秒速5センチメートル Part44 [無断転載禁止]©2ch.net
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小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。
二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。
そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を澄田花苗の視点から
描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った
表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。
※前スレ
秒速5センチメートル Part43
http://medaka.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1486143464/ 一本の映画としてじゃなくて、あくまで「短編集」として3話に分割してるのはそこらへんが理由なんじゃないかな。
各話ごとに描こうとしてるテーマが違ってるから、全体の流れよりもそっちを優先してる感じがする。 >特に2話は貴樹と明里の関係の転機となる文通の途絶が全く語られず、
情報を見逃してるのか想像力が乏しいのか...
冒頭で朝日を眺める二人 (女性の顔に影)
↓
出す宛の無いメールのくだり
↓
2話ラストの朝日に映し出される明里の顔
これだけで文通が途絶えた事は誰もが理解できるし、心の風穴を埋めるため貴樹は(明里宛の)メールを書いては消し
明里と朝日を眺める妄想に日々浸ってるのがわかる
自然と3話につながってくと思うけど >>701
そういうものなのか。
1話がある事で3話がより味わい深いものになってるから、2話にはどうにも異物感を感じてたんだよね。
2話単体としてはすごく好きなんだけどね。
>>703
いや、それはわかってる。
貴樹と明里の物語であるなら、2話では文通の途絶を主軸として話を展開するべきじゃないかって事。何で花苗の話なのかなって。 花苗ええええええ!
ナカにだすよおおおお!!!!!!!!!!!!! 録画してたの今見終わった。
なんか鬱になって競馬依存症治りそうだわ。
ありがとう深海 >>700
えーこれがいい作品?
自分に酔ってるって感じで全然いいとは思わなかったな
北の国からのパクリだし 元々三つとも別々の作品、なんだけどひとつに
まとめちゃったんだよな 400人ぐらい乗ってたら更に辛かっただろうね、貴樹くん >>714
今とこれからだけを大切に、前向きに歩んでる人妻。 >>716
貴樹は明里だと100%の確信があったのではないが、かつての「二人だけに通じる想い」が立ち止まらせたのだよ。
ここの場面については、明里の最後の声を思い出す漫画版の進みかたが好きだな。
安堵して明里を見送った感と心の解放が解るから。 これ評判良かったから見たがめちゃ期待はずれだった
君の名はにしてもこんなのがヒットって日本もレベルが落ちたなぁ >>714
ぜんぶ貴樹の妄想・・・ それとも・・・幽霊? ベランダで右手にジョウロ持って左手で桜の花びら受けて微笑んでるシーンと、
ラストのとは別の踏切で電車の通過待ちしてるシーンがあっただろがw >>718
たまーにこういうやつが来るが一体何様なんだろうね 種子島で、面識のない花苗にも姿を現すあたり、実はもう霊になっていたのでは。 「どれほどの速度で生きれば、また君に会えるのか」ってそういうことかよ!
明里は既に貴樹の手の届かないところ(あの世)に行ってしまっていて
たまに見つける明里っぽい人は霊ってことか >>721
10年前の作品をようやく知った口振りからして、シャバでない世界にいたんだよ、きっと。 逆に踏切で見かけた明里を
貴樹「あー、これも俺の妄想の中の明里かなー」という感覚で見ていたのかも >>724
テレビで放送されたばっかだろ?
それ見て来たに決まってるだろ
内容がなさ過ぎ >>725
制作前段階の絵コンテではいないことへのわずかな驚きの後に、自分の思い違いかも…のロジックになってる。
ほぼ正解。
とはいえ絵コンテ集はアニメ本編公開後、数年も経って世に出されたもの。
幾多もの憶測や解釈で、今も相変わらず議論のネタなのよ。 >>727
それだと貴樹は全然吹っ切れてないし前に進めてもいないことになるんだが。
また同じ失敗繰り返して被害者を増やしそうだ。 >>656
最後ああなったからといって、何でオープニングはああなんだろう。 雲は
夢から覚めたら夢の中の記憶は全て忘れる → まあ仕方ない
夢から覚めたら好きという感情も全て忘れる → これはひどい サユリの幼い声で「ダメ・・・ああ・・・消えちゃった・・・」切ない呟き
これを脳内再生で「ダメっ・・・ああ・・・イッちゃった・・・」に置き換えて何回抜いただろう・・・ >>729
あくまでも原作絵コンテ段階だから気持ちを含めた詳細な言い回しは無いんだよ。
本人か確かめるべく踏切を戻ったらまだ拘ってることになるが、踵を返して前に歩き出した。
アニメ版ではそれがすべて。 >>730
オープニングはただの一人旅
ではなくて、好きだった想いまで忘れた結局サユリとは一緒にいられなかったことの暗示
パンツが見えないことも含め、とんでもない悲劇 一瞬期待したけど、「もう過去には戻れない」とあらためて自覚したって感じかな 「とても大切な(膜が)・・・消えちゃった・・・」
なんという早業ヒロキ ここの連中はアンチに慣れてるんだな
それだけ過去に批判されてきたということか… 宮崎駿の才能を10としたら
高畑7
庵野秀明6
近藤5
米林4
新海3
五郎0
ってところだな
公平な評価すると 子供時代の明里の声も良いなと思ったら
もうこの声優さん引退してるんだな >>741
少し前に結婚したんだが、ダンナの過去の行状で昨春大騒ぎになったよ。
続報が無いからその後は分からないが。 あったなあそんなニュース
花澤さんの熱愛報道もその辺だったかな そういえば正月の実況では1話の貴樹の声について
ネガティブな書き込みがけっこう多かった
なにかヘンだったかな >>744
あの時の実況なんてアンチしかいなかったろ もう何度もTV放送されてるんだから嫌なら見なければ良いのに、叩くためだけに実況に来るやつが必ず居るから 一昨年の夏に行ったときたまたま乗れたけど運が良かったのか >>533
新海も迷ったと思うよ
ただあそこでヤっちゃうと、ある程度満足して自然消滅みたいに見えちゃうw
小屋で朝まで、でもヤってないっていう距離感が重要、と遅レス >>751
本当に要らんと思ってたら小屋で一夜とかベタなシチュ描かんw
直接的なセックスはないけど妙にフェチが入るのが新海
童貞臭とかネタにされる所以である あと(小説の大学の彼女や)水野さんとは肉体関係あるけど心満たされてないとか
明里の高校時代の男をわざわざだらしなそうな奴にするとか
人妻明里とか他の描き方も割とねちっこい
一見淡い初恋とか失恋もののようで清潔感があまりないし、一途でも純情でもないから
好きか嫌いか好みがはっきり分かれるのはわかる
どっちかっつーとNTR疑似体験させてマゾっぽい気分味わわせてやるぜ、みたいなw 機動戦士ガンダムも富野の小説版はアムロとセイラのセックスシーンとか
アムロがセイラの陰毛をお守りに出撃するくだりがあったな
子供が見る本編では描けないことを小説版で表現してみましたみたいな >>704
2話で貴樹に対して客観的な視線が向けられるのが、3話の布石じゃないのかな
ずっと明里と貴樹の話だったら最後
なーんだ、これ
で終わりそう >>752
納屋は北の国からのお色気シーンをオマージュしたと >>753
きれいな絵でネガティブな情念垂れ流しまくるからねw
漫画版は特に終わりが蛇足って言う人も多いけど、むしろそんな貴樹はクズだよね、とした上で
水野さんと花苗さん(と背後霊明里w)が堕ちた貴樹を救済する別解釈みたいな
言の葉あたりから女への恨みみたいな初期新海のドロドロした部分が消えたのは
意外にあれがフィードバックされてるんじゃないかと思う >女への恨みみたいな初期新海のドロドロした部分
なんてものをそもそも特に感じない
秒速でほんのちょっと、なくはないかなってくらい >>758
そう?ほしのこえの「思いがつたわらない」とか雲のむこうの「思いが失われる」含めて
所詮時間と距離には逆らえない、みたいな感傷を繰り返し表現してるように見えるけど
本人の心変わりじゃなくて不可抗力として描くからかえって裏読みしたくなるというか
これが言の葉だと、もしタカオが成長して先生とやっぱり駄目でも別に構わないし、
その辺は秒速漫画版で花苗が貴樹と再会してから結局サーファー男とより戻しても
それはそれというバランス感覚に近いのでは、と感じたので >>760
別に説得したいわけじゃないからそれはそれでいいよ、自分の言いたいことはむしろ
漫画版秒速と言の葉あたりで「二人の関係」の描き方がだいぶ変わったように見える、
ということなんで sage忘れたすまん
思いは一方通行じゃないし、叶わないから悪いというわけでもない、
という余裕を感じるというか 「タカキくんはこの先も大丈夫」入れるかどうかで
踏切の意味が180度変わるからな
ラストや水野さんよりあそこの改変が一番大きい >>764
誰だっけ?と一瞬考えてしまったw
あんな昭和のテンプレスケバンみたいなのは流石にねーわ、と思ったけどw >>761
秒速漫画版が言の葉以後の終幕に影響を与えたのは間違いない。
最終話の花苗『どんなに遠い存在も…』は単なるセリフのみならず、この物語を総括してると思うのだよ。
離れていても、もしも叶わなくても手を伸ばし続けるのが大切なのだと。
「漫画版は講談社と清家雪子が勝手に創ったもの」ってレビューを見たが、新海監督はどの作品も事前にネームを貰って目を通してるというからね。
そうでなきゃ『こんな秒速を作りたかった!悔しい!』なんてカバーオビは書かないだろう。 秒速の反応だいぶ気にしてたのは確かだが漫画版は関係ないと思うぞ >>767
