■相次ぐ不祥事 高経大「かん口令」 窓口一本化漏洩者は処罰も

不祥事が相次いだ高崎市立高崎経済大学が木暮至学長名で、教職員に対し、
今後、教授会などでの内部情報が漏洩(ろうえい)した場合には調査委員会を
設置、漏洩者に対し処罰も辞さないなどとする文書を配布していたことが4日、
わかった。学内からは、「問題を起こした人が悪いのであって、もともと問題
がなければ不利益な情報もないはず」などと困惑の声が上がっている。

同大では今年に入り、女子学生の自殺問題や、木暮学長のゼミ回数不足など
の問題が新聞報道などで表面化、5月には、木暮学長が混乱の責任を取って辞
意を表明した。

文書は、6月28日付で出された。「内部情報がマスコミ等に漏らさ
れ、大学や特定の人が大きな不利益をこうむるスキャンダラスなことが
続いています」としたうえで、防止のため、今後は外部への情報窓口は
当面、学生部長に一本化するとし、漏洩が起きた時は処罰することも示
唆している。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm