さまざまな報道がなされていますが、留意したいのは、「大学入試英語成績提供システム」の導入が延期されたのであり、大学入試における英語外部検定試験の利用がなくなるわけではないということです

 「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能をバランスよく育成することは、現行の学習指導要領で示されていることです。

また、大学入試においても英語外部検定試験を利用する大学は、2016年→2019年では推薦・AO入試で271大学→352大学、一般入試でも50大学→187大学と大きく増えています(旺文社調べ)。この状況は2020年以降も続くとみられます。
 皆さんが英語の授業で4技能を学んできたことや、各種検定試験で目標の級やスコアを取得するために努力してきたことは無駄ではありません。これからも同様です。