今の若い人は知らないかもしれないが、平成の初め
の頃までは東西の馬券の発売はかなり制約あったし
馬や人の東西交流も今ほど活発ではなかった。
七夕賞のようなドがつくローカル重賞に関西馬が
出走することは皆無だったし、小倉記念とかに
関東馬が出ることもなかった。
だから、無くすことを考えるというのは論点にさえ
ならなかったというのはある。

ただ、馬券も人も馬も制限がなくなった現代には
全体としての見直しは必要だと思う。
とにかく重賞が多すぎるし、L競走が始まったわけ
だから、重賞の統廃合だけでなく格上げ格下げと
いう「聖域なき議論」はあっていいと思う。