宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」が今年公開へ
・ 2020-01-09 ・ ソース:人民網
スタジオジブリはこのほど、
創始者の巨匠・宮崎駿監督が描いた2020年の年賀イラストを公開したほか、
二本の新作映画の製作に取り組んでいることも明らかにした。
一つは長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」で、
宮崎監督にとって「風立ちぬ」以来7年ぶりの長編新作となる。
また、2013年に宮崎監督が「引退」を宣言して以降、初の新作となる。文匯報が報じた。
宮崎監督の「引退撤回」は、ファンにとって実は「もう慣れっこ」のニュースとなっている。
1986年に「天空の城ラピュタ」が公開された後、
宮崎監督は「劇場用長編アニメーションはもう作らない」と引退宣言したものの、すぐに撤回。
これまでに、引退と撤回を合わせて7回繰り返してきた。
直近では、7年前の「風立ちぬ」の公式記者会見で、
「僕の長編アニメの時代は終わった」と、長編映画製作から引退することを宣言した。
しかし、引退を再び撤回し、新作を製作中であることが明らかになると、
宮崎監督のファンらは大喜びし、
「引退撤回後は神作がリリースされる」というパターンにも大きな期待がかかっている。〜
アニメーション映画版「君たちはどう生きるか」は2017年に製作が始まり、
進捗状況について、スタジオジブリの代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫氏は、
「思ったより時間がかかっている」とし、東京五輪に合わせて公開する計画としている。
また、鈴木氏によると、「君たちはどう生きるか」が、
宮崎監督の本当の最後の作品としているが、
「引退が撤回」されまた新作が製作されるパターンが
 再び繰り返されることがないとは誰にも言えないだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年1月9日
http://www.pekinshuho.com/culture/202001/t20200109_800189485.html