0069氏名黙秘
2020/04/01(水) 14:38:52.43ID:IIC0jcOoその結果として、日本の公式集計が、実際の感染者数よりもかなり低い数字になっている可能性がある。
しかし、この検査手法を支持する向きは、これで限られたリソースを重症患者に集中させることができ、死者数も低く抑えられていると話す。「重症でない人は病院に行くべきではない」と語るのは、政府対策本部の専門家会議メンバーの押谷仁・東北大学教授だ。
押谷によれば、特に若い人には症状がなく、感染者をすべて特定するのは不可能であり、それなら重症者に集中して、軽症の人には自宅待機を呼びかけるべきだという。
検査を求める人々で混雑した病院の待合室では、感染していない人が感染のリスクにさらされる危険性もあると、押谷は指摘する。
日本はアメリカの「実験の場」
アメリカでは、検査能力が徐々に拡大し、3月28日までに89万4000人の検査が行われた。だが同時に、政府が発するメッセージに変化がみられる。「症状が軽いなら検査は不要、家にいなさい」という感じにシフトしているのだ。
検査キットだけでなく、検体を採取する医療従事者が使うマスクやガウンなどの防護具も不足している。軽症の人の検査で防護具が使い尽くされてしまっては、医師や看護師が感染するリスクも高まり、彼らが感染すれば重症患者のケアが充分にできなくなる。
マイク・ペンス副大統領は3月初め、医師の指示があれば「すべてのアメリカ人が検査を受けられる」と述べていたが、先週ぐらいからその発言が変わってきている。