ウルトラビースト+αの日常&非日常劇録 4FILE目
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ここはウルトラビースト達とそれを見守るカプ神達がカンヅメにされている部屋です。
荒らしor荒らしに構うの絶対禁止。
その他補足事項は>>2-10のどこかにあると思われます。
これまでの部屋の様子は過去スレかまとめwikiをご覧ください。 マッシブーン「ナマコブシ、ポケマメだぞー」
ナマコブシ「ありがとうございます!」
赤ウツロイド「なぜ今……」 カプ・コケコ「なあブルル、俺ポケセン行って島巡りの証キーホルダー買ったんだよ……」
カプ・ブルル「ああそうか」
カプ・コケコ「でもさぁ……プラスチックなんだよ」
カプ・ブルル「それがどうかしたか?」
カプ・コケコ「ここは木だろ!リアリティ求めるだろ!俺だって島巡り気分味わいたいんだよォ!」
カプ・ブルル「そうか」
カプ・コケコ「お前面倒くさくなって途中から聞いてないだろォォ!」 ごめんよ、本当にごめんよ……
色レパルダス「いきがるのもこれまでだよ、得体の知れない化け物ども!」
カプ・コケコ「む?なんなんだよ今いいとこなのに!」
デンジュモク「て、てめぇは」
カプ・テテフ「あ!あの人フェローチェが言ってたクソババアですぅ」
チョロネコ「お母さまをクソババア呼ばわりするなんてやっぱり酷い子ね、そんなんじゃ友達失うわよ」
色レパルダス「慎重に計画を進めてきたわりにこんな失態をさらす羽目になるなんて情けないわね」
チョロネコ「最初にルカリオさんたちに忠告しておけばよかったのかしら?」 バンギラス「ルカリオにハッサムよ、俺が席を外している間になんと無様な……」ビュオォオォ
デンジュモク「ぺっ!ぺっ!なんだこりゃ、あの刑務所のときみてえに前が見えねぇ」
イワンコ「そこの背の高いお兄ちゃん、口も鼻もないのに何でぺっぺってしてるの?」
ナマコブシ「イワンコさん、精密機械に砂塵は天敵なのですよ」
ウツロイド「デンジュモクのどこが精密機械なんだか……むしろ体もお頭も単純な作りしてそうだけど」
デンジュモク「う、うるせぇ!」
フェローチェ「うっ、これは砂嵐!?」
ネクロズマ「まだ幹部クラスのポケモンが残っていたとは」 >>202
これはこれで面白そうなので二つ連続で進めていってもいいかも
カミツルギ「ポケモンセンターのガチャガチャあるじゃん、あれって狙った人形出せないのかな?1000円もらったのにほしいの出なかった」
テッカグヤ「カプセルトイの宿命じゃのう」
カミツルギ「ねえレヒレ先生ってネットの通販とか前使ってたよね?あれでポケセンのガチャガチャの人形のコンプリート買える?」
カプ・レヒレ「う〜ん……ちょっと無理ね。 普通に売ってるガチャガチャなら取り扱っているお店も多いけど」
カプ・レヒレ「ポケモンセンターオリジナルガチャガチャとなるとフリマアプリを使って探すかしないとなかなか手に入らないわよ」
カミツルギ「う〜〜〜ん…… そうなんだ……」 その頃某所
ベベノム「やねよーりーたーかーいーはぎぎーしーりー。」
ツンデツンデ(アローラのハギギシリのぼり、かぐや姫さんと一緒に見たいなぁ…)
ズガドーン「柏餅ウマー。」 カミツルギ「こどもの日といえば僕!」
ウツロイド「ちまき美味しいね」
カプ・コケコ「……」ジッ
デンジュモク「……」ジッ
カプ・レヒレ「心配しないでもみんなの分あるわよ」
カプ・コケコ「!」
デンジュモク「!」
赤ウツロイド「犬の尻尾が見える……」
ネクロズマ「『待て』を解除された犬のようだな」 赤ウツロイド「く、前が見えない……!」
カプ・レヒレ「みずのはどう!……ダメだわきりがない」 バンギラス「ハガネール!ルカリオとハッサムを救出せよ!」
ばしゅっ
デンジュモク「あ・・・!ルカリオ達がバンギラスの元に!」
ハガネール「仲間は返していただきますよ・・・」 テッカグヤ「かえんほうしゃ!」ボオオオ
ハガネール「うがッ!」パッ
マッシブーン「2人共回収だ☆」
テッカグヤ「こうなったら逃げるぞよ!」 バンギラス「!待て!」
夜ガルガン「パワージェム!」ドドドド
ハガネール「くっ……」
昼ガルガン「今のうちだぁ!」 1時間後……
ウインディ「ポケモン拉致事件の重要参考人3名、ですね……」
カプ・ブルル「そうだ。厳重に閉じ込めておいてくれ」
ウインディ「はい」
ウツロイド「でも絶対来るよね……まだ色レパルダスとか手下とかいたし」
夜ガルガン「またイワンコが狙われるかもしれないと思うと不安だ」 そろそろ新規組を介入させたいと思うんだけど、どのタイミングでいれればいいと思う? やっと書き込めたああ!いろいろあって書き込めなくて本当にごめんなさい
この話もいい加減にとっとと終わらせたいので進めてくよ
色レパルダス「ふん!」シュッ
ウツロイド「ん?何か投げ……」
ズドドドド!!
カミツルギ「わ!いきなり壁が」
ネクロズマ「これは、あの刑務所を襲撃した時に使われた物と同じ物か!」
昼ガルガン「うへぇ、立体迷路かよ」 チョロネコ「えっと、あったわ。 それっ!」パッ!
