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プロレス命だった山本小鉄、もっと言えば新日本プロレス命である。
新日本プロレス以外のプロレス団体は、徹底的に排除しようとした。
国際プロレスが崩壊してからは、山本小鉄のターゲットとなったのは全日本プロレス。
ジャイアント馬場嫌いのアントニオ猪木でさえ、
山本小鉄によるあまりの全日本プロレス攻撃に「そう尖がるなよ」と窘めたほどだ。

日本プロレスが崩壊したとき、山本小鉄は「練習好きのレスラーが新日本プロレスに集まり、
練習嫌いが全日本プロレスを設立した」と公言してはばからなかった。
ジャイアント馬場の16文キックなど何の説得力もないと批判し、
ジャンボ鶴田は腹がダブついてまともに練習していないと断罪する。
その割りには、肥満体型の橋本真也に関しては「橋本は、ああいう体質だから構わない」と、
実に都合のいいことを言っていたが。