3本の矢でオークスへ挑む手塚厩舎のウインマリリン、マルターズディオサ、インターミッションは美浦ウッドで一斉に豪華3頭併せで追い切られた。
道中はマルターズディオサが先行し、中央にウインマリリン、最後方インターミッションの順で運ぶと、直線では馬体を併せて3頭が競演。

中でもフローラSを制したウインマリリンの動きが目立った。
横山武騎手(レースは横山典騎手)が騎乗し、道中しっかり折り合いをつけると、直線も手応えは抜群。
ラストは馬なりながら真ん中からグイッと伸びて、僚馬2頭に半馬身程度の先着を果たした。

ウインマリリンについて手塚師は「騎乗した横山武騎手も今まででは1番いい感触だと言ってくれていた。
前走も(直線で強風が吹き荒れる)珍しい気候の競馬にも対応し、あらゆる場面どんな状況でも力を発揮できると思う。
始めからオークスに使いたいと思っていたし、有力馬として使えることはありがたい。
チャンスをものにできるよう自信を持って臨みたいです」と話した。