テッカグヤ「はうっ! あひぃいい!!せ、背中がぁ……!」
カミツルギ「テッカグヤ姉ちゃん! 背中が燃えてるよ!!」
赤ウツロイド「大丈夫かテッカグヤ! あいつ何しやがったんだ!?」
チョロネコ「簡単なこと、物を収納する石の仕組みを応用して作った火炎瓶みたいな物よ」
ハガネール「すまぬチョロネコ」
テッカグヤ「はっ!ハガネール達を逃がしてしもうた、不覚じゃ」
チョロネコ「やっぱりあの見たことないポケモン達は強いよって最初に警告しておけばよかったわねぇ」 カミツルギ「このままじゃテッカグヤ姉ちゃんが危ない、そうだ!フェローチェ姉ちゃん冷凍ビームをテッカグヤ姉ちゃんの背中に当てて炎を消して!」
フェローチェ「そうね、れいとうビーム!」ドジュゥゥ
テッカグヤ「す、すまぬのぅ」
色レパルダス「あんたとしたことが情けないねェ、で、どうするの?最後の手を使っていいのかい?」
ルカリオ「……仕方ない、許可する。あまり目立つことはしたくなかったが今の状況ではこの手しかなさそうだ」 チョロネコ「おじさんたちこの水晶の中に入って、モンスターボールと違って一度に何人も入れるしそれにね……」
バンギラス「……そうか、分かった」
カプ・コケコ「砂嵐で前見えにくいしさっきのくそむかつく子猫どこへ行きやがった!?」
アクジキング「壁なぞ食い破っていけばどうってことないわい! しかしさっきの奴らはどこへ行ってしまったのじゃ?」
ルカリオ「全員避難はできたな。 だが…… 仕方ない、私も水晶の中にすぐ避難し次の手を考えるか」シュン! 昼ガルガン「ありゃ、砂嵐がやんだ?」
マッシブーン「やけに静かになったな」
アブソル「何かしら、とてつもなく嫌な予感がする……」
カプ・コケコ「くっそー!あいつ等どこへ逃げやがったんだ!?」
アクジキング「分からんかったが壁を食って奴らを探しておったときにこれを見つけたぞい」スッ
ウツロイド「それって、中にいろいろ仕込める宝石じゃん、変な罠が仕掛けてあるかもしれないから気を付けた方がいいよ」 ズドゴオオオン!
イワンコ「なにさっきの音!?」
ナマコブシ「マルマインさんが電気を食べすぎて自爆した音ではないでしょうか?」
ウツロイド「つまり爆発音。 悪の組織の秘密基地につきものだね」
デンジュモク「それって………… おい………」
昼ガルガン「ひえええ!自爆装置が起動したのかよおお!」 アニメのブルルさんが割と良識人系キャラで安心した。
ナマコブシ「ブルルさんのボールチェーンのマスコットが発売されるだけはありますね」
カプ・ブルル「そんなものがいつの間にか発売されていたのか。知らなかった」
ベベノム「それあたしのマスコットも売られてのよ、あたしって人気者!」ドヤッ!
ニャヒート「俺もそのキーホルダーにラインナップされてるんだぜ!」
フェローチェ「で…… なんで私を差し置いてあんたもラインナップされてるわけ?」
デンジュモク「え!? お、俺!」
ズガドーン「このデカブツ金平糖DQN、何気に近日アニポケ出演する私とむさくるしい赤い筋肉とテッカグヤさんを差し置いて商品化されてムカつきますねぇ」イライライ
デンジュモク「なんでそんな目で見やがるんだよ、俺様はなんもやってねえって!」 >>213
次章で入る
ちゃんとどうやって加入するか考えてあるから安心してネ
ネクロズマ「いかん、爆発に巻き込まれる」
カプ・ブルル「一度退避だ!」 カミツルギ「って、思った以上に早く爆発してるじゃん!」
イワンコ「うわ〜ん!普通脱出するための時間はちゃんと用意されてるはずなのになんでこんなに早いのおお!?」
ネクロズマ「慌てるな、我々がウルトラホールを開いてそこから脱出すればいい」シュワンッ
フェローチェ「……その脱出方法、緊張もくそもないわね」
アクジキング「さすががネクロズマ、で、もうちょっとホールを大きくしてはくれぬか?」ジタバタ
カプ・コケコ「なんてこった!キングの野郎がホールにつっかえてやがるじゃねえか!!」
カプ・テテフ「もぉ、キングさんデブすぎるですぅ!!デブは罪ですぅ!」
赤ウツロイド「ちょっと待て、私たちも開くからみんな別々に逃げるんだ」
ウツロイド「私も協力するわ!えっと、とりあえずさっきのドンカラスのおばさんのところに繋げよっと」 デンジュモク「あぁ!どうすりゃいいんだ、こんな所にももう爆風が迫ってきてやがる」
ネクロズマ「キングすまなかった。いったんホールを消すぞ、アクジキングはウツロイドの作ったホールを使用してここから逃げろ」
ウツロイド「私のホールは大きいぞ〜。 ちょっと前にアルキク(アルティメットキクラゲの略)たくさん食べておいてよかった」
アクジキング「すまんなネクロズマ殿、おぉ!この大きさならわしも楽々入れるぞ」
ウツロイド「太った人でも楽々使えるユニバーサルサイズのウルトラホールですよ〜」
ナマコブシ「その言い方、ちょっと失礼な風に聞こえてしまいました」
テッカグヤ「妾もそのホール使わせてもらうぞよ」 ズドオオオオン! ズゴオオオン!
ネクロズマ「早くしろ、爆風に巻き込まれるぞ!」
カミツルギ「あ、熱いよぉ…… このままじゃ焼けちゃう」
ウツロイド「カミツルギはこっちのホールを使って早く逃げて!イワンコ達ももう行ったから」
マッシブーン「本当に時間がないな、赤ウツロイド、お前の開いたホール使わせてもらうぞ」
赤ウツロイド「そんないちいちことわらなくていいから早く逃げてくれ」
ネクロズマ「フェローチェ!デンジュモク!アブソル!お前らも早く我のホールを使って逃げろ」
アブソル「わ、わかった きゃっ! ば、爆風が!」 ウツロイド「ごめんネクロズマ、もう無理、私たち一足先にホール閉じて逃げさせてもらうからね!」
赤ウツロイド「主、後でぜったいに再開しましょう。 約束ですよ」
ネクロズマ「ああ」
デンジュモク「こんな所でまだ死ねねえよぉ!」
フェローチェ「早くどこでもいいから逃げ道を開いて!」
ネクロズマ「言われなくとも、よし、逃げるぞ」
アブソル「早く!もうここもすぐ爆風に飲み込まれてしまッ !!!」 フェローチェ「後ろに気を取られ きゃぁ!!」
デンジュモク「うわぁ!!」
アブソル「爆風がワームホールの中にまで!?」
ネクロズマ「くっ、少し遅かったか」
なんとか逃げおおせたと思った矢先、強力な爆風がホールを使って逃げている最中のネクロズマ達に迫る
その場から脱出すること自体は成功したものの、少しネクロズマがホールの入り口を閉じるのが遅かったせいで爆風の衝撃と炎もホールの中に入ってしまったようだ デンジュモク「熱っっっっっっ!」
ネクロズマ「く……っレヒレでもいればよかったんだがッ、サイコキネシス!」ワワワワ
アブソル「!火を抑え込むのか」
フェローチェ「長くは保たないわよ、急いで他の策を考えないと」 ネクロズマ「出口はすぐそこだ、急ッ! ぐあっ!!」
アブソル「うっ!」
デンジュモク「あぐっ!!」
フェローチェ「あうっ!」
爆風に煽られホールの出口から放り出されるように排出される四匹、脱出こそはできたものの彼らは果たして大丈夫なのだろうか? それから数時間後……
フェローチェ「ここは……どこ? 天国……じゃないわよね?」
???「よかった、美人さんの方も目を覚ましてくれたみたいだわ」
ネクロズマ「フェローチェ、無事か!?」
フェローチェ「あなた……だ…… ! なんでまたラッキーさんが目の前に!?」
ラッキー「あ〜ら、驚かせてごめんなさい。私もともとカロスに住んでたのよ〜。あの時は近所のくじ引きでアローラ旅行を当てちゃってね〜」
ラッキー「奇遇な事もあることね」 ネクロズマ「どうやら怪我をして倒れていた我らをラッキーさんが助けてくれたようだ。感謝せねばな」
デンジュモク「……うぅ……う…… 」
デンジュモク「ううん……」スピー
フェローチェ「はよ起きろ腰抜け鉄球マン」ズガッ!
