日本とは違い、米国では医学部志願者が激増している
医療従事者の奮闘についてのマスコミの取り上げ方の違いも大きいようだ

『コロナ禍の米国で医学部の志願者急増』
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe0e6e8a64265ddbdbf858063621c37e5c0798c7
「米国で医学部が異例の人気ぶりとなっている。全米医科大学協会(AAMC)に
よると、今年の志願者数は前年比18%増と10年ぶりの大きな伸びを記録した。
新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、最前線で患者の治療に尽力する医療従事者
や、米国の対策を主導するアンソニー・ファウチ博士ら公衆衛生専門家の活動に
刺激された動きとみられている。
AAMCのシニアディレクター、ジェフリー・ヤングは米公共ラジオ(NPR)の番組
で、米国で医学部に対するこれほどの関心の高まりは「前例がない」と語った。
スタンフォード大学医学部は定員90人に対して、前年比50%増の1万1000人が
出願。ボストン大学医学部は定員110人に対して、同27%増の1万2024人の願書
を受け付けた。
ボストン大医学部の入学事務局長は、志願者の増加について「アンソニー・ファウチ
を見て、また地域社会の医師たちを見て、人々がすごいと褒めそやしている状況と
大きく関係しているのではないか」と話す。
NPRによると、大学の入学担当者らの間では、今年の志願者増は「ファウチ効果」と
呼ばれている。国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が、新型コロナウイルス
感染症のパンデミック(世界的な大流行)の指導を通じて若い世代を奮起させた、
との見立てだ。」