一般人死ねよww 人類に100億倍献上しているが、
人類に100億倍汚点も残しているな。 >>268
何も汚点なんてねーよwwwなーにが100億倍だよww小学生かよテメーはwwwバカ丸出し死ねwww >>269
これがおっさっb構文ってやつか
キショいからもう来ないでね >>270
おいおいおいおい!テメーなんで未だ息してんだよ!?死ねつったろ! だから口先だけで金と仕事引っ張ってきただけだろ?
そういうのも確かに貢献してるけど、そういうのって報酬はやっぱり現場より少なくすべきだと思うよ
実際にスキル発揮して物作ってる人に利益を分配すべきなんだよ
つまり岡田はアニメ産業に負の遺産を残し、大量の貧乏アニメーターを生んで使い捨て文化にしてしまった連中の一翼 >>272
また見当違いのイチャモンだなwwwそーゆーのは手塚治虫に言えやwwwクソチビメガネ死ね シロツグって宇宙食持っていったのかな
万が一、帰還できなくなったときに飲む薬とかあったのかな >>276
一生あんなのといたら病みそう
話がかみあわないからね
信仰しかみてない あのヘルメット宇宙船の中で取れないんじゃない?だから食事をする前提で作られておらず短時間で帰還するとか
それか宇宙服に仕込まれたチューブか何かで栄養が取れる様になってるとかかな、まぁ最低限水はいるよな 船外に出るならともかくずっと船内に居るのになんであんなゴツい装備をしてるんだろう
痒い所も掻けない え?真面目にそう思ってんの?
万が一気密が保たれなくなってもある程度対象する為だろ
宇宙服なんてすぐ着れないんだから何か起きてから着てたら間に合わないし脱ぐスペースも無い >>281
おそらく宇宙空間滞在数時間とかだろうけど食事や排泄の実験も当然するだろ 地球何周ぐらいして
どれぐらいで帰ってくるんだろう
地球でのお初は一周して二時間足らず >>231
エンディング冒頭の海面のシーンと赤い玉は
帰還カプセルの着水の象徴なのかと思ってた 良いことなのかそれとも悪いことなのかわからない。
でも多くの人間がそうであるように俺も自分の生まれた国で育った。
そしてごく普通の中流の家庭に生まれつくことが出来た。
だから金持ちの不幸も貧乏人の苦労も知らない。別に知りたいとも思わない。
子供のころは水軍に入りたかった。
ジェットに乗るにはパイロットになるしかないからだ。
でも学校を卒業する数か月前そんなものにはなれないと学校の成績表が教えてくれた。
だから宇宙軍に入ったんだ。
森本レオさんはいい声だが、青年役は無理があった 愛だの奇跡だのはまあまだ許せるが、流石に聖典はアカンよなあw
追い求めるもなにも、劇中で読んでるじゃんw >>289
本編全部見終わってから、この予告を見たら苦笑するしかない
知り合った女子にいいとこ見せたくて勢いで志願しただけだし
リイクニは冒険なんてなにもしてないし コスモテックの虎野吉彦さんの宇宙こぼれ話でオネアミスの翼が。
シロツグ氏が「一つ上の次元のために自分の人生を使うことにした」という壮大な目的意識があったかは微妙ではございますが。
https://www.cosmotec-hp.jp/column/future15.html 山賀博之って今なにやってんの?
ってかまだ生きてるの? 何年か前に王立の展示イベントか何かでトークイベントやってなかったっけ?
まぁ今何やってるかは謎だな、ウルのパイロットフィルムを製作する予定だったけどそれもとっくに過ぎてるし そうね。第十次米子映画事変で、トークイベントしてたような気がしますわ。
ゲストが山賀博之さんと武田康廣さんなので。少なくとも去年の12月19日までは生きてらっしゃったかと。
>>297
炊き出ししてほしいですわね。 うーし、リイクニと子作りする初夢見るど(`・ω・´) 磐梯阿武隈@王立全集(Shigeru Watanabe)@Watari116
王立全集
今夜まさにご自分の全集出さろうとなさってる大友克洋さんに言われました。「今王立全集やるしかないと」。素材は膨大にあります。
資金はゼロ。クラウドでお願いするかも知れません。凄いもの、後世に残るものを、自分は命がけで作り残したいと思います。 集まったスタッフのレベル自体は高いからねえ。
八王子美術館での王立展には大阪からわざわざ見に行ったが、
劇中冒頭の二段式空母、原案ではアメリカみたいなアングルドデッキで、
徐々に変えていって二段式空母に落ち着いた過程を見れたのは嬉しかった。 上映で使っていない設定をどれだけデザインしたんだよって感じ リイクニさんって屋外にあるボットン便所でウンコしてるの?
あの便所は汲み取り式?? ボットんやろなぁ
ウンコは飼料として売ってるかもしれん 岡田斗司夫がリイクニは死んでもええんじゃぁって云っててスタッフドン引きしたって聞いた気がするんだけど探してもソースが見つからんのだが気の所為? 岡田は何言ってても驚かないし
何言ってても相手にしたくない。 リイクニ「すみません、ちょっと失礼します」
シロツグ「あ、はい」
ばたん
シロツグ「便所か?」
たったったっ
シロツグ「やっぱり便所だな。よし、耳を当てて音を聞いてやる」
・・・ぼちゃん
シロツグ「この落下音はウンコか? リイクニ、どんな顔でウンコしてるんだろう」
じょろじょろじょろ
シロツグ「お、オシッコか。やっぱり力むと一緒に出るんだなぁ」 >>313
それよりIDがかっこいいな。
そういうシロツグ氏も宇宙では排泄どうしてたんだろう。
さすがに冒頭の小便袋に漏電は改善されていると思うが。
大便も大便袋があるのかな。
地球でもジェミニ7では大便袋が破裂して浮遊したりいろいろあったようだが。
便意を催すほどの時間があったかは不明だが周回しているから最低でも数時間は飛んでいたんじゃないかしら。 ぶうっ
シロツグ「すげー屁だな。臭そうだなぁ」
ごほっ!
シロツグ「自分の屁でむせてる・・・」 バロス。
そういえば、宇宙服の中で屁をしたらどーなんの?
ものすごく臭いの?
それとも、メタンガスに、宇宙服の空気を循環したり圧力や温度を調整したりする回路とかサーモスタットみたいなのの電気で引火して爆発するの? がたんっ!
リイクニ「きゃあ!!」
どっぼーん!
シロツグ「落ちた?!?!」 >>319
わかんないです。手術中に燃えた人いるみたいですし、密閉されてると発火するんでしょうかねぇ。
https://www.j-cast.com/tv/2016/10/31282158.html?p=all
宇宙服って三分の一気圧の純粋酸素でしたっけ。
アポロ1号は1気圧で酸素にしちゃったから激しく燃えましたが、三分の1気圧だと燃えやすいのやら、そうでないのやら。 >>316
火花が飛ぶほど高出力の電力線が通ってるのか?(劇中は感電)
発火する程の高温の何かがあるのか? わかーーーーーーーーーーーー
いーーーーーーーーーーーーつ
まーーーーーーーーーーーーー つまりこういう事です
・初号機が依り代になり世界が補完される瞬間、
シンジはユイの意志により初号機のコアへ取り込まれる。
・コアの中には、コンフォートマンションの葛城邸の間取りを模した
仮想的な移住空間が用意されている。
・家の中は、ミサトの部屋だった和室がユイの部屋になっている以外は殆ど一緒。
ただしペンペンのいた生活臭は一掃されている。
・食料は適当な食材が常に冷蔵庫に供給され、電気・ガス・水道も止まらないので、
衣食住に不自由はない。
・また、テレビは地上波・BS・CSが全て映り、スマホやネットも問題なく使えるので
情報貧困や退屈もない。
・ただし当然ながら外への接点は全くなく、玄関やベランダも開かずの存在。
窓やベランダから見える風景も張り子で、昼夜や季節の概念があるのも、
単に生活にメリハリをつけるためのダミーである。
・しかしながら、何故かユイはゴミを捨てに玄関から出れたり、
布団を干しにベランダに出ることが出来たりするが、ここら辺は、
全てユイによるイメージなのでしょうがない。
・その他、必要な物資はネットを通して決済不要のWEB通販で何でも手に入るが
何故かコンドームだけは不可。
・なお、ユイの強い希望により仏壇にはゲンドウの遺影が伏せた状態で置かれている。
・二人はそのまま不老不死状態となり、初号機を箱船として
あたかも2001年宇宙の旅のラストのように、永遠の時の世界へと旅立つ。
シンジ「・・・これじゃあコロナで巣ごもり生活を強要されてるのと一緒じゃないかぁ!!」
ユイ「そんな事言われても、もうどうしようもないわ。観念して永遠に私と一緒に居てね、シンジ」 ところで蒼きウルはどうなったん?
公開予定年になったがHPすらまだ公開されない
シロツグって将軍になるんか‥ シロツグさんも、もう将軍か。
将軍が宗教団体に傾倒して出入りしていたらスキャンダルになりそう。
というか、初飛行時に宗教じみたことを放送しちゃってるし。
実際の宇宙飛行士でも、ジェミニとかアポロとかスカイラブの頃までは宗教にはまっちゃう宇宙飛行士多いみたいね。
宇宙に出たらネ申を感じたとかで。 どう見ても、
そもそも付き合う以前で終わってるやろ レイプするようなヤツだから有名になってからもスキャンダルだらけだろ?中の人と同じで シロツグとリイクニってテレパシーで通じ合っているんじゃないの? ラストの人工衛星からの謎の説法は
テレパシーでリイクニに脳内ジャックされていたんか(´・ω・`) 実はオネアミスって52話のテレビシリーズになる予定がバンダイであって、打ち切りにならなかったら、映画ではカットされたマインドコミュニケーションとかオネアミスに永遠の平和を約束する幻の聖典を宇宙に探しに行くとか、そういう話もでてきたかもしれないね。
テレビシリーズには、山賀さんが核実験の話をいれたがったらしい。
ただ、仮に52話が実現していたとしても、本編をそういう風にサイドストーリーや描ききれなかったエピソード等を入れて一つ一つ丁寧に積み重ねていく感じで、前日譚とか後日譚とかで尺を伸ばす感じではなかったようで。
そういう意味では思いっきり後日譚である蒼きウルとは全然ちがうものになっただろうね。 >>334
リイクニからのジャックなら
「どのような方法でも構いません」なんて台詞は絶対に出てこない。
リイクニが信じる神の話に必ずなる。 >>335
52話のテレビシリーズって、ソースはあるのか?Wikipediaにものってないぞ。
もしかして、DAICONの愛國戦隊と混同してる?あれはテレビ版と称して各話のタイトルだけつくられて、1話だけ制作されたはずだけど。
岡田氏の予算オーバーにバンダイ側もブチ切れてるし、尺も短くしろって言うくらいだから、テレビ版なんて無理だろう。
1年かけて放送して、ロケットが打ちあがりました!だけじゃきついよな。ライトスタッフ的なカタルシスはあるかもしれないが。 オネアミスの為に岡田達がガイナックス作ったのに初めからTVシリーズの予定なんてあるわけないね
あったら岡田がどっかでしゃべってるわ
>>335
ウソつけ死ね 飲みたいね。
直飲みもしたいけど、出先でもペットボトル(は、あの世界にはないから、瓶とか?)にいれて、飲みたい。
宇宙戦艦の中でも、滞在時間からして水分補給くらいはするだろうから(ボストークとかはストローで水を吸うようになっていたっけ?)、リイクニさんの聖水を宇宙に持って行って飲みたい。
宇宙に行った聖水は付加価値がつくね。 リイクニ「じゃ、出しますからね」 ← 弥生みつきボイス トップをねらえ!のCDライナーノーツの全26話ネタは当時実際に信じた人がいたな
雑誌の交流欄とかで録画したビデオを探してた人がいたし >>337
ソースは俺(キリッ
というのは冗談で。岡田斗司夫さんの遺言って本です。
バンダイの中でそういう派閥があってTVシリーズ化の動きがあったらしい。
どんな風になったか、ちょっと見てみたかったですね。
ガイナックスだけに、ナディアの島編みたいなことになったかもしれませんが。
なにしろ11年も前の本なので、入手困難(アニメの教科書として電子化はされております)です。
「タヒね」とまで言われちゃったので、誰か関係者のブログとかツイッターに証言がないかと探したところ、当時、制作宣伝をしていた辻壮一さん曰く、冗談話とのこと。だめじゃん
(https://twitter.com/g2studio/status/401409126397247489 )
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 排出された山のような薬莢が
階段を瀧のようになだれ落ちてくるシーンが見たいのなら、
見てもいいんじゃない。 その一つ一つが全て違う動きで転がり落ちている。
もちろん、押井演出回。 史上初OVAということで、
気合い入ってたんだろうね。 王立ってOVAで作ってたらどんなのになってたんだろう マナ「お土産はお星さまって言ったのに、妹だなんて。
しかも、私にも子種をプレゼントしてくれるなんて」 アナ「全国の皆さん、本日はリイクニさんの分娩中の股間を生中継いたします!」 マナさんへの種付けも実況生中継で。
頭にライトみたいな丸いのつけたおばさんが食い入るように至近距離からリポート。 オネアミスの世界って血液型あるのかな
いやリイクニさんが種付けパーティで妊娠したら
血液型で父親が誰かわかるのかなと あれだけ地球に似た惑星だから、血液型的なものもあるんじゃないかしら。
宇宙軍はあれだけど、空軍や水軍もあるし、軍隊があるということは傷病兵の治療等で輸血や医学の知識も研究されているはず。
血が足りないみたいだから他人の血を流しこんだら、なんだか苦しんでタヒんじゃったよ!というレベルから、特定の組み合わせでは助かるとか血液型に発展していくかと。
勿論表記はABOではなく、あの惑星の文字であり、地球の人類とは遺伝的なつながりもないはずだから、もっと細かくて多い分類だったり、逆に少なかったりもするかもしれませんわね。 シロツグ達って遊郭に遊びに行くときも
あのじゃらじゃらした棒を大量に持っていかないといけないんだろうか どうなのかしら。少額は棒貨でも、高額になると紙幣の代わりになるような、あのニキシー菅の数字みたいな額面の紙幣があるのかも。
それとも点棒の連帯旗の親玉みたいなすごい高額の棒があるのかもしれませんが。
紙幣があるなら、将来の紙幣の肖像画にシロツグさんが採用されるかも?
いずれにしてもチップ用とか小銭用に棒貨はいくらかは必要と考えられます。 少なくとも麻雀においては
メダル型のチップより棒状の点棒の方がいろいろとナニしやすい
なんでやろ?
ただ単に慣れの問題かな? リイクニ「嫌ぁ、中は駄目ぇ!」
シロツグ「リイクニ、本当に今日が危険日なんだね! じゃ、中に出すからね! うっ、ううっ!!」
マナ「中に出しやがった! シロツグの野郎、危険日のリイクニに種付けしやがった!」 そしたら、頭に反射板みたいなの(ストロボ?)をつけたおばさん記者に、
「あなた、こういうこと知ってる?あなたが愛人に送ったヴィトンで貧しい子供達に暖かい部屋を与えられるか?」
って文句言われるんだよな。 そりゃプライバシー侵害だw
買うとこ渡すとこ張ってたのかw マスゴミはどこまで行ってもマスゴミだからなんだってやる 作中でああいう記者が登場するってことは当時からあんなのがいたんだろうな。
でも、マスコミに限らず、野党とかも、成果がすぐには見えてこない巨額のプロジェクトに目先のことで反対する奴、世の中にはいるよな。
あの世界ではまだだろうけど、いずれ、マスコミも衛星中継生放送をしたり、気象衛星画像を入れて天気予報をしたり、アナウンサーをソユーズに乗せて打ち上げたり、衛星画像を拡大して見つけた家に取材に行ったりするようになる。 全ページ繋がっている新聞って印刷しずらいんじゃないだろうか
折りたたむ手間もあるし >>380
当時からも何も、87年の劇場公開当時なんて、朝日新聞最強時代だろう。
サンゴ事件すらまだだったんだぞ。 >>382
お前みたいに突然ズレたこと云うやつウゼえ死ねって思う(´・ω・`) ああいうこと言う典型記者の代表例が朝日記者だと思うが。 「王立宇宙軍 オネアミスの翼」本日で公開35周年、4Kリマスターと上映が決定
https://natalie.mu/comic/news/469387 王立自体の借金はエヴァで返済済だろ。
返さにゃならんのはその後に出来た借金。
今となっては、山賀が自由に使えて金になるコンテンツなんて、王立くらいだわな。 山賀は人を動かすのは得意だったかも知れないが自分じゃ1ミリたりとも動かないよね
ウルなんて20年くらい前にポスター1枚出しただけで詐欺たいなもんだし、しかも今でもそれを使ってる
パイロットフィルムは2014年公開予定だったしw
公式ツイッターに(あったのかよ!)よると2018年世界同時公開を目指しますだってw
もうね約束を守れないんだから信用も何も無いね、興行的に失敗作の続編に誰が金を出す?
それでも山賀は過去の栄光に?すがるしか無いのが情けない 0080の脚本は今でも高く評価してるんだがねえ。
評価できる仕事が80年代しかないんだもんなあ。
ナディアOPの絵コンテだって、彼が仕事したのはまだ80年代だったろうw >>389
お前みたいに突然ズレたこと云うやつウゼえ○ねって思う(´・ω・`)
>>390
凍結資料集はが出たり、なんか襖絵も書いてたけど、それっきりみたいだね。
定期的に蒼きウル再開したとニュースになって、そのまま何も進捗がなく消えていく。 マクロスのopの絵コンテも山賀なんだよね
あれはかっこいい アオイホノオのせいで山賀は金のことしか考えてないクリエイターセンス皆無の無能ってイメージ
実際は芸大の映像科行くぐらいなんだから素養はあるはずなのに 今のガイナックスに新作アニメを作る資金はないし優秀なスタッフもいない。
こんな状態でアニメ製作は無理
数年前には蒼きウルやトップの続編を製作するって言ってたけど夢の話だよな。
ウルは観てみたいけどね。ところでガイナックスって今、何やってんの? ガイナックスはシン・エヴァ作ったり社長が逮捕されたりしてるだろ? >>397
お前バカだろ!
2007年から始まったエヴァ劇場版はガイナックス関係ないぞ。庵野監督が新たに立ち上げた潟Jラーが制作してる。
ガイナックス時代のエヴァ関連の権利は全て庵野監督か すまん!
途中で送信してしまった。ガイナックス時代のエヴァ関連の版権は全て庵野監督に譲渡された。よってガイナックスは全く関係ない。それと逮捕されたのはガイナックスの人間で株式会社カラーの社長ではないぞ。 394書き込んだような
奴が書いた397なんだから、
釣りだろこれ。 ちょっとぉ、このスレ、なんか最近ふいんき(なぜか変換できない)おかしいよ?ギスギスしてるよぉ。
スマイノレ、スマイノレっ!
みんな、仲良くね。 王立の設定画を全集にして出す予定はないのかね
王立で稼ぐワンチャンだと思うんだが
できればデジタル版がいいな WOWOWでやってたから何度目かの視聴だけど
結局シロツグって地球に帰って来れるんだっけ? 帰還に失敗して黒焦げになったシロツグがEDに出てるからよくみろ そうだったのか。またじっくり見てみる。
なんか線画みたいなタッチで、帰還した後、出てきた絵があったと思ったが、焦げてたか。
マナへの御土産は、お星さまのはずだったのに、本人がお星さまになっちまったな。 何かどう見ても大気圏再突入出来るような宇宙船に見えないんだけどな。 焦げてる、は忘れろ。
ちゃんと帰還して笑顔見せてるシロツグの絵があっただろ。 エンディング絵の二枚目がパラシュート三つ出して降下中の宇宙船カプセル。
三枚目が着水したカプセルの廻りに集まる救助隊。
四枚目がカプセルから出た直後、五枚目が宇宙服を着たまま笑顔を見せるシロツグ。
これ以上なく判りやすく描かれてるのに、なぜこんな議論になるんよ? 打ち上げの途中で不具合が起こったら
Gに耐えながら対応なんてできたのかね wowowで放送してたの劇場公開版じゃなくてサウンドリニューアル版でサラウンドだったね >>411
ありがとう!無事帰ってたの確定なのね。よかった。
>>413
将軍のダミー会社を使って儲けた金で作ったシミュレータでいろいろな事態をかなり訓練していたから何か対応できたかも。
そのためにぶん回して加速度の負荷をかけてたし。
ただ、ソ連のロケットがモデルだから、ほとんど自動で乗員の介入する余地はほとんどないかも。 映画には登場しないけれど帰還後のシロツグ他メンバーがオープンカーに乗ってパレードしてるイラストもあれ公式だよね? 小便袋に漏電ってのは
「宇宙服着たまま小便してみろ!」って命令されて
いやいややったら「うぎゃー!」ってなったのかね 実際にアポロ計画の実験中にそうゆう事故があったんだよ そういや宇宙ステーションでの糞尿の処理てどうしてるんやろう
施設外に放出かな 映画エイリアンでこの食い物の原料が何かなんて考えない方がいいぞってやり取りがあってだな 今はオムツ型で男女兼用が主流じゃなかったか宇宙服用排尿具
初期には男用はちんこの先にホースをはめるタイプがあったけれど、飛行士の申告通りのサイズなのに隙間から漏れたんで「見栄はって大きく申告しやがってw」とか笑われてた
でも実際に厳密に計測したのに漏れるのでいろいろ調べた結果分かったのが「宇宙では(足とかの下半身と同じで)ちんこも縮む」という事実
それから男もオムツ型を多用するようになってたはず
そういえば秋山さんは「宇宙にいた間に1回も朝立ちしなかった」とか言ってかなり残念がっていたな
やはり微小重力下だと自然には難しいのか アポロの頃は(ということは、宇宙開発黎明期をモデルにしたシロツグ達の頃も?)大便は袋に密閉して防腐剤と混ぜ合わせて冷蔵庫に入れていたらしい。
混ぜ混ぜが不十分だと破裂して、中身が船内に飛び散ることも。ジェミニ7号やアポロ8号で実際にあった。
水は、2009年頃から尿を再利用しているようだが。
大便はプログレス宇宙船にでもつめこんで、再突入させて燃やしてるんじゃねぇかなぁ?
そのうち、水耕栽培とかで食物を育てるようになったら、いずれは再利用するかもしれないね。 エンディングのラフ画見てるとシロツグは無事帰還したけど
その後の国同士は戦争状態になったような描写にも見える やはり、国境付近、発射台への侵攻が引き金となって戦争状態になったか。
そもそも有人衛星を打ち上げられるということはオネアミス星のどこにでもミサイルを撃ちこめる技術を手に入れたことになるからな。
他国には脅威にうつったことだろう。
ていうか、ロケットそのものは打ち上げちゃったけど、発射台付近で資料や設備・施設を接収、技術者を拘束すれば、得られるものは大きい。
あの世界でもICBMや中距離弾道弾の開発が捗る。
ロケットが上がっていくシーン、ものすごくきれいで、両者とも戦闘の手を止めて呆然と見上げていたけど。
ショックから立ち直ったら戦闘が止まって撤収するとは限らない。 オネアミスに次元大介が出てるらしいけど?どのシーン?(´・ω・`) なんとなくはってみる
p252-p256 樋口真嗣
Q:いつの間にか自分で自分を売り払っていたんですね......。
樋口:そうそう、そうそう。ガイナックスに俺を売ってしまったんですよ(笑)。
この本にガイナックスにかかわった何人もの人が登場してくると思いますけど、俺だけだと思いますよ。
ガイナックスに買われてきたのは。人買いかよ!(笑)
それに「オロチ」の撮影もだいたい終わって編集をはじめたあたりになると、音の打ち合わせとかで、何度か東京にお使いに行く機会があったんです。
そうすると東京で泊まる場所は高田馬場のガイナックスのスタジオで、そこでは「王立」のパイロット版をつくっていた。そこに行くとですね、
なんとスタッフの女の人が、ご飯をつくってくれるんですよ。スタジオでみんな原画を描いている。
俺はすることがなくてビデオとか観て過ごしている。そうすると、だんだんいい匂いがしてきて、
夕方になると「はい、ご飯よー」という声が響いて、そしたらみんな「わーっ」と集まっていくんです。
「いいね!ここ。ご飯が出るのか。賄いつきかよ!」と思いましたよ。「オロチ」では自炊で、1年間ほとんどおかずが日清焼きソバでしたから(笑)。
そんな環境とくらべて、東京には遥かに文明の香りがあった。なんといっても「手料理」ですから。それには憧れましたね。
Q:しかしわざわざ身柄を買いとってまで「王立」に連れていこうとしたとは、それだけ当時の樋口さんの力量が買われていたのでしょうね。
樋口:どうなんでしょうね。そこは?
Q:「王立」で最初に担当した仕事は、どのようなものだったのでしょうか。
樋口:演出部に入ったんですけど、最初はずっとコンテを描いていましたよ。でもそれはインチキコンテ......。
要するにあの、監督の山賀博之さんの手が遅かったんですよ。それでその、進行状況が遅れている。
でも出資者であるバンダイビジュアルさんには「ここまでやって、これからはこんなになりますわー」
という進行状況と展望を、見せないといけない。そのための偽コンテを「ちょっと描いといて」と言われました。
「えっ?」(笑)。「どうせ台本を読んで物語を頭に入れなきゃならないんだから、ついでにコンテを描いといて」と言われて、
よくわからないままにコンテを描いていました。
Q:そのコンテは......。
樋口:採用されないですよ、もちろん。そこまで世の中甘くないですよ。 当たってくだけろ、前向きに行け
Q:『太閤記」みたいにはいきませんか。
樋口:それはそれでね、闇から闇へと葬り去られました(笑)。台本ができるかできないかの頃、もうすぐスタッフが大勢やってくるというので、
岡田さんが会議を開いたんですよ。「これから来るスタッフに、この物語の世界観を徹底的に理解してもらわねばならない。
そのために演出部は全員、山賀の分身たるぐらい、山賀の演出の意図を、山賀がなにを考えているのかを頭に叩き込んでもらいたい」と言われた。
またいかにも岡田さんが、言いそうじゃないですか(笑)。あの人はそういう枠組みとか概念が好きでしたから。
当時、ガイナックスのいちばん奥に、サンセットビーチみたいな壁紙を張った社長室があったんですけど、反対側の壁は一面鏡張りだったんですよ。
そこでまずね、「喫茶店の鏡理論」というところから会議が始まるわけですよ。「喫茶店になぜ鏡があるか?鏡があると店内が広く見えるじゃないか。
映画というものはそういうものではないか?」って、俺はもうその時点で脱落して「置いていかれる!とめてくれー」という感じなんですけど(笑)、
増尾昭一さんなんかは「ふむふむ」と、ずっとうなずいているんです(笑)。「えっ、ホントにわかってんの?」。
赤井さんは赤井さんで「でも山賀は、そういうこと言うけど、本当に言いたいのは」という感じで、
自分のフィールドに持っていこうとして全然違うことを言い始めて(笑)。俺だけなんかリタイヤ......。
Q:(笑)
樋口:「ああ、なんか俺はとんでもないところに来ちゃったぞ」と思ってました。最初の頃は、
「王立」という映画がなにをやろうとしているのかさっぱりわかんなかった。
なにをつくろうとしているのか、監督の口から聞けば聞くほど、わからなくなりました(笑)。
正直に言うと、人から「この映画はなんだ」と聞かれても、答えられなかったのに答えてました。
わかったふりして。出来上がった映画を見ればわかるんですけどね。あの作品の舞台は異世界でした。
ルールとしてあったものは、人間の文化の段階は同じなんだけれども、違う発展の仕方をしてきた世界。
登場人物のまわりに存在するものは、すべて実世界のものと違う形にしようと考えていた。だから最初の頃は、
デザイン作業にバイトで美大生たちを集めてきて「じゃあ、今日はスプーンを考えましょう」と提案して、
「そもそもスプーンとはなんぞや?」というところから発想を始めてました。
しかし考えていくうちにわかってきたのは、人間の口の形が決まっている以上、スプーンの形もやっぱり決まってくる。
あの形になるんですよね。だとしたら後は材質とか、取っ手の部分の構造とか、
そういう部分を考えていくことになる。そんな感じであらゆるものについて、一日2時間くらいディスカッションしていました。
ペース配分が滅茶苦茶なんですよ。「あっ、リイクニが持つ食器のデザインで2ヵ月かかっちゃった」とか(笑)。
その結果、最後のロケットの発射の場面を1週間でやらなきゃならなくなったりね。大事なのはこっちなのに。
しかしあの恐ろしく効率が悪く出口の見えない作業が、今にして思うととても大切な財産になっているんです。 Q:若くて、体力があるうちにしかできないこともあったでしょう
樋口:知識や常識が足りなかったからやれた、ということもある。ただやっぱり、「王立」の仕事を断るアニメーターもいましたね。
打ち合わせまでしたのに、辞めていった人もいた。あの作品では、ものすごくアニメーターに対する依存率の高いつくり方をしていましたから。
作画打ち合わせのときに上がっているコンテとフィルムを観てよろこんで、で時々群集シーンのひとりとして逃げ回って(笑)。非常に楽しかった。
毎日が学園祭ですよね。それでいくとガイナックスに入って「王立」をつくっていたときは、いちばん勉強になった時間というか、
正しいやり方かどうかはわかりませんが、自分にとって初めて、映画を一から立ち上げて、最後までつくり上げるという行為を、すべて体験できた。
あんな体験はあれっきりです。いまだにない。
でも考えてみれば、それがすべての間違いのもとかもしれません(笑)。ものをつくる上の姿勢として、
立ちはだかるすべての障害を情熱で突き崩せという思想。当たってくだけても、前向きに行け、「死して屍拾う者なし」とかですね。
いまだに思っていますから。「とにかく前に進め、という姿勢が美しい」。
(2004年11月 渋谷にて) おもしろいっすね。
収斂進化じゃないけど、機能が決まっているから、その機能を果たすためには全然違う系譜なのに必然的に似たような形になってしまうという。
ただ、まあ、オネアミス星の食べ物とか食生活も地球とは違ってきますから、それを食べるための容器とかそこまで考えているとリイクニの食器に二か月というのもワロタ。
時間配分も予算配分もザルだったのね。 そこまでするなら人間と同じ形にせずにタコ星人とかイカ星人にすればよかったのに
言葉も日本語じゃなくて架空の言語で全部字幕、そこまでやれば伝説になってたな きょうもはってみる
渡辺繁 1957年、福島県平市(現・いわき市平)生まれ。
バンダイビジュアル専務取締役(2004)。
1981年にバンダイに入社。
1984年より、大阪で映像自主制作を行っていた集団とともに劇場版アニメーション映画製作に取り組み、1987年3月に公開する。
p423-p426 渡辺繁
Q:初対面の印象はいかがでした?
渡辺:「なんか変な人たちだな」と、思いましたね(笑)。ケッタイな人っていいますか。年も近かったですし、すぐに友人みたいな感覚でつき合うようになりました。
もう漫才のコンビみたいで、武田さんと岡田さんのふたりは話が面白いしね。どっちがボケかツッコミかよくわからないんですけど。
そのうちに岡田さんに紹介してもらって、山賀博之さんや庵野秀明さんにもお会いしました。あれは1982年かな。西武新宿駅のはす向かいにあった喫茶店で、
リアルホビーシリーズの、バルタン星人の頭部を彼らに見てもらったんですよ。目が肥えた人に、この商品がいけるかどうかを鑑定していただいた。
(中略)
渡辺:リアルホビーシリーズを実現して、ソフビ人形も開発が始まり「ようやく軌道に乗ったな」と思ったところで、「おまえビデオやれ」と命じられて、
ビデオ新レーベルの創設を担当することになったんです。その当時、入社3年目でした。 Q:「EMOTION」レーベルですね。
渡辺:その時期は「機動戦士ガンダム」の大ブームが一段落ついた後で、当時「モビルスーツバリエーション」というプラモデルのシリーズがヒットしていました。
これも安井さん(プラモ狂四郎原作者)が仕掛けたシリーズで、「ガンダム」を原色系ではなく、ミリタリー色に塗ったラインナップなんですが、
「このシリーズのプロモーションアニメを、DAICONFILMというアマチュア集団につくらせてみないか」という企画を、岡田さんは提案したんです。
あれは1984年の前半かな。最初は驚いたんですが、監督としてはDAICON4のオープニングアニメを担当した山賀博之という男がいる、
「風の谷のナウシカ」で原画をやった庵野秀明という男もいると、企画説明を受けてですね。僕も少し実現を考えたんですけど、
当時はサンライズもバンダイグループではなかったし、「ガンダム」をほかのプロダクションでアニメ化する許諾がおりるはずもなく、この企画は流れました。
しかしこの企画が空中分解してから、しばらくしてまた、オリジナルビデオアニメという新しい媒体も定着し、「ナウシカ」や「マクロス」のような
作品が生まれてきた現況を踏まえて、今こそ若者に向けて若者がアニメをつくらなくちゃいけないんだ」というようなことを、とうとうと書いてある企画書を携えてですね(笑)、
岡田さんがやってきた。その企画が「王立宇宙軍」だったわけです。
「ついてはゼネプロとは独立して、高田馬場にスタジオをつくって、そこをベースにパイロットフィルムを制作したい。
ゆくゆくは劇場映画化に向けてプロジェクトを進めたいから、いっしょにやらないか」と提案されました。 Q:企画書を見て一体、どのように感じたのでしょうか?
渡辺:面白いと思いましたね。とにかくそのときに、岡田さんや、山賀さんたちのような熱い連中と組んで映画をつくりたいと感じたんです。
「じゃあ準備しようか」という軽いノリで映画づくりがはじまりました。岡田さんたちが「王立宇宙軍」の準備室として、高田馬場のアパートの一室を借りて、
会社としてガイナックスが発足したのが1984年のクリスマス。高田馬場の飲み屋でパイロットフィルムの打ち合わせをしながら、
会社設立のパーティみたいなものをやったのを覚えています。
それから、いろんな手練手管を駆使して企画を通したものです。当時、宮崎駿さんに「岡田さんの企画書にだまされたバンダイ」と言われましたよ。
そのバンダイでもいちばん初めにだまされたのが僕だと(笑)。しかし、だますとかだまされるとか、そんな話ではなくてですね。僕は単純な人間ですから、
ただ面白そうだからやってみたかった。誰もバンダイが映画をオリジナルでつくれるなんて思わなかった。ノウハウだってまったくなかったし。
しかし、だからこそ面白いと思ったんです。
(2004年2月バンダイビジュアル社内にて)
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オネアミス制作時を回顧するインタビュー記事が、あの頃はみんな楽しそうだったなあ、と思いながらテキスト化したのをこちらのスレになんとなく勝手に貼っていきます
オタク特有の俺の持ってる資料を見てくれーって心理ですね
参考にしてる本はガイナックスインタビュー(2005)です
次回も渡辺さんの話の続きを貼るつもりです(明日日曜日夜7時位) タコ星人とかイカ星人のリイクニ。ハァハァ。
というかタコでもイカでも人型でもいいけど、倫理観とか性道徳とか違うだろうから、夜の街とか、もっとオープンだった可能性もあるのか。
シロツグさん、産卵しますから、放精して卵を受精させてください。
ってなる可能性もあったわけで。 棒状の硬貨はなんか憧れたな。カッコいいというか、使いづらいだろうなと。
デザインはわざとあの世界の不均等を演出する為にメインデザインを統一せずにデザイナーが好き好きに描いたのをそのまま使ったんだってね。にしても棒状の硬貨は無いよなあ。
あと、屋台のおっさんが汽笛
(圧力鍋の空気抜きみたいなもんと当時は想像したが)
みたいなのを鳴らしてピカタを連呼するが、ピカタは普通に現実世界にもあるけど、同じものかは知りたい所。 きょうもはってみる
p426-p428 渡辺繁
Q:しかし、映像作品のレーベルを立ち上げていたとはいえ、入社3年目のメーカーのサラリーマンと、
大阪でアマチュアフィルムをつくっていた人たちが、劇場公開大作映画をつくってしまったとは、何度聞いても実感が持てないんですよ。
渡辺:そうですか?しかし岡田さんたちも戦略を考えていましたけど、僕もきちんとステップを踏んで進めていったんですよ。
まずパイロットフィルムをつくって、製作と営業の目鼻をつける。
それが完成したのが1985年。そしてパイロットフィルムを社内はもちろん、いろんなところに見せてまわった。
押井さんにも見せましたし、庵野秀明さんが『風の谷のナウシカ』に参加していた縁をたどって、宮崎駿さんのところにも見せに行きました。
当時、宮崎さんの個人事務所、二馬力が阿佐ヶ谷駅の近くにあったんですけど、僕はそこにひとりで会いに行きました。
目的はまず、直接的にフィルムの感想を聞くこと。そしてもうひとつ、宮崎さんは「ナウシカ」の仕事で、映像の世界に確固たる存在感を示していたので、
もしその宮崎さんがフィルムを評価してくれれば、バンダイの内部も説得できるようになるだろうと考えていたんです。 Q:宮崎さんの反応はいかがでした。
渡辺:宮崎さんとは3時間にわたって話して、といっても宮崎さんが2時間30分お話しになって、僕は10分だけでしたけど(笑)。
そのときに宮崎さんは「庵野君たちはアマチュアだけど、ちょっと違う存在だと思う」と評価してくれたんです。
「アマチュアには豪華な出窓はつくれても、基礎をきちっとつくるという部分でふらつく人間が多い。しかし彼らはきちんと基礎をつくって、
たぶん新しい建物をつくることができそうな気がするから、もしも必要ならばバンダイの役員会の皆さんの前で、アドバイスなどをして差し上げてもいいですよ」
とまで言ってくれたんですよ。
もうそれだけで、僕は我が意を得たりといいますか、「これで大丈夫だ」という気分になりました。
実際に役員会でも、「宮崎さんはこうおっしゃった」と伝えたら、それで企画は通ってしまいました(笑)。
ただし、その段階では満額の予算はリスキーだから、とりあえず全体の4分の1は認めてやる。それで制作を開始し、その間に配給会社を決めて興行を確定してこいということになった。
これは僕の手には負えなかったので、当時広告代理店にいたプロデューサーがバンダイに出向してくれて、僕の上司になり、彼が動いて決定してくれた。
こういう人がいたから映画も実現できたんです。こういう段階を踏んで、公開に繋げていったわけですよ。
Q:それらの段階を、渡辺さん本人はどのように体感していたのでしょうか?毎日が楽しくて仕方がないという感じでしょうか。
渡辺:背景を知らないままに始めて、しかしだんだんいろんなことがわかってくるとプレッシャーも感じてくるし、怖くもなりましたね。
白い目で見られて、迫害されながらも、待ち受ける障害を突破していく。
ほとんど「王立宇宙軍オネアミスの翼」の物語そのままですよ。「誰もやったことがないことをやる」という過程は、あの映画で語り尽くされていますよね。
あの作品の構造そのものだと思います。公開した当時、「僕たちの物語だ」という文脈で、雑誌に取り上げられたりしましたけど、実際、みんな無名だった。
それが徒党を組んで歯を食いしばりながらやった作品が「王立宇宙軍」だったんです。いい経験をさせてもらったと思います。
もしあの映画が実現していなかったら、今の僕もなかったわけですから。 Q:制作過程で出来上がってくる映像についてはどのように感じていたのでしょうか。やはり出来にわくわくするようなものがあったのでしょうか。
渡辺:それはありましたね。そういうものがなかったら、企画を推進するモチベーションにならないじゃないですか。
岡田斗司夫さんや山賀博之さんと話して出てくる展望や、ほかのスタッフに見せてもらった絵は、僕にとってやはり「やる気の薪」のようなものでした。
どんどん自分にくべていきました。
Q:これはすごい映画になるぞ、という高揚感のようなものを感じていたということでしょうか。
渡辺:「つくれるものなら、こんな映画をつくってみろ」と人に誇れる映画を、つくっているんだという感覚だったような気がします。まあ、思い込みなんですけどね。
「こんなすごい映画があったのか」とも感じていましたしね。あの頃は、ほとんど毎日のように吉祥寺に移ったガイナックスのスタジオに通っていましたよ。
そこで動画のテスト撮影のビデオなんかを見せてもらって「すげえな」と思っていました。
でも、祭りの準備じゃないですけど、できるまでがいちばんわくわくするんですよね(笑)。
完成が近づくにつれて、前売り券をバンダイのグループの中でさばかないといけないという大きなプレッシャーも出てきましたし。それが興行を確定する条件だったんですよ。
本当はそういう、タコが自分の足を食べるような行為は間違いなんですけど。そうした現実を前にどんどん不安になる自分と、高揚していく自分とが交錯していました。
もう十数年も前の話ですけど。
Q:当時は、ほとんど寝ていないという日常で......。
渡辺:いや、そんなことはない。ちゃんと寝ていました。酒を飲んでおねえちゃんと遊びにも行ってましたし。
不眠不休でというよりも、なんか自然にでかい顔して、ことに当たっていました。
でも、年々やっていることがしんどくなってくるんですけどね(笑)。大変です。しかし、今でも思いますよ。
「王立宇宙軍」の主人公だったシロッグのように、障害をどんどん突き破っていかないといけない。誰もやったことがないことをやろうとしたら。 p434
Q:現在では、バンダイビジュアルの国内のアニメーションのパッケージソフト市場におけるシェアは3割近くになるそうですが。
渡辺:すごく簡単にはじまっちゃったんですよ(笑)。ガイナックスのみなさんとの出会いも、すごく軽い感じでしたしね。
映画制作のことはなにも知らないままに「王立宇宙軍」をはじめてしまった。それと、企画開始の当時は、バンダイもまだ株式公開する以前で、いい意味でまだ中小企業でしたからね。
風通しがよく意見・提案を聞いてくれる風土もあったし、「チャンスがあれば、失敗を恐れずに打席に立ってバットを振ってみろ。
ベンチの裏で素振りをしていても永遠にヒットは打てない。三振でもいいからとにかく打席に立って振ってこい」と、さんざん言われていました。
そういう会社でしたから、こんな素人みたいな僕に、入社3年目か4年目の僕に、映画をつくらせてくれたんだと思います。
(2004年2月バンダイビジュアル社内にて)
ガイナックスインタビューズより
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渡辺さんのお話はここまでです
次回は貞本さんの当時の空気感とキャラクター造形の話を少し貼れればいいかなあと
今度の金曜日か土曜日の夜あたりに ウルが出来ない理由はさんざん語られてきたが、正に実感する。
確かにこりゃ、若さがないと出来んよ、これ。
計算しだしたら、絶対に立ち止まるもん ピカタのおっさんの汽笛は西の方だと焼き芋屋が鳴らしながら走り回ってるから、ああいう仕組みかなと思った。
しかし、考えてみればオネアミス星人は、人間の形をしていても、炭素生命体とは限らないんだよな。
後の世の他のアニメとかだと共通祖先がいたり、古代の超文明が撒種していったとかとかで同じ系列で交配すら可能だったりご都合主義だったりするけど、この作品文明程度が似ているだけで地球との接点はまったくなさそうだし。
ロケットのエンジンに水素を採用するとかなんとかいってたし、打ち上げシーンで極低温の水素で空気中の水分が凍って剥がれ落ちるから(破片を一つ一つ手書きしたらしい)、元素とか物理法則はほとんど同じだと思うが。
仮にリイクニさんと会えて接触したとしても、日和見感染をおこすような常在菌がついただけでも抵抗力がなくてそのままタヒんだり、汗腺とか皮脂とかの成分も相手にとっては猛毒だったり。
そもそも人間と接触以前に、オネアミス星の空気を一吸いしただけで、あるいはバンアレン帯とか地磁気の関係で現地人には問題ないが地球人がタヒぬレベルの紫外線や宇宙線が降り注いで即タヒする可能性すらある。
おっさんのピカタを食べる前には、有害成分がないか、消化吸収できるか、微生物的にも問題がないか等、慎重に調べないといけないな。 4Kリマスターで年内に劇場公開は嬉しいけど、
オネアミス今まで観てなかった様なやつらまでこっちの領域に入ってくるのは嫌だわ
閉じた世界で判り合える連中だけで楽しくやってたいのに >>450
そんなんだからコンテンツが廃れていくんだぞ。 >>451
そうかぁ?
アニメとかマンガはコンテンツ寿命めちゃ長いだろ?
そして今じゃ日本アニメとマンガは世界中で大人気で世界最大級のコンテンツ産業だよ?
90年代以降の実写邦画とかドラマとかクソコンテンツはもともとバカ向けの本物のクソだから廃れて当然だけど、
日本アニメやマンガの面白さが「バカに見つかる」のが嫌なのよ? >>449
ガキが紐つけて遊んでたクモみたいな生き物は地球に居なさそうだよな。
ピカタは食べ物なのかどうかもあの演出ではわからん。
実は竿だけ屋かもしれん。
異世界だけども航空力学とかが地球っぽい。レシプロ機からジェット機への過渡期ってのもリアルだし。米ソの対立をベースの異世界みたい。 デカタは新潟名物のぽっぽ焼きみたいなもんじゃねーかと勝手に想像 デカタデカタヨーというセリフは
「出来た出来たよー」
という事をあえてなまり発音で言っているんだろうと思っていた
デカタという食い物だったのか リイクニ「どうですかデカタ?すっぱすぎました?」
シロツグ「いやいやデカタはね、すっぱすぎるぐらいがちょーどいいんですよ」 字幕で観たら判るだろ?
「デカタ、デカタ、おいしいデカター」って云ってる 蒸気出してるから蒸しパンみたいな食い物なんだろうな きょうもはってみる
貞本義行 1962年、山口県徳山市(現・周南市)生まれ。
漫画家、アニメーター、キャラクターデザイナー。
「週刊少年チャンピオン」第16回新人まんが賞に入選、漫画家としてデビューする。
翌年に大学の後輩であった前田真宏氏の誘いでテレビアニメ『超時空要塞マクロス』('82)の制作現場に参加。
庵野秀明氏、山賀博之氏らとの運命の出会いを果たし、「DAICON4」のオープニングアニメ制作に参加する。
大学卒業後、テレコム・アニメーションフィルムに入社。
その後退職し、1987年に公開された劇場映画「王立宇宙軍オネアミスの翼」にキャラクターデザイン、作画監督として参加した。
アニメと漫画の両分野で業績を残す人
アニメーションや漫画作品の登場人物は、現実のなにかを継承しながらも、線で描かれた現実には存在しない姿かたちの存在。いわゆるキャラクターである。
写実ではなく、人の心が生み出したキャラクターは、より人の本能に忠実であり、ときに実在の人物をはるかに凌駕する魅力を放ち、人をトリコにする。
貞本氏は、1987年に公開された劇場映画『王立宇宙軍オネアミスの翼』において、作画監督とキャラクターデザインを担当した。
当時、貞本氏は数本のアニメ作品の原画を描いたというキャリアがあったのみ。まだ20代前半であった。しかし貞本氏はこの大役を見事に成し遂げる。
「王立」の舞台はオネアミスという、現実と似ているが異なる架空の世界。これはアニメーションという表現の中で「現実にいる人間」を描くために、
監督の山賀博之氏が意図的に選択した方法だった。この作品において、貞本氏の創造したキャラクターは、観る者に「こういう人っているなあ」という実在感を感じさせる。
文:堀田純司 ガイナックスインタビューズ p124より p134-p136 貞本義行
現場はぐちゃぐちゃになってからが面白い
Q:ガイナックス作品は、見ると「うわ、自分もその制作の現場にいたかった」と感じるという特徴がありますね。
貞本:会社の成り立ちからして仲間うちでの自主制作が母体ですから、そこはほかの会社とは違うでしょうね。
ガイナックスの最初の礎石となった作品、「王立」なんかは「参加して楽しかったなあ」と、今でも思い返します。
Q:現場の楽しさとは、どういう部分にあるものなのでしょうか?
貞本:現場っていうものは、進行がぐちゃぐちゃになって、システマチックに動かなくなればなるほど、面白いんですよ(笑)。
「ナディア」でもそうでしたけど、「エヴァンゲリオン」で後半、紙芝居みたいになったりするじゃないですか。僕は「エヴァ」では基本的に現場にはいなかったですが、
放映を見ていてすごく羨ましかったですよ。「うわ、コンテをそのまま撮影しているよ」とか(笑)。もう激怒巨烈かもしれませんけど。
スタッフは本当に楽しかったでしょうね。お客さんにしてみれば「なんだこれは?」ってことになるでしょうけど。
つくり手側にとっては「やっぱりこういう修羅場がないと!」って思います。醍醐味ですね。そういう状況で、みんなでなんとかしていくのが(笑)。
「うわあ、2週間でホントに30分できたよ!」とかね。その面白さは現場にいないと楽しめないです。ぜひ参加してほしいですね。 Q:作品について意見をぶつけ合ったりもするわけですね。
貞本:やっぱり年齢が近いですから、大いに議論しますよ。監督から動画まで年齢差が10歳もありませんでしたから。
これがスタジオジブリとかならニュアンスが違ってくるんだろうな。宮崎さんなんか、みんなでソバを食べたりとか、現場を一体化させようと気を遣ってますよね。
僕らはそうした一体感を、もとから努力なしに素で持っている。普通は、動画をやっている立場で、監督が目の前にいるのに「つまんないよ、これ」とか、
横で色指定やっているのに「なにこの色」って平気で言える環境って、なかなかないですからね(笑)。
しかし今では、ガイナックスもスタッフにちょっと年齢差が出てきて、新人さんなんか庵野さんや僕を見かけると「そそくさー」という感じでいなくなったりします。
そういうのを見ると「ああ、ウチの会社もちゃんと会社らしくなってきたなあ」と感じるんですよ。少し寂しいものもありますけどね。
Q:アニメーションの現場に参加したのはまだ学生だった当時、『超時空要塞マクロス』が最初だそうですね。
貞本:その頃、庵野さんや山賀さんが大阪から出てきて、「マクロス」の現場に参加していたんです。アートランドという会社でつくっていたんですけど、
そこを手伝わないかという話があって、「アニメとはなんぞや」という感じで、僕もちょっと見学がてら行ってみた。それがきっかけでした。
あの頃はもう、訳もわからずやっていましたけど。 Q:「当時、すでにアニメーションを職業にしようと考えていたのでしょうか?
貞本:全然考えてないですね。いや、とにかく絵しか取り得がなかったんで、絵で将来食べていきたいという希望はありました。
しかし「絵で食う」といっても間口が広くて、学校の美術の先生とか、看板屋さんだとか、いろいろあるじゃないですか。
だから、「せっかく山口から出てきたんだから、なにか絵で食っていけたらいいなあ」というぐらいの心境でした。
Q:みんなでつくる楽しさは、「マクロス」でいきなり知ってしまったんですか。
貞本:そうですね。「マクロス」の時期に、ガイナックスの母体であるDAICONFILMの自主制作にも参加していましたけど、わりと当時の体質がそのまま
「王立」に移行していると思いまます。
Q:集団でつくる楽しさはある程度、集団でつくる現場に普遍的にあるものでしょうか。
貞本:どうでしょうか。今のガイナックスでも、あの「王立」の頃の感じがあるかというと、やっぱり昔とは違ってきているんですよ。
あの頃は、自分たちの中にカリスマがいなかったんです。
たとえば新人さんが今、この会社に入って庵野さんや鶴巻を見ると、「うわっ、庵野さんが、鶴巻さんが歩いている!」って思っちゃうじゃないですか。
そういうのは僕たちにはなかった。あくまでも同列の仲間が集まって、カリスマどころかダメ人間が集まってつくっているという感覚でした(笑)。
しかしその一方で、「俺たち、すごいぜ。すごいもんつくってやるぜ」という無闇な盛り上がりもあったんです。「成り上がろうぜ」という野心もありましたし。
最初のガイナックスの仕事場って、六畳二間ぐらいの普通の民家だったんですよ。で、そこでは毎晩、押し入れの上の戸袋にまで人が寝ていましたね(笑)。
寝ている人と起きている人が、入れ替わり立ち代わりで仕事していました。あの頃は、机の下に簡易ベッドを置いて、仕事をしている人のすぐ横で寝ていたりして、
庵野さんにしても僕にしても家に帰らなかった。それで夜な夜な、2時をまわってみんな疲れてくると、酒盛りをしたりとかですね。やっぱり楽しかったですよ。
でも、そういう雰囲気は今ではもう、ないかなあ。新人さんもいっぱい入ってきていますけど、もっとハメをはずしてバカ話とかすればいいのに。 Q:そういう現場は聞くだに憧れますねえ。
貞本:だから今は少し寂しいですよ。こういうことばっかり言うと「またオヤジが昔話を」って、言われちゃいますけど(笑)。
Q:いえ、しかし昔の創作の現場は、どの分野でも濃かったですよね。
貞本:そうですよね。たとえば、いつも短パンに首から手ぬぐいをぶらさげて会社の中を歩きまわっている摩砂雪さんという人がいますけど(笑)、
よく摩砂雪さんと、夜中に観てきた映画について話し合ったりするんですよ。それは議論なんてレベルじゃないです。
酒を飲みながら「あのシーンはバカでよかった」とか、たわいのないバカ話なんですけど、そういうバカ話の楽しさから、作品をつくる面白さってはじまってるのかなと思うんですよ。
僕から見ると、動画を始めたばかりの新人さんがなんで家に帰るのかなと、不思議に感じます。家に帰ってもすることはないだろうに。テレビを観に帰るのかな。
「だったら会社にいたほうが楽しいでしょう」と思いますよ。僕はあまり現場には口を出さないようにしていますし、イラストのように作品に付随する仕事は、
できるだけ若い人にふってほしいと考えているんです。そうしてもっとチャンスをつくっていかないと、若い人も自分で自分に壁をつくってしまうので、それは気をつけています。
(2003年5月ガイナックススタジオにて)
ガイナックスインタビューズより
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続きはまた明日の夜にでもはります きょうもはってみる
p156-p160 貞本義行
Q:しかしそれほどまでに愛される二次元の、描線でできた造形物とは、不思議なものですね。それを生み出す能力とは、それだけで天才的な才能だと思います。
貞本:ただ、キャラクターが描線でできているといっても、僕の場合は二次元の造形にこだわってはつくってないですよ。
ナディアの例にしても、やっぱり自分がそれまでに実際に見てきた女の子のコラージュというか、「あの子はすっごい暗かったけど、なにか魅力的だった」とか、
そういう僕自身が会ったことのある人の印象が、重なりあって出てきているんです。
庵野さんもキャラクターを考えるとき、ヴィジュアルを主体にしていないと思います。あの人の場合、そのキャラクターを演じる声優さんの性格だとか、
過去のエピソードをライブ感覚でストーリーの中に入れこんでいったりするんですよ。
血液型だとか誕生日だとかも聞き出して、作品が進む中、脚本で追いかけてそれを反映させていく。それはそれで面白いなと思います。
でもそうなると果たしてそれが、純粋に二次元の世界の中で遊んでいるキャラクターなのか、現実の人格の反映なのか、境界線がわからなくなってきますよね。
Q:しかしどこかで、その貞本さんが経験した抽象的なイメージの積み重ねが、紙の上の具体的な造形に変換されるわけでしょう。
それは、そうした能力がない人間からすると不思議な瞬間にも感じられます。
貞本:でも、似顔絵ってわりと誰でも描くじゃないですか。人の特徴をとらえて似顔絵を描いていこうとすると、特徴を表せば表すほど、その絵は、
どんどんどんどんキャラクターになっていくと思いますけど。
「王立」のときも、実際に身のまわりにいる人をモデルにしてしまうことから始まっています。 山賀監督に「このキャラクターってどういう人?」と聞くと「この人はB型で、こういう人で、こういうときにこういう行動をする人」と、性格を詳しく解説してくれるんですけど、
それが全部誰のことか丸わかりなんですよ(笑)。ああ、あの人ね、この人ねと。そうするとやっぱり、その人の顔を思い浮かべながらデザインしていくことになります。
ただ、そっくり描いてしまうと似顔絵にしかならないんで、そこは特徴を自分の中でアニメのキャラクターとして翻訳しながら、デザインしていきました。
でも描いてみて絵になる人と、ならない人ってあるんですよね。僕なんかは絵にならない(笑)。
ただそういう現実の絵から発想していく方法も、やりすぎると「王立」みたいに、絵的に地味な作品になってしまってあまり売れなかったりもする(笑)。
そのつらさも味わっていますので、「ナディア」では、アイドルアニメをつくろうと「王立」とはがらっと方法を変えて取り組みました。
その後、またちょっとリアルな方向に戻して「エヴァ」をつくってみたりと、僕としてはいろいろな作品の中で、
キャラクターづくりの方法のヴァリエーションを楽しんでいるような感覚がありますね。
キャラクターデザインの試行錯誤
Q:しかし「王立」は地味といっても、線に荒々しさがあっていいですね。
貞本:荒々しさというか、迷っている感じがしますよね。自分で言うのも妙なんですけど、その迷いがかわいいみたいな(笑)。
まだいろんなものに染まっていない感じが、伝わってくるんですよ。「気負っているところが青いなあ」と感じます。
今見直すと、「こうすればいいのに」と、過去に戻って自分にアドバイスしてあげたくなるんですよ。そういう心境になって見てしまいます。 Q:どういうアドバイスを送ります?
貞本:やっぱり目とか鼻とか、一つひとつのパーツの処理ですね。特に僕の場合、宮崎駿さんのいた会社の出身なので、どうしてもどこか宮崎さんっぽい絵柄になってしまうんです。
だからあの頃は、なんとか宮崎さんから離れた方向でキャラクターをつくれないかと、試行錯誤していた。
かと言って、その頃は『機動戦士ガンダム』の安彦良和さんのようなリアルな傾向の画風もありましたけど、そちらにも行けないし。
「王立」のときは、まだ誰もやっていない、見たことのない画って、どんなものだろうと考えながら取り組んでいました。
あの頃の、中途半端にリアルなものを描くしかできなかった僕のところに行って、「エヴァンゲリオンってのがあるんだけどね」と、ちょっと見せてあげたいですね(笑)。
でも「王立」は「エヴァ」よりは、やはりリアルな造形の方向になりますから、それこそプロダクションI.Gの沖之さんとかを、そのまま過去に送りこんだほうがいいかもしれませんね。
「この人に手伝ってもらえ」という感じでね(笑)。
Q:ただ「王立」は貞本さんのみならず、各パートにスタッフの皆さんのそうした試行錯誤が伝わってくる作品で、それを含めて魅カのある作品ですね。
貞本:そういうふうに「当時はほかに方法はなかったんだ」と見てくれるといいんですけど。脚本とかストーリーは、時代が経ってもそんなには色あせないですけど、
作画面、技術的なものは、どんどん新しいものが出てくるので、やはり後の時代のほうが良く見える。最新の映画と並べられると、ちょっとつらいものがありますね。
Q:男性キャラをつくる場合は、女性と感覚が違うものでしょうか。
貞本:女性の場合は、自分の経験の中で、魅力を感じた人を発端にしてデザインしていきますけど、男の場合はわりと真面目に(笑)、
「こういうことをする人はいったいどんな顔をしているんだろう」と考えてつくっていきます。
「トップ2」の鶴巻の場合は男にも注文が多いんですよ。髪型がこうで、と写真を持ってきて。それを見て描いても「いやそうじゃなくて」と、ものすごく注文が厳しくてですね。
「微妙な違いだよなあ」と僕は思うんですけど、「こういった男に憧れてんの、実はホモ?」というくらい、具体的な注文が細かいんですよ(笑)。
「こういう感じの男になってみたい」とか、そういう感覚で男性キャラクターをつくっていくことは、あまり自分にはないですね。鶴巻はそれがあるみたいですけど(笑)。
庵野さんは、キャラクターの細かいデザインには、あまり文句は言わないですね。もうちょっと年齢を下げてとかそれくらいで、わりと観念的な注文になります。 Q:自分の携わった作品を、「ここがいいんだよなあ」と見返したりとかはします?
貞本:いや、「いいよなあ」というよりは、「あそこの俺は天才だった。なんであれができたんだろう」という気持ちで見直すことは、それはたまーにありますね。
「なんてあのときの俺は天才だったんだろう」と。まあ、一瞬だったわけなんですけど(笑)。
そのときの感覚、あのデザインの神様が僕に降りてきたときの感覚を思い出せないかと、あせっていろいろ試してみたりするんですよ。
原宿に出て一日中、ずうっと目の前を歩いている女の子を観察するとか、わけもわからずやりましたからね。
Q:それは参考になりました?
貞本:いや、効果ありましたよ。まず面白い服装に関して、鼻が利くようになりました。
「原宿に、ちょっと派手でおしゃれな女の子が集う店があるよ」と聞いて、その店の前で、ジュースを飲むふりをしてですね(笑)、
ガードレールに座ってそこに出入りする女の子をずっと観察してみたことがあるんです。「わー、すっげえ服着てるな」とか感心しながら見ていましたけど、面白かった。
実際に変わったファッションをしてる人を見かけて、それがデザインのヒントになったこともありましたよ。たとえば「エヴァ」のミサトの服は、街で見かけた、
男物のライダースーツみたいな服を上に着て、それでスカートをはいてた女の子が参考になっているんです。
スカートをはいている以上、その人は絶対バイクには乗ってないはずですけど、それなのに首からゴーグルを下げていた。こういう女性はいいなと思いました。
だからミサトの服って、実はオートバイ用のものが原型なんです。ただ男ものをそのままだとカッコ悪いところもあるので、そこを考えていじっていって、あの形になりました。
あとは、そもそもファッションというものに興味を持てるようになったのが大きいですね。僕自身は地味な服が好ァッション雑誌を見るなんて、やっぱり抵抗ありましたもん。 Q:わかります。
貞本:男気があったんで。
Q:わかります、わかります。男子たるもの、そんなもの。
貞本:そうそう、「バイク乗りはこんなの読んで、ブランドがどうのこうの言っちゃいかん!」みたいな。「百歩譲ってアディダスなら良し!」と(笑)。
アニメーションは現場が楽しいんです
Q:「王立」で、劇場映画のキャラクターデザインと作画監督を担当して、その後アニメーションの世界でさまざまな仕事を残し、貞本さんの名前は映像の世界でビッグになりましたが、
そこでなにか変わったことはあったのでしょうか。
貞本:や、これが意外とないですねえ。イベントとかに行ってファンの前に立つ機会があっても、目立たないようにほかのゲストの間にまぎれたいと思っちゃうんですよ(笑)。
あんまり「ここにいますよー」というタイプじゃないんです。見た目も派手じゃありませんしね。
普段、僕がつき合ってるような仲間って、車とかバイクの関係の人間で、あまりアニメーションの世界に関わってない人が多いんですよ。
そういう人たちに「こういった作品、やってるんだよ」と言っても、「へえ、すごいね」で話が終わっちゃいますからね。
(2003年5月ガイナックススタジオにて)
ガイナックスインタビューズより
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貞本さんの話はここまでです
次回は樋口さんの話が中途半端なんでもう一度付け足して貼りなおします
庵野氏との出会いとアマチュア映画に参加、王立宇宙軍の制作へ
また週末の夜にでも >それこそプロダクションI.Gの沖之さんとかを、そのまま過去に送りこんだほうがいいかもしれませんね。
wwwww >>467
すいません 訂正
僕自身は地味な服が好ァッション雑誌を見るなんて、やっぱり抵抗ありましたもん。
↓
僕自身は地味な服が好きなので、あまりファッションに興味はなかったんですよ。見てもらえばわかりますけど(笑)。
昔、「ポパイ」とか男向けのファッション誌が創刊された当時、僕はそういうものに対してなんとなく軟派なイメージを持っていたんです。
だから「男が、こんな雑誌を見るとは......」と思っていました。しかしおかげさまで、あのへんのファッション雑誌を手に取るのが、抵抗なくなりましたね(笑)。
若い人が聞いたら「なに言ってんの」と思うかもしれないけど、ファッション雑誌を見るなんて、やっぱり抵抗ありましたもん。 もしかしてコピペじゃなく元の本から文字起こしをしてくれているのかな?