デンジュモク「うぎゃっ! はっ!! ここはどこだ!?」
ラッキー「まだ寝かせてあげればいいのに〜、せっかちね〜」
ネクロズマ「おい騒がしいぞ! で、アブソルの容態はどうなんだ?」
ラッキー「大丈夫大丈夫、ちょっと大怪我してるみたいだけどあの子もちゃんと助かるわ」
フェローチェ「……ちょっと大怪我してるって矛盾したセリフね。 ……あら?」 フェローチェ「その手の傷、どうしたのよ?」
ラッキー「え?これ? あ、気にすることはないわ!ただの私の不注意のせいよ。沸騰したやかんの湯気をうっかり手に浴びちゃってねウフフフ」
フェローチェ「…………(本当にそうかしら?)」
ネクロズマ「………………」
デンジュモク「な、なんでまたおばさんがこんな所にいやがるんだ?」
ネクロズマ「それはかくかくしかじかメブキジカでだな……」
デンジュモク「……あ、そ、そうなの……か」
デンジュモク「……また、救われちまったのか……」 ラッキー「気にしないで!とりあえずきのみあるからね、食べてちょうだい」
デンジュモク「お、おう……ありがとよ」
フェローチェ「……ありがとう」
ネクロズマ「感謝する……さて、これからどうするべきか」 デンジュモク「はっ! アブソルはどこへ行ったんだ!?」
フェローチェ「そうよアブソルは……」
ラッキー「その子なら大丈夫よ、ベッドの上で寝てるわよ」
アブソル「う…… うぅん……」
ネクロズマ「ラッキーさんが付きっきりで看病してくれていたらしい。悪いな本当に迷惑をかけてしまって」
ラッキー「まだ怪我は完全に治ってないけど大丈夫よ、少し休めばきっと良くなるわ」
フェローチェ「それなら……」
デンジュモク「よ、よかったぁ……全員無事だったのか」 ネクロズマ「さて、これから我らがやるべきことだが、まずはウツロイド達と合流する事、そして……」
ネクロズマ「逃げたルカリオやバンギラス共……そしてあのレパルダス親子をどうするかを決めることだ」
ラッキー「ルカリオ?バンギラス?」
フェローチェ「そうよね、あいつ等を放っておいて良い訳がないわ!きっとまた何か悪い事をし始めてもおかしくないし」
ネクロズマ「それにだ、我々に対して奴らが報復をしてくる危険性も十分ありうる」
デンジュモク「そ、それもそうだよな…… 確かに、野放しにしとくにはヤベぇ奴らだっていうのは俺だって分かるよ」 ネクロズマ「ウツロイド達と合流するのは安易だろうが、問題は奴らの居場所をどう突き止めるかだ」
デンジュモク「そりゃぁウツロイドに電話かけりゃ連絡は簡単にできるけどよ、でも、逃げたあいつ等をどう探せばいいんだ?」
フェローチェ「もう…… いつまでもあいつ等の相手をするのもうんざりよ!」
アブソル「……う、 あっ! こ、ここは!? み、みんな」
デンジュモク「お、おおお!!アブソル大丈夫だったか!」
フェローチェ「アブソル!あんた起きるの遅いわよ! どんだけみんな心配したと思っているのよ」
ネクロズマ「フェローチェ、アブソルが心配だったのは分かるがそう感情的になるな」
アブソル「ご、ごめんなさい!! ……すみません」 ラッキー「そんなにアブソルさんを責めないで、怒ると幸せが逃げちゃうわよ」
フェローチェ「責めてなんてないわよ!私が怒っているのはそっちじゃなくてね……」
アブソル「もうやめろ! ……いいんだ、みんな……すべて私のせいなんだ……」
アブソル「私さえみんなと関わらなければ…… 私さえいなければ……」
デンジュモク「ッそんな口きくんじゃねえ!!」
アブソル「ッ!!」
ネクロズマ「……貴様は、いささか卑屈になりすぎだ」 フェローチェ「いいから笑いなさい!せっかく映える顔してんだから……『ごめん』じゃなくて『ありがとう』、よ」
アブソル「……」
ネクロズマ「誰も貴様を責めてなんかいないんだ、そうネガティブだと幸いも逃げるぞ」
デンジュモク「そっそうだそうだ!(言いたいこと全部言われちまったァ!)」 アブソル「で、でも…… 私は……」
フェローチェ「あんたは悪人なんかじゃない、だからあんたに罪はない」
デンジュモク「悪いのはお前じゃなくってお前を悪用しようと考える奴らだろ」
アブソル「………」
ネクロズマ「我々はそろそろウツロイド達と合流する。もしこの先我々と共に行動するのが不安ならばラッキーさんに一時匿ってもらえ。それか」
ネクロズマ「落とし前をつけるために我々についていきたいのか決めてくれ」 ラッキー「ねぇ、 お願いがあるんだけどいい?」
デンジュモク「ん、なんだ?」
ラッキー「私も、そのね、あなた達についていきたいんだけど大丈夫かしら? あ、迷惑はかけないつもりよ」
フェローチェ「え!いきなりそう頼まれても…… 一般人を巻き込むのはあんまりよくないでしょうし」
デンジュモク「お、おいおばさん、どうして俺たちと一緒に行きたいだなんていきなり言い出したんだ?」
ラッキー「私もちょっと気になる事があるの。だからお願い、戦ったり危ない所には絶対に近寄らないから、ねぇ!」
フェローチェ「どうするネクロズマ?」 ネクロズマ「しかしラッキーさん、貴方まで厄介事に関わらせる事は我々も避けたい上、それに……」
ラッキー「アブソルさんも一緒に行きましょ! 私ね、思うのよ」
ラッキー「前に進まないと。 貴女はきっといつまでも自分の不幸を嘆き続けなきゃならなくなるかもしれない!そんな気がするの」
ラッキー「確信はないけど、そう思うの……」
アブソル「何を言ってるの!?そんな悪党に立ち向かったところで私の体質が改善するわけがない!それに私が行ったところで……」
ラッキー「お願い今回だけでいいの! 世界一運のいい私の事を信じて!!」
アブソル「………… (世界一、運のいい?)」
デンジュモク「おばさん、やけにすごんでるな……」 ネクロズマ「これは、我々が追い払ったところであきらめてももらえないだろうな。 仕方ない、ラッキーさんも一緒に来てくれ」
