兵庫県教育委員会は30日、職員室や保健室に同僚が保管していたクラブ活動の部費などを盗んだとして、県立高の臨時講師(30)を懲戒免職にした。被害は平成28年11月から昨年12月までに同僚計10人から約108万円。パチンコや奨学金の返済などで自分の預金残高が数百円になり「途方に暮れた」と話しているという。

 県教委によると、臨時講師は1カ月で多いとパチンコに約10万円、友人との交際に約10万円を費やし、28年11月には、顧問だった剣道部の遠征への同行費用が用意できなくなったという。

 今年1月、被害者の1人が気付き発覚。家族が全額返済し、刑事告訴はしない。

配信2018.1.30 18:18
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180130/wst1801300084-n1.html