だとしたら尚一層感謝 なついなガイナックスインタビューズ
あのメンツが揃ってたらシンエヴァはあんな悲惨なシリーズにはならなかっただろう きょうもはってみる
樋口真嗣 1965年、東京都生まれ。そのキャリアは1984年公開の映画「ゴジラ」にて、特殊造型助手を務めたことよりスタートする。
「ゴジラ」の後、樋口氏は大阪を拠点とする映画自主制作集団DAICONFILMの活動にその身を投じ、自主制作特撮映画『八岐之大蛇の逆襲』('85)に参加。DAICONFILMの活動終了後、
樋口氏はガイナックスの第1作、劇場版アニメーション映画『王立宇宙軍オネアミスの翼』('87)に演出スタッフとして加わる。
華々しい伝統を持つ日本の特撮。しかし特撮作品は1980年代初頭、新たなる表現技法に「娯楽の王者」の座をとって代わられた。
その表現とは、かつて巨人・手塚治虫氏が情熱を注いだ映像技術、アニメーションである。特撮がアニメにとって代わられた理由のひとつに、その制作コストが挙げられる。
特撮映像制作そのものが多くの時間、人員、予算、そして高度なノウハウを必要とする上、特撮番組は、特撮部分を制作する特撮班と、本編班の2系統のスタッフを持たねばならず、
その分費用がかさむ。また、もしかするとこの時期、特撮はジャンルとしての活力を失い、新しい人材が生まれ難くなっていたのかもしれない。
日本の特撮作品は、1980年代初頭より長らく雌伏の時代に突入することになる。その時代の終焉を告げる作品が、1995年に公開された映画『ガメラ大怪獣空中決戦』。
この作品によって特撮映画の希望の星となった人が、この章に登場する樋口真嗣氏である。
樋口氏は、当時すでに特撮作品のみならずアニメーションの分野でも実績を残すという、稀有な経歴を持つ創作者だった。植口氏の世に知られたユニークな仕事ぶりのひとつはその画の発想法である。
ミニチュアセットの中に対象を置いて、それをいかに撮影するかと発想する従来の特撮に対して、樋口氏はまず脳内で画を発想し、それを具現するためにミニチュアセットを組むという。
これは「イメージしたもの以外、映像に現れない」という特徴を持つアニメーションの絵の発想に、通じるものがあると感じられる。樋口氏がアニメーションの領域でも優れた仕事を残すのは、
もしかすると必然かもしれない。
文:堀田純司 ガイナックスインタビューズ p236-p237より p247-p251 樋口真嗣
Q:樋口さんは撮影所で働いた後、DAICONFILMの自主制作映画に参加したわけでしょうか。
樋口:映画学校の同級生で山口宏という、今では脚本家になったヤツがいて、そいつが赤井孝美さんと同郷で、俺と知り合う前にDAICONFILMの手伝いもしていたんです。
『愛國戰隊大日本』で、アイキャッチの絵を描いたり戦闘員やったり。後に俺もヤツも学校を辞めて、俺はアルバイトで「ゴジラ」の現場に行ってて、
その頃あいつは「劇場版マクロス」の第2原画をやっていたのかな。終電がなくなると、いつも山口の家に泊めてもらってたんです。
そこで初めて、DAICONFILMのビデオを観させられた。その場で本当に素直に「すごいなあ」と感じたんです。「こういうことをやっている人たちがいるんだ」と思った。
その後に「今度DAICONFILMの上映会があるから」と誘われて行った九段会館で、庵野秀明さんに紹介されたんです。
庵野さんに紹介されたとき、俺は間違って「特撮のプロの人だ」と伝わってたみたいなんですよね。ただのバイトなのにね(笑)。最初は庵野さんも完全に勘違いしてました。
庵野さんは、俺に「今、大阪の連中が怪獣映画をつくっているから、遊びにおいでよ」と言ってくれました。まあ、社交辞令だったんでしょうけど(笑)、俺も馬鹿だから、言葉どおりに受け取って。
Q:その怪獣映画というのが、後に樋口さんも参加して特撮パートを担当した「八岐之大蛇の逆襲」だったわけですね。
樋口:ちょうどその頃の俺は、「ゴジラ」の撮影が終わって仕事が一段落したところだったんです。しかし、映画の現場を見たくてアルバイトを始めたはずだったのに、
生意気なことに「これじゃ、いかんのじゃないか。こうしたほうがいいんじゃないか」というようなことを感じ始めていたんですよ。ほんと生意気なんですけど。
俺の「ゴジラ」での仕事は、造型部の「つくり物付き」というやつで、現場でつくり物のメンテナンスや、ゴジラのぬいぐるみを役者に着せたり、脱がせたりする役割なんです。
だから、撮影中の不測の事態に備えて、いつもゴジラのそばにいなきゃならない。つまり「つくり物付き」の担当者は結果的に、「いつも被写体の中心のそばにいる」ということになるんですよ。
カメラは絶えずこちらを向いているし、撮影部の人がメジャーで焦点距離を測りにきたり、メーターで露出を測ったりとか、いろんな人が入れ替わり立ち替わりで俺のところにやってくる。
監督も来ます。まあ俺のところに来るんじゃなくて、俺の隣にいる主役のところに来てるわけなんですけど(笑)。これが今にしてみると、俺にとってものすごい幸運でしたね。
初心者のくせにいつもステージの真ん中にいることで、現場の様子がよく見えたんですよ。それに、ぬいぐるみの中に入る役者のお世話も俺の仕事ですから、
そのために「今から何を撮るのか」という段取りを、嫌でも把握している必要がありました。
同じようにバイトで入って、バックヤードでひたすらに物をつくっているヤツもいたし、スタジオの入り口でお茶を配ってる人もいました。
しかし、ラッキーにも俺はステージの真ん中にいることができた。でね、その場所から現場のいろんな状況を見ていると、「なんでああやってるんだろう、俺だったらこうすんのにな」と、
そのうち勘違いをしはじめるわけですよ(笑)。「なんでカメラ位置がこんなに高いんだよ」とか。 大阪への旅立ち
樋口:それに撮影所でバイトしていると、「誰よりも先に映画を観る」ことの最たるものとして、前日に撮ったフィルムを次の日に試写室で確認する、いわゆるラッシュを観ることができた。
しかしそのラッシュが歴然と......「これじゃ、ただ見たままを撮っただけじゃん!」という映像だったりする場合があった。そういうものを観ているうちに、失望と同時に、
「こうすればいいのになあ」という気持ちが、むくむくと芽生えてきたんです。DAICONFILMの作品、特に『DAICONFILM版帰ってきたウルトラマン」なんかを観ると、
明らかにそちらのほうが画づくりに対する、正しい取り組みと工夫を感じる。「本物ではないものを使って、どのように本物に見せるか」という意志が伝わってきた。
あの頃、プロの現場にいて、「大阪の学生でもこれだけやってんのに、大の大人が集まってこの体たらくはなんだ」と感じて、やっぱりがっかりしてきたんですね。
いろいろなことを考えましたけど、正直なところ、そこまでしてプロの撮影現場にしがみつきたいという気持ちをかなり......。
Q:失ってしまった。
樋口:そう。「いっか、もう......」と。ということで撮影所のアルバイトを辞めてしまったんです。で、どうしようかと考えたときに、なぜかあのメガネのもじゃもじゃ頭の人を思い出しまして(笑)、
「大阪は楽しそうだなぁ」と考えたんですよ。それでとにかく大阪のDAICONFILMに遊びに行かせてもらおうと、庵野さんに電話してみたんです。
庵野さんは「もうちょいで仕事も終わるっス」みたいなことを言ってくれたので、その場で「じゃあ、いついつ行きましょう」と予定を決めた。
それでいざ、その当日に庵野さんのところに行ってみたら『メガゾーン23』かなにかの仕事をやっていて、「ちょっと待ってて」と言われました。
それでちょっと待ってたら、そのまま二晩待つことになった......。今にして思うと「あの当時からそれか!」みたいな(笑)。 Q:うはははははは。
樋口:桜台にあったグラビトンというスタジオだったんですけど、そこの押し入れで二晩寝て待ちました。それから「じゃあ、終わったから行こうか」と、庵野さんとふたりで大阪に向かったんですよ。
あの頃は庵野さんも俺も貧乏でしたから、大阪に行くのに新幹線なんて使えないわけです。8時10分発だったかな。大垣行きの快速に青春18きっぷで乗り込んで、大阪へと向かった。
あのときは車内が混んでいて、連結部分、車両を頭同士でくっつけているあたりの、運転席周辺の余裕のあるところで、ふたりで互い違いになるようにして床で寝ていました。
大阪に着いて、淀川の『八岐之大蛇の逆襲』の撮影現場に行ったら、これがやっぱり楽しそうなんですよね。まあ、一応こちらはプロの現場にいたわけですから、
その目で見れば「素人だな」と思えるところがいっぱいあるわけです。たとえばミニチュアを吊るすのに、テグスを使ってて、これがすぐ切れてしまう。
「ピアノ線でやんないんですか?」とたずねると「おお、さすがプロの人だあ」なんて、すごいテクノロジーをもたらしたように受け取ってもらえたり(笑)。
俺のつたない経験がこんなにお役に立てるなんて!(笑)。しかし、逆に「え、これでいいの?」みたいなやり方で効果を生んでたりして、驚くこともありました。
ビニールプールをふくらませるポンプで、ホコリを吹き上げてみたりとか、むしろ「なんだ、これでいいんだ」と思うことが多かった。
それは素人映画をつくっている人たちをバカにするとかじゃなくて、「あれ、この程度でもあんな画をつくれるんだ。これでいいじゃん」という、新鮮な感動がありましたね。
その場所で初めて「俺はここにいてもいいんだ!」と感じたんですよ。東京のプロの現場に居場所がなくて、今にして思えば自分を探しに大阪に出かけたら、
そこに「あっ、ここは僕がいてもいいんだ」と思える場所があった。
Q:プロの現場ではそれほどまでに、「自分のやることがない」という感じだったんですか。
樋口:そうですね。かなりその、距離感を感じていました。いや、それよりも、プロで自分のやりたいことを獲得するよりも「大阪に行ったほうが楽しそうだ」という感覚だったんです。
あの頃はまだ18歳かそれぐらいですから、刹那的で、10年後のことなんかまったく考えずに「明日さえ生きられればそれでいい」という、
快楽だけを求めてケダモノのような生き方をしていたんですよ。通常であれば、その世代が求める快楽って、セックスや麻雀、改造バイクだったりするわけじゃないですか。
それが俺の場合は、なぜか特撮だった(笑)。「より良きものがそっちにある。じゃあ大阪だ」とか言って、本当に押しかけて、そのままスタジオに住み込みました。 Q:庵野さんといっしょに出かけて、そのまま大阪に移住なさったんですか。
樋口:最初に遊びに行ったときは、一度東京に帰ったんです。そのときに「また来てもいいっすかねえ」と頼んだら、「おいで、おいで」と言ってくれたんです。
俺は「ああ?本当?マジマジ?」とよろこんでいましたけど、しかしまあ、それって社会人としての社交辞令ってもんじゃないですか。でも俺は、まったく額面どおり鵜呑みにして、また押しかけた。
みんな「えっ、ホントに来たの?」と驚いていましたよ(笑)。しかも俺、家出して大阪に行きましたからね。実家では捜索願まで出していたらしいです。
Q:現場としての「オロチ」はいかがでした?プロの現場に感じていた距離感が、一気にゼロになったという感じだったのでしょうか。
樋口:そうですね。「オロチ」は、手を挙げたヤツが、なんでも勝手にやっていく、逆に言えば、そうやっていかないと何も進まないというすごくオープンな現場だったんです。
それは楽しかった。通信販売で、40キログラムもあるでっかい鋳物の戦車を買ってきて、映画に出てくる新型戦車に改造してるヤツがいたりとかね。
絶対画面に写らないようなところまで、ずうっとひとりで、来る日も来る日もその巨大戦車をいじってるんですよ。完全に目的を見失ってましたね、あいつは。
「どうすんだよ、それ?」「俺にもわからん」(笑)。まあ、それが今のGONZOの村濱章司だったりするわけなんですけど。結局1年半ぐらい大阪にいたんですよね。 Q:その期間の生活費はどうしていたのでしょうか。自主制作だからみなさんボランティアで参加していたんですよね。
樋口:「ゴジラ」のときのアルバイトで稼いだお金がほとんどそのまま残っていたので、あの頃は1年くらいは暮らしていけるくらいの莫大な(笑)お金を持っていたんですよ。
ただ後半はやっぱりきつくなってきて、武田さんとかに無心をするようになった。それがまた自分の運命を大きく変えたんです......。そこで初めてガイナックスが出てくるんですよ。
「オロチ」の後半は、だいたい月に4万円ぐらいおこづかいをもらって暮らしていたんです。さすがにはるばる東京から来てるということで、俺だけ特別だったんですが。
俺はてっきりそれをご褒美だと思っていたんですけど......。「オロチ」が終わって「これからどうする?」って話になったときに、
すでに『王立宇宙軍オネアミスの翼」の制作に入ってた岡田斗司夫さんが、「このまま東京に出てきて『王立』を手伝うんだったら、あの借金はチャラにしてやる」って。
「ええっ!借金ってなに?ええっ?」。そんな『ナニワ金融道』みたいな!人身売買で俺はガイナックスに......。
(2004年11月 渋谷にて)
ガイナックスインタビューズより
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樋口さんの話はこのスレの429(王立宇宙軍の演出話)へ続いていきます
次回は村濱章司さんの大学時代にSF研の活動としてダイコンに参加、そして王立宇宙軍の制作進行となるお話をはっていきます
あ、ちなみにこのインタビュー文章は手持ちの本をOCRでテキスト化してるだけで、あまり手間はかけてません
ネットで拾いきれなさそうな話をなんとなくこのスレにはってみようかなと思っただけです。まあごく少数の人が長文貼ってあるのに気が付いて読んでもらえればと
村濱さんのお話は明日の夜に貼ります 誠に乙です。
>それでちょっと待ってたら、そのまま二晩待つことになった......。
正に真骨頂wwwww きょうもはってみる
村濱章司氏 1964年、大阪府生まれ。
追手門学院大学在学時より映画自主制作集団「DAICONFILM」の活動に参加。
赤井孝美氏による特撮映画「八岐之大蛇の逆襲』のスタッフとして独自の存在感を示した後、上京。
そして1987年に公開された映画『王立宇宙軍オネアミスの翼』に、制作進行として参加する。
ガイナックスチルドレンのひとり
1998年に発表された『青の6号』という作品がある。前田真宏氏、村田蓮爾氏ら気鋭のスタッフが参加し、工程をデジタル化して制作された、このOVA作品は、発売当時大きな話題を集めただけではなく、
個性的な映像と音楽で、一目観れば強烈に心に残る作品として、今もなお世界中で新たなファンを獲得している。
この作品を世に送った会社が、ゴンゾであり、この章に登場する村濱章司氏は、この設立メンバーのひとりにして『青の6号』のプロデューサーである。
村濱氏は1964年、大阪府生まれ。追手門学院大学在学時より映画自主制作集団「DAICONFILM」の活動に参加。赤井孝美氏による特撮映画『八岐之大蛇の逆襲』のスタッフとして独自の存在感を示した後、上京。
そして1987年に公開された映画『王立宇宙軍オネアミスの翼』に、制作進行として参加する。多くのクリエーターを輩出したことで知られるこの映画は、やがて日本のアニメーションの世界で、
個性的な映像作品を生み出すグループを率いていくプロデューサーをもスタッフとして擁していたことになる。「王立」の後、村濱氏は『ふしぎの海のナディア』にアニメーションプロデューサーとして参加、
そして1992年にガイナックスを退社する。同年、樋口真嗣氏、前田真宏氏、山口宏氏らとともにクリエーター集団・ゴンゾを設立した。このグループは、早くよりデジタル技術を駆使したアニメーション制作に取り組み、
ゲームのイベントムービーなどの作品で高い評価を獲得。実績を重ねた上で、1998年に発表した作品が『青の6号』であった。
ゴンゾは、90年代初頭よりデジタルとネットワークに目を向け、既成の方法にとらわれない斬新な映像を提供してきた。『戦闘妖精雪風』の華麗な戦闘シーン、小型機の高速戦闘から、
巨大空中戦艦のスケールの大きい戦闘場面までを作品世界に持つ『LASTEXILE』、濃密な映像で広く話題となった『巖窟王』など、ゴンゾの作品はほかでは観たことのない画を見せる。
文:堀田純司 ガイナックスインタビューズ p276より p278-p284 村濱章司
キャラクター産業の市場規模はアメリカより大きいかもしれない
Q:ゴンゾの作品『青の6号』などは、国内はもとより海外での人気が特に高いそうですね。国際競争力で考えると、漫画やアニメーションが実写に優っているのが現状だと感じます。
村濱:そうですね、残念ながら。
Q:そうすると同じ国民がつくっていながら、アニメと実写ではなにが違うのだろうと疑問に思うのですが。
村濱:それには明確な答えがあって、ずばり市場の大きさの違いだと思います。やっぱり実写映像の市場規模は、日本はアメリカにまったくもってかなわない。
ただアニメーションのようにキャラクターが登場する作品の市場規模ならば、アメリカに対抗できる。もしくは、日本国内のキャラクター産業の市場規模はアメリカより大きいかもしれない。
数字的なことは切り取り方によって変わってくるでしょうが、日本国内でのキャラクタービジネスは、めちゃくちゃに競争が激しい。
そこで勝ち上がってきた作品は、「どこの国のどの作品にも対抗できる素晴らしいものだ」という原理が働いているんじゃないかと思います。
Q:キャラクターライセンスを与えられた製品の総生産額は2兆円との説もありますね。
村濱:日本の、漫画作品を原作とするアニメで考えると、まずコミケというアマチュアの作品発表の場があって、そこに8万人が来ますよね。
その全部というわけではありませんが、かなりの人が絵を描いたりしていると思うんですよ。で、さらにその中の数万人が実際に漫画を描いて、そこから切磋琢磨してプロになる人が出てくる。
まあコミケの場合はプロになりたくない人もいるでしょうけど。そしていざプロになったら、今度は何百という漫画雑誌で競争して、その市場の中で勝ち上がった作品がアニメになるわけですよね。
アメリカの場合ですと、アニメーションを制作するにあたって、まずパイロットフィルムを何本か発注して、それをモニターに見せてアンケートをとるなどして、いろんなところでスクリーニング、
ふるい分けを行ってつくっていく。それだとせいぜいが10本くらいのパイロットフィルムから作品を選んでつくっていくことになるわけですが、日本の原作モノの作品だと、
実は数万の中から企画を選んでつくっているに等しい。これが競争優位の源泉じゃないかと思っています。それとゲームの分野で、日本のハードがシェアを獲得したことも大きいですね。
ゲーム機が世界市場に打って出て、ハードのシェアを獲得したおかげで、その結果、日本産のソフトも認知されやすくなった。
ゲーム機がシェアを獲得する以前は、国内でいかに優れたソフトウェアコンテンツをつくっても、海外で認知されるためにはものすごい苦労がともなったんです。
しかしそれが今では、いいものは必ず伝わるようになった。やはりもとが本当に魅力的なものですから、障害が少なくなった結果、自然に存在感が大きくなっていったんだと思います。
あとは「ポケモン」の大成功が示しているように、ゲームやカードなどいろんなものと組み合わせて作品を発表していく方法、いわゆるメディアミックスですね。
これがうまく機能していることもアニメの強さの理由のひとつかなと思いますね。 Q:なるほど。ゲーム、漫画、アニメを合わせると、日本のキャラクタービジネスの市場は非常に大きいということですね。
村濱:アメリカの映像制作の高コスト化も大きな問題だと思います。それにあちらのスクリーニングの方法は非常にロジカルですから、その結果、袋小路に入っていきつつあるんじゃないか。
だって、論理的に「これはやっちゃいけない、あれはやっちゃいけない。こうすればウケるよ」と絞り込んでいくわけでしょう。それを続けているとやがては袋小路に入ってしまうことになるかもしれないと感じるんです。
日本に置き換えて考えてみると、たとえば今「メイドモノをつくると当たる」という市場調査があったとするじゃないですか。じゃあメイドモノをつくろうと企画する。これは昔、自分たちが
アニメファンだったころには考えられないことですけど(笑)。そうすると現在、市場にあふれているほかのメイドモノと差別化して、競争力をつけるために「ではメガネをかけたメイドさんがいい」と考える。
それで「うちのメイドさんはみんなメガネをかけてますよ」と、メガネっ娘のメイドさんがたくさん出てくる作品をつくってですね。仮にそれが、強い競争力を発揮して、ほかの作品に対して勝ったとします。
しかしそこで問題になるのは「じゃあ、次になにをつくればいいか」ですよ。結局またターゲットを絞ってつくっていくことになる。
でも、歴史的なヒットとなる作品は、その時代の創作の可能性をフルに使いきるような作品だと思うんですよ。今のアメリカのつくり方だとそれは出てこない。
だからコアセグメント(中心となる要素)を絞ってつくっていく限り、作品制作はどんどん袋小路に入っていく。それは「限界があるんじゃないか」という気がします。
Q:アメリカでは、1本の脚本に1年間かけて、観客に受ける要素を検討してつくることが、ごく普通に行われているそうですね。
確かにそうやってロジカルにつくられる作品に観客は「もう飽きてきた」という雰囲気も感じます。そうした状況の中で、ゴンゾはどのようなスタンスで作品をつくっていこうと考えているのでしょうか。
村濱:ビジネスの面で現実的にいうと、今のアニメーション市場におけるニッチの部分を拾っていかざるを得ないところは、どうしてもありますね。たくさんの提供料を使って、
ゴールデンタイムに放映される作品の制作にも挑戦したいと思ってはいるんですけど、我々の現状の力では無理なんです。ただ、できるだけ挑戦したいとは思っています。
現時点の我々は、「アニメーションに対して、強力な購入動機を持つお客さんがコアターゲットだ」と考えています。しかしできるだけ一般のお客さんにも受ける要素を、
一所懸命入れてつくっていくようにも努力しているんですよ。なぜかというと、先のアメリカの例のようにターゲットセグメントを絞れば絞るほど、やるべきことも絞られてしまって、
やがてどうしようもないことになっていく。もちろん中心となるお客さんを設定してつくりもしますが、しかしそこにターゲットを絞りきってしまわずに、同時に、「広く一般にも受け入れられるような要素を
入れていかなければならない」と考えているんです。『LASTEXILE』や『GADGUARD』などの作品でも、そういう意味で広く受け入れられる要素を、頑張って入れたつもりなんですよ。 Q:ある漫画家さんが、「アクション・スター、アホヅラ理論」というのを提唱しています。
それは「ハリウッドのアクション・スターである、アーノルド・シュワルツェネッガー、ウィル・スミス、ブルース・ウィリスなどを見渡すとみんなアホヅラである。
ゆえにアクション・スターというものはアホヅラでないといけない」というものなのですが、これは存外にエンターテインメントの本質をついている気がします。娯楽作品は美男子一辺倒で押し通すものではなく、
どこか抜けていたほうがいい。「カッコいい」ものをというよりも「カッチョいい」とでも申しましょうか。実はゴンゾの作品に対して、「非常にスタイリッシュでハンサムな作品」という先入観があったのですが、
実際に観ると必ずしも決してそのような芸風のみではありませんね。
村濱:一作ごとそれぞれに、「ゴンゾをいかに変えていくか」という、我々自身で我々を変革していく試みを行うように、常に心がけているんです。日々頑張って、努力しています。
しかし、いい意味で「ああゴンゾの作品だ」と、どの作品からも伝わってきますね。
それは私もちょっと不思議なところなんですけど(笑)。変えようと思っていても、いざ出来上がると「ゴンゾっぽいね」と、よく言われるんですよね。やっぱり演出さんたちにしろ誰にしろ、
ひとつ屋根の下で作品をつくっているからには「こういう美意識っていいよね」というカラーが、ある程度共有されているんでしょうね。 Q:そうしたスタイルの源流には、やはり村濱さんの趣味も自然と反映されているのではないかと思うのですが、そもそも学生時代はわりとカッコいい音楽が好きだったとか。
村濱:実は私、あまりアニメは観て育っていないんです。小学校に入る前はけっこう観ていたはずなんですけど、親が厳しくてですね。
私があんまりテレビばっかり観ているもんだから、父親が怒ってハサミでテレビの電源ケーブルをちょきんと切ってしまいまして(笑)。
その事件以来、10年近くテレビを観なくなってしまいました。そのかわりになにをしていたかというと、小説を読んでいました。
(中略)
大学受験の前あたりに、またテレビを見始めたんですよ(笑)。そのときにたまたま出会ったのが『戦闘メカザブングル』というヤツ。この作品を観てものすごく驚いたんですよ。
私はアニメについては、まず子供が観るものだという先入観があって、なおかつフォーマットが決まっていて、最後の5分間でヒーローが戦って悪いヤツをやっつける。
そしてその場限りで話が終わって、次回からはなにごともなかったようにまた話が始まるものだと思い込んでいたんですけど、でも『ザブングル』を観て、それがくつがえされた。
「わっ、これはSFだ。アニメってこんなことができるんだ、すごい」と感じたんですよ。
それからアニメが気になりだして、『聖戦士ダンバイン』とか、『装甲騎兵ボトムズ』だとか、そのあたりは全部観ました。
そういう土台があったところで追手門学院大学に入学して、SF研究会に入ったんですよ。「SFとかが好きなんですけど、なにかいいサークルはありませんかね」と聞いて、勧められたのがSF研究会でした。
そうしたらそこが、DAICON3やDAICON4の運営主体、「関西学生SF研究会連盟」の主力SF研のひとつで、DAICONFILMの人員供給源だったんです。
ほかには、大阪大学や近畿大学や、大阪芸術大学が人員の供給元でした。ガイナックスってけっこう、学閥があるんですよね。
って、もちろん冗談ですけど、そう言うと信じる人が出るくらいに、クリエイティブ面は大阪芸大と東京造形大で固めていて、経営とかプロデュース面は近畿大学と追手門学院大が固めていました(笑)。
私も、DAICONの活動が楽しそうだったので、まあ参加して。学校の単位をほったらかしてそっちのほうに熱中してしまいまして。そこに自分でもできることがあったんですよ。
だから活動がものすごく面白かった。 Q:DAICONFILMの特撮大作『八岐之大蛇の逆襲』では、巨大な塔や、戦車を細かいディテールに至るまでほぼ村濱さんの独力でつくり上げてしまったそうですね。
村濱:それはちょっと違いますね。戦車では、細かいところばかりつくっていたら、私の進行があまりにも遅いので、今のガイナックスの神村靖宏さんにパッと取り上げられてしまった(笑)。
それで神村さんから返ってきたらもう全体の形ができていました。でもそれからまた私は、細かいディテールアップに取り組んで。
それと、皆生温泉という温泉が米子にあるんですけど、そこのビルをつくって、それを爆発させました。
しかし8ミリで撮影しているので、瓦がふっとぶところなど細かい部分は、映りづらいんですよ。当時、ソニーのベータマックスかなにかのビデオの箱で銀色のものがあったんですよね。
その箱を細かく切って屋根の上に散らばらせてみたら、爆発のとき光をキラキラ反射させながら飛び散って良かったですよ。そんな感じでいろいろ工夫していました。
村濱、東京に行かへんか
Q:「ラジエーターのスリットを一枚一枚プラ板でつくるという、気の遠くなるような作業を行って周囲を驚かせた」という証言を聞いたことがあります。
村濱:むしろ当時は、ディテールなど細かいことはできるんですけど、大きな、全体に関することはできないという自分にすごく驚いていましたね。
Q:その頃に映画を監督しようとか、脚本を書こうなどと思ったことはありませんでしたか。
村濱:夢的にはありましたけど、それは思いもよらないことでした。当時の私のまわりにいた人というと、庵野秀明さん、赤井孝美さん、山賀博之さん、樋口真嗣さんというような、
優れた表現者としての才能を持つ人たちばかりなわけですよ。そんな環境で自分がなにをすればいいんですか。
「こういったものでご飯を食べられるといいな」とは感じていたんですけど、メディアの世界で活躍するプロフェッショナルな人って、そのときの自分にしてみれば雲の上の人、
「まったく自分とはかけはなれたスキルを持ったすごい人たちだ」と思い込んでいました。でも今考えると、そんなふうに最高の人たちと、若い時分に知り合えたのはすごくハッピーなことでしたね。
ただ、作品をつくる上で、クリエイティブな才能はもちろん大切ですが、プロデュースする才能も同じように大切なのだろうと思うのですが。
しかし当時はプロデューサーってなにをする人なのか、よく知らなかったですね。とにかく自分の居場所を見つけようと思って、誰かがやらないことで、
自分が得意そうなことを見つけては一所懸命やっていた。そうしているうちにガイナックスの武田康廣さん―当時はまだゼネラルプロダクツですけど―から電話がかかってきて
「村濱、東京に行かへんか」と誘われたんですよ。「『王立』の制作進行をやらないか」と。 Q:「オロチ」の制作が終わった後ですね。
村濱:こちらはその場で「あ、行きます」と、答えました。即答です。プロの世界への入り口が見つかったんですよ。
「自分なんかには絶対無理だ」「声なんかかからないだろう」と思っていましたから「これは逃がしたらあかん」と思いました。
「考えます」とか言っているうちにほかの人が行くことになったら困るので、即答で「行きます」と返事したんです。で、すぐ親に話して大学を休学して東京に出ました。
なぜ、あのときに私に声がかかったのか、よくわからないんですよね(笑)。ガイナックスの人たちも、ほかの人には「さすがに大学をやめさせるのはどうか」と、躊躇したのかもしれません。
そのあたりはよくわからないけども、私にとっては千載一遇のチャンスでした。ガイナックスさんが自分を制作進行として使おうと考えなかったら、今の自分もなかった。
だからお世辞とかそういうのは抜きで、ガイナックスさんには本当に感謝しています。
p284-p286 村濱章司 オネアミス制作進行へ
Q:「王立宇宙軍」のスタッフからは、その後長く活躍するクリエーターが輩出されていますが、村濱さんのようなプロデューサーの才能をも擁していた、というのが面白いですね。
村濱:「王立」で担当した制作進行という仕事は、アニメーションのカットなどを円滑に次のプロセスに運んで、アニメーターさんに画を上げてもらって、
それを回収してまた次のプロセスに正しい形で渡して、その進行状況を記録していく仕事なんですよ。最初はただ運転手みたいな感じで、うろうろしていました。
