ムンクは印象派、ポスト印象派の後の世紀末美術に分類されるんだね。
「叫び」より、「接吻」や「吸血鬼」の方が印象に残った。
「接吻」の顔が重なって溶けてしまう構図は面白いね。

禅では角砂糖(自我)を湯(悟り、宇宙)の中に放り込んでしまうのが心身脱落であると説く。
しかし、悟りは求めるものではなく、悟りを求める自己を消滅させるのが心身脱落であるとも説く。
自分から悟りを求めるのは迷いで、湯の方が角砂糖に注がれるのが心身脱落か…難しいね。