地学

第5問

問1
古生代の終わり〜中生代のはじめごろ、超大陸パンゲアを超海洋パンタラサがあり、パンタラサ
のうち大陸に囲まれた巨大な湾のような部分がテチス海。
パンゲアが割れた大西洋ができたので、まずイとウは正解でない。パンゲアが分裂し大陸移動が
始まると、インドはテチス海を南から北へ縦断してアジアに衝突した。このとき挟まれた部分に
テチス海の堆積物がみられる。
→[1]の正解は4

問2
1・澄江動物群はバージェス動物群と同時期、つまり古生代のごく初期の生物たち。
2・日本列島が大陸から離れたのは1500万年前ごろ以後。
3・縞状鉄鉱層はシアノバクテリアが光合成を始めたごろで、20億年以上前。
4・哺乳類の登場は中生代のはじめごろ。
→[2]の正解は4


問3
「火成岩の分類と鉱物組成」の図を思い出すべし。
黒っぽい岩石は鉄・マグネシウムが多く二酸化ケイ素が少ない。長石については、黒っぽい岩石
に含まれるものはカルシウムが多く、白っぽい岩石に含まれるものはナトリウムが多い。また、
カリウムを多く含む「カリ長石(正長石)」も白っぽい岩石に含まれる。
→[3]の正解は3