カーボンヒューマン

読み かーぼんひゅーまん

【 説明 】
謎の組織「ライブラリアン」が作り上げた存在。
蓄積された特定の人物の情報に基づいて生み出される。
クローンはその人物と全く同一の存在となるが、カーボンヒューマンは記憶や遺伝子などのパーソナルデータを、別人に植え付け生み出される。
カーボンコピーのように「似て異なる複製」であることから、こう呼ばれる。
この技術は既に死亡している人物を再現(復活ではない)することができる。
ただし、その再現度はライブラリアンが所有する蓄積情報によって左右される。
よって情報が不足している人物を再現することはできない。
クローンとの大きな違いは、複製する人間の記憶や性格などまでをコピーすることができる点である。
クローンでは身体的には完璧にコピーされるが、記憶までコピーすることはできない。
対するカーボンヒューマンは、情報を植えつけられるため、死んだ人間が抱いていた感情や記憶のデータさえあれば、その再現が可能となる
(例えばロンド・ギナ・サハクのカーボンヒューマンは、自分に止めをさしたサーペントテールの劾に対して尋常ならぬ復讐心を向ける)。
また、複数人のパーソナルデータを植え込まれたカーボンヒューマンも存在している。