・【重要問題集】:基本から応用までカバーする定番の書。中途半端という意見もあるが、時間がなければこれ一冊で済ますのも手。
 問題数は名問の森よりも多く、難易度は基本的な問題から名問の森よりも若干難しい問題まで含まれている。

・【体系物理】: 物理法則や公式を導く原理導出問題が多い。教科書に載っている公式を本書は設問形式で解くというスタイルである。類書はあまりない。
ただ、解説は不親切なので、物理教室などの講義系参考書を併用したほうがいいという意見もある。ちなみに、本書の旧版は「新体系物理」、さらにその旧版は「新々体系物理」という書名であった。

・【基礎問題精講】:文句なしの地方国立2次レベル。
よくぞここまでと思えるほど、基礎的な良問を揃えている。網羅性はかなり高く、 難関大の問題を解くための基礎体力も十分付けられる。解説も詳しくセンターレベルを終えたら無理なく入れる。
旺文社 物理(物理基礎・物理)基礎問題精講 三訂版 2013
物理I・II基礎問題精講 2004
物理IB・II基礎問題精講 1998
以上3冊をパターン別にかぶらないようにやるとほとんどの大学に対応でき合格できる。

・【物理標準問題精講】:物理で難問を出す有名私立や旧帝を視野に据えた問題集。
レベル的には名問の森を越え、難系に完全に匹敵する。基礎問題精講からステップアップが想定なので、 基本的な解説は無い。よって、基礎問題精講や重要問題集レベル終了後にすべき問題集。
ただ、基礎問題精講の後に標準問題精講へスムーズに接続可能かどうかの真偽は不明!
問題は東大、京大、東工大の本番入試問など中心。