カフカス地方出身のイスラム教徒の兵士らがウクライナ侵攻を「自分たちの戦争ではない」と批判すると、上官は「聖戦だ」と主張。
これを聞いたタジク人らは「イスラム教徒が異教徒と戦うのが聖戦だ」と反論した。上官は「それならアラー(神)は弱虫だ」と侮辱し、演習場は騒然となった。
直後の射撃訓練時、志願兵のタジク人3人は自動小銃を準備し、まず上官を射殺。「イスラム教徒は離れるように」と告げてから、集まっていた兵士らに向けて発砲した。容疑者3人のうち2人はその場で射殺され、1人は逃走した。
報じられた証言では、容疑者のタジク人らは信仰心があつく、必要な時間に礼拝を認められずに不満を募らせていたという。