0001名無しなのに合格
2017/12/12(火) 19:48:25.10ID:rFCV4UK9(偏差値よりもイメージのくくりが優先されていた)。
ミッション系でおしゃれなイメージの「青山、立教」は、上智と一緒に頭文字をとって“JAR”という“くくり”が使われた。
一方、「中央、法政、明治」の3大学には特別な“くくり”は生まれなかった。頭の2〜3文字ずつをとって“HOCHIMINホーチミン”にしようというアイデアが螢雪時代編集部内で出たらしい。
ただこれは採用されなかったという。
そして私は、ついに“MARCH”が初めて登場した瞬間を発見した。
あくまで川上調べではということではあるが、それが写真の『私大合格』1990(平成2)年8月号だ。
ただこの時のくくりは、あくまで“JARWaK MarCH”。青山、立教は “JARWaK”の方にくくられていて、“MarCH”に含まれているのは、明治、中央、法政の3校のみだ。
今の“くくり”とは違う。AとRは重複している。何より長い。
おそらく上記のような理由から、“JAR”が解体し、AとRが、aとrに取って代わったのではないだろうか?
そして“MARCH”という“くくり”が一般誌の「見出し」に登場するのは、(現時点でわかっている範囲では)、『週刊朝日』2004年4月30日号の「早慶 MARCH 関関同立 グループ別ランキング 伸びている私立高校」が初めてだ。
翌2005年からは、『週刊朝日』に追随する形で、『読売ウィークリー(2005年3月27日号)』『サンデー毎日(2005年5月1日号)』などでも“MARCH”という“くくり”を使い始めるようになる。
この1990-2004年の間のどこかで現在の“MARCH”という“くくり”が確立されたと推測できる。
確かに近い言葉は定説通り『螢雪時代』などから生まれているとしても、現在の“MARCH”という“くくり”を最終的に定着させ広めていったのは、他のメディアや予備校などであった可能性も否定できない。
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