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ガブリアス「青い龍の碧い涙」
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0001名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 01:31:18.84ID:JVxu5VK80
初スレ立て+初ssでお見苦しいところを見せてしまうかもしれませんが、ご了承ください。
0002名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:32:36.23ID:JVxu5VK80
僕は一体誰なんだろう?そして今まで、何をしてきたのだろう?
最近このようなことばかりを持て余した時間で考え続けている。
0003名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:33:45.22ID:0RsfvjeL0
0004名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 01:34:14.71ID:JVxu5VK80
昔、使い続けることによって傷が入ったこのボールも、今では過去の栄光としてボールを内側から見ることで僕の精神を支えている。
0005名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:34:51.82ID:JVxu5VK80
だけど時々気が狂いそうになる。
0006名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:37:54.01ID:JVxu5VK80
自分は思い上がった愚か者であったのではないか、あの人は心の底では僕のことを道具としか見ていなかったのではないか、僕は周りから後ろ指を指されているのではないか、パッと出の新人達に笑われ、見下されているのではないか...
そのような考えが、食事中、移動中、就寝前にふと思い出されるのだ。
0007名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:40:02.89ID:JVxu5VK80
昔の自信と自己肯定感はどこへ掻き消されたか、そんな考えが浮かぶ度に胸が苦しくなる。強い意志を持ってそのような考えに反論することが、今の僕にはできないためだ。
0008名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:41:49.68ID:JVxu5VK80
そして、そんな僕を誰も気にとめていないように感じる。
こんなに苦しいのに、こんなに泣き出したいのに、どうして誰も手を差し伸べてくれないのか。
0009名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:43:06.75ID:JVxu5VK80
誰か助けて、誰か、誰か------------
0010名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:47:21.78ID:JVxu5VK80
「うわぁぁぁ!!」
突然の大声に驚きながらも、それが自分の悲しい叫びだと気づき、僕はまた絶望感に苛まれた。
0011名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:48:59.35ID:JVxu5VK80
初めて悪夢というものを見た。ということを理解すると、いよいよ自分がこのような精神状態にまで陥っているのかと気づき、思わず苦笑いをしてしまった。
0012名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:50:35.21ID:JVxu5VK80
今は何時だろう、と思ったが、やることもなく、やる気もなく、ずっと眠るだけの生活をしていた今の僕にとって、もう時間など問題にならなくなっていた。
0013名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:53:07.45ID:JVxu5VK80
いつからだろう、こんなに堕落した生活を始めたのは。なぜなんだろう、こんなことになってしまった理由は。そして何回目だろう、この自問自答をしているのは。
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0014名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:56:39.48ID:JVxu5VK80
僕は昔は優秀だった。それも飛び抜けて。いつでも対戦環境のトップには僕がいた。全てのポケモン、トレーナーは僕に一目置き、信頼してくれていた。
その時の僕は、胸を張って自分が一番であると自負していた。
本気で自分のことを優れていると思っていた。
0015名無しさん、君に決めた!
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2018/10/06(土) 01:59:31.06ID:JVxu5VK80
今、客観的に考えれば、この時から僕の運命は決めつけられていたのかもしれない。ニホンオオカミのように、強いものは周りから叩かれて、数と生きていく場所を減らされてしまうのだ。
そしてそれが僕だったということだ。
0016名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 02:01:17.55ID:JVxu5VK80
しかしその考えに簡単に納得できないために、僕は今、こんなにも頭を抱えている。
0017名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 02:06:08.63ID:JVxu5VK80
その一番の原因は、フェアリータイプの追加によっても俺は環境のトップであり続けたためだ!自分の立ち振る舞いをその時代に合わせて、適応させてきたためだ!
0018名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 02:09:31.42ID:JVxu5VK80
俺は最も優秀であると同時に、最も努力を積み重ねてきた。その結果が、環境に表れていたはずだった。
だからどれだけ世代が移り変わっても、その時に対応した行動をすることで自分が一番に君臨し続けることができると、僕は本気で信じていたんだよ...
0019名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 02:11:33.74ID:JVxu5VK80
だから、なんで?どうして?
今の僕の立ち位置はどこ?

誰か教えて、教えてよ...
0020名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 02:13:29.26ID:JVxu5VK80
どうか、
哀れな僕を救いだしてよ......
0021名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 02:20:28.41ID:JVxu5VK80
これにて、この小説はおしまいです。

テーマは「劣等感と自己とはなにか」です。
レート環境から取り残されていくガブリアスは、今何を思っているか考えたところ、この小説が出来上がりました。
皆様もどうか、久しぶりにガブを使ってあげてください...

私の初めてのssを読んでいただき、ありがとうございました。
0024名無しさん、君に決めた!
垢版 |
2018/10/06(土) 11:51:10.49ID:5TAGKPRr0
細切れ投稿は目が滑って読めない
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