https://japanese.engadget.com/i-phone-bug-break-wifi-network-095555154.html
特定のSSID(「%p%s%s%s%s%n」)のWi-Fiネットワークに参加すると、
その時点からiPhoneのすべてのWi-Fi機能が無効になることを実証した動画を公開しています。
そればかりか再起動しようが、SSIDを変更しようが症状は直らないとのことです。

ただし、全てのネットワーク設定をリセットして復旧はできると確認されています。
すなわち「設定」アプリの「一般」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」により工場出荷時状態に戻せば、
再びWi-Fi接続機能が回復するとのことです。とはいえ、Wi-Fi設定ばかりかモバイル通信ネットワークや
VPN設定も削除されることになり、ゼロからやり直すのは楽ではなさそうです。

なぜ、こうした不具合が起きるのか。記事執筆時点では明らかではありませんが、
大手コンピュータヘルプサイトBleepingComputerはiOSがSSID名にある「%」記号がついた文字列を
テキストではなく変数名またはコマンドとして解釈しているからではないかと推測しています。
以前も、こうした特殊な文字列を受信するとiPhoneやiPad、Macなどがクラッシュするバグが発生した事例がありました。