0224見ろ!名無しがゴミのようだ!
2020/08/06(木) 14:35:53.64ID:MKVHmRV5https://www.oricon.co.jp/special/51017/
そんな富野氏に、高畑さんの演出と他の演出家との違いを訊ねると、「こういう話をすると、ついパクさんって呼び方になっちゃうけど」と、パンをパクパク食べる姿からつけられた高畑さんの愛称を口にしながら、明確な答えをくれた。
「対象への理解が正確でなければならない、ということを追求してきた監督が高畑勲です」
「名作劇場シリーズの打ち合わせで、一人のキャラが400字詰めの原稿用紙2枚分喋るシーンがありました。ロボットものならワンカット5秒でも長いのに、何人かが焚き火しながら話しているだけのワンカットに1分以上もある。
だから『このシナリオの通りで切っていいんですか? 長すぎるから整理したいんですけど』と高畑さんに聞くと、『駄目ですよ。だってシナリオはそう書いてあるから。
もしかしてセリフわからない?』『いや、分かりますよ』『あなたがわかったなら、それでいいじゃない』と。理由を聞いても『子供は分かれば見る』としか説明してくれませんでした。そんなコンテは楽でいいですよ、でも子どもがこれを見てられるの? と疑問に思っていました」(富野氏)
だが、それは言ってしまえば「子どもの理解力を舐めるなよ」という話でもある。それを高畑さんに教えられたと富野氏は振り返る。「つまり、1分耐えられるセリフやストーリーが作れるのか、それがアニメの勝負だと教えられたんです。
それに気づいたのはその仕事の20年後ですが、逆にいうと、高畑勲という人はずっとその方法論でやってきた方なのです。そういった意味でも、僕は高畑さんの“影響下”で仕事をしていた」と、“高畑イズム”の影響を富野氏は語った。
高畑勲「富野君、子供の理解力侮れない」→「私にとって遅すぎて僕にとって突然」←小学生に大ヒット
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1596625756/