しかしだんだんデータベースなんかを活用して、どうしたら効率よく物事が進むかと考えるようになりましたけど、まあ、いちばんいいやり方をとっていたとはあまり思えないです。
でも当時のガイナックスの方針として、すでに自分のやり方を持っているプロフェッショナルな人というのは、スタッフとしてあまり入れなかったんじゃないかなあ。
あのころのガイナックスには「自分たちのやり方でやる。自分たちで方法も決めるし、自分たちでつくる」という風土が、あったような気がします。
だから私も、自分なりに一所懸命考えて、解決していくしかなかったんですよ。「王立」という作品そのものについては、制作進行という下働きしかやっていないんで私にはなにも言えませんが。
ただ、あの時代には特徴があってですね。『宇宙戦艦ヤマト』でアニメファンになって、『機動戦士ガンダム」で、プラモを買ったりしてアニメにお金を使うようになって、
『超時空要塞マクロス』)で業界に入ったという世代の塊が、あの時期から、アニメを自分たちのものとして、自分たちで考えてつくりだした。
あくまでも全体としての印象の話ですけど、それまでのアニメは仕事として「ああしなさい、こうしなさい」と、既存の制約に縛られながらつくられるものだった。
しかし、世代が変わって「マニアの人たちが、マニアの人たちのために優れた作品をつくる」というと怒られるのかもしれないですけど、「自分たちと同じような人のために、
自分たちが満足のいくやり方で作品を提供する」という時代が来た。そういう感覚を共有していた時代だったように思います。
アニメに対する一種の思想的な基盤が芽生えて、ガイナックスはその集積率が高かったんですよね。
前後数年のズレはありますけど、あの当時、アニメの世界ではけっこういろんなことが変わっているんですよ。
ガイナックスもそうですが、プロダクションIGさんやジブリさんが生まれたのもあの時期ですし、ほかにもいくつもの制作会社が設立されています。
Q:村濱さんがかつて在籍したガイナックスは、クリエーター主体の会社というか、むしろクリエーターが制作サイド、プロデューサーの役割を兼ねてしまう会社というイメージがありますね。
村濱:ガイナックスは、制作に携わる人材を系統立てて育てていなかったかもしれないですね。自分も制作について基本から教わっていなかったので、誰かを育てることなんてできなかったですし。
今にして思えば、後継者を育てていなかったのは、ちょっと申し訳ないと思います。 Q:間違っていると申し訳ないのですが、村濱さんはガイナックスから独立した当時、「プロデューサーとして世に出るためには、優れたクリエーターが会社を引っ張るガイナックスを離れたほうがいい」と
考えたのではないかと想像していたのですが。
村濱:「プロデューサーになりたい」とは考えていましたけど。と言いますのは、制作進行としてこの業界に入った人間のキャリアアッププランとして、
アシスタントプロデューサーを経てプロデューサーになるという、きれいな道筋があるわけですよ。人によっては途中で演出さんになられる場合もあるんですけど。
自分は絵が描けないですし、演出をやれるようなクリエイティブな人間とも思えなかったので、「やはり目指すならプロデューサーなのかな」と考えていました。
「プロデューサーになって自分がつくりたいと思う作品をつくりたい、いい作品をつくりたい」という目標はあって、まあ一応、そちらに向かって一所懸命に進んでいったわけですけど、
でも、辞めた当時に、自分の会社をつくって社長になるなんていうことは、夢にも想像していませんでしたよ。なおかつこんなにたくさんの作品をつくることになるとは!流れ流れて現在にいたっています。
Q:制作作品数や社員の数でいうと、古巣よりもすっかり大きくなってしまいましたね。
村濱:今となってはそうですね。でも映像の世界への影響力では、まだまだ学ぶところが多いです。
私が独立した当時はまだ28歳。プロデューサーになるどころか、まずはなんとか食っていかないと、という状況でした。まずフリーランスで制作進行をやって。
辞めた瞬間には、「そもそも自分はアニメを続けるべきなのかどうか」と迷っていました。危なかったですよ。もしかするとあのときにアニメを辞めてしまっていたかもしれない。
「アニメでなにがなんでもメシを食うんだ」という心境ではなかったわけですか。
むしろ「アニメでは食えない」ってことが、もうわかっていたんですよ(笑)。ただ私は、物事を決めるのにあんまり時間がかからない性格なんです。
あのときも、たぶん4日ぐらい悩んだような気がするんですけど、でも「じゃあなにかほかのことができんのか」って考えると、なにもできない自分にすぐ気がつきました。
「だったらアニメをやるしかない」と考え直して、それでフリーのプロデューサーというか、制作進行として仕事をしていたんですよ。
そうしていたら樋口真嗣、前田真宏、山口宏の3人から、「刺激とコラボレーションができる場所がほしいんだ。でもコピー機とかファックスを買ったりする作業は嫌だ。おまえが買え」と
声がかかったんです(笑)。あれは樋口真嗣にかなあ、「村濱だったらできると思うんだ」と言われまして。こちらも「じゃあ、僕でよければやらせていただきます」という感じでした。
2004年3月 GDHにて取材
ガイナックスインタビューより
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村濱章司さんは「続おたくのビデオ」のセル画泥棒役をやってましたね。セルを盗む手口やどこに売りさばいてたかを遠くの景色を眺めながら爽やかに語ってましたね(笑)
来週から庵野秀明氏 赤井孝美氏 山賀博之氏を順次はろうと思っているのですがこのガイナックスインタビューという本のインタビュー時期が2003年から2004年頃です。
ご存じの通りガイナックスの脱税事件後で、経営に関与してなかった庵野氏が心配になり調査をしてそのずぼらさ(お金の流れ)に呆れてガイナックスを離れることを頭に描いていた時期なので
あまり大したお話ははれないと思います。他のお二方も残念ながら王立宇宙軍の話もそこまで多く出てきませんので彼らから見た業界について考えていたことや学生時代の話を順番に貼っていきたいと思っています。
また次の週末の夜にでも 押井守がタツノコに応募したときに
面接で「運転免許持ってるか?」と聞かれ、もし持ってると答えたら、
制作進行をやらされるとこだった、という話を思い出した。 きょうもはってみる
庵野秀明 1960年 山口県宇部市生まれ。
大阪芸術大学在学中、同級生であった赤井孝美氏、山賀博之氏らとともに第20回日本SF大会(通称「DAICON3」)のオープニングアニメ制作に参加、
その後、テレビシリーズ『超時空要塞マクロス』('82)を皮切りにプロの世界に身を投じる。
宮崎駿監督「風の谷のナウシカ('84)、山賀博之監督『王立宇宙軍オネアミスの翼』('87)ではアニメーターとして世界最高水準の技量を発揮。
世界最高水準のアニメーター、そして先鋭的な演出家
庵野秀明氏は、その仕事が広く注目される映像作家である。庵野氏のキャリアは1981年に学生が中心となって主催した第2回日本SF大会「DAICON3」のオープニングアニメーションより始まった。
このアニメの打ち合わせの際、庵野氏が喫茶店でさらさらとパワードスーツを作画し、それをパラパラ動かしてみせたというエピソードは伝説となっている。
庵野氏、そして当時、庵野氏の同級生であった赤井孝美氏、山賀博之氏らが中心となって制作したアニメーションは喝采をもって迎えられ、その技量はプロの注目をも集めることとなった。
庵野氏はその後、アニメーターとしてプロの世界で活動するようになる。この時期はまた、日本においていわゆるオタク文化が産声を上げた時代でもあった。
80年代の中盤、庵野氏は河森正治監督『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』、宮崎駿監督『風の谷のナウシカ』などの作品に参加し、その技量を発揮する。『マクロス』で氏が描いたメカは、
そのカッコよさでファンの心をつかみ、「ナウシカ」では「巨神兵」の壮絶な作画で一躍プロの世界でも名を馳せた。1987年に公開された山賀博之監督の『王立宇宙軍オネアミスの翼』では、
貞本義行氏とともに作画監督を担当。庵野氏作画による物語のクライマックス、ロケットの発射場面は、日本のアニメーション史に残るシーンとなった。
この時期、庵野氏はメカの戦闘シーンや爆発を描くことにかけて、間違いなく世界最高のアニメーターだった。
文:堀田純司 ガイナックスインタビューズ p58より p60- 庵野秀明
Q:2004年でガイナックスは設立20周年を迎えますが、この期間については長かったでしょうか。短かったでしょうか。
庵野:長いのでしょうけど、なにか短い感じがしますね。
Q:映像の世界に入ったきっかけは1981年に開催された日本SF大会、「DAICON3」のオープニングアニメを制作したこと、と考えてよいでしょうか。
庵野:結果的にはそうですね。それが、そもそものキッカケです。
Q:後の1987年に『王立宇宙軍オネアミスの翼』を監督することになる山賀博之さんは、DAICON3の当時、プロになるためのプレゼンテーションという前提でオープニングアニメを
制作していたという意識だったそうですが、それは庵野さんも同様でしたか。
庵野:それは山賀だけじゃないですかね。僕はあまりプロになろうとは考えていなかったし、プロという言葉にもあまりいいイメージがなかったし。趣味の延長でやっていて、それでご飯が食べられるのなら、
それでいいやというぐらいの感覚でした。
Q:絵を描くという技巧を持つ人の感性は、描けない人間にとって計り知れないところがあります。たとえば漫画家でも「この画を描くのを楽しみにしていた」「この画なら描いてみたい」という発言をするでしょう。
そうした楽しさが仕事の原動力なのでしょうか。
庵野:仕事になってしまうとそんなに楽しいという感覚はないですね。楽しさというより、面白さですね。 Q:現代の日本の文化として「世界に誇る代表的なコンテンツ産業」などと語られることが多いですが。
庵野:それは世界において、日本がアニメを独占しているだけだと思います。週間ペースでアニメをこんなに量産できる方法論と余裕を持っている国は日本だけですから。
アメリカですら、もう難しくなってると思います。ほかにライバルがいなければ、世界に誇れるのは必定ではないかと。世間や官が、アニメをどれほど理解して真に評価しているかは、甚だ疑問が残りますね。
不況だとはいわれますけど、日本は物理的に時間的に経済的に豊かだから、アニメーションを今でもこんなに量産できるんだと思います。しかし、精神的には豊かだとはあまり思えない。
それよりも、民度が低いとか、見方が幼稚であるとか、トータルで子供っぽいですよね、この国は。それは当然、僕も含めてですけど。
東京の街の景観をチラッと見ても、この国の文化的なレベルはこれか、とわかりますね。最近の建築物には美意識なんてものはなく、ただ経済や物流の効率のみの、単一目的で街を造ってます。
この頃ようやく、景観や情緒を大事にしようという動きが世間に出てくるようになりましたけど、それはいいことだと思います。
もちろんこの国でつくられるすべての作品が、稚拙だというわけではありません。どれだけの確率かはわからないですけど、良いものもあると思います。僕が言っているのは一般論です。
99%、まあ言ってしまえばクズみたいなものがあって、その上で1%の良いものがあるというバランスで、文化は成り立っていると思いますから。それはアニメに限らず、すべてに言えると思います。
けど残念ながら、その良いものを、自分の感性で感じて判断できる人があまりに少ないと思います。ちゃんと良いものを感じられる人に限って、あまり声に出さないんですね。
だから偏った言葉だけが、閉じた世界にはびこってしまう。僕もなにかその事態を糾弾しようとか考えているわけではないです。ただ「それを現実として認識しようよ」とは、思うんですよ。
この国の文化はあまりに貧しい。しかし誰もそれを言わずにごまかしているから、自分は口に出したほうがいいだろうと。言葉の演出上、挑発的にとられるだけかもしれませんが、
「これは常に誰かが言い続けてないといかんかなあ」と感じます。この国の文化の現状は実際にはこういうものなんだということを認識した上で、ものごとは進めたほうがいいと思いますから。
僕自身が少なくとも感覚的に理解できるのは戦後でしかないので、それ以前のことは知識でしかない。だから僕が言うのは戦後、もしくはこの数十年の状況についてなんですけど。
この国が育てているのはオタクであって、芸術家ではないという感じがしますね。この国に今あるのは芸術ではなく、オタク文化だと思います。オタクはものすごい勢いで量産されていると感じます。
しかしいわゆる芸術の人はそんなに今いないんじゃないですかね。なんか現代美術もオタク化していますし。マンガやアニメっぽい方向に流れつつある感じがします。
メインカルチャーというか主たるものがきちんと存在した上で、アニメみたいなものが共存共栄という形でサブとしてある、というのが本来の姿のような気がするんですよ。
今はメインのほうがパッタリとなくなって、みんなサプになってしまった。そのサブの中でもちょっと目立って大きめなアニメがものすごく肥大化して見えているのが、現状なんじゃないかと思います。
なにかアニメも、一昔前の経済的なバブルに似た状況にあると、今感じますね。アニメバブルですかね。 Q:庵野さん自身がメインになる、とは考えないわけでしょうか。
庵野:ええ。メインになるのは自分じゃないとは思いますよ。僕はその脇で好きなことをやりたいと思いますね。僕がやっているのはあくまでも観客に対するサービスの延長でしかないんです。
この仕事はサービス業ですから。
Q:そもそもメインのものとは、どういうものなのでしょう。
庵野:メイン。なんだろう。どっしりとしてきちんと構えているようなものですよね。むしろそれがあるからみんなが安心して違うことができるような。
1960年代以降はカウンターカルチャーしかなかったと思うんですよ。なにかがあって、それに反発して、結局その反発したものに対するまた反発。この繰り返しでしかなかった。
今はその反発すべきものすらなくなっているので、創作行為はリサイクルとコピーコラージュみたいなものでしかなくなってしまった。今つくられているものはコピーペーストによるものだけですよね。
これはもうしようがないと思っていますけど。人ひとりが持っているポテンシャルがここまで低くなって、こんなに情報だけ増えた今では、コピーペーストぐらいしか出てこないんでしょうね。
いつかはこうした状況も、今の日本の社会的な状況も含めて、変わっていくとは思うんですけどね。 Q:しかし不思議なもので、日本のものと寸分たがわぬオタク精神が、今、世界に広がっていますね。
庵野:オタクはもう万国共通だと感じます。ヨーロッパでも韓国でも台湾でも香港でもアメリカでも、オタクは本当に変わらないですね。これはすごいと思います。
オタクに対して非難めいたことを言っているようですけど、否定してるわけじゃないんですよ。単に「一歩ひいて見たらこうなんだ」ってことを自覚しようと言っているだけです。
自覚して現状を認識した上で、確信犯的にやっている分にはまったくいいと思うんですよ。ただ社会と断絶してまでのめり込むのは、いかがなものかと感じるだけで。
僕も社会に参加することの素晴らしさなんてわかりませんからね。だから「オタク的なものをやめてもっと社会的になろうよ」とまで呼びかける気はないんですよ。
ただ、世界にはほかに面白いものはたくさんあるし、拒絶することはないと思うだけです。
けど、オタク以外の人からオタクを非難されると腹が立ちますね。「うるさいバカ」と思います。なにもわかってないくせにと(笑)。実際わかってないような人が、本当にいっぱいいますからね。
そういう人たちにアレコレ言われるまでもなく、そんなことはわかってるんですよ。なにを言われても「今更」って感じがします。でもそういった批判はまだマシなほうで、完全に的外れな発言のほうが多いですけど。
理解しようともしていない人が偉そうにオタクについて語ってたりしていると、本当に頭が悪い人だなと思います。
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前回の村濱さんより長くなりそうですので3回に分けてはってみます
また明日の夜に 毎度乙です。
>創作行為はリサイクルとコピーコラージュみたいなものでしかなくなってしまった。今つくられているものはコピーペーストによるものだけですよね。
竹熊健太郎「私とエヴァンゲリオン」を思い出す話ですな。 きょうもはってみる
Q:庵野さんは学生時代に漫画を描いたこともあるそうですが、ひとりで作品をつくるのは結構つらいものでしょうか。
庵野:ひとりでつくるのが別につらいってことはないですけど......、面白くないんですよ。ひとりでつくったほうがストレスは絶対に少ないと思います。
けど、ただひとりでつくってそれで面白いモノがあがるかっていうと、僕は無理ですね。
僕ひとりの持つイメージってたいしたことないんですよ。僕がひとりでアニメをつくっても面白いモノになるとは思えないんです。
だから集団のほうがいい。ひとりよりはふたり、ふたりより3人のほうがいい。それだけ面白いモノになる確率が増えるんです。
Q:1983年に制作された『DAICONFILM版帰ってきたウルトラマン』では、制作終盤で監督の庵野さんが現場を離れ、そのあと赤井孝美さんが作品を仕上げたそうですね。
その際、赤井さんが完成させた作品を観て庵野さんは赤井さんに大感謝したと聞きますが、率直に言ってとても「いいな」と感じます。
作品がどうなろうと「自分がやったのでなければもう観たくもない」と感じるのも創作の世界では自然なことだと思いますし、そうしたこだわりもそれはそれでアリな気がしますが。
庵野:自分の至らなさから制作途中で監督を降ろされてしまって、その後の作業はすべて赤井君がやってくれました。完成まで持っていってもらえたのは、すべて彼のおかげです。
完成したフィルムを東京の上映会で初めて観たときは大泣きしてしまいました。ホント、感謝しています。あと、結果論ですけどあの作品では、編集と音は僕がやらないほうがよかったと感じます。
自分がやっていたらあれだけの作品にはなっていなかった。それもよかったと思います。
思いどおりにならないから実写は面白い
Q:アニメや漫画では一応、画面に現れるものすべてにイメージを持たなければなりませんが。
庵野:アニメや漫画はイメージの具現化が基本になってますので。頭の中にあるものをいかに形にするかですよね。そのための方法だし技術だと思います。
自分の思いどおりにつくるんだったらアニメをやったほうが絶対にいいですね。今の映像制作のシステムの中ではアニメがいちばんそれに適していると思います。ただ僕はそのシステムでずっと長くやってきたので、
今は思いどおりにならないもののほうがいいと感じるんですよ。「思惑とぜんぜん違う」という部分を「どうしよう」と考える過程を含めて、面白いですね。 Q:しかし庵野さんの実写作品を拝見すると、「この人は現実に息づいている人間を映像として定着させる気はないんだ!」と感じるのですが......。
この印象が正しければ、相当役者さんの演技を制御しようとしているのではないかと考えていました。
庵野:役者さんの制御は、ほとんどしていないですよ。演技指導って嫌いなんですよね。しなきゃいけないときには仕方なくやりますけど。基本的にはその人のやりたいようにやってもらっています。
『ラブ&ポップ』では、特にそうでした。言葉は悪いですけど、放し飼いでしたね。女子高生をカメラの前に置いて、そこで自由にやってもらって、欲しいところだけ切り取って編集しました。
基本的には台本は無視していいと。「この言葉とこの言葉が入っていれば、後は自分の言い回しに変えていいよ」という方針でやってもらったんです。そのほうがよりリアルかなと。
それだと妙につくり込まなくて済みますからね。あの作品にいた4人の女の子は現役の女子高生ですから、その子たちがやっていることはすでに本物なんですよ。それで充分ですよね。
僕らみたいなおじさんが、余計な介入をしないほうがいいんじゃないかと。『ラブ&ポップ』では120時間以上、カメラを回しています。その中から必要なものを2時間弱、110分だけ選んで作品に入れているわけです。
その過程でどうしても監督の意図みたいなものは入ってきます。それに僕はどうもないものねだりというか、アニメをやっているときは生っぽいものに憧れて、実写をやっていると、
やっぱり生っぽいものを切り捨てようとしてしまいますよね。僕の生理的なものだと思うのですが、必要以上に生っぽいものはいらないと考えてしまうんです。
自分でも妙なんですけど。そういうところを特に感じれば「現実の人間を定着させる気はない」という感想も出てくるのだろうと思います。
『式日』では芝居そのものは、もう役者さんたちにおまかせしているんですけど、カメラだけはものすごくコントロールしています。
決められた場所にカメラを持っていってカメラ位置や画面の切り方とか実景とかにはこだわる。つまり絵にこだわる。そこはフェチっぽい感じがすると思いますが。
実感を持ってものを考えられる範囲
Q:アニメから実写への移行は庵野さんの中では特に意識することではなく、ごく自然に行っていることなのですね。
庵野:アニメにしても実写にしても、僕から見れば現場が違うだけで、つくり方自体はそんなに違う感じはないんですよ。基本的にどちらも同じで、映画をつくっていて自分が気をつけることといえば、
客がどうやったら寝ないで済むかということだけです。それだけですね。お客さんが30分なら30分、2時間なら2時間の間に椅子が痛いなあと、どうやったら思わないだろうかとか、どうやったら寝ないだろうかとか。
フィルムをつくりながら考えてるのはそこです。
緩急とかそういうものですね。人間がひとつのことをやり続けることができるのは3分が限度らしいんです。だから5分間授業をして、その後5分休むという学校の授業サイクルが人間にはいちばん良くできているわけですよ。
人間の集中力はそうは続かない。だから始まって5分でこれぐらいの情報を提示して5分くらいでこんなもので、そろそろ飽きたかな、眠いかなというところで目の覚めるようなものを入れる。
それは編集の段階でも考えますけど。そうした作品の大きな流れにいちばん気を使うようにしています。 Q:そうした発想は言語化して、誰かに伝えることができて、しかもそれをきちんとマスターした人は誰でも80点くらいまでは行けるというものなのでしょうか。
庵野:理屈ではやってないんですよ。理屈っぽくつくっているように見られがちですけど。根拠になるものはほとんど雰囲気とか気分とかそうしたあいまいなものですね。
自分の中で持っているそういった感じは大切にしようとしています。セリフにしてもカットのつながりにしても、「なんかこれ違うな」という違和感を外していくんですよ。
自分で見ていて、「ここでこういうものが来てほしい」という感覚的なものですね。
発想のとっかかりは、こういう画をやりたいとか、こういうシチュエーションを描いてみたいとか、そうしたヴィジュアルイメージであることが多いです。スタートはそんな他愛もないものですよ。
ただいちばん最初にやりたかったものって結果として、早々にどこかへ行ってしまうんです。「これいちばんやりたかったのに」というところも(笑)、シナリオとかの段階でどうしても入んなかったりして、
なぜか消えてなくなってますね。
結局、自分の好きなものってそんなに幅がないんで。結果として写っているものはたいてい似通ってきちゃいますよね。映画1本の中で、8割9割はやっぱり自分の好きなものを入れていると思います。
自分の好みじゃないものが写っても外しちゃうんですよね。ただ残りの1割2割、今回これが新たに好きになりましたとか、スタッフが好きなものを入れるようにしています。
Q:1割2割入れていこうとするのは結構大変な量ですね。
庵野:それくらいはあるかなと思うんです。ただそれは僕の感覚的なもので、お客さんから見れば一緒かもしれないですが。ここは今までと同じですけど、ここだけ違いますというものがどこかにないと、
つくっていて自分が面白くないんですよ。永遠に同じものをつくることができれば、それはそれでいいんですけど、どうもまだできないですね。そのうちにできるようになるかもしれないですけど、
今はそうはいかないですね。自分が飽きっぽいのもあるんでしょうね。あまり同じテイストでつくりたくはないです。 Q:漫画でも描いてみたい1枚の絵や、キャラクターのイメージから作品全体を逆算して発想するというやり方はよくあるそうですが、その一方で、
「そもそも今なにを映像は訴えるべきか」というあたりから発想していく方法もあるかと思います。こうしたやり方を採ってみようと考えたりはするのでしょうか。
庵野:自分には無理ですよね。人間、できることとできないことがありますので、そういう方法論を採ることは可能なんですけど、自分にはそのやり方では面白いものをつくれないと思います。
そういうやり方でつくって出来上がったものがつまらなければ、あまり意味をなさない気がするんですよ。それは本末転倒であろうと。
僕の場合、社会の状況まで視野に入れてものを考えることはないです。社会の状況というよりも、自分が暮らしている環境ですね。日本の国政がどうとか、アメリカとイラクが戦争するとかっていう話は、
僕にとってはテレビや新聞とかインターネットを通してやってくるただの情報でしかない。それは僕がいる環境のかなり外側にあるものではあるんですけど、そこには僕の実感はまるで手が届かない。
そりゃあ140億光年の宇宙の果てよりは身近に感じますけど、感覚的にはそう変わらないですね。自分の環境とは、自分の手の届くところ、自分の見えるところ、自分が実感を持って理解できるところまでだと思いますが、
その環境の中で「こっちのほうがいい」とか、「こっちのほうが面白そうだ」とか判断しています。アンテナを広範囲に拡げれば、日本語文化圏全体までは実感を持って考えることができるでしょうが。
常に世界から間接的な影響は受けてはいますけど、自分の環境の外のことはもう、わからないです。
Q:ゲームもプレイなさるのですか。
庵野:今はもうゲームはぜんぜんやってないですけど、以前「今はとにかく『ドラクエ』をやらなきゃだめだ」と友人らが言うので借りてやったんですよ。そうしたらさっぱりわからなくて、とにかく攻略本を見ながらプレイしました(笑)。
ゲーム中に無駄なことをするのが嫌いなんです。そこでストレスがたまるのが嫌でしたね。攻略本に載ってる「ラスボスを倒すには経験値がいくつ必要」というのをクリアして、しかもその2倍ぐらいまでいってないと、
ラスボスの前に行かなかったです。確実に殺せるというところまでいって、倒してました。で、何本かやると、なるほどこういうものがロールプレイングなんだってある程度わかったから、もうやらなくなりました。
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続きはまた明日の夜に >自分の思いどおりにつくるんだったらアニメをやったほうが絶対にいいですね。
>今の映像制作のシステムの中ではアニメがいちばんそれに適していると思います。ただ僕はそのシステムでずっと長くやってきたので、
>今は思いどおりにならないもののほうがいいと感じるんですよ。
>「思惑とぜんぜん違う」という部分を「どうしよう」と考える過程を含めて、面白いですね。
この辺、新劇の作り方、
特にシン・エヴァ製作についてのNHKドキュメンタリーでやってたことと被る気がしますな。 > 理屈ではやってないんですよ。理屈っぽくつくっているように見られがちですけど。根拠になるものはほとんど雰囲気とか気分とかそうしたあいまいなものですね。
Qとシンは特にそういう傾向が強くなりましたね きょうもはってみる
Q:ゲームはやったかいありましたか?
庵野:ゲームをやる人の気持ちが少しわかりました。あと、自分はこういうものはやらないんだっていうことがわかりました(笑)。「ちょっとゲームを好きになってみよう」という気持ちはあったんですけど、
自分の中であまり好きになれなかったです。ひとりで遊ぶゲームのシステムを楽しめなかったんですね。そんな自分でも、ハマったゲームは「スーパーロボット大戦」シリーズですね。
でもあれはゲームが好きというよりも、ゲーム制作者の気持ちに対する共感とか、登場するロボットそのもの、オリジナルの作品への思い入れとか、そういう部分で好きでしたから。
あとは麻雀ゲームくらいですね。ちょっとした時間つぶしにやってました。それももうぜんぜんやってないですけど。
Q:「スーパーロボット大戦」に「エヴァンゲリオン」を出すんだとおっしゃっていたそうですね。実現しましたが。
庵野:切望していたので、あれはうれしかったです。最近は仲間にいれてもらえなくて、寂しいです(悲)。
Q:永井豪さんが『デビルマン』を執筆していらっしゃったとき、5分描いては横になって休み、5分描いては休みというのを繰り返すぐらいのテンションだったそうですが、『エヴァンゲリオン』でも、
やはりとんでもないテンションだったのではないでしょうか。
庵野:『エヴァ』のテレビシリーズでは、スケジュール的にも精神的にもどんどん余裕がなくなっていきました。そのうちにトリップしているというか、集団でイッちゃってるような感じになりましたね。
ああいう体験には、なかなかお目にかかれないです。ああいうギリギリで切羽詰まっている状態は、むしろ楽しかったですね。ものすごくハイになっていました。
ずっと脳内麻薬が延々と出っ放しになってたんじゃないでしょうかね、何ヵ月も。実際、そんな感じでした。
自分でも変なことしてるなと思いますね(笑)。スタッフも含めてそうでしたけど、「あのときはおかしなことやってるなぁ」と。たとえばアニメのキャラクターで、アイデンティティを確実に表現できる部分は、
キャラクターの持っている髪の形と色、それと声でしかないんですよ。第弐拾弐話でアスカの内面を映像化しているんですけど、現場にいた声優さん全員に、アスカの声を演じてもらった。
そして、その違う声のアスカを本来の宮村優子の声が否定しているという場面があるんです。やはりそういうのは、自分でもおかしいと思いますね。傍から見ると楽屋落ちにしか見えないと思います。
けど、当時はそういったマイナーなことまでやってました。自分のアニメの表現に対する疑問がかなり高まっていたんだと思います。セルアニメで人間の持つ生っぽさを表現できるのは結局、声というか音だけかと。 Q:庵野さん自身は、自分も体験してきたアニメ史に残る作品、「ヤマト」や「ガンダム」に「エヴァンゲリオン」は匹敵すると考えているのでしょうか?
