システム面

仲間にできるキャラの自由度。
多彩な攻撃を持つモンスターはもちろん、町に住んでいる人まで仲間に出来てしまう。
村人たちのステータスはモンスターよりも低いものの、成長はしっかりしているし強力な魔法を覚えさせれば心強い味方となるため、自由度が損なわ
れたりはしない。
相談によるメッセージで彩りも加えられているため、より愛着が湧く。なんと状態異常時のメッセージまで用意されている。
一方で、相談メッセージの使いまわしは多く、折角「とくちょう」の項目があるのに、それを顧みないテキストが選択されることも珍しくない。
ただその仲間たちが登録される「登録所」は、たった8キャラ分しか登録できないためコレクションといった要素が出来ないのが悲しい。

「魔法」が購入し装備する形式である為、自由度が割と高い。
8つまでという制限はあるが、状態異常の回復や攻撃の為、仲間にいかに振り分けるかがポイントになる。
一度装備した魔法を「売る」事もできる為、不要になった魔法を売って、空いた枠に新たな魔法を入れる事も可能。
なお、高値で売れる魔法を持つモンスターを仲間にして魔法を売ってお金にしてそのモンスターと別れた後に、また同じモンスターを仲間にしてお金
を稼ぐという金稼ぎも可能。

どこでもセーブできる為、かろうじてゲームバランスはとれている。
時間がかかる上に、メインキャラが死ねば即ゲームオーバーの本作でこれがなかったら、今以上に地獄になっていただろう。