ラッキー「ありがとう黒水晶さん!」
フェローチェ「まあ、前に出会ったときこのおばさんはデンジュモクとアブソルに変なまじないかけてたから足手まといにはならないでしょうけどね」
デンジュモク「本当に俺たちについていくつもりなのかよ?」
ラッキー「当り前よ! ねえアブソルさん」
アブソル「え? あ、あぁ……」
プルルルルル…… プルルルル……
ネクロズマ「む? もしもし、ああウツロイドか。 案ずるな我々は無事だ」ボソボソ
フェローチェ「電話? ってあんた携帯の着信音黒電話にしてんのね。案外地味ね」
ネクロズマ「着信音ぐらい好きにしていいだろう。 よし、これからウツロイド達と合流するぞ」 ラッキー「よーし、頑張ってついてくわよー!」
アブソル「……」
フェローチェ「……(何か考えてる顔ね……まあでも暗い顔じゃないわね)」
デンジュモク「しっかり回復したし、次こそはあいつらぶっ転がしてやるぜぇ!」
ネクロズマ「……殺すとか言わないあたりいいやつだな貴様」 すまぬ、黒電話の着信音は、プルルルルじゃなくてジリリリリリ! だった
そして時は一日ほど遡り……
ドンカラス「ほうほうそうなのねぇ……」
ヌオー「僕はなぜかほかのみんなと違って天気の影響を受けないんだ」
ナマコブシ「それってノーてんきの特性っぽいですね」
マッシブーン「うろ覚えで悪いが、ノーてんきは本来ヌオー族は持ってはいない特性だな」
エルフーン「私は相手のリフレクターや光の壁をすり抜けられるだけじゃなくって、俺は眠らないから草笛で眠らせてみろって自信満々だったビリリダマさんに草笛を聞かせて眠らせたこともあったわ」
カプ・コケコ「その眠らねえっていうビリリダマの自信はどこから来たんだろうな? ってそれって普通じゃねえの?」
カプ・テテフ「コケコ、そのビリリダマの特性はたぶん『ぼうおん』ですよぉ。 防音機能がついてるビリリダマさんになんで草笛を聞かせられたのかよ〜く考えてみるですぅ」
赤ウツロイド「……まるで普通の『すりぬけ』だけじゃなくて『かたやぶり』のような力も持っているのか」
マッシブーン「なんだか特性が強化されているって感じだな」 ミミッキュ「なんか、ばけのかわの効果に加えて体力満タンの時だけギリギリで踏みとどまれる能力を手に入れたんですけど。」
カプ・コケコ「がんじょう効果か・・・」
ミミッキュ「おかげでタスキの心配せずぽかぼかフレンドタイム出せるようになりました。」
カプ・コケコ「チートすぎね?」 ゼブライカ「俺の場合は電気の攻撃を受けた時に体に素早さがみなぎるだけじゃなくて、強い攻撃も出せるようになるんだ。あと電気の攻撃ってオートで電気タイプのポケモンに向かって飛んでいくもんじゃなかったのか?」
マッシブーン「こいつは元ある特性の二つの能力を生まれながらにして持っているみたいだな」
赤ウツロイド「全員本来持っていない特性を持っている、または特性が強化されている、または二つの特性がミックスしてあるような前例にない特性ばっかりだな」
カプ・コケコ「普通とは違う強力な特性を生まれながらにして持ってるとかいいよなぁ……」
赤ウツロイド「お前はもともと特性が無茶苦茶優秀な部類のポケモンだろ!」
メタング「それはない!私の場合は他のメタング達と違い、なぜか威嚇されたときにいつも攻撃する手が緩んでしまう」
メタング「嫌な音や金属音を聞かされても屁でもないしくすぐられてもなんともないんだが……」
赤ウツロイド「こいつは逆に特性が弱っているタイプじゃねえか」
カプ・コケコ「やっぱり俺は普通の特性を持って生まれた事を誇りにおもーう!」
カプ・テテフ「あ〜あ、この人どの口で言ってるんでしょうねぇ」 アーケン「…………僕は」
ナマコブシ「なんでしょう?」
アーケン「ここにいるみんなと違って普通のポケモンだったんだ。家族や友達と何も変わらないポケモンだったんだけど、でも……」
アーケン「ルカリオさんやオーロットさんに体質を改善する薬をもらって怪我をしても怯えない不屈の勇気をもらったんだ」
マッシブーン「む、不屈の勇気?」
アーケン「だから僕はルカリオさんたちをあんまり責めたくないんだ。 いや、各地から特殊な力を持ったポケモンをこっそりさらっていたっていう事は事実なのは認めるけどさ」
カプ・コケコ「あれ?あいつ等良い事もやっていたのか?」
赤ウツロイド「……元の特性を捨てて別の特性へ変える実験を受けたんだな」 カイロス「で、そのはぐれたっていうネクロズマさんとは連絡ついた?」
赤ウツロイド「いや、全然。うんともすんとも」
ナマコブシ「まさに電話に電話」
カプ・コケコ「うまいナマコブシ!座布団一枚!」
カプ・テテフ「ふざけてる暇なんてないですよコケコォ、粉かけるですよ!」
カプ・コケコ「「あ、やめぇ!なんでナマコブシにはかけずに俺にだけかけようとするんだよ!?」
ドンカラス「あの二人仲がいいみたいだねぇ」 >>248
はい、ウツロイドはカミツルギ、テッカグヤ、アクジキング、犬兄弟と一緒
ズガドーン「来週ついに私がアニポケデビューですよぉ! ですが……」
デンジュモク「…・…あぁ?」
ズガドーン「なんであろうことコイツか一緒に地上波デビューしなきゃいけないんですかあああ!!」
デンジュモク「俺様だってテメェなんかと一緒にテレビに出んのなんて願い下げだァ!!」
フェローチェ「うるさいわねぇ、似た者同士仲良くしなさいよ!」
デンジュモク「え、 えぇ…… (似た……者同……士? え? 嘘だろ……)」
ズガドーン「あ、はい (………こいつと似ているだなんて冗談じゃない)」 赤ウツロイド「うーむ……主のことだ、きっと無事だろうが……どうやって連絡をとるか」
マッシブーン「何か気の利いたことを言おうかと思ったが思いつかないからマッスルポーズしとくぜ」