庵野:いや、ぜんぜん。
Q:なんと。少なくとも肩は並べたという達成感はあったのかと想像していました。では「ガンダム」を100とすると「エヴァンゲリオン」はどれくらいのものなのでしょう。
庵野:いや、それは数値化するもんじゃないですよ。「ヤマト」や「ガンダム」とかに対する思い入れというか、超えたいという気持ちは僕の中で今、沈静化している気がします。一種、諦めみたいなものかと。
「ヤマト」「ガンダム」には、このままでは勝てないという思いですね。あれに勝てるだけの何かを手に入れてからではないと、あの時代の作品や人たちには勝てないと思うんです。
これに関しては育った時代の状況という要素もあるので、それはしようがないことかもしれないですけど。現に僕ぐらいの世代で、「ヤマト」「ガンダム」に勝っている人はまだ現れていないですからね。
あくまでも僕自身の認識ですけど、自分がかつて「ヤマト」や「ガンダム」を観たときに受けたのと同じような衝撃を「エヴァ」から感じるかというと、まだ足りない気がします。
今現在ということで比べれば、もしかしたら富野さんより僕のほうが面白い作品をつくれるかもしれない。しかし「ガンダム」「イデオン」のときの富野さんには、まだまだかなわないと思うんですよ。
僕が初めて観たロボットアニメは『鉄人28号』なんですけど、それが4歳の頃でした。それ以来子供のときから延々とロボットアニメを観続けてきた5年間という時間を経て、10歳のときに受けた衝撃が「ガンダム」だったんです。
「あのロボットアニメが、こんなものにまでなっている!」という。この衝撃は自分では超えられないんじゃないか。「ファーストガンダム」第1話の衝撃はそれほどのものでした。
Gアーマーが出てこなきゃいけないというような、それまでのロボットアニメの枷がまだまとわりついていながらも、あの作品は「ここから新しいものをやるんだ」というエネルギーがすごかったんですよ。
それまでのロボットアニメが蓄積してきたテーゼに対するアンチテーゼやカウンターが「ガンダム」にはものすごくあった。そこに感動したんです。それにくらべれば「エヴァ」はまだまだ足りないですね。
自分もエネルギーは最大限出してますけど、インパクトの度合いが違う気がします。「ヤマト」もそうです。本放送は4歳のときでした。あの頃は自分も中学2年になっていて、
親や友達から「まだアニメ観てるの」「いい年して漫画なんか観てないでいい加減卒業しなさい」と言われていました。まあそれもそうだなと思います。しかし中2の自分が、友達に話して恥ずかしくない番組が「ヤマト」だったんですよ。
最初は誰も観てなかったのに、「『猿の軍団』観てないで、こっち観ようよ」とか『ハイジ』観てないで、こっち観ようよ」と、友達とか別のクラスの人にまで布教活動しましたね。
ほとんど耳を傾けてくれる人はいなかったですけどね(笑)。あの頃、ジュブナイルのSFや戦記物が好きだったんですけど、そういう自分の好きの部分も満たしてくれたアニメが、あれだったんです。
自分の趣味にバシッときました。中2の自分が観て恥ずかしくない、「やっぱりアニメ観てていいんだ」と確信させてくれる番組でした。「ヤマト」を中2のときに観ていなかったら、その後もうアニメは観ていなかったでしょうね。 庵野:今でいえば「ハマる」っていうやつです。「ヤマト」の音声を録音するために親に英語の勉強をしたいとウソついて、テレビチューナー付きのカセットデッキを買ってもらいました。
でも小遣いがなくてテープは120分のが数本しかなかったんですよ。だからとにかくローテーションでいくしかなくて、新しい回を録音する前に覚えてしまわなきゃいけないんですよ。
毎日カセットを延々と聴いてセリフや音を覚えていました。今はだいぶ忘れてしまいましたけど、あの頃は「ヤマト」のセリフをほとんど空で言えました。本来は勉強に使わなきゃいけない記憶の容量を、
そんなところに使ってしまっていましたね。そういう体験の記憶が自分の中に入り込んじゃっているんですよ。「ヤマト」や「ガンダム」と違う面白さは「エヴァ」にもあるとは思うんですけど、自分自身の認識としては、
かつて14歳のときに「ヤマト」を観た感動を超えるものは、自分にはつくれないんじゃないか。12歳のときに、子供の頃からずっとロボットアニメを観続けてきた自分が、「ガンダム」の第1話を観て受けた衝撃を、
自分では超えられないんじゃないか。自分の中にある記憶に勝つことができるかというと、これがすごく難しい気がするんです。超えたいという願望はありますけど、一方では自分ではできないという諦めもあります。
自分自身が変わったら、もしかすると別のアプローチが見つかるかもしれませんけど。
Q:たとえば「ガンダム」の富野由悠季監督は60歳を越えてなお、「ルーカス、スピルバーグに勝つんだ」と野望を語っています。もっともこれは世代的な要素も大きいのかもしれませんけど。
庵野:うーん、野望とか野心があまりないんですよね。「総理大臣になる」「アメリカの大統領になる」みたいな大きなのが。「面白い作品がこの先もいっぱいつくれればいいや」とか、そのくらいですかね。
そのためには予算とか時間とかが、もっとたくさん欲しいですね。
なんか別にルーカス、スピルバーグに勝ちたいとか、なりたいとかはそんなに思わないです。富野さんが何に勝ちたいのかも知らないですし。ただ、自分が面白いと感じる作品をつくってる人はいいなあと思うし、
自分もつくりたいと思うし、有名で金持ちになれれば、それだけ映画をつくる環境が良くなっていいし、次回作もよりつくりやすくなるし、予算規模もそれだけ大きくなるし、世間的に認められれば、
それだけスタッフやキャストに幅が出てくるし、とか、そういったところは「ああいう人たちに負けない環境になれたらいいな」と思います。まあ単純に自分はルーカス、スピルバーグの映画を面白いと感じられないので、
憧れないんだと思いますけど。しかしあの人たちの環境はいいですね。あれだけの制作費と環境を整えているのは、すごいと思います。ものすごい努力と才能ですよね。
自分も思ったとおりの作品をつくるための環境も含めた努力をもっともっとしないといかんと思います。そのためにはよりメジャーにならなきゃダメだと思いますね。 Q:評論家的な物言いはいかんとは思うのですが、なんだか日本の創作にはなにか良くない流れがある。しかしその一方でなにか新しいものが生まれるんじゃないかという感覚も感じます。
庵野:それは閉塞感というか、息の詰まった感じが延々と続いてきていますから、そろそろなにか出てきてほしいという願望が感じさせるものでしょう(笑)。
ただこれは変な感覚ですけど、世界というものは人のイメージがつくるものだとなんとなく思います。だから「変われ」という願いが満ちてくれば、変わるんじゃないかとは感じます。
でもそれも日本という狭い地域での感覚でしかないでしょうけど。この頃では、ディテール偏重とか、テクニック重視とかが蔓延して表層的な見方しか、制作者も観客もできなくなっていると思います。
互いに本質を必要としなくなってきてるんですね。自分の考えた世界、内向した世界観での安定した遊びでしか、快楽を感じられなくなってきていると思います。
その同じような快楽の中で一生を過ごしたいんですね。変化を求めないんですよ。
Q:その世界を変える作品を俺がつくる、と思うのはそれこそ野心ではないでしょうか。
庵野:自分がやれればそれはそれでいいんですけど、そこまでは考えないですね。もし仮にそうなったとしてもそれは結果、そうなったということでしかない。「あっ、俺だったのか」というそういう感じですよ。
どんなアニメにしても映画にしても売れないよりは売れたほうがいいし、お客さんが入らないよりは入ったほうがいい。それと同じように、変わらないよりは変わったほうがいいですけどね。
もう自分がやらなきゃいかんとなれば別ですけど、自分が真っ先にといったこだわりはあんまりないです。とは言いながらも、この現状は打破したいですね。それは常に、わずかでも。
|2003年3月、ガイナックスにて取材。
ガイナックスインタビューズより
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庵野さんのお話はここまでです
次回は赤井孝美さんのお話を貼ってみます >>506
すいません 訂正
5年間という時間を経て、10歳のときに受けた衝撃が「ガンダム」だったんです。
↓
15年間という時間を経て、19歳のときに受けた衝撃が「ガンダム」だったんです。
見直してるつもりなんですがはった後に気づくんですよね やっぱり「シン・ヤマト」は庵野が作るべきだったと思うな。 きょうもはってみる
赤井孝美 1961年、鳥取県米子市生まれ。ガイナックス取締役。イラスト、造形、特撮、ゲーム、アニメーション原作と、多方面に才能を発揮する才人。
大阪芸術大学在学中に庵野秀明氏、山賀博之氏と出会い、第20回日本SF大会、通称「DAICON3」に参加。1985年には自身が監督を務めた自主制作特撮作品「八岐之大蛇の逆襲』を完成させ、上京。
すでに制作の始まっていた「王立宇宙軍オネアミスの翼』('87)合流し助監督を担当する。
1991年にはガイナックスの持つヴィジュアルと演出の技術をゲームの世界に導入した作品「プリンセスメーカー」を発表した。
ヴィジュアル表現のあらゆる分野で
赤井孝美氏は、ガイナックスの起源となった3人のクリエーターのうちのひとりであり、とても明晰なアイディアとそれを語る言葉、優れたヴィジュアル表現の技術を持った人である。
赤井氏は、DAICON3のオープニングアニメーションでキャラクターデザインを担当しているが、この伝説的なアニメーションを観たお客さんの大喝采が、その後の活動の原点となったと語っている。
DAICON3以降、赤井氏は精力的に映画自主制作活動を行い『愛國戦隊大日本』、『DAICONFILM版帰ってきたウルトラマン』などの作品で監督や特撮を担当。
そして1985年にはDAICONFILMの活動の総決算となる『八岐之大蛇の逆襲』を発表する。米子市に大怪獣が出現、浮かれる防衛隊の大佐や、テンションの高い戦車部隊の隊長、
オロチ研究で脚光を浴びようとする大学教授などを描いたこの作品は、ミニチュアなどを用いた巧緻かつ大迫力の特撮と高度な演出センスで、自主制作映画として驚くほどスケールの大きい作品となった。
「オロチ」の後、上京。すでに制作の始まっていた『王立宇宙軍オネアミスの翼』の現場に助監督として合流、ガイナックスに参加した。
文:堀田純司 ガイナックスインタビューズ p390より p400- 赤井孝美
Q:学生だった赤井さん、庵野秀明さん、山賀博之さんらは、当時SFファン活動を行っていた岡田斗司夫さんや武田さんと出会ってアニメーションの自主制作に取り組んだわけですが、
それ以前から3人は個人的にもお友達だったのでしょうか。
赤井:いや、僕らは学生の頃にやっていた活動も、お金がもらえないだけでプロ活動だと考えていたので、そういう意味では個人的というより、きわめて、仕事で結びついた感じの関係でした。
授業で課題とかを強制的につくらなきゃいけなかったんですけど、つくっているうちに「なんかコイツいけそうだな」と目をつけて、お互いにくっついていったんです。
山賀君は、庵野君がアニメをつくっているのと、僕がミニチュアをつくっているのを見て、「こいつらを逃がさないようにしよう」と感じたらしいんです。
部屋にミニチュアセットをつくっているヤツもどうかと思いますけど(笑)。
僕は僕でね、そのとき山賀君はZC1000という伝説のすごく高い8ミリカメラを持っていたので、「まず山賀君を仲間に誘わなきゃ」と考えていました。
山賀君は山賀君で「俺を誘わなきゃ、これは使えないぜ」とそこはちゃんと計算していたはずですけど。
Q:赤井さん、そのセットはどのような心境で組んでいたのでしょうか。本能的な快楽を求めて、感性の赴くままにでしょうか。
赤井:いやいや。ジオラマが好きで、特撮が好きな自分がですね、大阪まで来て映画の大学まで行ってなにをやるかというと、「ミニチュアで特撮やらなきゃあ」となるわけですよ。
そのために、とにかく自分でやれる範囲のことをやるしかないじゃないですか。あの頃は下宿の自分の部屋という自由にできる空間に、そこにおさまるNゲージみたいなスケールのセットを、
自分がつくりこめる範囲でつくって、それがリアルに見えるか見えないかの実験をしていました。
理屈の上ではスケールに関係なく、限りなく精密につくっていけば10分の1でも1000分の1の模型でも同じはずですよね。しかし実際に撮ってみてなんとなくわかるのは、やはり大きいもののほうが迫力がある。
しかし大きいものをつくるのには限度があるので小さくてもその分、量をそろえて密度を上げていかなくちゃ、とやっていたら、すごくたくさんつくってしまっていたわけです。
快楽というか、ほとんど研究ですね。理系の人が、実験を繰り返しているような感じです。 マニア世界の推力、メカと美少女が
Q:庵野さんは、自分が手を引いた後に赤井さんが完成させた『DAICONFILM版帰ってきたウルトラマン」を観て、大感謝したと語っていました。
赤井:庵野君は、そういう意味では友情の世界に住んでいるとこがありますからね。まあ僕にしてみれば、仕事なんだからそりゃあ完成させなきゃいかんでしょうと。
やっぱりそうしないと参加してくれた人や期待してくれた人に顔向けできないし、それに、干される。といいますか、僕らの活動自体もそこで途絶えてしまうかもしれないじゃないですか。
「だいたい「赤井が完成させてくれた、ありがとう」というのも庵野君の自己チューのなせる感想であって、最初の企画とコンテは庵野君ですけど、実際の現場に入ってからは僕がカメラを回して、
照明のセッティングなども僕がやっているわけです。それに給料ももらわないで手伝ったスタッフや、出演した武田さんたちを含めて「みんなの作品だ」と考えるのが、普通のアマチュアの発想だと思うんですけど(笑)、
彼は完全に自分の作品だと考えているから「すまないねー、なんか僕の作品に巻き込んじゃってー」みたいな感想が出てくるんでしょう。庵野君のいいところは、そんな究極の自己チューが、まるで善人に見えるという。
そこが彼の人徳なわけですが。でも本来、そういう自己チューの発想でものをつくるのが、作家なんですよね。多感な時期にそんな面白い人たちに出会って、自分のものの見方の幅は広がりました。
「こんなヤツもいるのかー、すごいなあ」と(笑)。
僕らの場合、純粋に友達としては、そんなに気が合うわけではないと思うんですよ。趣味を語り合う友達としては。「庵野、趣味悪いなあ」と思いますからね。「キカイダーのどこがカッコいいんだ?」と(笑)。
ただ、やはり仕事や作品のあり方について、一致するところがあって、主にそんな話ばかりをずっとしてきました。友達としての時間も、僕たち的には、仕事の話ばっかりしていた感じでした。
仕事熱心だったんですよね。なんの根拠もないけど、「自分たちはプロだ」と考えていました。だから時々ね、ぜんぜん仕事と関係ない人に「趣味はなんですか」と聞かれるとちょっと困るんですよね。
なんか、まるで無趣味な働きバチのようで(笑)。
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赤井さんのお話のつづきは明日はります きょうもはってみる
Q:赤井さんはDAICONの自主制作アニメでは、主人公の女の子のキャラクターデザインを手がけていますが、もともと好きだったミリタリーや怪獣の世界から、
どこで美少女キャラクターの世界に親しんだのでしょうか。
赤井:いや、美少女に関しては、昔は描く人がそうはいなかったんですよ。だから最初は「描けばウケるから描いていた」というところがあるんです。それがそのうちに仕事がそればっかりになった。
自分としては実はあんまり、美少女は得意じゃないんですよね。_DAICON3のときも、意識としてはマーケティングのようなところから入った部分があると思います。
「SF大会で見せる」というのが大前提でしたけど、自分自身がSFファンではなかったので、SF大会に集まってくる人がなにを求めてくるのかわからなかった。
参加しているスタッフの好みもわからないし、それにアニメファン、今のオタクワールドのようなものも確立されていたわけじゃなかったので、
よくわからないところからリサーチしながらつくっていったんです。
あの時代のファン活動の通行手形として「美少女」っていうものが出てきていました。当時を大航海時代だとすれば、それを支えた推力は、内燃機関なのかどうかわからないですけど、
メカと美少女でした。メカは庵野が描ける。もう庵野が描くパワードスーツを出せばお客さん的にはOKだろう。
そして80年代の初めに美少女といえば、吾妻ひでおさんの絵とクラリスが2大トレンドでした。主人公の女の子については、それをそのままやりました、という感じです。
あとオープニングアニメの場合、自分で描ける枚数の問題と、全部素人がハンドトレースでセルにするという事情もあったので、画を極力単純化しています。
単純じゃなかったら、細かい線のニュアンスがつぶれるという予想があったので、それでつくった画なんですよ。後にゼネプロで描いた自分の絵とはまた別なんです。
Q:そうリサーチしながら進めるとは、恐るべき大学生ですね。
赤井:いえいえいえ。そういう受け身のアプローチじゃないと入っていけなかったんですよ。
DAICON3の場合は、吾妻さんの画とクラリスでしたけど、DAICON4では、さらに『風の谷のナウシカ』のナウシカが加わりました(笑)。DAICONの場合はネタモノというか、企画モノでしたから、
企画性の枠で発想したんです。DAICON3ではランドセルを背負った女の子を出したから、4では意表をついて「バニーガールだっ」とか。今では定番ですけど、その頃は意外だったんです。
しかもそれが剣に乗っているというね。
そうした企画性を抜きに、「単体で自分が考えるすごい美少女を描け」と言われても、僕の場合は描けないと思います。それに僕の描く女の子は今の基準でいくと、
それほどオタク受けはしないと感じるんですよ。男の子のロマンがあまり詰まっていないですから。僕の場合、子供の頃からままごとをやっていたりとか、
わりと少女漫画も読んでいたという体験があって、そこから女の子のファンタジーの世界に入っていって考えたり、自分を女性に置き換えて演技する、という発想でキャラクターをつくっているんです。
しかし男のロマンの対象としての美少女には、それほどこだわりがあるわけじゃないんですよね。たぶん僕は見たことのないものは、描けない。
でも、すごい美少女、って普通見たことないでしょ(笑)。僕の知っている「あの人かわいかったな」という女の子をトレースして描くことはできるけど、それ以上は描けない。
僕の描く美少女のファンタジー度合いは、せいぜい特撮で表現できる範囲ですね。ミニチュアで表現できるくらいのリアリティが必要で、そういうしばりはあります。
物理現象を無視しては、描けないです。 Q:しかしDAICON3の美少女は、なかなかの美少女でございました。
赤井:美少女の伝統は現代まで連綿と続いていますが、メカは旗色が悪いですね。こういうものは急に思春期になって好きになるものでもなくて、子供の頃から好きになるわけでしょう。
今の子供はもうメカに惹かれないのかな。子供っていうのは、たぶん自分が生きていくために必要なものに、魅力を感じるんだと思うんですよ。
ライオンの子供がじゃれあって遊ぶのは将来の狩りの練習をしているわけで、同じように人間の子供もたとえば軍国時代には、戦争ごっこをして遊んでいた。
今、子供がメカに昔ほど惹かれないとしたら、大人がわかっていない時代の変化が、子供には見えているんでしょうね。
(中略)
僕は特撮で食っていけるということにリアリティを感じていなかったんだと思います。僕にとっては特撮は、趣味の世界でした。
「こう撮ったら、こんな画面ができるんだ」とか、いろいろ試したくてしようがなかった。研究室から出てこない学者みたいな感じで、没頭していたんです。
それに対してアニメは......、好きでしたよ。好きでしたけど、アニメの入り口は、プロ意識を持って引き受けたDAICONのオープニングアニメでしたから、特撮とは意識が違いましたね。
それにアニメがちょうど産業としてあらたな局面に立っていた時期ですから、その世界で食べていくことにも、ある種のリアリティがあった。
DAICON3のアニメがお客さんにウケて、4がもっとウケて、世の中に大人の感覚として取り組んでいけるのは、こっちだなと感じていました。
Q:「電脳学園」の後、アニメのヴィジュアル、キャラクター設定や世界観を盛り込んだ育成シミュレーションゲーム『プリンセスメーカー』を発表し、当時、ガイナックスを知らない人でも
「プリメ」は知っている、というヒットになりました。「ゲームにアニメの技術を」という企画性と、しかもそれを狙って成功させた結果で、赤井さんには軍師といいますかプロの仕事師といいますか、
ファンの間にはそういう印象があるように感じます。
赤井:そうですかね。ただ僕の「いろいろやってみました」という時期が、けっこうガイナックスが目立ってきた時期でもあったので、そういう印象があるのかもしれませんよね。
ただまあ、いわゆる軍師的なタイプというのは、今のガイナックスには必要ないと思います。アドバイザーみたいなのはね、「そこまで言うなら、おまえがやれ」って話ですから。
昔、岡田さんが社長だった頃には、アドバイザーが必要だった時期もあるんです。岡田さんていうのは基本的には自分がユーザー、消費者の立場でものを発想する。
なんで社長をやっているかというと「自分がいちばん初めに作品を観ることができるから」っていうような人なんで、そういうスタンスだと、やっぱりアドバイザーが必要ですから。
今、自分がお客さん代表というタイプは、うちでは佐藤君ぐらいですかね。
Q:誰もまだやっていないフィールドを見つけて、そこで一番乗りする。そういう発想はガイナックスの体質でもあると、赤井さんは以前に指摘していますね。
赤井:でも、それは今はやっていない。むしろ人がいっぱいいるところに行って、それに合わせているようなやり方が多いですよ。もちろんそこで面白いものをつくることに価値があるんですけど、
ただそれは、どんなに面白いものをつくっても、ガイナックスがガイナックスらしさをなくしていくことでもあるんじゃないのかな。
すごくつまらなくても、程度の低いものであっても、「俺たちは人の意表をついたところに現れるべきなんじゃないか」という思いは常にあるんですけど。
その一方で明らかに腰が重くなっている自分たちがいる。
そのあせりというか恐怖というのが、今ガイナックスをじわーっと覆っているのかな。覆っていると感じているのは俺だけか。いや、そんなことないか。 思いついたら飛び込んでみる
Q:赤井さんはゲームやアニメのヴィジュアルを手がける一方で、オリジナル創作系同人誌イベント、コミティアにも参加していますが、多彩な活動ですね。
赤井:コミティアはたまにですけど。思いついたら違う世界に飛び込んでみる自分が好き、というところがありまして、興味を持ったものには、とりあえず首を突っ込んでみたいんです。
「なんかこれはイケルかも」と思ったらすぐやってしまうので、それだけにヤケドも多いんですけどね。
Q:赤井さん、山賀さん、庵野さんといった皆さんは、創作者のみならず組織の運営者としての目配りもしてこなくてはならなかったように感じるのですが。
赤井:そうですね。それは常に目を配っていなくちゃいけないと思います。そういう意味では僕らは生粋の芸術家ではないし、といって純粋な経営者でもないし、
そのふたつの領域をバランスをとりつつ成り立たせていくこと自体がある種のアートだと考えていた。「収支がきちんと成り立ったことを確認するまでが作品ですよ」という。
家に帰るまでが遠足ですよ、みたいな(笑)。庵野君にしても山賀君にしても僕にしても、「純粋に作品だけつくって収支のことは考えなくてもいいよ」と言われると、
たぶん作品を発想するのが難しくなると思います。
しかし、うまくいっているときというのは、自分が面白いと思うものをつくっていくことと、会社の経営をちゃんと成り立たせていくということが、わりと一体になってるんですよね。
ですから経営と作品づくりを分けて考えてしまうようになっている状況は、それはちょっと難しい時期に入っているんだと感じます。
Q:経営か創作のどちらかに傾斜せずに、全体に目を配るのが四番打者の任務というわけですか。
赤井:いや、それはちょっと違います。そういう意味でいうと、この世界で本当の四番というのはたぶん純粋なクリエーターであったり、もっと豪腕な経営者であったりすると思うんですよ。
僕のように、普段はいろんなところに足場を置いていて「こっちが沈みそうなら、こっち」と飛び回っているやり方は七番、八番バッターの方法論ですよ。なんでもできる、
ということはある意味なにもできない、ということなので、常にいろんなことをやってないといけない。
最近、僕が行き詰まりを感じるのは、本来そうしたユーティリティ・プレイヤーのはずなのに、たとえば最近は守備ばっかりやっているところです。
それだと本当の守備専門の達人には負けてしまうだろうと。「いろんなことをすごいスピードでやって、あたかも同時にやっているように見せる」というのが僕の特徴であって、
そういう意味では逃げをうたないのではなくて、いつも逃げ回っているわけです(笑)。いくつかのアジトがあって、すごい速度で逃げ回って尻尾がつかめないので、
壮大なスケールで活動しているように見える。だから1ヵ所にとどまるのは得策ではないんですよね。
組織の責任を負う立場と、本来は自己中心的な創作者の立場を、両立させ続けるのは難しいでしょうね。それなら脇でアイディアを出しているほうがいいやとすら感じます。
2004年9月 ガイナックスにて
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また明日もはります きょうもはってみる
Q:赤井さんは今後、個人と組織のどちらに足場を置いて活動していこうと考えているのでしょうか。
赤井:うーん。ま、足場は個人ですね。でないと僕自身が機能しないところはあると思うんで。そこで僕の機能をうまく会社にも利用してもらうってことになりますけど。
昔は無自覚にやっていたことを、もうちょっと自覚してやっていこうと思います。つまり「ガイナックスらしい」というのはどういうことなのか。
昔は単に「とにかく面白いことをやろう」と考えていましたけど、でも面白いことっていっぱいあるわけじゃないですか。たとえば「バイオハザード」をやって面白いから、
「じゃあバイオハザードみたいなゲームをつくるのか」というと違うでしょう。キャバクラに行って面白かったからといってキャバクラ開店するかというとそれはさすがに違う。
それはちょっと、自分たちのスキルとして無理だろうというのはありますよね。自分たちは、なにゆえに自分たちらしいのか。それをもっと考えたい。
実は手札は外から見えるほど多くはないし、あと余命も残り少ない。これは本当にそうです。今ガイナックス設立20周年とか言ってますけど、じゃああと20年経ったらみんな60歳代だよ。
60代ばっかりの会社になったら、もう終わっていると思うよね。それを考えると、もっと誇りにできる仕事をどこかでやりたいと感じます。どうしても昔話ばかりが出てくるっていうのは、
今やっている仕事が特にすごくないってことですから、僕としては不本意ですし。自分たちが誇れる仕事があったときと今は、なにが違うのか。
ガイナックスの悩みは、長いことオタク業界にどっぷりとハマっていて、いつの間にかそれに慣れすぎちゃっていることだと思います。しかも一方でオタクの世界自体が変わってきている。
オタクはもう油断しているんでしょう。オタクであることが許されはじめた世界。そうするとオタクであること自体が、スリリングでなくなってしまう。それだと僕は、オタク的なもの、
たとえば美少女キャラクターだとかメカだとかっていうものに、それほど値打ちがあると感じないんですよ。自分は好きだと思っているけど、世の中が認めていないものに携わることを、
スリリングに感じる。そこにある種のカッコよさがあったと思うんです。
といってもね。じゃあ脱オタクするといってもね、「今僕らにオタク以外のものがあるか」という弱みがあってですね。僕自身、美少女キャラクターにそんなに思い入れがないからといっても、
「赤井さん、明日からネイチャーやりますか」と、急にキタキツネを描くことを要求されたら、窮地に立ってしまうわけです(笑)。まあ描けはしますけど、やっぱりその道の人には勝てないでしょう。
「アニメがすごいという状況に、実態はない」と言いましたけど、確かにアニメを観る人の数は増えている。しかしそういう人たちをつかまえることに僕らはまだ成功していない。
みんながアニメーションを観ることに抵抗がなくなってきて、アニメが大きな果実になろうとしている時期に、僕らだけでなく業界の大半はまだ、80年代から続いている、
「いわゆるアニメファン」に作品を送る体制しかない。今、大きくアニメ作品を展開しようとすると、宣伝媒体にアニメ業界が使われなくなっているという事実があります。アニメ誌に載り、
アニメショップで扱われることが、かえってイメージとして不利になるから。今までずっとアニメを支え続けてきたはずのアニメオタクが、アニメがヒットする上でのマイナス要因になるんです。
端的にいうと社会全体では「アニメはよくても、オタクは嫌です」という空気がある。そこをどう整合性をとっていくか。
たとえば宮崎駿さんは、アニメ界の大ベテランであるけれども、基本的には一貫してオタクというものと一線を画してきたので、オタクには見えない。押井守さんは、
一時オタク文化の寵児だったところもあるけれども、海外での評価もあって、いわゆる洋行帰りのムードがあって、オタク的なイメージを払拭しています。
一方、アキバ系ど真ん中を標榜しているところは、いいものも悪いものも含めてみんな苦戦している。
その中で僕らが生き残るためにはどうしたらいいんだろう?僕らは僕らで新しい方法論を見つけなきゃいけない。アキバ系では厳しいからといって、じゃあ今までの歴史をリセットして、
オシャレなアニメカルチャーと競争する資格はもちろんない。僕らが今更オタクがなかったことなんかにできないから。みんなと一緒に生き残るにはどうするか。そういうところを命題にしています。 Q:確かに。しかし「世界に誇る日本のアニメ」という点だけに、アニメの真実があるのではない気もしますし、アキバ系ど真ん中のものにも、なにかの真実はある。
そう考えると、どこかになにか、まだ誰も足を踏み入れていない領域に解答がある気がしますね。
赤井:僕もあると思うんですよ。根拠はいい加減なんですけど、そのひとつは学生時代からずっと観てきた宮崎さんが今、こんなにメジャーになっていること。まさか『未来少年コナン』の人が、
21世紀に入って邦画興行成績のベスト3を占めているなんて、どう考えてもトンデモ歴史じゃないですか。こういう転身もあり得ると感じます。価値のあるものをつくっていれば、
生き残っていくことは可能なんですね。もうひとつは僕はしばらくアニメの世界にいなかったので、今のアニメの現場がはまっている泥沼に足を踏み入れていない有利さがあるなと。
いや、僕はちょっと足をとられている人間ですけど。
なんかできそうな気がしなくもない。それはまだ僕個人としてもガイナックスとしても答えを見つけてはいないですけど。ただ水面下ではいろいろ推理をして、なにかを仕掛けようとはしていますよ。
自分たちのやれることはあるのか、ないのか。あると信じてやっています。断片的なイメージは素材として並んでいま
す。料理番組でいえば食材はもう並んでいて、これから料理をつくるぞ、というところです。
そういう意味では今は、まだ世に出る前の、アマチュアの時代に「プロになるにはどうしたらいいか」と考えていた時期と同じ感じですね。僕は会社ごと浪人中みたいな状況だと認識しているんですけど。
そんなこと言ったら、今現在一所懸命仕事している人に悪いですけど。でもそうだと思うんですよ。受験の浪人ではなくて、昔の浪人。仕官する口を探して、みんなで傘を貼って一所懸命内職しながら、
世間をあっと驚かせるにはどうしたらいいか考えている。どうしたらいいか、そればっかり語り合いながらですね(笑)。
Q:そこからどんなものが出てくるか、面白い時期ですね。
赤井:いや、すごく面白いですよ。すごく面白いですけど、ただ「難しいなあ」とも感じます(笑)。課題、クイズとしては難易度が高いですよ。たとえば、僕らがゲームを始めた当時とか、もっと昔、
自主制作でアニメや映画をつくっていたころは、行動して本当につくってしまうこと自体が、回答だった。「これはまだ誰もやってないでしょう」という状況も、わかりやすかった。
それにあの時代は要するに、まだこの世界に人材がそれほど集まっていなかったんですよ。今は、ものすごくレベルが高いですからね。
これは年を取ったから言うのではなくて、やっぱりね、『巨人の星』や『あしたのジョー』を尊いと思うのは『巨人の星』を観て、野球をやって、きつい練習を耐えて本当にプロになった人って
いると思うんですよ。同じように「俺はジョーになる」と言って、不良がボクサーになった事例もいっぱいあったはずです。でも後年出てきたものには、一見同じように努力しているように見えて、
実は「主人公が最初から異質な天才だったから強かったんだ」というのも多いと思う。スーパーサイヤ人みないなね(笑)。僕はこうした作品は子供向けとしては違反だと思うんです。
地球の危ないときに、宇宙人の前に立ちはだかるのは普通の僕らではない。誰かが立って、僕らは岩陰から見ている。なんか今、世の中的にもそうじゃないですか。なにかをやるのは、誰か別な人。
上から下まで失敗をおそれて、失敗したヤツをバカにするボキャブラリーだけは非常に豊富。少なくとも子供に向けてつくるからにはある程度責任があると思うんですよ。だから主人公に共感して、
主人公のように生きたいと思うものをつくりたいと、それは常に感じています。
ぜんぜん論理的じゃないんですけど、自分の才能で光り輝いている人を見ると、ある種の後ろめたさを感じて、「世間に顔向けできない」みたいな気持ちになるんですよね(笑)。
でもそういうコンプレックスを持ちながらやっていきたいんです。なにかの実績を誇示するんじゃなくて、常に自分はマイナーな光の当たらない存在で、っていうところを自覚して、
ここから抜け出すにはなにが必要なんだろうと一所懸命考える。そういう位置にいないとどんどんダメになっちゃうのかなって考えながら必死でやってるんだけど。
そうじゃないのかな(笑)。なかったら困るナ。
|2004年9月ガイナックスにて取材
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赤井さんのお話はここまでです
次回は山賀さんのお話をはります GW中ですので近いうちに それこそほぼ20年経った今、
例えば新海みたいなのが出て来た現状をどう思っているのか聞いてみたい。 きょうもはってみる
山賀博之1962年、新潟県生まれ。
大阪芸術大学映像計画学科在学中に、同級生であった赤井孝美氏、庵野秀明氏らと出会い、ともに1981年に公開された第20回日本SF大会のオープニングアニメ制作に参加。
その後テレビシリーズ『超時空要塞マクロス』('82)のスタッフとしてプロの世界に身を投じる。1984年より劇場用映画『王立宇宙軍オネアミスの翼』の企画を開始。
同年、制作会社としてガイナックスを設立する。またOVA『トップをねらえ!』('88)、『機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争』('89)などの脚本も担当している。
岩穴をひたすら掘り続けて、一生かけて貫通させるような人
クリエーター集団・ガイナックスが設立されたそもそものきっかけは、山賀氏の監督作品、「王立宇宙軍オネアミスの翼」の制作だった。ガイナックスはこの作品を制作するために設立された。
山賀氏が直接制作に携わった作品は、多いとはいえない。監督としては「王立」のほかに『まほろまてぃっく』と、第6回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞作である
『アベノ橋魔法☆商店街』の2作。また脚本家としてはOVA『トップをねらえ!』、『機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争』、『おたくのビデオ』、映画『ワンダフルデイズ』
の日本語版脚本を手がけている(「王立」も山賀氏が原案・脚本を担当している)。
存外といっては失礼だが、処女作から突如発揮したこの脚本執筆方面への評価も高い。しかし寡作の創作者といえる。でありながら山賀氏がアニメーション界を代表する才能のひとりと
見なされている理由は、それらの作品がそれぞれに強い個性を放ち、中でも「王立」は映像史において「無名の若者たちが大作映画をつくった」というファンタジーをファンにもたらした、
特別な作品であるためだろう。
(中略)
映画監督になる、という目標に対して人脈や機会をフルに利用し、虎視眈々と飛躍のチャンスを狙った結果なのだろう。
この強烈な実績のために山賀氏は「言葉がブレない人」として知られる。最初は「この人はなにを言っているのだろう」と感じられる発言でも、山賀氏がそれを言い続けているうちに、
何年も経ってから周囲はその意味を理解するようになることがあるという。こうした山賀氏のたたずまいを評して赤井孝美氏は、大人物、と語っている。
大物、という意味ではなく岩穴をひたすら掘り続けて、一生かけて貫通させるような人(「SFジャパン」2002Vol.05、徳間書店)と。山賀氏、そしてプロデューサーであった岡田斗司夫氏が用意した
「王立」の企画書にはこう記されている。
「もちろんこれは今までつくられてきた、現実には極力抵抗しない『カッコいい』絵空事のアニメとは正反対のものです。が、その世界を厳然たるリアリティをもって描くこと、
感情移入しやすい主人公と一緒にその世界を体験し行動すること、しかもその上で『宇宙旅行』という夢をもった出来事を描き、その努力や行動を肯定的に描くことによって、
現代の若者が根源的にもっている欲求を癒し、彼等の圧倒的な支持によって受け入れられることと信じます」
また、公開当時のパンフレットでこう語っている。「この作品はオネアミスという架空の世界を舞台にしていますが、それは現実を写す鏡として異世界を使っているわけで、
そこで暮らしている人達はあくまで現実なんです」
文:堀田純司 ガイナックスインタビューズ p452-p453より p454-p456 山賀博之
「王立」が入り口で「エヴァ」が出ロ
Q:山賀さんは1987年に、いきなり劇場版映画『王立宇宙軍オネアミスの翼』の監督としてデビューしました。その際に「王立」の制作にあたった集団、ガイナックスは、
1995年にテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を制作することになります。この両作品を比べてすごく作品の構造が似ていると驚きました。「王立宇宙軍」には、
無目的な日々を過ごしていた若者が少女と出会うことで目的を見つけさまざまな障害を排除しながら宇宙へ上がる、という縦軸が存在しますが、これは山賀さんにとって大切なものだったのでしょうか?
山賀:縦軸とは、ストーリーですか?
