『流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである』(りゅ
うけつのまじゅつ さいきょうのえんぎ すべてのプロレスはショーである)
1972年から1998年にかけて新日本プロレスでレフェリーを務めたミスター高
橋が、プロレスは真剣勝負ではなく「最初から勝負が決まっているショーである」と宣言した書である
。本書出版の目的について高橋は、日本のプロレスは「格闘技を装って嘘を貫き通す」ことが無理な状態に陥っ
ており、将来のプロレス界の発展のために「プロレスは立派なエンターテインメントなのだと胸を張って情報公開」することを提言することにあると述べている