フィーバーロボは面倒というより、コレジャナイ!だったのが悪かったのだ。

当時のイベントは店舗対抗で、筐体単位でイベント曲を解禁していくシステム。
当然、個人でやるよりも圧倒的に必要なノルマもクレジット数も多く(フィーバークリア500回等)かつ、各ノルマも1週間というタイムリミットがあった。
週のノルマが終わるとフィーバーロボ建設が始まり、1クレ辺り完成率が小数点以下ペースでちょっとだけ進んでいく。
廃人たちはノルマのために同じ曲を朝も夜も回し続け、ノルマが終わるとフィーバーロボ建設を続けた。
ロボが完成すると何が起きるのか?最大難易度を誇るHELLコースが解禁されるのか?

延々と回し続けて1週間とちょっとが過ぎたあたりで、最初の店舗がようやくロボを完成させる。
膨大な金と時間を費やして出てきたものはズバリそのもの「フィーバーロボ」。
最速で進めていた店舗は心が折れたのか、次回のノルマが始まっても明らかに解禁スピードが鈍っていったという。

なお、イベント後半でロボを完成させないとHELLコース(=ボス曲のEX譜面)が解禁されないと判明。
ノルマをギリギリで突破していた店舗はロボ完成→スコア1億点の2重のノルマを達成できず、ちょっとづつ進むロボの建設を眺めるだけとなることも多かった。
この時の「待ってダーリン!まだフィーバーロボができてないわ!」はちょっとしたネタとして扱われた。