カプ・コケコ「とりあえず捕まってた奴らの安全は確認できたし、待機すっか」
カプ・テテフ「ええー……?」 その頃
ウツロイド「ネクロズマが電話に出ない」
昼ガルガン「まさに電話に電話!」
夜ガルガン「今はそういうこと言ってる場合じゃないだろ!」バカッ
昼ガルガン「ぎゃん!」
アクジキング「腹が減って電話食べてしまったのかのう」
カミツルギ「それはキングだけだよ」
テッカグヤ「おそらく電波が悪いのじゃろうな」 テッカグヤ「どうすべきかのう……」
ウツロイド「念を押してもう一回電話かけてみるわ」ピッポッパッポ
プルルルルルル
イワンコ「どうなの?かかった?」
カミツルギ「デンジュモク兄ちゃんたち大丈夫かなぁ?」 ???「はい、どなたですか?」
ウツロイド「うそ!? つながったわ! ……で、はいはい…… ほうほうなるほど」
夜ガルガン「あいつらは無事だったのか?」
ウツロイド「そうみたい、全員無事。でも怪我してて今治療中だってさ。 ……ふんふん、え?黒いザリガニみたいな人はしばらくすれば意識が戻りそうだって?」
ウツロイド「ほかの人はまだ分かんないけどネクロズマはそろそろ起きられるかもって」
カミツルギ「よ、良かったぁ…… で、ほかには?それに、ネクロズマの代わりに電話に出てくれた人って誰?」
ウツロイド「えっと……最初の方でラッキーだって名乗ってたけど」 ウツロイド「あ、すみませんラッキーさん、申し遅れましたけど。私はこの世の物とは思えないぐらいチャーミングなクラゲポケモンのウツロイドでーす」
夜ガルガン「……どの口で言ってんだか」
昼ガルガン「見た目はまだあれだけどやってることは可愛くねえよな〜」
テッカグヤ「これこれ、そのような事を口にしてはならぬぞ」
テッカグヤ「命が惜しくないのか」
カミツルギ「確かになんとなくだけどウツロイドは敵に回したくないなぁ……」 ウツロイド「一応明日にもう一回電話かけますので、ええ、そこにいる四人をよろしくお願いします。本当にありがとうございます。では……」プツッ
ウツロイド「生存は確認いたしました。ネクロズマ達の様態が回復し次第次の行動に移ります」
イワンコ「ウツロイドだけ隊長みたいに仕切っててズルーい!オレもなんか命令した〜い!」
夜ガルガン「こらイワンコ遊びじゃないんだぞ、だがこれからどうするんだ?」
テッカグヤ「先ほどの輩を野放しにしておくのはあまり賢明ではなさそうな気はするしのう」
アクジキング「うむぅ、その通りじゃな」 昼ガルガン「じゃあ俺たちも休んだ方がいいよな」
テッカグヤ「善は急げとは言う物の、逃げたあやつ等の手掛かりも無い故今は休んだ方がよいじゃろうのぅ」
アクジキング「……………」
夜ガルガン「それしかな…… おいグラトニーどうした?」
カミツルギ「はっ!!キングが…… 寝てる!」
イワンコ「寝てるだけかー! 紛らわしいよ」
アクジキング「すぴー」 そして場面は先ほどの >>242 のところへと戻ると
ネクロズマ「待たせたな皆の者」シュワン!
赤ウツロイド「主〜!!無事で本当によかったあぁ〜! 本当に心配したのですよ!本当に無事で……約束通り戻ってきてくれて……」
ネクロズマ「そう抱き着くな、それはともかく心配させてすまなかった」
ウツロイド「ほんとそうだよ」フワ〜
ネクロズマ「だからと我の頭に被さって寄生しようとするな」
カミツルギ「デンジュモク兄ちゃ〜ん!よかった無事だったんだね!」
カプ・コケコ「おいこらデンジュモク!俺たちがどんだけ心配したと思ってやがんだクソヤロー!」
デンジュモク「無事に戻ってきてやったっていうのにいきなりクソヤロー呼ばわりかよぉ!少しは怪我人をいたわれや!」
カプ・テテフ「フェローチェが無事に戻ってきてよかったですぅ、あ、まだ体調が優れないのでしたらテテフが粉いっぱいかけてあげるですよ〜」
フェローチェ「あ、私よりもネクロズマとデンジュモクの二人に一杯かけてあげて。あの二人が一番ダメージ受けてたみたいだし」
カプ・テテフ「わかったですぅ♪」
ネクロズマ&デンジュモク「おいやめろ!」 ラッキー「皆さん久しぶり。元気そうね」
赤ウツロイド「あなたは……!お礼を言います。ありがとう」
ラッキー「気にしないでいいのよ!」 テッカグヤ「で、どうするかのう?」
昼ガルガン「今回は相手の臭いもたどっていけないし俺たちの鼻じゃどうしようもないかも。どうしよう」
ナマコブシ「イチかバチかで相手が攻撃を仕掛けてきた所を返り討ちにして次こそ捕まえるとかどうでしょうとは思ったのですが……」
ナマコブシ「相手もたぶん私たちの居場所はすぐに探れないでしょうし、それに二回目も僕たちを口封じのために襲撃してくるのかどうか分かりませんし」
イワンコ「こうなったらオレたちをさらったあいつらを放っといてもう家に帰る?」
アクジキング「それはいかんじゃろ」
ラッキー「う〜ん………」 ラッキー「みんなで…… 探してみるのはどうかしら? きっとみんなで探せばすぐ見つかるはずよ」
赤ウツロイド「そんな楽観的な…… ヒントもないのに闇雲に探したところで徒労に終わるだろ」
ラッキー「そんなことないわよ〜!昔私が幼稚園の先生をやっていたころね、遠足の時はぐれた子がいたんだけど、みんなで探したらすぐ見つかったのよ」
マッシブーン「ラッキーさんは幼稚園児の先生だったのか。 だが逃げたルカリオ共と迷子の捜索を一緒にはできないだろう」
赤ウツロイド「マッシブーンの言う通りだ」
ラッキー「そんなことないわ、あの時もね、幼稚園のみんなにきっといいことがある“おまじない”をしてから探してみたらすぐ見つかったのよ。ほら、手をかして」
赤ウツロイド「いい事があるおまじない?なんだそれは? ……ん?」スッ
ラッキー「悪いことなんてとんでいけ、きっといいことやってくる!泣かない泣かない笑顔にな〜れ!」
フェローチェ「またあの時のおまじないね」 ピシッ!
