2017-11-17 テレビ取材への苦言(NHK・クローズアップ現代+)

 本日、NHKの「クローズアップ現代+」から以下のような取材依頼のメールが大学の
事務経由で転送されて来ました。武士の情けでディレクターの名前は伏せておきますけど、
いい加減にしてね、という。

ーーー以下、転載。

 首都大学 都市教養学部
 教授 谷口功一様


 初めまして、私はNHKの「クローズアップ現代+」という番組ディレクターをしている
Xと申します。
 まだ企画の段階ですが、いま“場末のスナック”について取材を進めています。というのも、
昨今の新進気鋭の実業家やクリエイター達は、ビジネスのヒントととして、お酒やおつまみが
あまり美味しくないにも関わらず足を運んでしまう場末のスナックの魅力に迫ろうという動きが
チラホラと散見されます。中には、酔い潰れてしまうママさんの代わりに常連客が新規客の
対応をするケースは、ある意味サービス過剰主義の現場ではあり得ない、客と店側のインタラク
ティブな関係性を見いだす人も現れています。
 そんな、ビジネスの根底を覆す力を持つスナックの魅力を、ビジネスや文化的視線で取り
上げる事が出来ないかと思い、研究グループを立ち上げていらっしゃる谷口様に智恵をお借り
したくご連絡した次第です。
 例えばですが、来週の頭などご挨拶も兼ねて、谷口様のもとにお伺いさせて頂くことは出来ます
でしょうか?
 時間は谷口様のお手すきな時間で構いません。忙しい中、急な問い合わせになり失礼致しますが、
何卒よろしくお願い致します。

−−−以上、転載。

 まずさあ、あのね、ウチの大学の名前は「首都大学東京」なの。馴染みがなくて申し訳ないんだ
けど、依頼する相手の所属先名称を初手から間違えるとかスゴイよね。(略)
http://snacken.hatenablog.com/entry/2017/11/17/230218