申し訳ないが、俺が手を合わせることはない
2022年03月20日NEW !

最初に断っておく。
日本には“死者に鞭を打つ”ことを良しとしない文化があるが、柴田大輔に対しては遠慮なく俺は打たせてもらおうと思う。
亡くなったからといって、彼のことを美化するつもりは俺には毛頭ない。
それはもし彼が逆の立場だったら、“死人に口なし”とばかりに俺に関することで
“あることないこと”を書き立てると思うからだ。
その姿を容易に想像することが出来る。
それは彼のことを昔から知っている人達も同じではないか。
ただ、“柴田増し”で俺は嘘を書き連ねるつもりは全くない。
「反証」や「続・反証」にも書いたように、事実だけを、そして彼に対して今思うことだけを書いていきたいと思う。

たまに人から、「石元さんは工藤明男(柴田のペンネーム)さんに対して嫌悪感を抱いていますけど、
どちらかといえば工藤さんは石元さんのことを本の中では擁護していませんか?」
と言われることがあったが、俺からすればそうは思わない。
彼は自著の中で自分のことをひたすら美化し、ところどころで嘘を重ねているからだ。
確かに彼は十代の頃、同世代の中では間違いなく東京で一番有名だっただろう。
頭一つどころか、二つ三つ飛び抜けていて、同世代の不良達が彼のことを立て、また畏怖さえもしていた。
(だから同い年に心の許せる友人が一人もいなかったという事実もある)
だが、成人してからは変わった。
大人になり、自身の中のプライオリティーが変わったというのはあるのだろうが、仲間達との絆、人間関係より、
“金”や“女”といった非常に生々しいもの、人の欲求としてわかりやすいものを強く求めるようになっていった。
だから徐々に彼の周りからは彼のことを盛り立てていた人達が離れ、逆に彼はそれを埋めるかのように、
“関東連合”という看板、ブランドをビジネス上のツールとして積極的に使うようになったのだと思う。
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