Q:はい、ストーリーです。
山賀:当時はまだ、映像作品に対してお客さんがあまり自由ではない時代だったので、なにか起承転結を持ったストーリーが必要だったんですよ。一般的にみんなストーリーで観ているところがあった。
今ならば、ウォン・カーウァイにしろいろんなことをやっている人たちがいるために、あまりきちんとしたストーリーがなくてもお客さんはわりとついてきてくれるようになりましたが。
その意味では自由になりましたね。
Q:作品の縦軸が、描きたいものを載せるキャリアでしかないというつくり方、たとえば主人公の戦う目的や敵の勢力に関してはもう図式的に読者の頭の中に入っているので、
特に設定しなくていいというつくり方などは、「エヴァンゲリオン」が登場した1990年代中盤に入って目立つようになってきたように感じます。
「王立」の縦軸も、それを描きたい目的ではなかったのであれば、そうした流れの先駆けだった。庵野秀明さんが「王立」に参加したことについて「とても参考になった」
と発言しているのももっともだなと思います。
山賀:「王立」が入り口で「エヴァ」が出口、というところがありますね。「王立」の場合は、当時はまだアニメで映画をつくるときに「この映画はこんなストーリーだ」
と一言で言える話がないとまずかった。
それを描くのが目的でなくても、描きたいものを載せるために、特に当時の映画の文法に載せるために、起承転結のあるストーリーがないとまずかったんです。それはまあ、必要なものだったんです。
Q:現在でもやはりみんな、50字ぐらいで語られるストーリーをインデックスにして、作品を流通させていきますね。「王立」の受け止め方というと、ひとつはその主人公シロツグの、
人が宇宙に上がる物語。もうひとつは細部までつくり込まれた世界観。このふたつのキーワードを焦点にして受け入れられたように感じます。
山賀:しかし「オネアミスの翼」を観た人に「すごい描き込みですね」と言われることがありますけど、いや全然描き込んでいないんですよ。あの後につくられた「AKIRA」(1988年)なんて
めちゃくちゃ描き込まれていて、あちらに比べると「王立」は10分の1しか描いていないんじゃないかな。そう言っても「いや、描き込んでますよ」と言われるんですけど、
人がそう感じる理由は簡単なんです。たとえば、ガラスのコップがぽんとあったとしても、よほどそれに曇りとか細部をきっちり描き込まないと目がいくことはない。
しかし変な形のガラスのコップを描いていると、それだけで目がいく。その結果「あ、ガラスのコップまでもあんなふうに描いている」って、みんな思うわけですが、それは錯覚なんです。
「エヴァンゲリオン」でもそうですよ。「道路標識の文字まできっちり描き込んである」って評価する人がいるけど、いやいやあれは道路標識の文字しか描いていない。
あとはなにも描いてなかったりするんです。 Q:空を飛びたいというテーマは、人によっては特別な思い入れのある主題だと思うのですが、これは山賀さんにとって尊いものだったのですか。
山賀:いや、それはないです。僕の部屋にも飛行機の模型とかもないですし、鳥を見ても「いいなあ、鳥は自由に空を飛べて」なんて思ったことないですから。
だって鳥だって外敵がいなきゃ飛ばなくなりますしね。飛ぶっていうのはしんどいものなんじゃないですか。
Q:そうすると「王立」で山賀さんが描きたかったものはどこにあったのでしょうか。
山賀:なにかというと、気分ですね。あのときにやっていたことは「俺たちはこんな気分だ」という、気分重視です。
Q:「王立」制作時は「そもそも人が架空の娯楽物を楽しむとは、どういうことか」というところから考えはじめたそうですね。
山賀:映画館という真っ暗なところにね、2時間座って、あの頃はまだ入場料1500円だったけど、1500円払って出てきて誰も怒らない。いや怒る人はいるけど、一応はおとなしく出てくる。
僕はどっちかと言ったら、映画を観て「人生変わりました」なんて言われると「それはまずいんじゃないの」と思っちゃうほうなんですけど。でも映画って必要なものなんですよ。絶対に。
当時考えていたのは「なぜ映画館は町の一等地にあるのか。もっとも地代の高い場所にあるのか」。今は郊外にできるようになりましたけど、あのころはまだ過渡期で、
とにかく町のいちばん偉そうなところに映画館は建っている。「それはなぜだろう。なぜ映画館は、そんなに重要な機関なのか」というところから考えていました。
そんなことから考え始めたのは、僕自身が映画ファンでもなんでもなかったのが大きいと思うんですよ。僕の場合、熱狂的に映画が好きな人がいると、
「よくそんなもんに熱狂できるな」とか感じていたわけです。「そんなに熱狂しているのはどういうことだろう」という探りの中からつくっていました。
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えーと、久しぶりにこの人のインタビュー読んでみて、斜に構えてるというか、つかみどころのない人だなあと思いました
王立宇宙軍もポケットの中の戦争もすごい影響受けたのに……
まだまだ続きます また明日に きょうもはってみる(長いです)
p459
山賀:高校2年の終わりでしたね。いろんなところで話したことですけど、別に映画監督になりたかったわけではなかったのですが、淀川長治さんが「同じ映画を10回観たら映画監督になれる」
と書いていたのを読んで「それならできるなあ」と考えたんです。10回なんて非常識ですけど、とりあえず10回観てみようって。そのころは映画のことなんて全然知らないから近所の映画館で
『がんばれ!ベアーズ特訓中』を観ました。
Q:その選択には、こんなの観てるオレという、ウケ狙いの目線はなかったんですか。
山賀:まったくないです。その時点では本当に映画監督になるなんてかけらも思ってなかったですし。10回観るっていうことが面白いイベントだと考えていただけなんですよ。
でも本当に淀川さんが書いていたとおりでしたね。10回観たら見えてくるものがある。10回観なきゃ見えてこないものが、見えてくるわけですよ。
Q:なんとそうでしたか。正直、「2回観たら」という話は、精神論の類かと思っていました。
山賀:いや、つまんない映画であろうがなんだろうが「10回観る」ということは「10回楽しむ」ということではないですから。10回も観ると映画制作の裏が見えてくるんです。
それは映画の撮影テクニックとかそういうものではなくて、なにをどうしたいのか、そしてそれがどう成功して、どう失敗しているのかが見えてくる。単純に仕事として、
どんな人がいかに働いているのかが見えてくるんですよ。そうなると、その作品をつくった人より、自分が上手につくれるかどうかが重要になってきます。
Q:それで山賀さんは映画をつくる大学を選んで、庵野さんや赤井さんと出会い、後に若くして監督になってしまったわけですか。
山賀:そうです。だから別に、映画監督になりたいという夢を抱いていたわけではないんです。これなら俺でもできるな、と思ったからなったんです。
p461-p463
独裁者は大変なわけですよ
Q:山賀さんが仕事として映画をつくる際の倫理というと、まず自分の作品の世界がそこにあると信じられるくらいイマジネーションを高めてつくっていくことではないかと、
想像していたのですが。
山賀:それがいちばん、効率がいいんですよ。っていうのは、お客さんは「この世界がある」と思えるからお金を払うじゃないですか。あると思えば思うほど、もっとお金を払うでしょう。
じゃあ、自分が真っ先にその世界の中に入っていったほうが楽でしょう。それをなんか、「金のために俺はおまえらを操作してるんだ」って高いところに立ったら、むしろ大変ですよ。
独裁者は大変なわけですよ。独裁者だったら、まだ原始共産制で世界の中に入って「みんながんばろうぜ」でつくったほうが効率がいい。お客さんをだますなら、まず自分をだます。
それが仕事として効率がいいんです。 Q:お金のためにビジネスとして割り切って、自分が信じてもいない世界を構築して大成功した例は、アニメや漫画のようなジャンルでは実はなかったように思います。
山賀:いや、あるのかもしれないですよ。つくっている人がどういうつもりでつくっているのかわからないけれども、理論的には全然可能なことだと思いますよ。
Q:理論的には可能ですが、実際そんな大変なことをやってのけた例は、ないんじゃないかと思うんですよ。
山賀:それはそうですね。もし世界を信じてつくらないとしたら、たとえば部屋の植木鉢の色まですべての設定をマーケティングで探らなきゃいけない。しかしある空間に僕が入り込んで、
ウソでもいいからこの部屋の持ち主は自分だという気分になれれば、その鉢は茶色だろうと決まってくるわけです。
自分の生きている世界の延長線上に、また別の世界があるような気分にさせる
Q:先ほど「この世界があると思えばお客さんはお金を払ってくれる」とおっしゃいましたが、それが、山賀さんが「王立」のときに考えた映画が必要である理由、「喫茶店の鏡理論」ですか。
山賀:一人が経験できる世界って限られていると思うんですよ。結局、人が経験できるのは自分が直接暮らす世界の範囲内でしかない。たとえば世界中を旅してまわる人がいたとして、
一方で一生高円寺で暮らす人がいたとしても、世界を旅している人のほうが多くの世界を経験しているわけではない。なぜってその人は旅をしている間、高円寺での時間を経験できないわけでしょう。
冷静に考えてみると、高円寺の10年間と海外での10年間は、経験としては差はないと思うんですよ。海外の経験がない人が、謙遜として「いや僕は経験不足でして」というのはありだとは思いますけど、
人が直接体験できる範囲の外には、いろんな世界がいっぱいあるわけですよ。そうした、経験の外にある世界に触れた気分にさせるのが、映画の機能だと思うんです。その機能はテレビドラマであったり、
小説であったり、実は新聞やニュースも同じだと感じるんですよ。
フランスに行ったことがあると、フランスについてすべてを知っているような気分になっちゃうでしょう。でも実際はそんなことないし(笑)。架空のファンタジーの世界に連れていくという意味ではなくて、
なんとなく作品の世界があるような気分にさせる。「王立」のときに考えたのが、「喫茶店の鏡が映す情報は、情報として質の高いものでない」と。自分自身が映ってしまっていますからね。
しかし鏡がなかったら10畳の部屋は10畳にしか見えない。それが鏡があるだけで20畳の部屋にいるような気分になれる。単に10畳の部屋が、20畳に見えるのはいいことじゃないですか。
喫茶店のなかでは、座っているだけでうろうろ動きまわりませんから鏡でいいんです。
映画の機能ってみんな、その鏡なんじゃないかなと思っているんですけどね。この間「コラテラル」という映画を観ましたけど、ロサンゼルスの町で僕も知っている場所も出てくるんです。
「ああっ、あそこだ」と思って観ていると、なんか今そこに行けばトム・クルーズの殺し屋がいるような気が、いやいないのは知っているんですけど、いるような気分になるのは、
なにか楽しいじゃないですか。映画ってそういうもの。喫茶店の鏡みたいに、自分の生きている世界の延長線上に、また別の世界があるような気分にさせればいいんだろうなと考えていたんです。
気分重視といったのは、そうした気分の重視なんですよ。 Q:なるほど確かに。人が新聞を見たり、小説を読んだり、人に話を聞いたりする行為は、自分で直接経験できない世界を経験しようとしている。と表現できますね。
山賀:だからその理論でいくと、いちばん確実な方法は実はドキュメンタリーです。ドキュメンタリーのほうが「自分の暮らしている世界の延長線上にこんな世界がある」
と感じさせる方法としてはとっつきやすいと思うんですけど、それをあえてアニメでやるのが面白いかなと考えていました。本来その機能については、アニメがもっとも遠いじゃないですか。
アニメの画だと、どんなにこっちがウソをついても「こんなヤツっているよな」とは観ているほうも思わないですから。でも、いるような気分にだけでもさせることができれば面白い。
今「ファルージャでこんな戦闘が行われています」という情報は、実写で見せればそちらのほうがもちろん説得力がある。それは簡単だろうと。
だったらアニメで「こんな星があってこんな戦闘があります」と描いて、それが実際のファルージャの戦闘と同じか、もっと価値のあるものとして観てもらいたい。
それを本当にやれれば、ゲームとしてかなり面白い。「王立」ではそう考えていたんです。
Q:「あっ、なるほど、よくわかります。だからこそ、ものすごくリアルな絵柄で現実の世界をそのまま写し取るのではなく、架空でありながらその世界なりのリアリズムを持った世界観を
別に構築したわけですね。
山賀:ウソだから、っていうご破算が1回あって、そこから世界に入ってきてもらったほうが素直に入れるじゃないですか。それが世界観をつくった目的だったんです。
Q:しかしそこまで考えてつくるアニメーション監督でありながら、結局世間は「金のためにやっている」を誤読してというか、文字どおりにとり続けるかもしれませんよ。
山賀:会社の中で自分が企画を立てて、「こういう企画だ」って説明しても誰もわかんないですから。なかなか理解されないんです。「王立」のときだってそうですよ。初号試写が終わったとたんに、
ずっといっしょにやってきた仲間にですよ「こういうのがつくりたかったのなら最初に言ってくれればいいのに」って言われたんです。けっこうそういう意見が多かったですよ。
「わけわかんないでつくってたら、初号試写を観てやっとわかった」って。
まあね、理解されないのは子供の頃から続いてるんで、根底のところは理解されないと思いますよ。それには慣れっこなんですよ。
p463-p465
監督は変わらないといけないんです。
Q:山賀さんは「作品世界がそこにある、と信じてつくるほうが効率が良い」と指摘しましたが、「世界がある」と信じられる領域までイマジネーションを高めるのも、簡単な作業ではないと感じます。
ストーリーも魅力があってキャラクターも良い、しかし作者の世界を構築する力がおよばないために、回を重ねるごとに作品世界がぼろぼろと崩れてしまっているような作品も時折見かけますが。
山賀:それは実際につくり始める前に費やす時間が、足りないんじゃないかと思うんですよ。アニメ業界全体の作画力は10年前と比べてずっとアップしています。今のアニメーターは、みんなものすごく上手いし、
いろんな演出のテクニックや編集についてもずいぶんと進歩しています。言うことないんですけど、でもつくられる作品はつまんなくなってる。なんか世界がないなと感じるんですが、
たぶんそれは企画に時間がさけていないからだと思います。最近のアニメは本数が多いじゃないですか。
作画にかかる時間は昔と変わらないはずですが、本数が増えた分「宇宙にこういう星がありまして」と企画書を書く時間が足りなくなっている。「こういう星があって」と企画書に書くことは簡単だけど、
本当に、宇宙にその星があると自分が信じ込むためには、たとえば1年の時間がかかるわけですよ。しかし現実には企画書を書いた次の月には、もう画コンテ作業に入っていたり、脚本作業に入っていたりする。
それじゃあ世界を信じ込むための、自分に暗示をかけるための期間が短すぎるんじゃないかと思います。そうすると出てくるものも、前に自分が観た作品のつぎはぎになっちゃうか、単に好みでつくるか、
「いやこっちのほうが売れるんだよね」っていうマーケティングに頼るか、どれかになってしまう。そこが作品世界が崩壊してしまう、
つくり手として気持ちの段階から崩壊するいちばん大きな理由だと思いますけど。 Q:「世界がここにある」と感じていれば、その世界そのものを起点にして、「ここではこうなんだ」と決めていけるようになるのでしょうが。
山賀:マーケティングでものがつくれる、そうするほうが正しいと考えている人は、実はすごく多いと思うんですけど、それで成功した作品は少ないはずですよ。一見、マーケティングで成功しているように見えていても、
うまくいった作品は、やっぱり中心部分は世界に入り込んでつくって、なんというか情緒的なものとして扱って、やっとできあがっている。
そこにマーケティングがからんで、うまく走りだすというようなものだと思いますけどね。
Q:山賀さんが世界をつくっていく過程とは、まずスタッフのみなさんに種となるものを提示して、各スタッフの脳内で育ったイメージを積み重ねてつくっていくのでしょうか。
それともある程度自分の脳内で世界をつくりあげて、スタッフに提示するのでしょうか。
山賀:ああ、ある程度つくってみんなに見せるのは宮崎駿さん方式ですね。それは僕にはできませんよ。なぜなら絵描きじゃないから。たとえば「この画の中の植木鉢は赤がいいか、青がいいか」を、
全体的な色のバランスのなかで決めるなんてことは僕にはできないわけですよ。デザイナーに頼むしかない。「どうやったらカッコいいかなあ」と。僕としては「カッコいいほうに賛成」としか言えないわけで。
Q:そういう作業のときは、抽象的なイメージだけ伝えて、「これを形にするのはあなた。ヨロシク!」と依頼するわけですか。
山賀:いや、方法論はつぎはぎで一貫していないです。アイディアがまったくなにもないときは、「ここはなにもアイディアがないんだけど、なんかないかな」と正直に言っちゃいますよ。
しかしはっきりイメージがあるときは、「最終的にはそのとおりにしなくてもいいんだけど、僕としてはこのイメージから離れられない」っていうことを発表して、
反対されても自分のイメージでいきたいという場合もあります。
あたかも漫画家が自分の作品をつくるように、「動く漫画」としてアニメーションをつくっているようなタイプの人には、最初のイメージスケッチの段階で、すでにラストの絵まである程度は見えているのかもしれません。
しかし僕のような絵を描かない、いわゆる職業演出家タイプでやっている人は、最初にあるのは絵や音のイメージではなくて、条件なんです。たとえばここは暖かい感じとか、ブルーな感じとか。
だからその結果出てきたものが、僕の考えるブルーをちゃんと表現している絵であれば、どんな絵でもいいわけですよ。その幅はかなり不確実で、しかも段階ごとに出てくるものに従って変化していく。
変わらないといけないんですよ。「作画と打ち合わせをしているときは、上がってきた絵を見て「ああ、ブルーな感じが出てきたな」と考えるけど、その後、声が入ると「ここはブルーだと思っていたけど、
ウソだよな。白だ、白でいこう」とか。もしメイキングとして僕に密着して作品をつくる過程を追跡していくと、スタート時点から完成までの間に、言っていることがころころ変わっていくわけです。
またそうならないといけないんですよ。なにせ材料は後から後からやってくるのですから、それに合わせて変えていかなくちゃいけないんです。
ただ先ほど言ったような、最初からバシッと決めてやっていく人は違うでしょう。でもそれはアニメーター出身の人の方法だと思います。 p465-p467
Q:長らくやっているうちに、たとえばアニメ業界外の人からアニメを軽く見られると腹が立つなどの形で愛情が湧いてきたりはしませんか。
山賀:そういう意味での愛はありますよ、もちろん。なんせ門前の小僧も二十数年続けていると、アニソンぐらいなんだって歌っちゃって、観たことのないアニメのオープニングやエンディングでも歌えるようになります。
やっぱりアニメは僕にとって重要なものですから、愛はもちろんありますね。アニメは、自分の世界を広げてくれる、要するに僕が行きたくなかった学校を壊してくれた巨大ロボットみたいなものですから。
僕の力を極限まで高めてくれてね。いや、だってアニメをつくっていない僕がいても、そこに何億円なんてお金を出してくれる話が持ちかけられることはないわけですよ。アニメに携わっているからこそ、
大きなお金に触れることができるし、たくさんの人が僕の仕事で動くわけですよ。それは僕にとって、たとえばパワードスーツという言葉ではまだ足りない。文字どおり、巨大ロボットですよ。
なにがいちばん、アニメに愛情を感じるかっていうと、人にバカにされているところです。実写はまだ芸術っぽいじゃないですか。その点ウチは、いきなりロボットですからね。
いきなりなんか銀河の彼方まで飛んでいきますから。これは、大人がまともにやる仕事じゃないですよ。そこがいい。そこに愛を感じます。居場所として心地いいといいますかね。愛着が持てます。
だって人間って、「芸術をつくっている」と威張る立場より、その情けなさのほうが、生きている実感として気持ちいいですから。そういう意味ではこれは僕の、ちょっとゆがんではいますけど、
芸術的な嗜好かもしれないです。なんといいますかパフォーマンス・アートに近い。アニメ作品が即、芸術品ではなくて、つくっている人間の姿を含めて芸術品であるという感覚はありますね。
僕は「ガンダム」ってそんなに好きじゃなかったんです。しかし唯一好きなのが富野由悠季さんが監督した「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」。富野さんはあの作品の当時、もう40代でした。
あの作品には、40代になっても仕事としてロボットアニメをつくり続けていかなくちゃならない大人の情けなさってのが、作品の登場人物たちにきれいに載せられているのが、すごくいいなと思います。
最高の芸術作品だなと感じますね。
Q:山賀さんは、庵野秀明さんとの対談でも、「逆襲のシャア」は富野さんが「真面目にこの世界がある」と思ってつくっていると語っていますね。
山賀:僕はアニメ業界に入る前に富野さんが書いたエッセイ『だから僕は―』を読んでいたんです。あれを読んで、職業としてアニメをやることの感触を得ていたので、
僕の中でアニメをつくるイメージはやはり富野由悠季なんですよ。そのイメージを「逆襲のシャア」で、再び「ああ、やっぱり」と確認したんです。
あの本では、まだ厳然とアニメが子供のものであった時代に、アニメの職業演出家として生きる富野さんの心境が書かれていました。
「しょせんナントカ、されどナントカ」という言い回しがありますけど、その「されど」がない「しょせんアニメ」。それが気持ちいいんですよ、アニメは。ちょっと恥ずかしいながらも。
たとえばアニメをあまり知らない女性に、「どんなアニメをつくっているんですか」と質問されて、たとえば『まほろまてぃっく』をつくっている最中だったら、「ひとり暮らしの中学生の男の子の家に、
メイド服を着たアンドロイドがやってきて、いっしょにお風呂はいったりするんですよ」と説明することになるでしょう。それは普通、真面目に退かれちゃいます。
「東京国際映画祭で『ワンダフルデイズ』が上映されるから」ってみんなに宣伝しちゃったのに、東京国際映画祭のホームページを開いても『ワンダフルデイズ』が出てこなかったんですよ。
その他、をクリックすると、東京アニメ映画祭という付属イベントがあって、その中でやっていた(笑)。レストランでいえばトイレの前の席ですね。どんなにアニメがもてはやされていても、
映画祭だからアニメは入れませんという態度、「偉いぞ」と思いますね。ファイトが湧いてきます。
露悪趣味ではないんですけど、そんなところでファイトを燃やすことができるところで、アニメに愛着を感じるんですよ。
バカなことをやって、「それを一所懸命やってお金をもらってなんとか暮らしてます」っていうのが、自分の身の丈に合うんですよ。 p465-p467
Q:長らくやっているうちに、たとえばアニメ業界外の人からアニメを軽く見られると腹が立つなどの形で愛情が湧いてきたりはしませんか。
山賀:そういう意味での愛はありますよ、もちろん。なんせ門前の小僧も二十数年続けていると、アニソンぐらいなんだって歌っちゃって、観たことのないアニメのオープニングやエンディングでも歌えるようになります。
やっぱりアニメは僕にとって重要なものですから、愛はもちろんありますね。アニメは、自分の世界を広げてくれる、要するに僕が行きたくなかった学校を壊してくれた巨大ロボットみたいなものですから。
僕の力を極限まで高めてくれてね。いや、だってアニメをつくっていない僕がいても、そこに何億円なんてお金を出してくれる話が持ちかけられることはないわけですよ。アニメに携わっているからこそ、
大きなお金に触れることができるし、たくさんの人が僕の仕事で動くわけですよ。それは僕にとって、たとえばパワードスーツという言葉ではまだ足りない。文字どおり、巨大ロボットですよ。
なにがいちばん、アニメに愛情を感じるかっていうと、人にバカにされているところです。実写はまだ芸術っぽいじゃないですか。その点ウチは、いきなりロボットですからね。
いきなりなんか銀河の彼方まで飛んでいきますから。これは、大人がまともにやる仕事じゃないですよ。そこがいい。そこに愛を感じます。居場所として心地いいといいますかね。愛着が持てます。
だって人間って、「芸術をつくっている」と威張る立場より、その情けなさのほうが、生きている実感として気持ちいいですから。そういう意味ではこれは僕の、ちょっとゆがんではいますけど、
芸術的な嗜好かもしれないです。なんといいますかパフォーマンス・アートに近い。アニメ作品が即、芸術品ではなくて、つくっている人間の姿を含めて芸術品であるという感覚はありますね。
僕は「ガンダム」ってそんなに好きじゃなかったんです。しかし唯一好きなのが富野由悠季さんが監督した「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」。富野さんはあの作品の当時、もう40代でした。
あの作品には、40代になっても仕事としてロボットアニメをつくり続けていかなくちゃならない大人の情けなさってのが、作品の登場人物たちにきれいに載せられているのが、すごくいいなと思います。
最高の芸術作品だなと感じますね。
Q:山賀さんは、庵野秀明さんとの対談でも、「逆襲のシャア」は富野さんが「真面目にこの世界がある」と思ってつくっていると語っていますね。
山賀:僕はアニメ業界に入る前に富野さんが書いたエッセイ『だから僕は―』を読んでいたんです。あれを読んで、職業としてアニメをやることの感触を得ていたので、
僕の中でアニメをつくるイメージはやはり富野由悠季なんですよ。そのイメージを「逆襲のシャア」で、再び「ああ、やっぱり」と確認したんです。
あの本では、まだ厳然とアニメが子供のものであった時代に、アニメの職業演出家として生きる富野さんの心境が書かれていました。
「しょせんナントカ、されどナントカ」という言い回しがありますけど、その「されど」がない「しょせんアニメ」。それが気持ちいいんですよ、アニメは。ちょっと恥ずかしいながらも。
たとえばアニメをあまり知らない女性に、「どんなアニメをつくっているんですか」と質問されて、たとえば『まほろまてぃっく』をつくっている最中だったら、「ひとり暮らしの中学生の男の子の家に、
メイド服を着たアンドロイドがやってきて、いっしょにお風呂はいったりするんですよ」と説明することになるでしょう。それは普通、真面目に退かれちゃいます。
「東京国際映画祭で『ワンダフルデイズ』が上映されるから」ってみんなに宣伝しちゃったのに、東京国際映画祭のホームページを開いても『ワンダフルデイズ』が出てこなかったんですよ。
その他、をクリックすると、東京アニメ映画祭という付属イベントがあって、その中でやっていた(笑)。レストランでいえばトイレの前の席ですね。どんなにアニメがもてはやされていても、
映画祭だからアニメは入れませんという態度、「偉いぞ」と思いますね。ファイトが湧いてきます。
露悪趣味ではないんですけど、そんなところでファイトを燃やすことができるところで、アニメに愛着を感じるんですよ。
バカなことをやって、「それを一所懸命やってお金をもらってなんとか暮らしてます」っていうのが、自分の身の丈に合うんですよ。 p468-p469
Q:しかし山賀さんが出会った仲間には、アニメに対して愛がある人もいたわけですよね。
山賀:もちろん庵野には愛があったし、赤井には赤井なりの愛があったでしょう。でも、絵描きは絵を描くでしょう。音楽家は音楽をつくる。しかし、僕にはなーんにもなかったんですよ。
僕がアニメを仕事としていくうえで、いちばん無視できない事実は、自分が絵を描けないことなんですよ。アニメは、最終的にはどうやったって僕のものにならないんです。
実写は実写で映画はまた俳優のものだっていう見方もありますけど、アニメは、それ以上にアニメーターの持っている権限が大きい。
これは功名心とか、そういうことではなくて、アニメには、実感として「自分がつくっているわけではない」という感情があるんです。不思議なんですけど、今まで自分が監督としてやってきたアニメよりも、
日本語吹替版のディレクターでしかなかった『ワンダフルデイズ』のほうが、俺がつくったんだという実感があるんですよ。それは生の役者に対してリアルタイムに収録の演出をやったからでしょうね。
実感の問題だけですけど。実写の仕事はあまりやったことがないけれども、自分にとってアニメっていうものは、実は苦手科目に入っているのかな、という気はします。
最近、昔話でよく話すんですけど、学生時代、なにもできることがなかった僕とじゃあなんで庵野や赤井がつきあう必要があったかというと、僕がZC1000という高い8ミリカメラを持っていたから。
その機材を使うためには、山賀とつきあうほうがいいわけです。
Q:とことん戦略的に買ったわけですね。
山賀:素直にそれも庵野に勧められて買ったんですけどね。「それっていいの?」って聞いたら、庵野が「すっごい、いい」って言うから、じゃあ買う。「買うから、おまえはアニメを描け」(笑)。
まずはなにも気にせず作画しろ。カメラは俺が買うからと。そこに「俺のために」という意図があるかどうかはともかく、僕にはカメラを買う以外、なんの能力もないですからね。
Q:アマチュアの時期に、監督という目に見える技術のない分野で能力を認められるのは厳しいでしょうね。
山賀:あの時代にそんな分野はなかったですね。だから僕は大学で庵野とはじめて出会ったときに「あ、俺こいつと離れなければ一生食いっぱぐれはないな」と考えたのは、本当に正直なところです。
で、「こいつは離さないっ」と思っていたら、庵野が「新しい友達ができたよ、赤井君っていうんだけど」と赤井を連れてきた。会ってみたら「おおっ、もう1匹釣れた!」と。
本当に彼らの才能はハンパじゃなかった。庵野の作画や赤井の部屋にあった怪獣の特撮セットを見て、学生時代にびっくりしましたもん。庵野に続いて赤井君が現れて、
「これで、食いっぱぐれないどころか、ちょっとお金が儲けられるかもしれない」と思いました。そうしたらさらに赤井の紹介で前田真宏に出会って。
彼もメチャメチャ絵が上手いのに、しかもそのとき同時に貞本義行まで連れてきた。そうすると「この4人を手にしたら世界制覇できるんじゃないか」と真面目に考えるじゃないですか。
あの連中は、誰が見てもわかる天才でした。「いったい、どういう人間だ」と感じていたほどでした。前田真宏の描いたスケッチブックを見せられたときは、
「こんなに絵が上手い大学生がいるんだ」と本当に驚きましたよ。逆にその才能がわからないヤツがいると、なんでわからないんだろうと不思議に思ったくらいですね。
庵野はなんか、ライターの火をじっと見つめて「4枚のリピートでいける」とかブツブツ言ってたりして、単に気持ちの悪いヤツだと見られていたところもあったんですが。
でも僕は「なんでこの天才がわからん、気持ちは悪いが天才だぞ」と思っていました。
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続きはまた明日はります(次回も長いです) >>533
すいません なんか二回同じの書き込みしてしまいました 乙です
読めば読むほど懐かしく、そしてわくわくしますね
オネアミス公開翌年に新潟で山賀監督とお話しする幸運がありましたが、こちらが高校生だったこともあり他愛のない話しかできなかったのが今でも少し残念な思い出です >「あ、俺こいつと離れなければ一生食いっぱぐれはないな」と考えたのは、本当に正直なところです
島本和彦に取材で語ったのでなく、
その前からもうこの話オープンにしてたのかw きょうもはってみる(長いです)
p470-p472
25歳までに監督になるために
Q:山賀さんが果たしていたのはプロデューサー的な役割ですね。「カメラを持っているから俺とつきあう理由がある」というのは、案外、プロ的な発想で、たとえば漫画の分野では、
「毎回、花を買って持っていく」とか「毎回ケーキを買って持っていく」も作家との関係を築くうえで立派な編集業務のひとつですし。
山賀:昔の庵野は、約束の時間に起きなかったんです。だから僕は庵野を起こすために、わざわざパンケーキを焼いて、ちゃんとレギュラーコーヒーをいれて、庵野の枕元まで持っていきました。
だって大事な食いぶちですから。友達を利用しているというとすごく悪く聞こえるかもしれないけど大切にしているわけです。彼の仕事を乱すヤツがいると「俺の庵野になにをする」みたいに思っていました(笑)。
友達とは比べものにならないくらい大切にしてたんですから。友情なんてそんな軽いもんじゃない。「これは商売なんだぞ」と。
だから、あのころはプライベートでいくら仲が良くても、自分らの中で商売に結びつかない人とはサヨウナラになってました。あのとき大阪芸大映像計画学科のクラスには150人くらいいたんですけど、
見渡して僕がごはんを食べるためにつきあわなくちゃいけない人って、庵野と赤井ぐらいしかいなかったんですよ。まあ中には今、ボンズの社長として大成功している南雅彦もいたんですけど、
彼とは役職的に「バッティングするかも」っていう可能性もあったし。いちばん初めにデビューしたのは漫画家の島本和彦。しかし漫画家ってそいつについていっても、かすめる部分が少なそうじゃないですか。
だから、特に仲良くしなかった。
Q:しかし山賀さんは途中で大学をやめて、単身上京して『超時空要塞マクロス』に参加しました。これは彼らと対峙できるだけの演出家としての技能を身につけようと考えていたからではなかったのでしょうか。
山賀:うーん、それはやっぱり同じで、天才クラスの連中と張り合ってもしようがないところなんですよ。演出の技能なんて見えないでしょ、どっちみち。それにあんな最低の現場で、
「俺はマクロスの演出やってんだ」なんて威張れるわけはないじゃないですか。「マクロス」に参加した理由はそういうのではなくて、あの頃はもっと危機感があったんです。
卒業したら親の仕送りに頼るわけにはいかないから、あと数年でプロに、お金が稼げるプロにならなきゃいけないでしょう。そんなときに「マクロス」の監督の石黒昇さんに「東京に来ないか」と誘われたのは、
またとないチャンスなわけですよ。
でも庵野や赤井は、せっかくのチャンスなのに「学校があるし」とか言ってた。DAICON3のときも、そうだったんですよね。庵野は「SF大会とかいってもよくわかんないし」とか言ってるし、
赤井はもっと否定的だった。「これはまずい、俺だけでも行かなくちゃ」と思って「行きます」と手を挙げたんです。向こうにしてみれば庵野や赤井に来てほしかったんでしょうけど。
僕が行ってもしようがないですからね。どうでもいいヤツが来たと思ったのか、まあいいやと思ったのかは知りませんけど、「いちばん欲しいふたりが来なくて、
いちばんいらないヤツが来た」と思っていたんじゃないでしょうか。こちらにしてみれば就職、っていう言葉とは違うんだけど、仕事にしていく路線としてはなんでも利用できるものは利用したいので、
どんなにひどい現場でもよかった。むしろひどい現場のほうがキャリアが積めるわけですよ。
このキャリアは、仲間たちに対してではなくて、世間に向けてのキャリアです。それをとりあえず取りにいっただけです。 Q:山賀さんのように、活発にプロデュースと監督をこなす人がいたことは、絵を描ける人々にとって大きかったのではないでしょうか。
山賀:いや、やっぱり庵野秀明や赤井孝美、前田真宏や貞本義行ぐらい才能がある人なら、僕がいなくても世に出ていったでしょうし、それぞれに仕事をやっていたでしょう。
しかし僕としては、僕自身がメシを食えるようにならないといけないんで。テーマとしては「僕がいたからみんな幸せになった」ではなくて、「僕が幸せになるためには、みんなが必要だった」です。
だからそのためにはパンケーキだって焼くわけです。
めちゃめちゃリアリストなもんで(笑)。現実にある可能性以外には意識がいってなかったですね。夢だとか、そういったものは考えていなかった。
なにもできない僕がアニメでメシを食べて普通に社会人としての暮らしを送るためには、25歳までには劇場版の監督かテレビシリーズのチーフディレクターをやらなきゃならないと考えていました。
しかし25歳で監督になれる時代じゃないわけですよ。「どうしたらなれるか」、ただそれだけです。そればっかり考えていました。
ただひとつ意外な能力が自分にあったなと思うのは、脚本が書けたこと。ガイナックスをつくって「王立」をやろうと決めたときに脚本家がいなかった。で、いないなら自分で書くかと書いてみたら、書けた。