ネクロズマ「…………(先ほど、赤ウツロイドのイリミネートクリスタルが我が前クリスタルをもらった時と同じ反応したな。もしや……)」
赤ウツロイド「ん? おばさん手怪我してるぞ」
ラッキー「いえいいのよ!気にしないで!」
ウツロイド「あ、本当だ。 あれ?この傷跡って……」
タブンネ「あら痛そう!もしよかったらその傷治してみるわ」
ドンカラス「タブンネ嬢さんあんたまだ帰ってなかったのかい、早く帰った方が身のためだよ」 タブンネ「だってこの人たち怪我してたんだもの、せっかく治せる力を持ってるのに私だけ先に帰るわけにはいかないわ」
デンジュモク「元はといえばテテフの奴が悪りいんだよ。ったく、どこが命の神様だァ」
カプ・テテフ「フンッ!悪かったですね。でもフェローチェは責めないんですのぉ?」
テッカグヤ「喧嘩はグダグダの元になるからやめるのじゃ」
ウツロイド(ラッキーさんの手の傷、前にお守りが出来上がった時間違って触っちゃった赤の傷によく似てる……)
ネクロズマ「……その様子だと、ウツロイドも彼女の正体に気づいたようだな」
ウツロイド「……うん、まだ断言はできないけどさ」 タブンネ「これでオッケー!もう怪我しないでね」
ラッキー「ありがとうね、タブンネちゃん」
ネクロズマ「そのおまじない、我にもまたかけてくれ。きっと何かの役に立つような気がするのだ」
ウツロイド「私にも私にも!というかここにいる全員にかけてあげて」
ラッキー「わ! 分かったわ〜」
アブソル「ちょっと遠慮してあげた方がいいんじゃないのか?ラッキーさんがちょっと困った顔をしているぞ」
ウツロイド「あなたが一番最初におまじないかけてもらった方がいいと思うの!」
アブソル「え! ええっと…… あ、ああ」 マッシブーン「しかし探すにしてもどこから探せばいいんだろう」
カプ・コケコ「手がかりが無いんだよなぁ……」
フェローチェ「なにか良い方法ない?」 ラッキー「犯人捜しをする警察の人達だって、初めから手掛かりを掴んでいるわけじゃないでしょ、地道に探していきましょ〜」
フェローチェ「そんな事してると数か月どころか年単位の時間が必要になるわよ!」
ネクロズマ「いいや、フェローチェ」
ネクロズマ「彼女の“力”にかけてみよう」
フェローチェ「え?」
マッシブーン「む、何の話だ?」 ネクロズマ「自分でも馬鹿げているとしか作戦だとは十分承知の上だが、つまり……」
ネクロズマ「あの刑務所でのデンジュモクと同じように『運』にかけてみようという話だ」
カプ・コケコ「…………いや、馬鹿だ馬鹿だってよく言われてる俺でもその作戦は無謀だって分かるぞ」
カプ・テテフ「ネクロズマ、なんか変なの食べたですか?それか変な光吸収しちゃったとか……」
ラッキー「私はとにかく動かないとどうしようもないと思うんだけどね〜」 ナマコブシ「僕は……こんな所であれもダメこれもダメだって迷っているより、ネクロズマさんの言うように手掛かりを探しに行かないと何も解決しないように感じます」
ウツロイド「私もネクロズマとナマコブシに賛成、というか今はそれしかできないでしょ?今やれることやらないと」
赤ウツロイド「私も……なんか俄然上手くいくような気分になってきたぞ」
マッシブーン「その根拠のない自信はどっから来るんだ? でもまあ、こいつらの言うことは一理あるな」
デンジュモク「お、俺だって、そりゃすぐに見つかるとは思えねえけど実際にやってみねえと分かんねえし」
ネクロズマ「皆で探しに行くぞ。 その前にラッキーさん、我々に運が良くなるおまじないをかけてはくれないか?」
ラッキー「いいわよ〜」 ラッキー「じゃあみんな手を出してね……悪いことなんてとんでいけ、きっといいことやってくる!泣かない泣かない笑顔になぁれ!」
デンジュモク「っし!じゃあどこ行く?」
カプ・テテフ「ここにペンがあるですぅ」
カプ・テテフ「立てたペンから手を離して、倒れた方に行く……ってのはどうですか?」
テッカグヤ「それに賭けるかの」 ラッキー「いい発想ね」
ネクロズマ「悪くない、まずはその手に賭けよう。だが全員で固まって行動してもあまり効率は良くはない」
ネクロズマ「移動手段を持つウツロイド達を我をチームに一人ずつ入れ三手に分かれ情報収集だ」
フェローチェ「あのネクロズマが、ペンが倒れた方向に敵を探しに行こうとか本気で言ってるわよ」
カプ・テテフ「私も気まぐれで言ってみただけなのに……やっぱ今日のネクロズマおかしいですぅ」
テッカグヤ「今は運にかけるぐらいしか方法がないのは痛いのぅ」 ウツロイド「おぉ、天よ、世にも珍しき赤きウツロイドよ…… なぜ私たちはまた別れなければいけないのですか?」
赤ウツロイド「分かってくれウツロイド、これも定めなのだ……!」
カプ・コケコ「茶番やってる暇なんてねえだろ、早く行くぞ」
ネクロズマ「移動手段が使えるお前らが一チームに各一人ずついた方が何かと便利だ、こうなるのも仕方がない」
ウツロイド「ま、分かってるけど」
マッシブーン「俺たちのチームの行き来はサイコロで決めたらしい」
デンジュモク「俺のチームなんてダーツ任せだぞ、第一村人発見する番組かっつーの」
アブソル「こんなバラエティ番組のような方法で果たして大丈夫なのか?」
ナマコブシ「大丈夫だ、問題ない。 で返したいですけどさすがにこれでは不安すぎます」 ウツロイド「ま、今は他にどうしようもないからね」
