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【国際 (米中関係)】
=《日本国民の覚悟も問われている》

●「《米中外相会談》 バイデン政権で初の直接協議 《激しい応酬に》」 (「日本経済新聞:2021年3月19日(金) 7:14」)

<出典> https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN190210Z10C21A3000000/

「ブリンケン米国務長官は(3月)18日、中国の外交担当トップ、楊潔&#31722;(ヤン・ジエチー)共産党政治局員とアラスカ州で会談した。
 『米中の外交トップが対面式で会うのはバイデン政権では初めて』。
 安全保障や経済、人権問題などを巡って冒頭から激しい応酬となった。」

「米中高官協議は現地時間3月18日午後(日本時間3月19日午前)に始まり、19日まで2日間の予定だ。
 米国はサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、中国からは王毅(ワン・イー)国務委員兼外相が同席した。」

「双方は冒頭から激論を交わし、「新冷戦」と称されるほどに悪化している米中関係が改めて鮮明になった。
 ブリンケン氏は『2分あまりの冒頭発言』で「『新疆ウイグルや香港、台湾、米国へのサイバー攻撃や同盟国への経済的威圧について深い懸念を議論する』。これらの行動はルールに基づく秩序を脅かしている」と厳しく非難した。」

「楊氏は「内政干渉には断固として反対する」と『20分近くにわたって反論した』。
 「米国は軍事力と金融覇権を用い、他国を抑圧している」と主張し、黒人問題を取り上げて「米国こそ人権でより良い対応を取るよう希望する」などと指弾した。」
 
「双方はこの後も応酬し、報道陣を前にした冒頭のやりとりは『異例の1時間にも及んだ』という。」


「中国は今回の協議を「ハイレベル戦略対話」と称して定期開催を求めている。しかし、米国は「現時点では一連の会談の一部ではない」(サキ氏)として『中国側の見方を否定している』。
 米国は協議の終了後にブリンケン氏らが内容を記者団に説明する。
 現時点では共同文書を発表する予定はない。」