「あっ、俺脚本書けるんだ」と驚きました。それは意外な能力だったんです。学校の課題で1本ぐらい書いたことはあったけど、ほとんど生まれてはじめて、最初から最後まで書いた脚本でした。
p492-p498
Q:『蒼きウル』は一度、90年代前半に庵野監督作品として企画が浮上しましたが、当時の「ウル」は今、山賀さんの中にある「ウル」と同じ「ウル」なのでしょうか。
山賀:いや、あの時点ではそれこそ「ナウシカに出てくる巨神兵みたいなもので、全然形になってなかった。どろどろでまだ固まってない状態です。しかしその時期に赤井君が新潟に電話をかけてきて、
「今、庵野に監督として作品をつくらせなきゃいけない」と言ってきたんですよ。当時、庵野は「ふしぎの海のナディア」を終えて、つぎにつくるものについて迷っていたんです。
そこで「わかりました。じゃあ私が行って庵野につくらせます」と、庵野を監督として企画を進めていったんです。結局、庵野は「エヴァンゲリオン」をやることになるわけですが、
僕としてはそこで「じゃあ一度は提供したけど、俺がどうせ使うし」と引っ込めたんです。
当時、社長をやっていた澤村(武伺)に「ウル」を進めるために「とりあえず世に出していく必要がある。まずはなにか商品を出せ」と言われてゲームは出しました。
同時進行で僕は「ウル」の小説を書いていたんですけど、「時期的にまだあせっちゃダメかな」と感じて一度は停止したんです。
しかし、あのときに企画として世に出したのは、いいことだったんですよ。それまでは単に僕の頭の中にあるだけの、妄想のひとつでしかなかったものに、『蒼きウル』という名前がついた。
名前がついただけでも、ものすごく大きな前進なのですが、企画として人目に触れることで問題点も見えてくるだろうし、逆に迷っていた部分でも、「これでいい」と確信も少し強くなる。
あのときに試験的にでも表に出して良かったんです。あの段階で『蒼きウル』は人に伝えられる企画になりましたから。
小説のほうは、すでにちょうど半分、真ん中ぐらいまでは書いています。小説は6エピソード、ぜんぜん別の人間の、別々のストーリーを描きます。その小説を映画化するということではないのですが、
まず「こういうことやろうと思うんですけど」と世に出して、その上で映画は映画として考えます。 Q:『蒼きウル』で描かれるストーリーは、山賀さんが描きたいと考えるストーリーなのでしょうか。
山賀:このストーリーを描きたいから映画をつくりました、という形にはならないでしょうね。もちろんストーリーの存在を否定するわけではないし、それをがっちりと描こうと思うけど、ストーリーは
「作品の世界の中に入り込んだ僕が見る、ひとつの現象」なんです。その世界のなかに、幸福に暮らす男女がいました。という現象もあれば、破綻しました。という現象もある。
そのどれを描くかは決めていかないとしようがないんだけども、「この現象を描くために世界をつくりました」ということにはならないでしょう。ストーリーは独立して考えます。
じゃあ「おまえはなにをそんなに、20年間も考えてきたんだ」という話になった場合は、そのストーリーにキャリアされる思想だと答えます。思想というと偉そうなんですけど、
たとえば仮にロボットものをやるとしたら、「そもそもロボットとはなんなんだ」という思想が根本にないままに「このロボットはカッコいいから、これにしました」とつくるのでは、
僕は面白くもなんともない。そんなものやりたくないんですよ。ロボットモノをやる以上、そもそもロボットアニメとはなんだろう。なんで少年が乗るんだろう。
なんででかいんだろうとか、常に問題に突き当たるんです。もちろん「エヴァンゲリオン」も、そうした問いかけの中から出てきた企画です。
Q:しかし、今の視聴者はみんな生まれたときからアニメがあって、アニメを観て育っていますから、脳内に「いかにもアニメっぽい設定」「いかにもアニメっぽいストーリー」
「いかにもアニメっぽいキャラクター」がインプットされているでしょう。だから、理由のないままにロボットを出しても「アニメだから」と受け入れられるのではないでしょうか。
山賀:しかしこの間、飲み屋で非アニメ系の知り合いの女性に「今、巨大ロボットの企画を考えているんだけど、なかなか進まなくて」と言ったらですね、
「巨大ロボットですか。それは映画の『アィ、ロボット』みたいな感じとは違うんですか」と聞き返されましたよ。
それに対して僕は「あのロボットはちっちゃいでしょ。なんでちっちゃいかというと人の世話をするためにつくられているから、ちっちゃい。巨大ロボットっていうものは根本的に違って、
ものをぶっ壊すためにつくられている。だからでかい。そこで、なにを求めてでかいロボットがものをぶっ壊すか、それを考えなきゃいけないんだ」と解説したんです。
「それは大変だ」と言われましたけど(笑)。しかし、その考えなければならない部分こそが、僕が描きたいところなんです。ストーリーは、その思想にいちばん最適な、適合するストーリーであればいいんです。
Q:そこからはじまると、確かに寡作になりますね。
山賀:でも本当は、自分では寡作だとは思ってないんですけどね。説明が面倒なので外部向けには「寡作である」と説明していますけど、自分としては最高速でつくってこれだと考えています。 Q:「いかにもアニメな設定、ストーリー、キャラクター」と、観る側にもつくる側にも脳内にインプットされているものについて、「エヴァンゲリオン」の場合はそこを挑発的に逆手にとっていたところがあったように感じます。しかしそのお約束を順手にとれば、平穏無事に企画が進行して、みんなが平和で幸福な営みを続けることができるのではないでしょうか。
山賀:面白くないですね、僕は。お客さんはそれでもいい場合があるでしょうし、そういう活動で作家としてやられている方もたくさんいるからそれはいいんですけど、僕はそれでは楽しめない。
常に自分本位なんですよ。「それじゃあ、僕が楽しめない」。あんまり人のことは考えてないんですよ。
プロになる以外に道はなにもなかった
Q:なんとまあ、つくづく山賀さんは監督向きの人ですね。
山賀:でも、いろんな人がいるから、なんとも断言はできないな。しかし自分の場合は、「究極の利己主義は公共性を持つ」という確信があるんです。中途半端に「こっちは公共の利益、こっちは私事」
ってやるぐらいだったら、せいいっぱい自分のことだけを考えよう。「そうしたら物事は回り出してくるんじゃないか」っていう確信が自分なりの一種の哲学としてあります。
「究極まで金のことだけを考えたら、金以上の価値を生むのではないか」。もしかすると単なる理想なのかもしれないけれど、そういう考え方が僕の中には常にある。
ずっと金、金、金と言って究極まで金を求めると、どこか金じゃないフィールドに開けていくんじゃないのかと。
それを「これは僕のやりたい方面、でもこっちは商売だからこれぐらいやっておく」と二律背反させて行ったり来たりしているような人生は嫌だなと思うんです。
Q:創作の仕事は「ここで主人公は泣くか、笑うか」「この服は赤か、青か」といっても正解はない。マーケティングで「今、みんな赤が好きです」というデータがあっても、
その瞬間にそのデータは古くなっているかもしれない。そこを「ここは笑うんだ、赤だ」と決めることだけが、言ってしまえばただひとつの監督の仕事だと想像します。理屈ではわかっていても、
実践ではいろいろなことを慮ったりしてなかなか難しい。山賀さんには、そこで決めることができる才能があったということですね。これは能力の高い低いではなく、純粋に才能の質の問題ですが。
山賀:一般に、監督というものにちょっと作家性を強く求めすぎているところがありますけど、実は、作家が監督であってもいいけど、監督は作家ではなく監督なんですよ。
結局、僕が学生時代から持っていた能力っていうのは、それしかなかったんです。「なにか具体的に技術がある」とかではなくて、ただ単純に、利己的にやっていくことに迷いがなかった。
それだけだったんです。でもそれは、ほかの人にはないものだったんですよ。 Q:個人的な武芸は人に見えやすいですが、指揮官の才能は戦争を本当にやってみないとわからない。それと同じように、監督の才能は映画を本当につくってみないと人にはわからないでしょう。
アマチュアでは目に見える技能を持っている人が偉くて、プロではいきなり監督を任される人がいないのはそのためだと思うのですが、山賀さんはいきなり監督になってしまいました。
山賀:幸運ですよね。なんの努力もせずに、なれる職業にめぐり合える幸運なんて、なかなかないことじゃないですか。大変な幸運だと思いますよ。映画が好きで好きでたまらなくって、監督になり
たくても監督の才能を持ってない人もいっぱいいるわけですから。ただ運が良かったことは確かだけど、それが自分にだけ向けられたチャンスだったかというと全然そうじゃないんです。
そこに乗らなかった人もいっぱいいて、当時は学校をサボってDAICONの活動にかかりきりになっている僕らを冷ややかに見ている人は多かった。そういう連中のひとりに
「じゃあおまえらは、大学に真面目に通って卒業して、なんかいい仕事があるのか」ってなことを本当に言っちゃって、殴られたことがあるんですけど。
Q:すさまじいプロ意識ですね。アマチュアだけどプロ意識ですね。
山賀:それは、プロになる以外に道はなにもなかったからですよ。アニメが好きとか映画が好きでやっていたのならプロになれなくてもなにか得るものはあったでしょうけど、
僕は「これを職業にするんだ」と考えて取り付いていたわけですから。ダメなら新しい職業探しを始めるしかない。
Q:監督向きだけど力量は低い人、アニメーター向きだけどその技術はべらぼうに高い人などと、資質と力量はまた別の問題でいろんなケースはあるでしょうけども、監督の才能というものは、
目に見える技能の才能よりも希少かもしれませんね。
山賀:そんな感じですよね。自分の能力に気がついたのは実はかなり遅いほうで、35歳になるくらいまでは、自分のやっていることなんて誰にでもできると思っていたんです。
だから会社に演出家志望の新人が入ってきて教えなきゃならないときでも、根本的になぜできないのかがわからなかった。「こんなの誰でもできることだろ」って言っても、できない。
「なぜできないんだろう」と考えるうちに「ああ、そうか。自分と同じようにみんなができると思うこと自体が傲慢なんだ」ってことに気がついたんですよ。自分の能力が高いということを認めないのは、
実は傲慢であると。そこでいろんなことに合点がいって「実は私は天才だからできるんです」と言い切っちゃおうと決めたんです。そうしたら逆にできない人にもやさしく接するようになれた。
「ああ、それはあなたにはできないよね。じゃあできるところから考えてみようか」と。
Q:確かにその判断は、究極の利己主義が公共性を生むことの例ですね。そう判断されたほうが、かえってその人も、自分の持つ技能を活かせることもあるでしょうし。
山賀:利己的な言葉で言えば、そういう人は僕の役に立ってくれる。ただ叱っているだけだと、その人は僕の役には立ってくれないわけですから。 Q:野球の監督でも、最終的に勝敗の責任を取ることになるでしょう。優勝したらしたで、次の年に優勝できなかったら罵られます。
「いやあ監督ってものは大変だなあ、自分だったらそのわきであれこれ言ってるほうが楽だなあ」と思いますが。
山賀:うーん、でも結局これは持って生まれたもの、もしくは生まれてからの過程で自然に形成されたもの、普通に振る舞ったらやれたという感じですから、大変かどうかは本人にはわからないですよ。
だから天才だと言ったんです。なにかの努力によって習得した技術でもなんでもないですから。ただこの能力は、結果との因果関係もわかりづらいんですよね。
「そいつがいたから、こうなった」っていうのが見えづらい。だから自分に監督の能力があると気がついてからは、企画会議でも「どうせ君たちには見えていないかもしれないけれど、
俺が見えているから大丈夫」と断言するようになりました。
「僕がこの企画についてどのような影響を及ぼしたか、たぶん見えないでしょう。でも実は4次元空間で多大な影響を及ぼしています」と。
前はね、それをどう説明しよう、どう表現しようと苦心していたこともあったんですけど、結局はどんどん誤解を生むばかりで徒労に終わる。
だったら、「はい、天才ですから僕のやっていることはみんなには見えません」と最初から断言していた方が、安全ですし平和です。
Q:確かに。本来創作とは利己的な行為ですからね。
山賀:しかも、究極的には誰のためでもなくなるんですよ。実際、自分というものを突き詰めていくと、最終的には「そもそも自分ってなんだ」という哲学的な命題に到達するじゃないですか。
たとえば、自分のためにと考えて庵野に朝、パンケーキを焼いて持っていっている僕の姿は、はたから見るとすごく庵野に尽くしているようにしか見えないでしょう。
そうしたテーマのシリーズの企画も、1本抱えています。これはよそから持ち込まれた企画なんですが、ボランティアの話。ボランティアなんだけど、ものすごい利己主義の連中がやるボランティア。
でも結果としては、世界のためになる部分もあるっていう話。ちょっと難航してますけど。
Q:しかしデザインしていた未来とは違うかもしれないですが、ガイナックスは現在も作品を世に送り、山賀さんは映画をつくろうとしている。
現状は、山賀さんがかつて見ていたヴィジョンの範囲内ではないですか。 山賀:うーん、ただ、本当のことを言うと、やっぱりわかんないでやっていることばっかりです。たとえば「おたくのビデオ」の脚本で、オタク文化が日本のトップ産業みたいになるという話を
フィクションとして書いたら、案外どんどん現実になっていく。これは、どっかではわかっていたのかもしれないけど、どっかでは根本的にわかっていなかった。
すべて理解しながらやってきたように語らないとインタヴューにならないので、どの作家さんも僕も、全部把握していたように語らざるを得ないけど、本当の本心から言うと、
わからないでやっていたことばっかりですよ。「こんな感じかな」と思ってやってみたら違ってた。
「あー違うわ、違うけど結果オーライだから、ま、いいか」みたいなそんな積み重ねです。振り返ってみてどうだったかというと、一個一個は楽しい思い出が浮かんでくるのでそれは幸せなんですけど、
「自分たちはどこかの坂道を頂上目指して歩いてきたのか」と考えると、わからない。雪中行軍で川底に降りていっているのかもしれない。本当のところはよくわからないです。
どんなに考えても、結局のところ世界を流れる因果律って人間には計りしれない。よくわかんないですよね。たとえばアリからしてみれば、哺乳類の人間の子供に突然靴で踏んづけられたり、
行列の途中にカステラのかけらを置かれたりしても、なにが起こっているのか理解しようがないじゃないですか。
しかしその子供は、はっきりとした法則性のなかで振る舞っている。たぶん自分にとっての神様もこれと同じです。自分を取り巻く因果律は理解できない。
みんないろいろな欲望があるでしょうけど、自分の将来をデザインするときに、なるべく自分を取り巻く因果律と、そのデザインが合致するように生きることができればいいと思うんですよ。
それは自分自身もできていないし、誰にとってもなかなかできることではないですけど。僕は、たまたま「自分は映画監督になる」というストーリーと、因果律が合致していた。
これが親の言うとおりに銀行員になっていたとしたら、全然違っていたはずです。自分が銀行員として生きるストーリーを描けたかどうか、自信はないです。本当に難しいですよね。
簡単だと言えば簡単なんですけど、難しい。自分の描いたストーリーと現実は必ずズレますからね。今だったら絶対アニメ業界には就職していないな。
それに、ものすごい才能とつき合うのって、ものすごくしんどいことでもあるんですよ。若かったからこそやれたんです。
たとえば「エヴァ」をやる前の庵野って、彼もすごくまわりのことを気にするタイプなので、いろんなことを気にして、前に進めずにいた時期があったんです。
で、僕は「そんなもん気にすることない。全部自分の思っているとおりにやればいいんだよ」って言い続けていたんですけど、最終的にはキングレコードの大月さんが声をかけて、
庵野が安心してやりたいことができる環境を整えた結果「エヴァンゲリオン」が生まれた。うちは庵野に限らず、僕に限らず、赤井に限らず、誰に限らず、みんなやりたいようにやるしか、
生きる道はないのではないかと思います。やりたいと思うことをやりたいようにやって、「この道は、なにか自分の目指すポイントに通じていればいいな」と祈りながら歩くしかないです。
そこらへんはわりと固く信じているんですけどね。「わからない」とは言ったけど、そこのところは間違ってないんじゃないかな。否定する材料は、あまりないんですよ。
2004年1月、高円寺にて取材
ガイナックスインタビューズより
-------------
山賀氏のお話はここまでです
これで一通りガイナックスインタビューズの王立に関係した方々の文章をはることが出来ました
長文を読んでくれた方、レスまでしていただいた方、ありがとうございました
これで終わりです それでは あと間違ってるのに気が付いたところだけでも訂正します 無料のOCRでやってたのですが数字関係だけ誤認識が多いみたいです すみません
>>500
人間がひとつのことをやり続けることができるのは3分(→45分)が限度らしいんです。だから5分(→45分)間授業をして、その後5分(→15分)休むという学校の授業サイクル
>>505
5分(→15分)描いては横になって休み、5分(→15分)描いては休みというのを繰り返すぐらい
>>507
かつて14歳のときに「ヤマト」を観た感動を超えるものは、自分にはつくれないんじゃないか。12歳のときに、(→19歳のときに)
>>528
Q:なんとそうでしたか。正直、「2回観たら」→(「10回観たら」) まいどお疲れさまでした
ありがとうございました
山賀一派はどうなるんだろうなあ 王立宇宙軍 オネアミスの翼4Kリマスターメモリアルボックス
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15,000円(税込)/BDOT-0267
2022年10月28日:上映劇場にて最速先行販売
上映劇場、A-on STORE、A-on STORE プレミアムバンダイ支店、EVANGELION STOREにて、「絵コンテ集(1986年10月4日バージョン)(430P予定)」が付属する特別限定版を販売!
※特別限定版は数に限りがございます。無くなり次第終了となりますのであらかじめご了承ください。
※特別限定版は、上映劇場ならびにA-on STORE、A-on STORE プレミアムバンダイ支店、EVANGELION STORE 以外での販売は予定しておりません。
【通常版】
14,080円(税込)/BCQA-0016
2022年11月25日:一般流通にて発売
特典
・特製ブックレット(16P予定)
・特典ディスク(BD)
<収録内容>
パイロットフィルム
音声「ニュルンベルクのマイスタージンガー」版(シンセサイザー:川井憲次)
音声「俺ら宇宙のパイロット」版(「ゴジラ伝説Ⅲ」より。映画『妖星ゴラス』劇中歌)※初収録
1987年版劇場特報
本編未収録映像
※SD版よりアップコンバート収録
BGM集(2022年バージョン)
多数のイメージボードとともにお届けする「BGM集」。
※LDメモリアルボックス(BEAL-367)収録の内容を映像のみ一部素材変更による再編集を行った2022年バージョン。
ドキュメントファイル
制作風景やGAINAXスタッフへのインタビューなどが収められたドキュメンタリー映像。
※1987年発売のVHS「オネアミスの翼 王立宇宙軍 ドキュメントファイル」(BES-166)を現存する素材よりアップコンバートし抜粋にて初収録 絵コンテって○描いてチョンの落書きレベルの奴だろ
せめて八王子で展示した設定画集だったらなぁ オネアミスの翼ってクレジットに絵コンテが無いんだけど、誰が描いたの?(´・ω・`) 山賀って絵が描けない無能ってイメージだけど?(´・ω・`) アオイホノオのせいで山賀って何にも出来ないTHE無能ってイメージだけど、実際は芸大の映像科行くぐらいだから素養はあったんだろうね(´・ω・`) 山賀の描いた絵コンテがあまりに絵心なかったんで
ムックに載せる際にわざわざ絵師にリライトさせたという 島本なんて庵野やガイナ勢の友達ヅラしてるけど、おっさんになってから喋るようになっただけだからな
漫画を鵜呑みにしてるマヌケなやつが多くて笑うわ 庵野が島本からサイン貰ったのは事実だろ?(´・ω・`) 実際島本が当時どれだけガイナ勢と交流があったのか知らんが
アオイホノオの山賀はまんま先出のインタビューを元にしているように見える アオイホノオは島本編よりもガイナックス編の方がおもろい(´・ω・`) 島本も本名は手塚なんだから大学で一目置かれてただろうな?苗字だけは神と同じなんだから(´・ω・`) レオのせいで永遠のお蔵入りになるかと思ったのに、レオ逃げ切ったな リアルでも映画でもレイパーなのは珍しいよな(´・ω・`) これだけ買ったからもういいわ
もうメディアはBDで終わりだな俺は
死んでも誰も見ないしな
LDBOX、DVD、外版DVD、BDBOX 俺はWindows95で見るのにビデオCD版買ったぞ リイクニ・ノンデライコのノンデライコって何故か耳に残って不思議なんだけど
なにか言葉の意味とか元ネタってあるの? 「ちょっと狼谷さん、和泉さんは私の彼氏なんですから・・・ああっ」
「駄目だ、和泉君は私がずっと狙っていたんだ・・・んんっ」
「ちょっ、二人とも、そんな風に動かれたら・・・うっ!!」
「あ、出てる。ピュッピュッって、和泉君の熱いのが中に」
「狼谷さんずるいです。和泉さん、まだイケますよね」
「うっ、そこは」
「和泉さんの感じるところはちゃんと知ってますから・・・ほら、大きくなった。ん、和泉さんの、中でピクピク動いてる」
「駄目だ、出るっ!」
「当たってる、和泉さんの精液が一番奥にいっぱい・・・」 三ヶ月後
「あの、和泉君、私たち」
「何か、妊娠したみたいなんです」
「えっ!?!?」
「高校生で妊娠だなんて、みんなには何て言えばいいんだ」
「私もまさか、妊娠するとは思っていませんでした」
「え、それってどうするの? ・・・まさか!!!!」
「まさかって、まさか堕ろせなんて言わないだろうな、君は」
「ということで、先に産んだ方が勝ちってことでいいですね、狼谷さん」
「勝ちって・・・わかった。それ受けて立つよ、式守さん」
「あの、二人とも、それ、もの凄く間違ってる・・・」
「「誰のせいでこうなったんだ!」ですか!」
「僕のせいなの!?!? いや、だって!」
「「(無言で頷く)」」
「分かりました、二人とも僕が責任取ります・・・」
「じゃ、勝負は10ヶ月後ね」 LD-BOX特典の登場人物たちのその後漫画
あれも再録してくれたらいいのに
北米版DVDのコメンタリーは無理にしても もう劇場で告知されてるね
IMAXでもやって欲しいなあ 可愛いとも言い難いリイクニさん
(バンダイ側からはもっと可愛くしろと言われたみたいですね) リイクニとチェーンは弥生みつき二大ヒロインって感じ
そんな出演作多い人ではないと思うけどピンポイントで来た シロツグ「俺、空手をやるときは、君と一緒の方がいいな」 パイロット版のリイクニさんはもっと少女っぽくて
シロツグも少年っぽかったのに 映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版、森本レオがナレーションするTVCMが公開
https://dengekionline.com/articles/140766/ ね、パイロット版のリイクニさんのほうが、かわいかった。
でも、宗教女の雰囲気としては、完成版の方が、宗教に傾倒した化粧気も可愛げもない女ってあんなものなんだろうね。 くるっと振り向いて主人公を見るパイロット版リイクニさん最高 振り向いて笑う美少女なんかいないって駿が主張してるが
実際は普通にいる パイロット版の頃はまだシロツグとテレパシーで会話ができる設定があったのに そりゃ没になるわ
未来少年コナンでもラナのそういうところで大多数が引いてしまった 宇宙の三大名言(´・ω・`)
「恥丘は青かった」ガガーリン
「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である」アームストロング
「わたしはカモメ」テレシコワ
「宇宙からは国境線は見えなかった」毛利さん
「ここからは国境線なんて見えないのに」プラネテス
「船乗りは船と運命を共にするそうだ」オネアミスの翼
「これ本番ですか?」日本人初の宇宙飛行士 >>585
パヤオの周りにはいなかったんだろうな。
むしろパヤオに向けて笑いかける美少女がいなかった。
そう考えると泣けてくるぜ。 芸スポにスレが立ったが基地害みたいなアンチが文句ばっかり書いてるな 何言ってるかわからんからな
字幕が必要
同様に駿作品もな
あんなんじゃ映画館に行ってみる気もしなくなる 声はいいんだよ
森本レオのwiki読んでみ?何でアンチが多いか判るから 良いことなのか悪いことなのか分からないと明言しているからな その泡使うと貧乏するよ
橋だって戦争に使うさ
俺は安全な方に賛成だ
他は? >>598
ろくなセリフじゃないなぁ、発射直前のシロツグ演説も、宇宙で最初の言葉も大したことないし
全編通してフザけたチャラい世の中ナメたガキみたいなセリフばっかりだわ、これは脚本家のセンスが無いとしか言いようがない 駿とは格が違う
しかたないね
その駿もラピュタがピーク
ポニョとか風立ちぬとか名セリフが皆無 その泡じゃ意味不明
いくら脚本が山賀でもそこまでバカみたいなセリフにする訳ねぇ
人の泡が正解 敵機を発見して戦闘体制に突入する前にちゃんと燃料タンクを切り捨ててるのな 人の泡というか、
他人の泡という意味なんでしょうな。 マジか。オネアミスの世界にもファイトクラブソープみたいなのあるんだなぁ。
(個人的には、変な感染症とかはヤバいけど、その対策さえすれば、人体の脂肪であっても資源の有効利用でいいと思う)
(小便袋に漏電してタヒ亡した同僚も脂肪を取り出してリサイクルしようぜ) 自転車で豪快に転んで大開脚で白パンティを披露している
セクシー眼鏡マダムの画像をお願いします。 履かないで御開帳したらモロ見えですね。
リイクニさんとはツボで殴られて結局不発に終わったシロツグさんのロケットが、発射姿勢で起立してしまいますね。
リイクニさんは、ヤらせてくれないので、セクシー眼鏡マダムに向かってシロツグロケットを発射しましょう。 リイクニって首通す穴だけ空いた一枚っぺらを羽織って
腰紐巻いている、いわゆる縄文時代スタイルだよな リイクニが経典で読んでた
「お前達は毎日の勝てなくしては生きてはいけない」
って何に勝てばいいの? そりゃ共和国に勝てないと生きていけないよ。
共和国の暗殺者に狙われたり、道路清掃車に乗り込んで襲われたり。
打ち上げ設備に侵攻して接収されたりするから。
あそこで共和国に負けていたら打ち上げ関係者も発射施設も関連設備もロケットもすべて奪われていた。 一応釣られておくが、
「毎日の勝ちなくしては」なら成立するが、
「毎日の勝てなくしては」は明らかに日本語としておかしいのであり得ない。
素直に「毎日の糧なくしては」が正解。 作画の凄さに惹かれて何度も見たが、話の筋自体はまことに壺臭い
なんでこんな壺臭い話にしたのか B級じゃない、A級映画にしたかったのでしょうな。
開き直ってB級に徹して作ったのが「トップをねらえ!」
だがこんなB級作品の監督はしたくないと山賀が降り、庵野が引き継いで現在に至る。 何というか、オネアミスの全編通して流れてる雰囲気、うまく言えないけど「学生生活最後の文化祭」みたいな感じがすごい好きなんだけど、分かる人いる?
日々を無為に過ごすことに慣れきってるんだけど、でも何かやり遂げたいし何かを信じたいみたいな
古いけど映画のウォーターボーイズみたいな
初めて観た後調べたら、若手のアニメーターで作った作品だと知って物凄く納得した
その後アニメは色々観たけど、ふとした瞬間にオネアミス観たいなって強烈に思うんだよね リイクニさんも収入の9割を教団の本体に献金しているんだろうか
おばさんはそれで借金が膨らんで家を取られて・・・ >>621
竹熊健太郎「私とエヴァンゲリオン」での実質的王立評が貴方の評に近いかと。
>主人公が宇宙に出る理由なんて実は存在しない。彼らは生きることに飽き飽きしていた。
>そして最後には「飽きることにも飽きた」のだった。だから宇宙飛行士になった。
>なんでもいい、普通の人間にはできないデカい事をすれば、この煉獄のような倦怠から免れるかもしれないから。 >>622
ありそう。元々生活苦しそうだし、ほとんど教団に払ってそう。
>>621
たしかに。なんかゆるいけど、みんなでがんばって、最後に一つの事をやろう!感があるよね。 いやいや
もともとサボってたてめーらが悪いだけ
締め切り迫って気合い入れただけの話だろ >>625
最初からそうなると見越した脚本だったのかよw まあ普段から頑張ってる人の方が偉いのは当たり前ではある
近い気持ちとしては記者からの辛辣な質問にも表れてるのかもね
他のスタッフにしても打ち上げ直前までは仕事だからやってるんだろうし サラウンドAV環境の構築したいけど金がないわ
ハードオフ覗きに行こうか リマスター版って10/28からいつまで上映してるんだろう
一週間くらいだったら好きな日に見に行けないからいやだなー seはちゃんとオリジナル版のやつなんだろうか。爆音がヤマトのやつ 大都市しかやらないのな
大阪ですら梅田ブルク7の1館だけ(´・ω・`) TOHOシネマズ梅田の別館でやってくれたら感涙なんだがな。 あれ?山賀さん失踪したって聞いてたけど生きてらっしゃったんだ。なにより アオイホノオで二言目には食いっぱぐれる事は無いと言っていたな
今は何を飯の種にしとんかな 観に来るのは50前後のおっさんばっかりなんだろうなあw >>637
新しい嫁が陶芸家でその人が生活支えてるって聞いたよ
山賀自身は結構Facebookで発言してる
時折ウルの話も 今週公開という事で、1900円均一なので、先程ムビチケで購入して1700円だった。 劇場入場者プレゼント決定!
『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4K リマスター版の入場者プレゼントは、【複製】イメージボード・イラストレーション3枚セットに決定しました。
1 週目、2 週目の上映期間中、週替わり・数量限定で劇場入場者にプレゼントいたします。
1 週目<10/28(金)?>
①オープニングイラストレーション:大西信之
②イメージボード:貞本義行
③イメージボード:貞本義行
2 週目<11/4(金)?
④LD メモリアルボックス ボックスイラスト:貞本義行
⑤イメージボード:貞本義行
⑥広告宣伝用イラスト 原画:貞本義行 背景:小倉宏昌 映画館で観てないから一度くらいはと思ったけど
1900円均一は高いなー 日曜グラシネBESTIA、ノスタルジーに浸ってくるわ グッズを買い占めてヤフオクで売るから買ってねm9(´・ω・`)ドーン! グッズ買う為に徹夜で開館待ってるんだけど俺だけなのはなぜ?流石に10月末は寒い(´;ω;`) すぐには観に行けない身としては新規パンフのような資料性あるもの無くて助かる
何か残ってたら買うけど
パスケースって今だと定期券入れることも少ないしなあ
欲しい気もするけど活用するとなるとどんな場面だろ まあキレイだったし音も良かったな
入場者特典はA4くらいでデカいから注意
オレの地元では5人しかいなかったから特典ダダ余りだろうなあ
二週目の方が良いな
グッズはろくなのがない
アクリルアートパネルってのがジャケ画のやつだったら買ったのに
キーホルダーも微妙だから使わないクリアファイルをお布施で買った >>651
ハードタイプのA4ファイルフォルダに入れて持ち帰ろうと思ってたけど、封筒が入らなさそうだな これから4Kの高精細度でリイクニのおっぱいを見て来ます。 公開日なのに岡田斗司夫の今日のユウツベ配信は「君の名は」の解説
プロデューサーなのに一円も入らんのだろうな?過去にはオネアミス解説したこと有るのにな?(´・ω・`) 舞台挨拶上映行ってきた
ハリボテの歌はもともと脚本には無くて森本レオ作詞作曲なの今さら知った 新宿の舞台挨拶行ってきたけど、オネアミスの上映終わって2時間後にピングドラムの一挙放映舞台挨拶で幾原邦彦来てたんだな
どうせならそっちも予約しときゃ良かった そういえば、資料集のような書籍を企画中で、来月21日?からクラファンで支援を募る予定と言ってたな 映画館で観たのは20年以上ぶりだったがやはり良かった
サウンドリニューアル版じゃなかったのも個人的には良かった
そして終わり近くの人類史の最初、焚き火の前の女原始人の乳首が見えていることに初めて気がついた
やはり大画面はいろいろ発見がある 家だとスマホいじったりして、ながら見してたから、映画館でちゃんと観ると新鮮でした なんか恐ろしく綺麗って感じではなかったな
100席に半分くらいの入り。老若男女幅広い 手描きだし、今のデジタル動画みたいに色がくっきりはしてないわな。 >>658
ウルの資金も集めないといけないしね
脚本はのそのそ書いてるみたいだけども山賀は気づいたら
別な作品に関わってたりするんだよな
あと森本レオって結構な歳なんだね勝手に60代だと思っていた シロツグのゲロの音が一層リアルに!
…とか、細かい音の違いは何とかわかるレベルで、リマスターで期待した画質向上も全くって感じだったな。
何となくボンヤリして解像度低いままな昔の映像をそのまま流した感じ。
劇場側の設備でも結構違うんだろうか? 観てきた
たしかに豆の音面白かった
私の他にもドール者でパスケース買った人いたりして パスケースとかメダルとか作中に出てきてないよね???(´・ω・`) いや経典柄だったのでミニチュアとして読ませようと思って
君と一緒がいいなあごっこもできるし 4Kとかいいながら線が二重というか異常にボヤけたシーンがたくさんあって
それが非常に不快だった
ペーペーの若造が会社起こして金引っ張って大作仕上げたんだからどえりゃ〜事だわなーとか考えて
内容と関係なく自己と向き合える映画だった 以前スチームパンクみたいな全然世界観が違う腕時計があったような >>674
ぼやけてるのは撮影時にミスってるのだろうなあ
昭和のTVアニメだけどリマスターしてあるはずなのに延々ぼけてるのがあった そこは当時の撮影環境の限界なのでは
雪に降られたリイクニが遠くなっていくのボケてたのはなんか残念だった MXで再放送してるマジンガーZリマスターが
無茶苦茶綺麗で驚く 入場者特典のヤフオク落札相場は1500円ぐらいだからソッコーで売れば実質400円で観れるよね?(´・ω・`) >>676
元がどうしようもなくボケてるとは思ってたが
当時の撮影ミスだったか
納得した まあ俺は、オリジナル音源のやつを映画館で見れただけで充分満足だわ。 >>638
実際にその通りだったが、
スタイル良くて服装も上品な大手企業の本社で働いてますみたいな若い美人が一人で来てた
あれは浮いてたけど、本人の趣味だったのだろうか
チラホラと20代30代の男性オタクもいたよ あれ?こっちが本スレ?
重複すまんが
昨夜観てきた
案外中身無かったのねw
最後のほうはもはやドキュメンタリーっぽかった
セリフがブツ切れでガンダムみたい
子供の頃は感動した記憶があったけどほぼ忘れてた
レイープシーンで素でびっくりしたわw
むしろ翌朝のあの子の反応がコワイ
絵すげえ綺麗だね
独自の文字とかスチームパンク感とか凝りに凝ってる
今の若い子たちには新鮮かもね
ぜひ観てほしい
ジブリ+AKIRA+攻殻機動隊GITSってとこ?
新宿バルト9は前に数席開いてるだけで激混みだった
客層はほとんどオッサンだった
グッズは一通り買った
いくつか売り切れてて残念 これがハリウッド映画ならリイクニとシロツグはあの夜激しく結ばれて朝チュンで行ってきますいってらっしゃいになるんだろうな
外人があのレイプ未遂見たらえ?なんで?なんで?シロツグのこと好きなんじゃないの?と?だらけになると思う Youtubeでこの作品のライブリアクションをやってる外国人が何人かいるけれど、リイクニとのアレはやっぱり微妙な空気になるな
メカ描写と爆発表現に狂喜してる人が一人いて好きw さんざん議論されてきたことだけど、リイクニが娼婦かどうかってこと
あの世界の歓楽街の娼婦はみんなピンクのリボン付けてるのよ?それが娼婦の目印になってるのよ?
んでリイクニはどうかよく観てみ?(´・ω・`) シロツグは光に飲まれる
後には沈黙する宇宙船が映るのみ
シロツグは雪となってリイクニに会いに行く
リイクニには雪は雪としてしか分からない
それでもシロツグは満足だった
満足だった 娼婦だったら農作業はしないでしょう。
暮らしぶりももう少し良いはず。 リイクニの家のある所は、電車は通っているが駅舎のない無人駅。
都心から離れたバイクで全速力で飛ばしても数時間かかる農地。
娼婦はそんなところに住まない。 リイクニが娼婦である三大証拠m9(´・ω・`)ドーン!