赤ウツロイド「進むしかあるまい」 イワンコ「おれのイメージ声優の人が二代目しんちゃんだってさ!」
アママイコ「好評みたいね」
ニャビー「こうして世代って変わってくんだな」 マッシブーン「ていうかここどこだ」
カミツルギ「そーいえば……」 カプ・レヒレ「あら、揺れたわ」
カプ・コケコ「最近よくあるよな……」
カプ・テテフ「大きい揺れが来ないか心配ですぅ」
カプ・ブルル「避難準備をしっかりな」 ごめん、最近忙しくてまた書き込めなかった。実はXYはエアプでアニメの方もチェックしてなかったから
街の名前や特徴とかもよく分かってなかったからどう進めればいいのか迷ってた部分もあったのだけど
ウツロイド「初代金銀ルビサファ辺りの町は何となく覚えてるのにXYの町の名前は覚えられないなんて老化って辛いよね……」
ナマコブシ「人間大人になると、生きるのに必要のない物はノイズとして受け流す術を身につけてしまいますから」 >>275
大丈夫だ気にするな
ウツロイド「ほんとツラいよね大人って」
赤ウツロイド「……お前、何歳?」 誰かお願い間違ってたらツッコミ入れて!
ウツロイド「えっと、私たちはクノエシティかぁ……」
カプ・テテフ「いいなぁ、クノエシティ。テテフウツロイドチームに入るですぅ」
赤ウツロイド「私らはクノエシティだな」
テッカグヤ「ふむふむ、少し地図で調べてはみたが、近くに洞窟があるようじゃな」
ネクロズマ「我々はシャラシティへ手掛かりを探しにいく」
マッシブーン「ほー、とりあえずここで油売っていても仕方ない。運を信じて行ってみるしかないか」 あ、順番としてはウツロイド→ネクロズマ→赤で行こうかと思っていますので
ナマコブシ「ではいったん解散してまた何かあったら合流しましょう」 ワープする手段を持つ三匹(ウツロイド、赤、ネクロズマ)はそれぞれ1チームに一人ずつだから別行動になる
今回は普段とはちょっと違う組み合わせで行ってみたい気もするので
マッシブーンとナマコブシのコンビじゃない組み合わせとか、ネクロズマフェローチェ金平糖の三角関係をそれぞれ違うチームに入れるとか ネクロズマ「私と一緒に行きたい者は?」
マッシブーン「俺なら、ネクロズマが苦手な悪タイプにも戦えるぜ。」
カプ・テテフ「なら、私も行くですぅ。」
カプ・コケコ「マッシブーンと一緒というのも悪くねぇ。」
ウツロイド「私と行きたい人は?」
デンジュモク「よし、ここは俺が久々に活躍するか。」
カプ・レヒレ「あなたたちは地面タイプが苦手でしょう?地面対策に私も行くわ。」
赤ウツロイド「私と行くものは?」
フェローチェ「たまにはアンタと一緒に行くのも悪くないわね。」
ナマコブシ「とりあえず、ついていきます。」
デンジュモク(代表ぉぉ…) ウツロイド「はい!」シュワン
デンジュモク「やって来ました!クノエシティ〜!」スタッ
デンジュモク「いや安いバラエティの演出かっつーの」
カプ・レヒレ「どうやって探そうかしら?」
デンジュモク「手がかりも何もねーからな」
ウツロイド「じゃあその辺の人に聞き込みしてみよ!」 住民のフラエッテ「アブソル?」
デンジュモク「ああ。見てねーか?」
住民のフラエッテ「うーん……ちょっとわかんない……」
デンジュモク「ホラな、ネクロズマの野郎が適当に言っただけの作戦じゃ」
???「アブソル?今アブソルって言ったのか?」
デンジュモク「!?」
カプ・レヒレ「ちょっとお話聞かせてもらってもいいかしら?」
住民のライボルト「ああ。もしかしてそのアブソル、異様に運の悪い女のアブソルだったり……」
ウツロイド「当たり!お兄さん何者?」
ライボルト「俺は、そいつの昔の友人なんだ」 デンジュモク「マジかよ!友人ってどういう?」
ライボルト「あいつが別の地方に旅立って音信不通になる前だ。まあ原因は俺だからな」
ウツロイド「何があったの?」
ライボルト「事故だよ、事故。運悪く大きい木が寿命で倒れてきてな……しばらく入院してたんだ。傷跡も残ってる」
カプ・レヒレ「まあ……」
ライボルト「恨んでもないし、気にしてない。だけどあいつは責任を感じたみたいだな」 ウツロイド「なるほどね……しっかし直接の手がかりじゃあないけど、まさかホントにアブソル関連のものを見つけるなんて……」
カプ・レヒレ「ネクロズマは一体どんな手を使ったのかしら?」
デンジュモク「むーん」 (アサメにしとくよ)
アサメタウン
赤ウツロイド「ここがアサメタウンか」
フェローチェ「まあまあ綺麗なとこね」
ナマコブシ「ここで何か手がかりが見つかればいいのですが……」
赤ウツロイド「とりあえず、その辺の住民を洗脳して……」
フェローチェ「ちょっと待ちなさいよ」
赤ウツロイド「ん?」
ナマコブシ「過激すぎますよ赤ウツロイドさん」 赤ウツロイド「そういうものか……」
フェローチェ「そうよ……だからここは私のフェロモンで」
ナマコブシ「なんて人たちが組んでしまったんだ……」 フェローチェ「……って、この壁に貼ってある紙……」
ナマコブシ「あ!色レパルダスの手配書です」
赤ウツロイド「どれどれ……」 ナマコブシ「え!この辺で目撃情報があるみたいですよ!」
赤ウツロイド「しかもかなり最近……潜伏している可能性もあるな」 赤ウツロイド「主の言うとおりだったな」
フェローチェ「まあこの手配書をもとに探してみましょ」
ナマコブシ「できるだけ戦闘は避けていきましょう!相手の数がわかりませんし」 ごめん、今まで忙しくてなかなかここを覗けなかった。これからはまたいつも通り書き込めそうだからこの場を借りてごめんなさい
フェローチェ「私たちが知らないうちに別のポケモンを雇ってけしかけてくるようなことして来たら嫌よね」
ウツロイド「その危険も十分ありうるけど、第三者の協力を求めればその分足がつく原因にもなるだろうからどうなのかしらねぇ……」
ラッキー「そんな事より良い事が起こるのを信じて進んでいきましょうよ」
アブソル「そうね……」
地元のマフォクシー「おや、貴女は…… ラッキー先生?」
ラッキー「あら?フォッコちゃん元気してた〜?あれから彼氏のことどうなったの?」
マフォクシー「やめてくださいその話は//// でもなんだかんだでトントン拍子ですけど///」
ナマコブシ「知り合いですか?」
ウツロイド「世間って意外と狭い物なのね」 フェローチェ「先生って、あなた昔教師でもやってたの?」
ラッキー「教師じゃなくて保育士よ〜! フォッコちゃんだけじゃなくって色んな子たちと一緒に過ごしたわ」
マフォクシー「先生、もうフォッコちゃんじゃなくってマフォクシーって呼んでほしいです」
ラッキー「みんな幸せそうで何よりね〜!」
マフォクシー「あ…… みんな、幸せ……ですか……」
ラッキー「あ……」
アブソル「どうかしたのか?」 カミツルギ「このハゲーーーーーッ!!」
ウツロイド「カミツルギ!?何でここにいるのよ!てか誰がハゲよこのクソガキ!」
カミツルギ「うわぁーん!ウツロイドがいじめる〜」
アクジキング「何ぃ!子供をいじめるとは許せんぞい
ワシのウンコを食らいやがれ!ブリブリブリ」
ウツロイド「うごあーーーー!!」
ウツロイドはクソにまみれて氏んだ マフォクシー「少し前、私と一緒の幼稚園や学校に通っていた幼馴染のサーナイトがね、不祥事を起こして逮捕されたのよ」
マフォクシー「彼女歌手としてすごく成功したと思っていたのに……」
ラッキー「……………」
ウツロイド「なんか雰囲気が重くなっちゃったわね」
フェローチェ「そりゃ教え子すべてが無難で幸せな人生送るとは限らないじゃない、ラッキーさんたちが悪い訳じゃないでしょ?」
ナマコブシ「そうですよ!誰も悪くなんてありませんよ」 ラッキー「あの子、周りの人にとっても影響されやすい子だったからねぇ……。 たまに私たちの所に来て歌を歌ってくれたこともあったわねぇ」
マフォクシー「ラッキー先生たちと一緒だとなんだか実力以上に頑張れる気がするって笑顔で言ってましたね」
ウツロイド「へ〜、ラッキーさんって先生やってたんだ…… だからあんなに子供の扱いが上手かったの (いろんな意味で)」
アブソル「………(実力以上に頑張れる……か)」 〜でもって今度はネクロズマ達のいる場所へ〜
マッシブーン「おぉ!あれがマスタータワーか」
カミツルギ「うわぁ…… 海の上に建物が建ってる……」
アクジキング「あれぐらいなら三日あれば食べきれそうじゃな」
ネクロズマ「貴重な建築物を食うんじゃない」
カミツルギ「あそこに入って調べてみよう」
マッシブーン「よしそうしよう!」
ネクロズマ「……観光に来たわけではないだろう、とは言っても手掛かりもないし仕方がないか」 アクジキング「中に入ったはいいが特に観光客以外見当たらぬのぅ」
マッシブーン「メガルカリオの像か、俺たちが追っているのもルカリオだったな」
カプ・コケコ「おい、こっち来てみろよ!図書室があるぜ! 調べて来てくれよ」
カミツルギ「あ〜、もしかしてコケコ兄ちゃんって本がいっぱいある空間苦手?」
カプ・コケコ「俺は図書館が嫌いなんじゃなくって本を見ながら何か調べるのと騒いじゃいけねえ決まりが嫌いなだけだ!」
カミツルギ「嫌いなんじゃん、とりあえず入ってみようよ」ガチャ……
黒いズガドーン「……ベベノムちゃんは技を覚えて進化するポケモンだから……そうねぇ……」
ベベノム「ひゃぁ!むっさい奴らが入ってきた!」
ツンデツンデ「あ……」
ズガドーン「む!?」 カプ・コケコ「うおおおお!またお前らかああ!」
ズガドーン「うるさい騒ぐな脳筋南国野郎!観光客たちに迷惑がかかるだろ!こういう場所では静かにしろ!」
ベベノム「うみゅ、これがうるさいっていう人が一番うるさいの法則なのね」
マッシブーン「フンッ!!」ビシッ
ツンデツンデ「………何がしたいのですか?」
マッシブーン「また出会うとは奇遇だなと筋肉で伝えたつもりだったのだが、分からなかったか。すまない」
ツンデツンデ「そうでしたか」
ネクロズマ「……またお前らか」
黒いズガドーン「私のこの“色”を見ても思い出せないだなんて、ちょっとショックだわ。 でもとりあえず」 黒いズガドーン「これ、あげるわ。 もう必要な分は確保したし私たちにはこれ以上必要ないみたい」ポイッ!
ネクロズマ「! ……メガストーン、か?」パシッ
黒いズガドーン「どうせいらないし、きっと役に立つんじゃないの?」
アクジキング「飴玉?」
カミツルギ「違うよこれたぶん進化の石の仲間だと思うよ」
カプ・テテフ「なんだかすごい力を感じるですよ、でもなんか欠けているような……」 >>291
大丈夫だ!また来てくれて安心したよ
マッシブーン「フンッ!」ビシィ
ズガドーン「誰かあのむさい筋肉野郎をどっかにやってください……」
ツンデツンデ「だからって俺の中に隠れるのはやめましょうねズガドーンさん」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています