どうせモテないし読書でもしようぜ!35冊目
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>341
チャレンジしてみるわ
耳寄り情報ありがとう かがみの孤城
まあまあ楽しめたけど、大賞受賞作と言われると物足りない いま山本夏彦の「完本 文語文」読んでるけど
めっちゃ面白いわ
文語から口語へ変わったことで失われたリズムとか
漢文の大切さなんかが語られていて
よっしゃ中島敦読みにくくて苦手だけど
最後まで読んでやろうかという気分にさせられる
くわえて大量に本が紹介されているので
しばらく読む本には困らなさそう >>337
銀のくじゃく おすすめ
小学生のときに初めて読んだけど、アラフォーの今でも大好きで読み返してる
幻想的で綺麗でせつなくて、動物がいっぱい出てくる ちょうど昔好きだったのを思い出して「銀のくじゃく」買ってきたわ
表紙も挿絵も綺麗
「火影の人」が一番好き
なんとなく切なかったり後味良くないことも多い(だがそこがいい)安房直子作品の中にあって珍しいハッピーエンドだと思った 訂正
「火影の夢」ね
リスクは承知であのスープ飲んでみたいなあ マーヤの自分改造計画〜1950年代のマニュアルで人気者になれる?〜
アメリカの地味な女の子が1950年代に書かれた『人気者になる方法』って古い本を参考に自分を変えていくノンフィクション本
実際の話だから○○を変えてみた→褒められた!みたいな分かりやすい痛快さは薄いけど
だからこそ著者の地道な努力と勇気が伝わってくる内容だった
反応が大してなくてもor小馬鹿にされても焦らずにとりあえず続けてみるのって忍耐と勇気が育ちそう
正直もっと50年代のメイクや美容やファッションを実践する内容かと思ってたからちょっと物足りない気もしたけど
でも見た目を変えてくのは心をかえてく為の準備運動みたいなものなんだなと勉強になった
馬鹿にされるファッションだとしても何かを参考にして実行したっていう事が経験値として著者の心を強くしてったのかな
私も私服の学校でいきなり中原淳一みたいな服着てったらどうなってたかな…とか妄想した
私には無理だ… 乱歩の押絵と旅する男、鏡花の黒百合、堀田善衛の鶴のいた庭のような
舞台が富山県で、内容が日常現代ではない作品って他になにかあるかな >>352
泉鏡花 湯女の魂
小説だけで富山を知ろうとしてるの? 地球星人 村田沙耶香
気持ち悪いの宝石箱だったw(誉め言葉)さすがクレイジー沙耶香
結末が気になりすぎて一気に読んでしまった
コンビニ人間から入って他にも何作か読んだけどコンビニ人間ってだいぶマイルドだったんだな 小説で地方の方言のみで喋る作品って読んだことないけど、
カッコで意訳とかが書かれてたりするのかな? >>356
地方の方言のみって地の文も含めてってこと?それとも登場人物の台詞のみ?
ひとり語り系の書き方で地の文も方言のみの小説だと前にも出てた岩井志摩子とか崎山多美とかがそうだと思うけど意訳はないことの方が多いかも >>356
谷崎潤一郎の卍が最初から最後まで関西弁の告白小説だけど本文に意訳は全く無いよ、巻末にわかりにくい言葉だけ注解がある >>357 分かりにくくてゴメン
登場人物の台詞のみって意味だった
津軽弁とか長崎弁とか沖縄弁とか分かりづらいイメージがある
私は北陸で少し訛ってるけど、文章にしたら100%伝わるから、
他の方言はどうなん?て思ってた
>>358 注釈があるのもあるんだ ありがとう
外国物の地方訛りはどうしているんだろう
自分的にはアメリカの南部訛りは九州弁っぽくしたり、
イギリスのスコットランド訛りは東北弁がしっくりする気がする >>360
なるほど…私が読んだのだと訛り(語尾や音の変化)は注釈なしで方言(単語)は横にルビで意味が書いてあるのが多かった 黒川博行は作品の登場人物ほぼ全て関西弁で話してるな
地の文は標準語だけど
意訳とかはなかったような
この人の書く関西弁でのやり取りがコミカルで好き 他人を見下すことで自分が優位に立てると思ってるアホが私です
キモオタでも陰キャでも無職ニートでもいい
さえない自分でも叩ける相手がほしい
だって底辺を探して罵倒することしかできないクズだから 関西弁なら塩田武士もいいよ
花房観音
「どうしてあんな女に私が」読了
マウンティング女子の内面のどすグロさを
リアルに描き出しててやばい
その手の小説の中では一番じゃないかな
彼女の他の作品も心理描写すごいし
京都弁がいいスパイスになってるんだけど
ストーリーがワンパターン
逆に男性が主人公の作品を書いてみてほしいな、と思う 森見登美彦 「熱帯」
謎の小説「熱帯」をめぐって冒険が繰り広げられる話なんだけど
何度も遭難したような気になった。読解力の問題だろうか もともとの千夜一夜物語の構成を踏襲して書かれてるよね
物語の中にまた物語があったりしてただでさえ複雑なのに、独特のシュールな世界観だから余計にこんがらがる
作者の狙いにうまく?ハマってると思う 傷だらけのカミーユ
元警官がこんなけだものみたいな暴力ふるうとかフランス闇深けえと思ったけどこれで終わりなんてあんまりだよ
このあとどうなったのか訳してお願い 「忘却城」 鈴森琴
中国系の異世界を舞台にしたグロテスク・ミステリアス・ファンタジー
登場人物それぞれの野望や行動が入り乱れて面白かったけど、死者を使役する
世界なので読んでる最中脳裏にキョンシーが思い浮かんで仕方なかったw 哲学本というかノウハウ本で切れ味のいい読みやすい面白い本ないでしょうか
ざっくりですみません…
最近人生に迷っており痛快な本が読みたいのですが哲学系やノウハウ系ではあまりないでしょうか >>369ですが気づいたら
左遷社員池田リーダーになる
神様からひと言
購入してました。哲学本でもノウハウでもないですが面白そう
読むの楽しみ 「絶望名人カフカの人生論」とかオススメ
哲学書になるけど、なんか誠実なマイナス思考っていっそ爽快なんだと思ったよ 車の色はそらのいろ 文庫になったシリーズ読み終わった
童心に返って読んだけど、大人になってから刺さる話もあって癒された
出てくるお客さんも生き物も運転手の松井さんもあったかくて優しい そして可愛い
ネズミの花嫁さんを乗せる依頼で、ネズミが客なんて嫌がられるかしらって心配する母ネズミに、「お客さんはどなたでも同じですよ、喜んでお受けします」
って台詞に松井さんの人柄とプロフェッショナルが集約されてる感じでちょっとびっくりした
子供のときならきっとスルーしてた台詞だし
動物がわりときちんと料金支払ってるパターンもあったり、いろいろ発見あって面白かった 教科書にのってた「白いぼうし」のシリーズだっけ?
懐かしいな >>371-373
まとめて返信すみません
・渋沢栄一「現代語訳 論語と算盤」
・江上剛「成り上がり」
・訳:頭木弘樹「絶望名人カフカの人生論」
どれも全部読んだことないジャンルなので楽しみです
個人的にカフカの人生論合いそう 「私たちにはことばが必要だ」読了
男尊女卑ヤローどもの相手しなくてもいいよ!
でもどうしても言ってやる必要がある時はこう言おう!の例文の言葉がけっこうキツイ
しかも原著はもっとロジカルできつい物言いが多いらしい。
言葉にしないとはじまらないけど、それが優しい言葉だったら聞く耳もってもらえないということも想像つくし、結局こういう言い方になってしまうのかな >>374
車の色は空の色、いいよね!
とりわけ続編かなにかに入っていた
「雪が降ったら猫の市」っていう話が好き
はっきり書かれているわけじゃないけど
猫の死が暗示されていて
暖かさの中に寂しさがあって深い
あまんきみこさんは「きつねのお客さま」も好き
確か教科書にのってた記憶
勇気がりんりんする >>373
カフカの超ネガティブ名言、大好き!
「得意なのは倒れたままでいることです」だっけ。笑った。 パラフィン紙欲しい
老舗の古本屋とかでカバーにかけてある
軽くて薄くてカサカサしたアレ
タイトルも見えるし日焼け防止になる 十二国記の発売日発表になったね
全4巻ってすげーww
10月11月まで頑張って生きるわ! 私も頑張って夏を越さねばと思ってたww
秋まで待ちきれないなぁ
出来れば既刊を読み直しておきたいところ マジでか、頑張って生きよう
もしかしたら期待外れかもしれないけどそれでももやもやは解消されるはず
京極夏彦の今昔百鬼拾遺も3か月連続で読めるし嬉しすぎる
今日発売の「鬼」これから読む 秋に出るのかー涼しくなる頃に読めるのが嬉しいなあ楽しみにして生きよう 図書館派なんだけど今年の本屋大賞の読みたかったけど600人待ちとかだったので
過去のノミネート作品ですぐ借りれたの順番に読んでる
本屋大賞のってみんな読みやすくて面白いな
今『ツバキ文具店』読んでる 鎌倉いいなー 佐藤賢一の黒い悪魔読んだ
「三銃士」や「モンテクリスト伯」で有名なアレクサンドル・デュマ
.....のお父さんのトマ・アレクサンドルの話
カリブ海のフランスの植民地の島の白人農場主と、黒人の奴隷女のハーフが主人公
主人公の人種に由来するコンプレックスがめんどくさいけど、
黒人ハーフながらあの有名なナポレオンの直属の部下になるまで
軍内で成長するストーリーは面白い
後に上の二つのストーリーの元となるエピソードを、
年老いたトマが体験する場面もあるのが興味深い.....ただ年老いたトマが
その話しを、いつか文豪に成長する幼い息子に話して、
息子が勘違いしたり大幅に脚色した内容が後の有名な作品となるって言う解釈だけど
台頭し始めたナポレオンとの確執もあるし、
戦争シーンも迫力があったから読んで損はしないと思う >>396 ぜひ機会があったら読んでみてほしい
本作の主人公の息子と孫が主人公の、2作の続編もあるみたい 黒い悪魔の続編は「褐色の文豪」「象牙色の賢者」だね。大デュマとデュマ・フィス(椿姫の原作の人)。
佐藤賢一好きだから色々読んでるけど、小説フランス革命は特に好きだったな。ミラボーが元気な頃からロベスピエールの失脚までガッツリやる上に濃かった。
新書でもカペー朝ヴァロワ朝と順繰りに出してくれているからブルボン朝も気長〜に待ってる。 電子書籍でもなく紙の本をアマゾンでなく紀伊国屋で注文するのは私だけかな この連休は浅田次郎読んでるんだけど
ところどころ読めない漢字や意味の分からない漢字が出てきて時間かかってる
自分の語彙力のなさにがっくり >>402 私は意味のわからない言葉はスマホで調べてるけど、多いと大変だよね
海外物はでビジュアル的にイメージし辛い物や情景描写は画像検索しているけど >>403
漢字の検索はPCの方が早いかなと思った
手書き検索のアプリとかあるのかもしれないけどね
この人歴史ものとか書いてるから
歴史ものでなくても漢字の表記が硬い感じがする 調べながら読んでると今度は内容がまとまって頭に入ってこない
漢字でも雑学でも教養でも
ベースの知識量で読書の快適さが全然違うよねえ >>406
わかる、難しい単語でいちいち引っかかってたら進まないんだよね
でもわからないまま読み飛ばしてたらボキャブラリーは増えない… 一回ざっくり読んでわかんないところ調べて
理解したうえでもう一度通して読むのがベストなのかな
中学の英語の勉強を思い出すよ… 私なら逆にするかな
一回読んで読み返したいと思ったらわかんないとこ調べながらじっくり読む
読むの遅いから調べながらだと途中で飽きちゃいそうだ 個人的には勉強とか試験のためじゃなくて楽しみのためって事を念頭に置いてから読む
良くも悪くも使い捨てならぬ「読み捨て」って感じ
ある程度は調べるけど、読むスピードとか流れに支障が出るほどだったら、
文脈とか前後の文章で推測して読み続ける
で、その推測が後で調べたら合って事も多いし
これは極端な例だけど、ぶっちゃっけ本・文章の理解度が100%どころか
最悪45%とかでも楽しんだもん勝ち...と思って読んでる
もちろん最初に言った通り、ある程度は調べるし
100%作者の意図やイメージ通りに読めたらいいけどね 同じのが何度も出てくるようだと調べるかな
自分自身は連休じゃないけど世の連休ムードで何となく積ん読解消にいそしむことにした。
須賀しのぶの紺碧の果てを見よを読み終わって噛みしめてる 今更ながら初めての森鴎外で短編の歴史小説を読んでいるけどつまらなくて全くページが進まない
歴史物はそうした面が強いのは分かるけど小説というか解説書みたいなもの
舞姫、雁とかはまた違うのかな 自分はブラッドベリ読んでるけど文章が読みにくくて物語に入っていけず挫折しかけてる
いろいろ読んでみたい昔の海外の本ってあるんだけどどれも読みにくいんだよなあ・・・ >>412
鴎外は今の小説と比べると叙情的な雰囲気はあんまりないかもね
邪道かもだけど小金井喜美子の「鴎外の思い出」を読んでからヰタセクサリス読むと「あの不器用で優しいお兄ちゃんがこういうのを書いてたのか…!」的な面白さがあるよ
妹(喜美子)を喜ばせようと思って浅草に連れてくんだけど妹は緊張と遠慮で終始沈んでてそんな妹の機嫌取るためにおもちゃのミニ茶道具(今で言うシルバニアファミリーのティーセットみたいな?)を買ってくれるみたいな
そういうお兄ちゃんが真面目な顔して書いたと思うとなんかいい 最近風と共に去りぬを読んだけど面白くてあっという間に読み終わっちゃったよ
今古典の新訳が色々出てるけど地図ついてたり註に図があったり親切で読みやすくなった 鴎外が無理なら娘の茉莉はどう?
