>>151
希美がみぞれにだまって進学先を変えようとしたのが「作為」

希美はみぞれが自分のために音楽学校に行く選択をしたことを当然知っているので
自分が一般大学に変えたと教えてしまったら当然みぞれもやめる。だからいわない

そこにあるのは親切心ではなく、自分がいわないことによってみぞれの選択を「支配」できるということ
あくまでみぞれに対してイニシアチブを握るというのが希美のスタンス

>好いてくれてありがとうとか、音大諦める決心をつけさせてくれてありがとうとか

それはあったとしても「おためごかし」「建前」でしかない。本心としては無いと思う

希美がみぞれに望んでいたのは自分の音楽の才能を認めてもらうこと以外にない
それ以外のみぞれの好意は希美にとってなんの意味もなかった
音大の件も、諦める決心はあの演奏の前からあった。それは新山先生の態度や、
久美子と麗奈の演奏の方が影響している