・靴の中に大金を持ってた
・無収入なのに衣食住に困ってなかった
・レイプされてもなんとも思ってない
・毎晩歓楽街に居る
・常にピンクのリボン
・レイプシーンの担当原画が江川達也 シロツグがリイクニに会いに行く前に髭剃ってるシーン、切っちゃった頬の側とその後のシーンで絆創膏貼ってる側が合っていないような……。
しかしあの髭剃り物凄く危ないよな……。
つかあれで上手く髭剃るのってものすごく難しいのでは……? 新宿バルト9で見てきた。
15時開演の奴で席は2/3くらい埋まってた。
(この中で初めて王立観ますって人はいたんだろうか)
正直、ただ画面がでかいだけだった。
イラストが3枚入っていた白い封筒は貰った。
1枚は肩掛けカバンを担いだリイクニさんのイラストだった。
実は昨日まで新潟にいたんで、山賀の地元の
Tジョイ万代で観ようかとも考えたが時間が取れなかった。
どうでもいいけど国防総省にあるタワーは
万代シティのレインボータワーが元ネタのような気がしてならない。 ああいう宗教どハマリの女は中々娼婦にはならんと思う
もしマジモンの娼婦なら毎日チラシ配る前に客取ってる >>700
合ってない右側を怪我してるのに左側に絆創膏貼ってる
あのカットが鏡を通して観たシロツグ視点だとしてもそうはならないm9(´・ω・`)ドーン! 初公開時は新潟にいたので新潟で観たが、翌1988年の夏に新潟出身監督作品ということで万代シネウインドでリバイバル上映やったのも観に行った
2週間毎日3〜4回の上映前に毎回山賀監督のスピーチ付きw
今回もし監督スピーチあったら新潟飛んで帰ったわ リイクニさんってよく見ると
シーンによって髪の色が微妙に違うような・・・ 悲報!岡田斗司夫は4K版を観に行ってない!(´;ω;`) シャワーを浴びた後のマティが声を掛けるときのシロツグって
最初は全裸だったのを後から青パンツを書き足したんだっけ? >>710
ええな
特典どない?
新しくなったよね こっちもちょうど2週目から帰ってきた
メモリアルボックス買うのに当日チケット提示が必要だったんだけど
どっかに無くしちゃってたんで特典提示で許してもらえた 前から思ってたんだがシロツグの国のモデルってロシアかな
帝国っぽいし名前も露助っぽいよな
人類発の宇宙旅行もロシアだし >>713
帝政時代のドイツみたいな国だって岡田斗司夫が言ってるのを何かの動画で見た 共和国はアメリカがモデルだってよ?ロシアのガガーリンの方が先に宇宙いったもんね(´・ω・`) あの民族服にモデルはあるんだろうか
中央の偉いさんが着てたような奴 共和国・・・ロシア
リマダ・・・北朝鮮
オネアミス・・・韓国 それはないわ
やっぱドイツが有力だな
ドイツとロシアを混ぜたようなもんか
共和国はフランスだろ
いずれにしても東欧北欧のイメージだな 4Kリマスターといってもポジからリマスターしたのか、だから思ったより
高画質で無かったのかな? >>721
というかネガフィルムって現存してるのかな? ところどころボケが有るので原板コピーした映写用フィルムからのリマスターでね? セル画から撮影できんの?
攻殻機動隊2.0なんて3DCG使って超絶よくなってたのに(´;ω;`) リイクニがシロツグの電車を見送るシーン
電車の加速が早すぎるのでリテイクだしたらシロツグの髪の毛だけ動かなくてハゲヅラのシロツグがヅラを残して去って行く
またリテイク出したら今度は背景がズレてて画用紙の外まで見えてる
ってことで結局最初のフィルム使ったんだってよ(´;ω;`) 打ち上げシーンで雲の中に入った瞬間真っ暗になるコマが欲しかったのに撮影失敗して
ずっと雲の下か上が明るいまんまなのでリテイク出したら撮影成功したけどフィルムが行方不明になって最初のフィルム使ったんだってよ?(´;ω;`) 「人の泡」「その泡」どっち?問題だけど、絵コンテ観たら「その泡」になってるやんけ?(´・ω・`) うそぴょーんwww絵コンテも字幕も「人の泡」だよwww
ぬわーにが普通にだよ?テメーみたいなクソボケ嘘つき野郎は生きてたら他の人に迷惑だから今すぐ死ね!( ´∀`);y=ー(゚д゚)・・∵. ターン>>728=>>602
ttps://i.imgur.com/htAHil1.jpeg >>726
観ててそれめっちゃ気になったけど
そういう経緯があるんかw ガキの頃に見て「人の泡」にしか聞こえなかったがアホは大変だな >>731
「その泡」にしか聞こえねーんだよwwwテメーの耳腐ってんじゃね?アホが死ね!( ´∀`);y=ー(゚д゚)・・∵. ターン >>702
合ってるよwww鏡の縁が写ってるだろ?つまりシロツグ目線の映像なのよ?
衣装も肩パッドの位置で左右が判るだろwww俺も最初は逆だと思ったよwwwテメーは俺かボケがwww( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン テンション上がると周囲から浮いてるのに気がつかなくなる人っているよね シロツグは自分の変化に気がついてるんだよ!そんぐらい読み取れ!( ‘д‘)つ))`Д´)グリグリ>>735 本当はリイクニってこんな顔なんだろ?
キモ怖い
ttps://i.imgur.com/vYJRwMj.jpg >>737
はい名誉毀損で通報しました!お前逮捕即死刑!m9(´・ω・`)ドーン! マナの中の人の村田彩って人
情報が少ないんだけど、今は何やってる人なの? 徳光さんはすぐに分かったけどウィッキーさんとサンコンさんは分からなかったなー 仕事帰りに観に行って寝てしまった
打ち上げ再開する辺りで少し
映画の雰囲気心地良すぎていかん
特典目当てもあって2回行ったけどもっと観に行きたかった あの晩シロツグはリイクニと自然な流れでHした後ピロートークで志願からの流れから今は自分がどうしたいのか分からないと吐露
リイクニにそれでも貴方は立派な人ですとふるい勃たされて再び仕事に戻り宇宙へ
衛星になり地球へ向けてメッセージを送るシロツグ
街頭活動で説き続けるリイクニ
雪を介してふたりの心はたしかにつながっていた
なんて映画では全然なくてすごい リイクニは死んでもいいんじゃぁ!
って岡田斗司夫が制作の打ち合わせで云ってみんなドン引きしたって話が昔wikiに載ってた気がするけど見つからない(´・ω・`) 王立宇宙軍は凄く好きなんだが
どこが好きなのかうまく言語化できない >>746
地の言葉で話したまえ。キミに合わせよう。 >>745
今回発売のブルーレイの特典に映像付きで出てる 終わりか。では言わせて貰おう。その通りだ!
我々はブルーレイの特典に何の魅力も感じちゃいない。 >>749
云ってるシーンが収録されてるの???(´・ω・`) レイープシーンがなければ神映画なのになあ
あのシーンのせいでクソ映画に成り下がってる
人にすすめれない
うっかりすすめてどう思われるか >>752
雨宿りでロマンス展開かと思ったら帰ってレイプだもんなあ
いや必要ないとは思ってないけど 描写が生々しいんだよな
リイクニの両足を膝で割っていくシロツグとか
最初に金曜ロードショーで放送した時はCMや解説込みで通常の時間枠だったからカットされてたのは間違いないんだけれど、どこから「あらおはようございますシロツグさん」に繋がってたのか思い出せない >>756
自分は初めて見たのが金ローだったけど
レイプはそのままあったと記憶してるなあ >>757
あの場面そのままあったっけ?あったらすまん
間違いなくカットされてたと思うのは志願して訓練開始してバンジージャンプ落下でCM、CM明けがすぐ空軍基地だったところ
他は今思い出し中 金ローはレイープシーンは当然カットで
「死んだ男と宇宙船のために!」の後の「ジジィの奴、本気なのか?」のシーン
シロツグが飛行機に乗った後の空軍との喧嘩シーン
シロツグがリイクニとマナを誘って星を見るシーン
打ち上げ前日に貝殻掘り当てたの語り合うシーン
リイクニの草刈りベイトシーン
その他諸々カットされてた 中学校の映画上映会で普通に見せられたから、「未遂はOK」って解釈なんであろう。
まだR15指定とか作られる前の話だったし。 あのシーンリイクニとは関係なく宇宙を目指す決別みたいなものと思うし
やはりあの悲鳴とおっぱいは好きだ 江川達也はあのまんまエロアニメーターになれば良かったのにm9(´・ω・`)ドーン! いやレイプシーンはいらんだろ
そもそもストーリーなんてあって無いようなもんじゃん
シロツグも特に葛藤してる描写とかもないし
なのに唐突にレイプシーンなのが意味不明
時代なのかね 屋上で泣いてるネオンサインをバックに酒飲んでたり、ふて寝してたりで十分に心情表現してるだろ?
DTのまま死ぬかもしれないって葛藤をシロツグ自身が台詞でしゃべるのがいいのかよ?
今の時代は鬼滅みたいに全部台詞で説明しないと観客は理解できないのな?
なんでもかんでも説明した結果がシンエヴァだよ?あれ面白くねぇよ!m9(´・ω・`)ドーン! 「リイクニはどうやってもシロツグ(*そして見てる観客)が理解できない存在なんだ」ってことを示すには必要だったとは思う
>レイプシーン
ここがないとあの「行ってきます」「いってらっしゃい」が普通のいいシーンになっちゃう。
いや普通のいいシーンでいいだろ、と言われるとそうかもしれんのだけど、それだとこの映画の良さが一つ失われるからなあ。 エンディングでシロツグの地球に帰還した笑顔が歴史に刻まれて良かった。 何にでも意味や理由が無いといけないって考え方は良くない。
「リイクニのおっぱい、乳首もピンクでサイコーだった!」
それでいいじゃない?
「人類初の宇宙飛行士」に次ぐシロツグの功績として、俺は評価するぞ。 なんでレイプシーンあるのって、そりゃ森本レオだからだろ 特に葛藤してるシーンなしって
どういう頭してたらそんな その後の話でマナのヒロインポイント爆上がりしてたの面白い
リイクニはあの後もずっと違う世界の人のままというの寂しくはある
でも教祖様か
仕方ないか 小説版だとシロツグは元カノいるんだよな
初体験は浜辺だったらしい シロツグって暗殺者を殺さなかったよな?流石に主人公が殺人はできないのな?(´・ω・`) 森本レオ、名作「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の収録振り返る「うまくやらないでくれ」と言われ… “ハリボテ”のアドリブも明かす
https://youtu.be/6xlsVyMSHuM
すっかりおじいちゃん マナは見た目男の子だからオチンチン生えててもお得度低い マナ
5歳、身長108 cm、体重22 kg
さすがにロリじゃなくてペド
10歳まで待てm9(´・ω・`)ドーン! 爆走する宇宙ライダーや終盤の戦争シーンも、よくよく考えると
そこ力入れるとこ?ってなるし
レイプだけが特別浮いてるとは思ってなかったな ライトスタッフの4年後、トップガンの1年後の公開だからパクリで中身がないと云われても仕方がない(´;ω;`) アオイホノオが最新話で1983年なんだよなぁ
オネアミスの構想が始まって1984年のガイナックス設立に至るストーリー描いてくれんかのう?
正直なとこ島本和彦本人の自伝には全然興味がないm9(´・ω・`)ドーン! >>789
庵野監督の方は、先にデビューしてメジャーに行った
島本和彦を「いいなあ」って羨んでいたらしく
その辺の関係性が面白いね 「手塚(島本和彦の本名)のキャラは本人そのものですよ。
本当にああいう奴だもの(笑)」
って言ってたなあ。 訓練で柵を右へ左へと飛び越えてたけど
駅で暗殺者から逃げる時あれが分かりやすく役に立ってんだよな
さりげない演出 主人公が死んだら物語が終わっちゃうやんけ?演技だよ演技!
そもそも実際のVIP暗殺なんてSPが守ってくれるから成功することはまず無いだろ?( ´∀`);y=ー(゚д゚)・・∵. ターン 訓練で柵を飛び越える場面、あれ屋上だよね?
引っ掛かって画面の右側に転がり落ちるとそのまま地上まで落下して死ぬよなと思うといつ観ても恐い >>774
映画でもシロツグの人生を走馬灯のようにふり返って行くシーンに登場していたね。後ろ姿の静止画で。 >>799
可愛い女の子が映るね
初恋の子かなーと思って見ていた
ノベライズも昔読んだけど、話はずいぶん違ってて
細かい所は忘れてしまった
家で探すの面倒だから古本でも買おうかと思ったら
ソノラマの原本も再販された版も
ずいぶん中古価格が高騰していた 金物屋で暗殺者に撃たれた時に後ろを歩く女性らしきキャラの見た目が結構なインパクトだった
次のカットでも登場してたから一部のスタッフのお気に入りだったのかな 暗殺前後の印象的モブキャラ
モヒカンリボンの女の子
次元大介風親子連れ
巨大芋虫かつぎ >>788
それはあるね
しつこいだけで面白くないシーン
あと最初と最後のモノクロ画はラフ過ぎて手抜きの印象を受けてしまう そんなこと考えたことなかったわ
ひたすらアニメーションもイメージスケッチも楽しんでしまった
まあ古典の領域に片足突っ込んだすでに評価も定まってるような古い作品にまるで比較的最近のアニメのような感想来るのは悪くないかもね
今見ても古びない要素あるし 何も考えてないからそんな馬鹿な事を言える
それ以上恥を重ねる前に両足棺桶に突っ込んだ方がいい
評価が固まる?娯楽作品だから同列に語れないが
ゴッコは死後作品が評価された
固まるって何だ?w世の中が固定されるのか?
劇場に俎上されたら改めて評価の対象になるのは当たり前だろう >>788
まあれはいわゆる「天丼ネタ」なんだろうしなあ。
真面目に?考えるとなんでまず警察に保護求めないのかが意味不明なんだけど、あれ多分王国の他の軍隊や情報部が間接的に協力してるんだろうし、自前で逃げるしかない、ていうことなんだろうか。
そうだとしたらそのへんの説明いるとは思ったけど。
あと事前にシロツグが尾行とかされてて行動範囲を把握されてるなら、リイクニのところに逃げ込んだらもっとヤバい(深夜に建物囲まれたりしてたら逃げられない)ような……とか思ったけど、不アク考えるところではないか。 >>810
見えない何かと戦ってんだろ?ヤバイ奴だからこっちも見えないふりしとけ いきなりキレてビビったわ>>807
ゴッコってもしかしてゴッホか
何か考えてるつもりならいくら便所の落書きとはいえ推敲する余裕くらい持てばいいのに… >>813
いや、>>807が見えない何かと戦ってるちゅーてんの >>759
確認したわ、正しくは下記(´・ω・`)
「リイクニが黒焦げになっちゃっても、それはそれでいいじゃない?
そっから先のストーリーは、もうあとはノリやからさ?」 リイクニさん
家壊されて教会でお世話になっている代わりに
親切な御方に身体でお返ししているんだろうか リィクニは何があっても教条的に体売らないと思うけど
体売るくらいならマナと飢える方を選びますくらい言うでしょあれ >>801
ドムロットがシロツグのライバルキャラで、宇宙飛行士の座を競ったりとか、
マジャホが共和国のスパイだったり、謎の拳闘士ケングシとか、色々と????な内容だったW 小説版では、グノォム博士はシロツグをかばって死んでしまうんだけど、
これに関しては小説版の方が良かった。
博士はまっとうな大人として登場させたキャラなんだから、一人で逃げるのはちょっとねー。
製作者側のひねくれ感が出ちゃったんだろうな。 小説だと空軍も最後は助けに来てくれるいい奴らだしな >>821
話ができるだけマシってだけのマッドサイエンティスト兼冒険学者には変わらんから、しゃーない。
「マトモ」って言っても、ボケてるんだか耳が遠いんだかって爺さんたちに比べればの話だし。
あの場面は、ロケットが異常燃焼起こしたのにボケッとしてるシロツグが悪いし、仮にそれで事故死してたのがシロツグだったら、相当バカにされてたはず。 御方「儂の子供を産んでくれえぇ!!」
リイクニ「いやあああああぁ!!!」
三ヶ月後
リイクニ「責任撮って下さいね(ニヤリ)」 OP&EDの白黒の絵について岡田斗司夫が語ってたけどさ >>825
いくつかを除いて全く同じ構図の実際の写真がある(キプロス紛争の有名な写真とか)、というのは判ってたけど、「ライフ」誌に掲載されてたのが元なんだ、ってのは知らなかったな。 古いライフ誌の写真をまとめた本が実家にあって当時眺めていて、元の写真を見つけるたびにニヤニヤしてたw >>828
意味がない上に子供に見せる際に気まずいよな 行き詰まったシロツグの心情の発露としては意味がある。
が、商業的には描かない方が良かった。 そうだそうだ
あと暗殺者に追われるシーンは長すぎるも忘れてるぞ >>833
だよな
あれさえなければ大ヒットだったに違いない 背伸びしてああいうシーン入れたくなっちゃうのはわかる いや、今の目線からするとコンプラが~ってなるけど、
昭和の、1980年代ってかなり荒々しい時代で、
ゴールデンタイムでもおっぱい普通に出してたし、女を押し倒してこその男よ!
みたいなのがあっただろ。
ただ、あのシーンがあるから今はもうテレビでは流せないし、
知る人ぞ知る作品の地位に甘んじてると思う。 >>831
子供に見せるのに気まずいも何も、俺がオネアミスを初めて見たのは中1の時、中学校で全校生徒が視聴する映画上映会だったんだが。
むしろ昭和脳では「なんであれくらいでダメなの?」としか思わない。
小学生に上がる頃にはコロコロやボンボン、100てんコミックで裸に剥いた女を大股開きさせる漫画に慣れ、
夕方には夕焼けニャンニャンを見て、
夜8時から水戸黄門でも時々あったレイプシーン見ながら普通に夕飯を食べ、
夜中にはサバサバ言いながら11PMを見てた昭和時代の子供をナメたらアカン。
(ついでに地元TV局が土曜深夜に放送してた深夜番組では、「くりぃむレモン」のダイジェスト版を流すコーナーがあった)
エロが普通に同居してたから、かえってイヤらしいとかそういう感覚が無いよ。普通に興奮するだけで。 リイクニの股を割って挿入しようとしているところがリアル >>839
アレは単に足の自由を奪ってるだけ。ああしないと両足が自由で動き放題だし。
実際に挿入するにゃズボンとパンツを脱がなきゃいけないが、そのために暴れてる腕から手を離した途端にホレ、あの通り(そこが一番リアル)。
女が実際は心許してて抵抗も形だけじゃない限り、そーんな簡単にいかないって。
あの場面は、暴れてるけどそれ以上は見えないリイクニのフトモモのチラリズムがいいのよね。
感覚的にはあそこまでが今でいうR12、下着まで見えちゃうとR15、下着も脱がしちゃうとR18って感じ。 100てんコミックだとサービスシーンありそうな漫画って何があったっけ
…こてんぐてん丸? >>838
中学生じゃなくて小学校低学年とかの話だろ うっかり流れちゃうエロは仕方ないけど
選んで見る時代のエロはあえて見せてるのと大差ないからツラい
志村のコントのおっぱいくらいから免疫つけたいところ 親にだって思春期青年期はあったろう。
何を言ってるんだ。 今更削除もできまいに
今でも許せない!キーッ!ってことか 幼い子供がレイプシーンみて平気な親か
素敵な家庭環境だなw 押し倒すって、いわゆる「嫌よ嫌よも好きのうち」っていうニュアンスの押し倒しとリイクニの押し倒しは全然違うだろ
当時はっていうけど当時でも普通にアウトだわ
全体の中の一場面に過ぎないから看過されていただけのことを何勘違いしてるんだ
こういうのが勝手に「いける」と思って女襲って事案になるんだろうな 地上波の自主規制アニメが当たり前の世界の子供は言うことが違うな >>849みたく勝手に「嫌よ嫌よも好きのうちレイプを正当化」ってカンチガイしてる奴も出てくる始末だからな。
そんなもん見ればわかるだろうにと思うが、昔から親が黙ってチャンネル変えちゃう家庭とかだと、
「最初の方しか見てないので、結末がどうなったかはかえって想像におまかせ」
になるから、想像の方を事実と思っちゃうんだろうな。
ちゃんと見てりゃ、リイクニはリイクニでちゃんと抵抗してるし、シロツグはシロツグで、リイクニがケガをするようなとこまでしないから反撃を食らう。
「あゝ男と女」って感じで、むしろ俺には浪花節が聞こえてくるぜ。 >>846-847
というより、自分の時はどうだったか、なんて認めると何も言えなくなるから棚に上げてしまうわけだな。
自分の若い頃の話をしてくれない親を持つ家庭なんかで、何を聞いても「昔の事は覚えてない」で通されるもんだから、
結果的に自分の親が何者なのかわからなくなり、悩んでる子供は結構いそうな気がする。
>>844みたく「親の立場」を錦の御旗にしちゃう奴は、果たしてどんな青少年時代を過ごしたやら…親になったら聖人君子やエライ人になるとカンチガイしてるんだろうね。 >>843
全部同時に起きた話じゃないから、小学校低学年~中学生までの話混じりだね。
中学校の途中で平成になった世代。 >>852
イーロン・マスクのおかげでtwitterも140文字制限が撤廃されようって時代だ。
これしきで長いとか言ってると、時代についていけないぞ?
それともSNSはマストドンに引きこもるクチか? おじゃまユーレイくんとかヒロインくんはコロコロコミックだったんだな
すごいw 当時の事をしらない、平成生まれの餓鬼が文句付けてるだけか。 「七性器」という裏AVに
森本レオそっくりの男優が出ていると聞いたのですが
本当でしょうか? レイプシーン見ながら親子団らんか
母親が働くソープの控え室が俺の遊び場だった的な幼年期を過ごしたんだろうなw 宮村優子の裏ビデオと同じで都市伝説の類いと思われます 宮村優子のは、都市伝説というか素人投稿”風”のフツーのAV、
あれがホントにみやむー本人だったかと言う意味では伝説ではあるがw ちなみに「七性器」という裏AVに出ていた
森本レオそっくりな人は
容姿も似ているが声質も話しっぷりもそっくりだったそうです >>858
ヒロインくんは同じ小学館だけど
てれびくんとかそういう雑誌だったと思う! 最後のひと稼ぎ舞台挨拶するって言うから行ってこいよお前ら カウントダウン停止だとお!?
リマダ駐屯軍がもう来ちまったっていうのかよ すまない
ためになるかもしれないオネアミスの翼ってLD-BOXのブックレットに載ってるやつ?
4KのBOXにも再録されてるのかと思って >>867
おじゃまユーレイくん俺BESTは、犬飼ってる娘がゲストの回、 ユーレイくん
スコアシステムが出てきてからわけわからん展開になった 何でもチームバトルものになってしまった時期のジャンプも凄かった
変態仮面とかターちゃんまでチームバトルに >>804
ふと思ったけど、シロツグやリイクニの話してることがわかる=オネアミス語が日本語に完訳されてる映画、って考えると、デカタデタカはどういう扱いの言語なんだろう デカタは食い物の名前らしい
新潟名物ポッポ焼きみたいな奴 >>877
将軍が中央のお偉いさんに「地の言葉で話したまえ」と言われていたが
デカタデカタは地の言葉じゃ無い方の言語なのかもしれない 宇宙軍の面々は、目標がなくて転職を考えていた頃は自堕落だけど、いざプロジェクトが動き出すと、それなりに自分の役割を果たして、地頭の悪い連中ではないんだと思った。
もしもこの世界に生きていたら、自分の能力は宇宙軍の人達以下だと思って見てた。 >>881
うんうん、自覚があってよろしい!キミは本当にTHE無能って感じだよ?地頭って非科学的な言葉を使う奴は例外なく莫迦だからね?m9(´・ω・`)ドーン! パイロットは別として
宇宙軍士官に求められる能力というのは身体能力よりも工学・物理学の知識やロケットを組み立てる技術力という感じだが
前半の展開を見る限り連中がそういう素養を積んでいる雰囲気は全く感じられない
どこで知識や技術を得たんだろうか 3期生は技術系を重視して採用したとムックか何かに書いてあったはず 宇宙軍士官はシロツグとトンちゃん以外の名前が判らん(´;ω;`) 4週目なのに未だ公開してるじゃねーか?(´;ω;`) 公開終了してからヤフオクでグッズ売りたいんや(´;ω;`) >>883・>>884
いつの間にか宇宙旅行協会の爺さま達と、図面を見てしっくり談判しているメンバーと、シロツグ達(2期生?)との間に温度差を感じるのはそのせいなのか。 シロツグも図面描いてるやんけ?設計技術はあるんだろ?m9(´・ω・`)ドーン! ムック本の資料設定集によると
シロツグの地球の太陽系は惑星7つ+すい星で
地球は内側から2番目らしい NASAの宇宙飛行士も最初はどうやって選んだらいいか分からなかったから、パイロットとか学士とか最低限の条件下で1期生は狭い身体基準や病歴に全く問題ない人、2期生は能力が高ければと基準値を広げた人、3期生以降はもっと緩くなって技術系も広く採用した感じだったと思う
4期生だけはパイロット経験なしの博士号持ちに限定したけれど >>880
ラテン語みたいなもんじゃないかな
あるいはフランス語か つか、劇場でかけるイベントにしてもガイドブックくらい出すかと思ったわ
一緒に括られたくないのがいそうだけどファンしか来ないんだから出せばいいのに ということはリイクニさんの女性器の中の具は
我々と一緒ということか >>893
十の四つ目(14日)だろうとマジレスしとくわ。 俺もポゥの四つ目だと思ったが
絵コンテか台本持ちの降臨よろしく 英語字幕だとPohだな
打ち上げ時刻を2マール(maal)繰り上げるとかも有るし、あの世界の単位かなんかでね?
ttps://i.imgur.com/op9v2oQ.jpeg >>902
発射場に着いたシロツグに納得いく三段目できたみたいな声かけしてたの覚えてる
言い方変えると三段目あのまま進行してたらまた失敗してた気が
あの爺さんたち悪気なく無茶してた気がするし 打ち上げが早まってから「特に三段目を念入りにチェックしろ」とかも云ってるし、自分の担当部分がすごい気がかりだったことが伝わる 自分の(技術者としての)意見具申で変更になった部分だからな
それは責任を感じるだろう 恥ずかしながら名前が出てこない
ケンカの口火切ったりできたぞおおやったりおいしいとこ割り振られてるのに
シロマティリイクニマナグノームチャリチャンミマジャホくらいしか今まで認識してない >>901
LD付録の解説本によると「ポゥの四つ目」
週によって日数が違っていて各週に名前が付いている設定
あと1マールは2時間だって >>911
ま、事実を知った方が良いのは確かだからね。 >>911
そんなこと言わないで…
恥ずかしいの… 誰かが必要としているからこそ、>>900は>>900でいられるんだ 4KUHD届いた、けどまず特典ディスクのサントラ聴いたけど
ちょっとしか収録されてないサントラやニコに上がってる北米版サントラより全然音質が良かった。
>>892
第一期(いわゆるオリジナルセブン)選抜ではテストパイロットの資格以外に
全く新しい宇宙飛行を行う為の有人宇宙船を1から作り上げる事から始めないといけなかったので
工学系の大学を卒業し設計・評価の出来る人、と言う条件が有った
ライトスタッフのイエーガーが高卒だから、って描写ではその辺が描かれていない >>916
ありがとう
後に2期生になるラベルが1期生選抜ではビリルビン数値で落とされていたりしてるのが面白くて好き
能力的には2期生最強とか言われてたことを考えると1期生は優秀だけれど身体的には手探りだったんだなと思う 礼プ連呼厨ウザー
現実の森本じゃあるまいし
あんなもんアニメの1シーンに過ぎん
これだけ粘着する理由はよほど興奮したんだろうw
同じ所ばかり再生して傷モノになってたりw VHSじゃないんだから同じとこ再生しても傷なんて付かねーよ!
って思ってたらBDでも一時停止でレーザーをディスクの同じ場所にずっと当て続けてたらノイズが載る様になったわ!m9(´・ω・`)ドーン! 特装版バリバリ転売価格で草
劇場で購入しててよかった 宣伝してないから知らない人多し
自分も知らないから前売りチケット買えてないし 「シン」要素ないやん……と思ったが、「シン・王立宇宙軍」ってのは見たいな。
いやそれが「蒼きウル」なんだろうけどさ……。 GRMはとりあえずガルムウォーズという形にはなったが
ウルはなあ…実現するんだろうか 確かに
現代版のポリコレの感覚でリメイクしてほしいね
実写でもいいし リメイクはとりあえず宇宙軍メンバーが全員女の子になるのはわかる シロツグの有人宇宙飛行に触発されてロケットブームが起き、学校の部活動で小型ロケットを打ち上げようとする女子校の生徒の話……とかならオリジナルの世界観尊重して今風の萌えアニメにできるかもな。
もっともあの世界観を継承・発展させるのって並大抵のことじゃないだろうけど……。 意外と面白いかもね
>ホリエモンの翼
シロツグの声をホリエモンが演じたらそれなり以上に似合っているような気はする。 打ち上げ失敗映像がホリエモンロケットになるんですねw 日本のロケットで発射台から上がってすぐにドッカーンてのは無いな
ホリエモンのも結構上昇してから落ちてる 打ち上げの失敗の原因は
人的原因と
機械的原因に分けられます。 「ここで笑える映画っつったらこれしかねえだろ」みたいになってたよな、ホリエモンロケット ロケット関連の爆笑動画といえばコレ
【韓国】 メタンロケットエンジン テスト 【ドリフ状態】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm9648778 光浦靖子って東京外大卒のインテリだよなぁ?顔と性格以外はめっちゃタイプだわ 雨降っとるせいで朝起きて外見たら脳内のリイクニが「真っ暗だわ」とつぶやいた 386 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ![sage] 投稿日:2022/03/14(月) 13:29:47.96 ID:Ez4kpM5Y [1/2]
赤字分まだ回収できていないのか
954 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ![sage] 投稿日:2023/01/05(木) 19:06:48.20 ID:Ez4kpM5Y [2/2]
6個 同スレ内で10ヶ月後に全く同じIDになる確率を求めよ 昔理系の質問スレで質問レスの1日後に
1分未満のレスで回答内容がほぼ同じレスになって驚いたことがある わざわざ同じ内容の回答はしないので、
あるとすればリロードせずに書き込む時だけであり、
必然的に両者のタイミングは近くなる 金ないから円盤は買わなかった
映画は2度見に行った プレーヤーが壊れて見ることが出来ないが、レーザーディスクを残してる プレイヤー持ってないのにLDいろいろ買って今でもあるけど処分に困っている うちにも有るわ、レーザーディスク。それもCAV盤w もう無価値だろLD
ジャケは飾りになるが円盤は河原で遠投しとけ ブルレイには負けるがDVDとなら良い勝負だったLD
でっかいサイズがデメリットだがジャケットアートは見て良し飾って良しだったな
初期ディスクはアルミ蒸着が板の貼り合わせ部分から腐食していって再生不可になっているものも多い
バブル期に全盛を迎えたのでオペラとかバレエとかの贅沢なボックスが売られ、それらはDVDやBDになっていないものも多く、中古でも未だに需要がある テープや円盤が物理的に劣化して視聴出来なくなるという現象に物凄く諸行無常を感じる みなさん、こんにちは。
兎田ピョンです(´・ω・`)っ テープは伸びるからしょうがないが
円盤は劣化する前に新しいのにコピーすればいいだろ
コピー時にちゃんと整合チェックしてエラーなければずっと劣化しないまま みなさん、こんにちは。
象田パオーンです(´・ω・`)っ みなさん、こんにちは。
羽毛田ツルです(´・ω・`)っ みなさん、こんにちは。
厠田ボットンです(´・ω・`)っ 設定厨の元祖と言えるかも知れんね
もし制作納期が無ければ果てしなく設定を考え続けていたかも リイクニ「ひっひっふー、もう駄目、苦しい早く産まれて!」 そういえば靴脱いだときにこぼれるお金は何を意味してるの? 結局は彼女らも金を稼がねば生きていけない。
それも教団から正当にもらった金なら恥じる必要はないので、まんま教義に沿わぬ稼ぎ方なのでは。
言っておくが、売春と限った話ではないぞ。
その可能性はあるが、そうだとその後の未遂事件の対応がまた変わるかと思うので、基本的には違うと思っている。 実際には普通の稼ぎなんだけどシロツグは売春と思って始め無視してリイクニが脱いだとき襲ったのかな 「へっへっへ、リイクニちゃんよぉ、今日こそ孕ませてやるからなぁ」
(駄目、今日は危険日だから本当に妊娠しちゃう! 拒まなきゃ)
「お願い、中に出して!!」
「え?」
「(あれ? あ・・・間違えちゃった!?!?)」
「なーんだ、種付けしてほしかったんだ。だったら心置きなく中に出すね」
「(違う、違うのよ!!)」
こうしてお望み通りたっぷり中出しされたリイクニは
すべからずして妊娠しましたとさ。めでたし、めでたし。 いや靴や靴下の中にお金隠すのってただの用心でしょ
現実でも野宿する人とか旅行中の人が予備のお札を靴の中に入れたり、昔読んだ何かの児童文学でも家出中の子供がお金を靴下と財布に分けたりしてたよ
靴の中に隠していたお金を見つける→リイクニに対するシロの心理的接近、心理的優位性を示す演出でしょ
好きな人が設定してるパスワードをたまたま知って何となく愉快に感じるみたいなもん
よく言われてるけど売春だの金稼ぎだのは飛躍というか、何でそうなるのか一度も理解できない ない
点棒が多くなると重いんで
商人は箱に入れて犬にしょわせて運んでいる設定 点棒の貨幣は本位貨幣なので
溶かして金属にしても同じ価値があるというメリットがある このスレッドは1000を超えました。
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