逆に、ポジティブ感のある終わり方にして欲しいみたいな要望を
コミカライズの打ち合わせで出してたかもしれないけどね
秒速3話は力尽きたって言ってたし、観客が最後の貴樹の表情を諦めと捉えて
鬱エンド言われるのは本望ではないみたいだし むしろそれは貴樹の心理描写入れるだけで事足りと思うけど
漫画版は小学生時代の明里が最後手振って終わる演出はよかった 漫画版は同時進行だけど基本、小説版準拠みたいな感じなので、
オチをどうつけるかは別として映像本編とそれ以外の違いの方が大きい >>769
>むしろそれは貴樹の心理描写入れるだけで事足りと思うけど
小説で、あなたはきっと大丈夫と言って欲しかった、は出してるからね
本編だと全然大丈夫じゃないのであの言葉が浮いちゃう 監督が本編3話を力尽きたと言うのは、やりたいように書いて心変わりしたというより
山崎まさよしのPVになっちゃったというか、歌の雰囲気に呑まれたという感覚があるからかも >>770
アニメ本編と監督版小説は2007年、漫画版は2010年半ばから2011年春にかけての連載だよ。 >>773
小説版てそんなに早かったか、勘違いしてた >>771
3話は本編より小説の方が物語としての完成度は高いよな
同じストーリーではあるが、小説版くらい貴樹の人生や心理の動きを描写できていれば
やたらバッドエンドだバッドエンドだ言う人も減っただろう >>769
前向きなエンドだと分かってはいるんだけど
あの演出は俺には映画本編以上に心に来た。 >>777
アニメ本編だけでは「初恋を引き摺り過ぎて身を持ち崩したヘタレ青年」な貴樹像にされがちだな。
複雑な職場環境の中で消耗した側面があるのに。
ただ小説版でも水野理紗と手前勝手でむなしい別れなのは物足りない。
自分と向かい合う姿勢が弱いから、次の誰かとも繰り返すぞ…という思いにさせられたな。
漫画版はインパクトのある展開ながら、貴樹の抱えるものを露わにしてるからなるほどなぁと納得できる。 >>781
ここだけ切り出すと置き去りだ置き去りだって場面だが、次の第9話を読み込むとむしろ貴樹が取り残されたと思えるんだな。
強さを手に入れようとどれだけの痩せ我慢をしたのかと。 >>783
ごめん、わかるけどついネタにしてしまったw
水野さんがごめん以外で言いたいことは?の後、
貴樹が自分の弱さを受け入れていくまでの流れは鳥肌ものだと思うよ >>784
以前も書いたが第9話は本当に重々しいね。
すべてを知った水野さんに諭され、けれども熱を失ってしまったから別れるしかない切なさ…。
それでもアニメと監督版小説と違い、ただフラれて終わりでなく立ち直りに繋がるのがいいな。
漫画版以前に様々な貴樹分析はされたろうけど、この第9話の貴樹がいちばん的確な描写じゃないかと。
それと小説の引用になるが、、貴樹はけしてボッチではなく職場でも頼られ退職を惜しまれていること。
この挿話も人物像として大事な場面。 漫画版がそれ違うんじゃないの?って思うのは貴樹がいつまでも明里の幻影追っていること
貴樹が苦しんでいたのってそれではないんじゃないか? 結局、アニメや小説でも明里だったんじゃないかい
貴樹本人はそう意識してなかったんだろうけど >>786
表立って意識し続けてるってのは漫画版にも無いはず。
水野さんから結婚を意識させる言葉があり、そこから無理に封印した明里の存在が呼び覚まされたと読み取ったけどな。
場面でいうと『両親が来るから一緒に食事でもどう?』の後に無言で見つめ合う下段のコマ。 本編でもずっと明里のことばっか気にしてるように見えがちだけど、小説読んだらそうでも無いんだよな
「もっと言葉では説明できないような、不全感のようなものが、その頃の自分をいつでも
薄く覆っていたような気がする。でも、だから?よく分からない」
「そして一度それに気づいてしまうと、今までずっと、自分はそれを求めていたのだということが
彼にははっきりと分かるのだった」
とあるように、何かが足りない、何かを追い求めているという感覚はずっとあるものの
それが明里だと気づくのは水野さんと別れて、会社も辞めた後なんだよな 過酷な日常で消耗してしまった
と言う意味ではアニメも漫画も
違いがないような まあ映画だけ見ると明里引きずってない言われても無理あるよな
とくにコスモナウト 明日夕方に豪徳寺から岩舟目指せば貴樹の心情が体感できる >>793
自分がこの作品を知る遥か前、2008年だったか2月初めの夜に宇都宮線で吹雪になった。
下りがフンづまりになり、停車中は雪礫がパチパチと窓ガラスを不気味に鳴らした。
古河で先行列車に乗り移ったりして大宮→小山に2時間はかかってしまったな。
翌朝の小山駅前は15pは積もっていて足首までズッポリ。
アニメの風景を関東ではありえないと言う人は多いだろうが、たまにはこんなことが起きるんだ。
まったくのフィクションではない。 実際あんな納屋で一泊とか雪の日にできるもんなのかね
凍えじにしそうな気するんだが それとも夜の運動二人でしてたのかな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています