院卒無職学遊記
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
院卒で無職確定の男が食い扶持を得るまでの過程を描く物語。 3月で大学院を卒業する無職予備軍です。
この一年、彼は少し無能でした。
国家総合職に就職活動の10割を費やすものの有効な対策が取れず無い内定(無い内定:公務員試験界隈のスラング。内定が無いこと。)。
7月半ばに無い内定が確定したものの、半分鬱になり、夏は何もしませんでした。
博士課程の準備もせず、論文執筆を加速させるわけでもなく。
何とか論文は完成させたものの、論文発表は惨憺たるものでした。
論文のやってる内容は同期の中では一番高度だったのですが、発表の仕方が下手だった。というか発表の練習が不完全でした。
修論なんて所詮、中身でなくどれだけ分かりやすく学習した内容を伝えられるかぐらいの価値しかないモノなのですが身の程を弁えなかった。
博士課程もなんとか出願できたコースはあったのですが落ちました。
博士に行くこと自体、地獄なのに。そもそも博士ならアイビーリーグくらいの院に行かなきゃ不利なのに日本の院にすら門前払いです。 そもそも彼は博士に行かなくて幸運だったかもしれないし、出願する必要も無かったのです。いや、出願する資格がなかった。
研究者として門をくぐる度胸もなく、かといって立ち去ることもできず、門の下でうろうろしていたのです。
驚くことに彼は密かに医学部を受験していたのです。修論をかきながら!! とある地方の旧帝国大学医学部です。
しかし、悲惨なことに手ごたえとして受かる自信が全くないのです。
合格確率は0%とは言いません。しかし、修論発表に傷をつけてまでして得た期待値ではないのです。
非合理的で破綻した計画でした。もうじき25歳になるというのに、意味不明なことをしています。 3月10日に合格発表がありますが、今はニートみたいに生きています。
私はエリートでした。東京大学を現役で合格したときは万能感すら感じました。 修士までストレートでも24歳だよね?そこから医学部6年→研修医2年
まともに医者らしい暮らしがスタートするのは32歳からであるよな
結構激務だし、勤務医の待遇はどんどん落ちてるし、開業は競争が激しい
もろもろ見通しはあるのかい? 将来どうするのだと親に言われています。
願望を実現できるのなら、今は、研究医になりたいです。
本来は霞が関で働きたいのですが、それが難しい今、研究医になりたいと思っています。 え、研究医って、大学病院残る気なの?それはさすがに無謀すぎないか なぜ研究医になりたいのに今の研究者(文系)になる度胸がないのか?
ここだから本音を言いましょう。
生活が成り立つイメージが湧かないからです。
私的で俗な理由に思えますが、生活が難しい業界というのは社会からも評価されていないからではないかと最近思うのです。
私がしたい研究とは貴族的な暇つぶしでなく、実務的な社会に貢献できるものなのです。
霞が関で働く官僚に準ずるような、そんな存在になりたい。
社会に貢献できるなら、社会から評価されるはずだと思うのです。むしろこの二つは同義ではないでしょうか? 年収500万でいい。とりあえず慎ましい家庭が維持できる賃金なら良いのです。
それを安定して貰いたい。今の延長線上の研究者人生では、それが不確定なのです。 勉強は苦ではありませんでした。
専門的な英文のテキスト・論文は楽しく読めるタイプです。
自分の長所が生かせて、そして安定した生活が保障され、社会の役に立つ研究ができるなら、多分その職業は研究医だと思うのです。 わからんのは、修士論文程度でモチベが上がらないタイプが
医学とはいえ研究でやっていけるの?ってところだけどな
お勉強は出来ても研究は出来ないタイプの臭いがするから
求めている生活が欲しいなら勤務医でいいじゃんと思うし まず、今後の予定として合格発表の3月10日までは祈りながら、大学院の後始末をします。
研究室に対し音信不通状態で修了しても良いですが、後始末はします。
また、手元にTOFLEの参考書があるので暇つぶしに終わらせます。
このスレは日々の活動記録として使います。 あと、ヤバイナーと思うのは
論文の内容は高度だったけど発表が下手だっただけ
みたいな自己認識かなあ
断言してもいいけど、それ論文も書けてないよまともに 大学卒業後、医学部に入りなおす人は珍しくありません。私の周りにも4人います。もう
みんな卒業していて、2人は勤務医、2人は開業医として働いています。
1の行動で疑問に思うのは、なぜ医学部の学士編入制度を利用しなかったのかという点
です。難易度は高いのでしょうが、この制度を使えば、複数校受験することができるの
で合格の確率は格段に上がると思うのです。
多くの国立大学で実施しており、旧帝の阪大や名古屋の医学部も実施していると思いま
す。2年次、3年次へ編入となるので卒業までの時間短縮にもなります。研究医になれ
るか否かは、入ってからの問題だと思います。
受験されている旧帝医学部の合格を祈りますが、万が一合格できなかったとしても、1
の人生が詰んでいる訳ではありません。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています