君たちは、全日警在職中決して顧客から
感謝されたり歓迎されること無く全日警を終わるかもしれない。

ご苦労なことだと思う。

しかし、警備員が顧客から歓迎され、ちやほやされること事態とは

賊から侵入されて警備先の存亡のときか、火災避難誘導のときか、顧客が困窮し
警備先が混乱に直面しているときだけなのだ。

言葉をかえれば、君たちが
『日陰者』
であるときの方が顧客や警備先は幸せなのだ。

耐えて貰いたい。

1965年8月 全日警
開業入社式 片岡 由文 代表取締役社長
訓示