随筆ならかなり読みやすいしベスト・オブ・ドッキリチャンネルなんか今読んでもはっとさせられるほど慧眼 >>418
本当だ!放送ないかなってずっと思ってたところだったんだ
情報ありがとう! 貧乏サヴァラン好きだわ森茉莉
いい意味で食べ物への執着が読みごたえあるというか
たまごが愛おしく見えてくるw 最近、自分で考えた「エクササイズ読書」って言うのやってる
小まめに交互に運動と読書をやる
3分室内ウォーキングをした後に5分間読書やって、その後に2分間エアロビとか
時間は適当だし気分によっては運動の方が割合が多かったり、その逆だったり
天気がいい日は外でウォーキング 今更ながら十二国記完結編と京極シリーズ新作にwktkが止まらない
ついでに鹿の王アニメ化記念に新作と合わせてもう一回読み返すつもり
今年の読書の秋は充実しそうだ 大人のための「恐竜学」
恐竜についての素朴な疑問に答えていく形式の恐竜本で読みやすい
知らないことばっかりだったけど、1番驚いたのはモササウルスが恐竜じゃないことだった
今大阪で恐竜展やってるらしいから行こうかな〜子どもばっかりで浮きそう ブラッドベリってやはり初期の方が面白いと思うよ
あと長編より短編
華氏451は面白いけど
怖いのも良いしコミカルなのもあって好き
でもまあ古い人だから翻訳が読みにくいとかはあるよねきっと 読みにくい翻訳といえば真っ先に思い出すのがエンダーのゲーム
あれ以来SF物は読んでない
てか、そもそも日本でSF小説ってあまり普及してない気がする
星新一好きだけど 小説で出てくる「11歳〜14歳の白人の女の子」のイメージがうまくできない
画像検索でもするか ハリーポッター2巻あたりまでのハーマイオニーの感じじゃない? >>428 だけど、よく考えたら(あくまで自分的には)人種性別関係なく
12〜14あたりがイメージし辛い事に気付いた 11は言い過ぎかも
なんか子供から大人への転換期みたいな年代で、ある意味中途半端なんだよね
はっきりとわかる子供とか大人はイメージしやすいんだけど すごい偏見だけど歴史物でもない90年代以降の本で
あんまり聞かない言い回しをたびたび見ると
学歴コンプレックスのある作家なんじゃないかと思ってしまう
今し腰とかなんなんだよ >>434
ぐぐったけど読み方分からず
嫌いな作家ではないけど分かりやすい文章をこころがけてるみたいなこと
言ってるくせに何なんだよって思った
教養がないと言われればそれまでだけさ
>>426
なんか原語も読みにくい文章らしい >>436
そうか、今しで区切ればいいのか
でも今しの意味が分からずググってしまった
今し方は聞くけど今しって初めて知った 今し腰を上げたバルカッチャの泉〜だよ
ほかにも沖仲仕とか埠頭とか代紋とか掌とか倅とか胡同とか意味が分からず
陽光が猛くとか水面に爆ぜ返るとかルビがなきゃ読めねーよ
修行が足りんね >>439
半分以上が流石にそれはいちゃもん過ぎない?って単語や読み方な気がする 戸な引きそ戸の面は今しゆく春の哀しみ満てりこよ何か泣く
だね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています