ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら0.9 [無断転載禁止]©2ch.net

1ほんわか名無しさん2016/12/04(日) 12:19:10.280
◆このスレは何?
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら0.8
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1420015047/
◆過去ログ置き場
http://www.tndr.info/
◆Wiki(過去ログ置き場以前の過去ログ・更新停止中のまとめ等もwiki参照)
http://www45.atwiki.jp/viptndr/pages/1.html
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うpろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
http://www.pic.to/ (携帯用)
◆お題作成機
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/
◆規制中の人向け、レス代行依頼スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1275069975/

2421/42017/08/14(月) 10:03:56.770
・料理の苦手なツンデレにどんな料理なら出来るか聞いてみたら〜前編〜

「ただいま〜 あー……あぢぃ……」
『帰社する早々、暑苦しい声を出すな。このバカ者が』
「いや。だって今日めちゃくちゃ暑いっすよ。マジ、アスファルトで目玉焼きが焼けるくらいに」
『大袈裟に言うな。別府のせいでオフィスにずっといた私まで汗をかいてきたじゃないか』
「むしろ主任は多少外出した方が健康にいいかも……って、他のみんなは?」
『山田は営業で3時までは戻って来ない。友子は郵便局とか書いてあるが、どうせどこか
でサボってそのまま昼を食べに行ったのだろう。あのバカが』
「という事は、今日は主任と二人きりでお昼ですか」
『非常に残念だがそういうことになるな。全く……どうせならお前もどこかで食事を取っ
てくれば良かったんだ。そうすれば、静かな昼休みが満喫出来たのに……』
「そうつれないことを言わないで下さいよ。事務所で一人きりのランチってなんか切ない
じゃないですか。せっかくですから、普段話さないようなことを話しますか」
『冗談を言うな。何で貴重な昼休みを、お前との会話に費やさねばならないのだ。しかも
普段話さないようなことなんて、話したくもない』
「でも、こういう時だからこそ、部下とコミュニケーション取っとくのって必要じゃない
ですかね? 特に出来の悪い部下に対してほど」
『自分で出来が悪いとか言うな。自覚しているなら、口に出す前に改善の努力くらいしろ。
このバカが』
「まあ、そう怒らないで下さい。それより、主任に前から聞きたかった事があったんです
けど、いいですか?」
『どうせ、ダメだと言っても聞くんだろう? ならば答えるだけ無駄だ』
「それは、いいってことですよね? じゃ、聞きますけど、主任のお弁当って、自分の手
作りですか?」
『んなっ……? 何でお前がそんなことを聞きたがるんだ? い、意味が全く分からないが』
「まあ、単なる興味本位ですけど。別に答えたくなければ、それでいいですよ」
『そ、そうしたら変なことを想像したりするんじゃないのか? 勝手にやましい理由を捏
造して、友子あたりと噂にしたりするんだろう? 冗談じゃない』

2432/42017/08/14(月) 10:04:22.450
「主任も結構被害妄想あるんですね。まあ、確かに色々と考えはしますけど、うわさ話に
したりとかはしないですから、安心してください」
『むぅ…… だが、答えなければやはりお前は、勝手な妄想をして楽しむつもりなのだろ
う? それだけでも我慢ならんな』
「なら、教えて下さいよ。そんな葛藤するほど大変なことなんですか?」
『べ、別に大したことでも何でもない。ただその……』
「ただその…… 何ですか?」
『な、何でもない!! ええいっ!! もういい!! この弁当は母に作って貰ったもの
だ!! これでいいか?』
「まあ、いいですけど…… 何でそんなムキになって言うんですか? 別に普通だと思う
んですけど……」
『う、嘘だ。お前、今私の答えを聞いて、やっぱりって思っただろう?』
「よく分からないですけど…… 何でそんなことを気にするんですか?」
『フン。顔を見れば分かる。どうせ、私が料理をするなどとは最初から考えていなかった
に違いない。それなのにイチイチ聞くなど、全く嫌味な奴だ』
「別にそこまでは思ってなかったですけど、主任って確か自宅でご両親と一緒に暮らして
るって聞いた記憶があったから、まあ別に意外ではなかったかなって程度で」
『ウソだな。フン。どうせ私は、お前の想像通り家事が苦手で家庭的とは程遠い女だ。こ
れで満足か?』
「うーん…… むしろ、何で主任がそこまで負い目を感じているのか、そっちに興味が出
てきたんですけど」
『や、止めろ!! これ以上人の恥部を詮索するなっ!!』
「そんな恥ずかしがることかなぁ? もしかしたら、それが原因で、好きな人に振られた
とか?」
『ふぐっ!?』
「あれ? まさか図星だったんですか? 当てずっぽうってか、ありがちなベタな予想だっ
たんですけど」
『ち、違う!! 当たってなどいない!! そんなことで振られたりするか!!』
「でも、さっきの顔。間違いなくヤバいって顔してましたよね? ここで変に隠すと、
かえって恥ずかしいことになると思いますけど」

2443/42017/08/14(月) 10:05:25.750
『ふぐぐ…… ふ、振られていないのは本当だ。そもそも告白すらしていなかったのだ
から……』
「ここまで来たら、もう話しちゃいましょうよ? どうせ恥ずかしい思いをするなら、いっ
そぶっちゃけちゃった方がスッキリしますよ」
『フン。人を気遣うフリして、本当は自分が聞きたいだけなんだろう。全く、口が上手い奴だ』
「まあ、それが営業ですから。むしろそれしか取り柄がないですし」
『だったら、他を伸ばす努力をしろと…… まあ、いい。私の料理下手と恋愛の絡みを話
せばいいんだろう? お前にしつこく追及されるのもうっとうしいから、教えてやる。だ
が、大した話しじゃないからな。つまらなかったからといって、ガッカリするなよ?』
「もちろんです。主任の話なら、どんな話でも喜んで聞きますよ。お説教以外は」
『本当に調子のいい奴だな。頭に来るくらいに』
「で、それっていつ頃の話なんですか?」
『ちゅ……中学の時だな。よくあるだろう。家庭科で作った料理をだな。好きな人に食べ
てもらうなんてことが。だが、その時の私は料理が非常に苦手でな。教えられた通りに作っ
ているはずなのに、何故か失敗してしまうんだ。焦げていたり、中が生焼けだったり、型
が崩れてしまったり……』
「まあ、結構料理って難しいですよね? 俺も独り暮らしでたまに作りますけど、ほぼ炒
め物ばかりですし。あとはカレーくらいで」
『だ、黙れ。お前の話なんて誰も聞いていない。それでだな。まあ、私にもそれなりには、
いいと思える男子がいてだな。何とか頑張って作った料理を食べてもらいたいと、そう思っ
たわけだ。しかしだな。その……私が何とか苦労して作った料理を持っていった時には……
もう、他の女子がその男子に料理をあげていたのだ……』
「それで諦めて引っ込んだんですか? なんか主任らしくないですね。今じゃ、多少無理
めな営業でも、綿密な計画立ててかなりの確率で仕事取ってくる主任のイメージにそぐわ
ない気がしますけど」
『仕事と恋愛を一緒にするな。大体、ただそれだけなら諦めたりするか。その……彼はだ
な。こう言っていたのだ。マジかよ。ホントにお前が作ったのか? 超美味いじゃん。俺
さ。料理が上手い女子がモロ好みなんだよね、と』

2454/42017/08/14(月) 10:06:53.180
「うーん…… そんなの、女子に手作り料理を食べてなんて言われたら、男ならみんなそ
う答えると思いますけど」
『ぐっ…… や、やはり男はそうなのか? 料理くらい自分で作れるような女じゃないと、
興味は湧かないのか?』
「そういう意味じゃなくて、せっかく料理をくれた子に対して失礼なこと言えるわけない
じゃないですか。そりゃ、嬉しいは嬉しいですけど、半分はお世辞っていうか社交辞令み
たいなものですよ。確かに料理出来るってのは一つの武器ではありますけど、それだけじゃ
ないですから」
『お前の一般論での慰めなど不要だ。今でもあの時の彼の笑顔が、私の脳裏に焼きついて
離れないのだ』
「まあ、料理をあげた子にしてみれば、やっぱり誘惑する気があったんでしょうね。普通
は、好きでもない男子に手料理なんてあげないですし」
『見ろ。やはり手料理は有効な手段なのではないか。それが全く出来ないとなれば、男性
にとっては相当に魅力が薄れるのではないか?』
「うーん…… まあ、人にもよると思いますけど。主任でしたら、料理が出来なくても、
美人でスタイルもいいし、色んな細かいことに気が付くし、要領も良くて何事もテキパキ
と行動できるし、いいところいっぱいあると思いますけど」
『フン。どこかで聞いたような世辞ばかりを並べて。しかも言われている相手もお前だか
らな。余計に嬉しくない』
「うーん…… 強いて言うなら、主任の欠点は口が悪いことですかね。俺が主任から見れ
ば全然仕事のやり方が下手で、それをキツい言葉で説教したとしてもそれはいいんですけ
ど、他の人にも結構当たり厳しい時あるじゃないですか」
『私だって言葉遣いを選ばないわけじゃない。ただ、そこそこ親しい間柄だと、つい本音
が口を突いて出るだけだ』
「もったいないですよ。むしろ料理よりそっちの欠点を直したほうが男性受けもいいと思
いますけどね。主任って高校時代はどうだったんですか?」
『別に。今とそんなには変わらん。むしろ今よりも若干トゲは多かったかもしれんな。風
紀委員とかもやっていたし』
「風紀委員? そんなの、実際にあったんですか? 俺、てっきりマンガとかアニメの世
界にしか存在しないと思ってましたけど」

後編に続く

246ほんわか名無しさん2017/08/14(月) 19:22:51.420
主任ペロペロ(^ω^)

247ほんわか名無しさん2017/08/15(火) 15:00:17.460
続いて後編行きます
同じく4レスで

2481/42017/08/15(火) 15:00:48.250
・料理の苦手なツンデレにどんな料理なら出来るか聞いてみたら〜後編〜

『あったんだ。失礼な。まあ、やることはほとんど、生活指導の先生の手伝いみたいなも
のだったがな。私の学校は私立で生活態度も厳しいところだったから、服装や持ち物の検
査も多かったし』
「ハァー…… いいですね。何か、主任の風紀委員長時代って見てみたかったかも」
『誰が委員長だといった。委員長はほとんど男子だ。私はただのクラスから出された委員
の一人に過ぎなかっただけだ。全く……妄想もいい加減にしろ』
「すみません。つい、テンション上がっちゃって。でも、そんな雰囲気だったら、その……
主任が憧れてたっていう男子と話とか、あまりしなかったんじゃないですか?」
『うっ…… あまり、ではなく、ほぼ全くというか……ちょっと連絡事項を伝えるとかそ
んな程度で…… そもそも、男子と話をすること自体ほとんどなくてだな……』
「もしかして、それで内心ひそかに、何とか君と今日ちょっと会話しちゃった……ってト
キめいたりしてたんですか? 何かすっごい可愛いんですけど」
『やかましいっ!! かっ……からかうな、このバカ!! こんな性格の上に、さらに女
子としての基本スキルで上を行かれたら、私としてはもう……諦めるしかないじゃないか……』
「でも、主任いつも、苦手分野は克服しろと言ってるじゃないですか。主任だったら、何
とかして料理上手になろうと努力しそうなものですけど」
『お前に言われるまでもない。努力くらいはしている。とはいえだな。その……まだたい
したものは作れないのだが……』
「でも、簡単なものくらいは作れるようになったってことですか? 炒め物とか、豆腐の
味噌汁とか」
『うぐ…… その、だな…… まあその……』
「あれ? 歯切れが悪いですね。もしかして、そこまでは行ってないとか?」
『う、うるさい!! まだ色々と勉強中だ。もちろん練習はしているが、出来るとまでは
いえないから……だから……』
「ああ、すみません。先走って。でも、高校の時からだと、もう10年近くにはなるじゃな
いですか。何か一つ、得意料理みたいなものってないんですか?」
『得意料理……だと?』

2492/42017/08/15(火) 15:02:04.390
「ええ。これだけは上手に出来たって言えるものです。何か一つくらいはないんですか?
ちなみに俺は、オリジナルで作った焼きそばですかね。大学の時の友達とバーベキューで
作ったんですけど、あれは評判良かったなあ」
『嫌味かお前は。それとも私に対する当て付けか? ああ、そうだ。悪かったな。どうせ
私は一度も料理で他人から褒めてもらったこともない、女子力のない女さ』
「別にそんなつもりで言ったわけじゃありませんってば。まあ確かに、自慢話っぽくなっ
てしまったのは申し訳なかったですけど…… あくまでその、例として挙げただけですから」
『例を出すなら出すで、別にバーベキューのくだりなどいらないだろう。余分なことをペ
ラペラとしゃべるから、お前はトーク力がないと言われるんだ。分かっているのか』
「はいっ!! まあ、言っているのは他でもない主任だっていう話はありますが…… と
にかく、気をつけます」
『全く…… 本当に、返事だけはいいんだからな。少しはキチンと反省して実践してみせ
ろ。その場しのぎではなくな』
「分かりました。では、シンプルにもう一度伺いますが、主任が高校時代から今までで、
一番上手に出来た料理ってなんなんですか? 自己評価で構いませんけれど、一つくらい
はあるんでしょう?」
『う…… ま、まあその…… ないこともないが……ただ、まあその……料理と言えるの
かどうかは若干疑問だが……』
「別にいいですよ。冷や飯で作ったチャーハンだろうが目玉焼きだろうが。百歩譲って具
無しのインスタントラーメンでも良しとします」
『ではその……何というか、その……餅……かな? うん……』
「餅? 餅を使った料理って何かありましたっけ? 雑煮とか、ですか?」
『いや。その……もう少し具体的に言うと、焼き餅……だな。ほら。しょうゆをつけて海
苔を巻いたりとか、きなこをまぶしたりとか……』
「もしかして、単に網に乗せて焼くだけですか? 他に手を加えるわけじゃなくて」
『何だその微妙な顔つきは。目玉焼きだってフライパンに乗せて焼くだけだろう。それと
何が違うというのだ。あれで認めると言ったのだから、これも料理で間違いないだろう』

2503/42017/08/15(火) 15:02:40.690
「うーん…… 何か、個人的にはそれは何というか……オーブントースターでパンを焼く
のと同じくらいのレベルのような気がするんですが……」
『そんなことはない!! 焼き加減を見るのは意外と難しいんだぞ。うっかりすると、破
裂して餅の中が下に落ちてしまったり、かといって早く上げすぎると中が生焼けだったり……
さんまとかを七輪で炙るより難しいかもしれないんだぞ』
「分かりましたよ。そんなにムキにならなくても。で、主任は餅の焼き加減を見るのが得
意だと、そういうわけなんですよね」
『ああ。田舎に七輪があってな。小さい頃から炭火で焼くのが好きで、おじいちゃんやお
ばあちゃんにも褒められたものだ』
「なるほどねえ。まあ、確かに目玉焼きも焼き加減をみる程度の技術しか必要ないですし
ね。そう言った以上、そういうことにしておきましょう」
『何だ。その不満そうな言い方は。そりゃあ、焼きそばなどという高度な料理を作るお前
には不満かもしれないがな。上手に焦げ目をつけたり、綺麗に膨らませたりと技術が必要
なこともあるんだぞ? やったことがなければ分からないだろうがな』
「……じゃあ、見せてもらえます? その技術を」
『……なに?』
「いや。主任がそこまで力説されるわけですから、出来れば是非、そのお手並みを拝見し
たいなあ、と。ついでに、主任の焼いた美味しい餅をご馳走になれれば最高なんですけど」
『なん……だと……? じょ、冗談を言うな!! 何で私が、その……お前に手料理を……
とまでは言えないにしろ、手づから焼いた餅を食べさせねばならないのだ!! い、意味
がわからない!!』
「いや。俺が納得行ってないのがどうもご不満のようでしたから、実際に目の前でやって
みせて、さらに食べさせれば主任の言ってる事が納得できるんじゃないかと思いまして」
『だ……だからといってだな!! その……そこまでする必要な……』
「いえ。もちろん、俺が納得行ってないままでいいというのでしたら、する必要はありま
せんけど。そもそも、しなくちゃいけないわけじゃなくて、単にお願いですから」
『む……ぅぅぅ…… 確かに、私の言ったことは何としてもお前に証明したい気持ちはあ
るが……しかし……』

2514/42017/08/15(火) 15:04:37.000
「もちろん、ただでとは言いませんよ。お返しに、俺の得意料理のオリジナル焼きそばを
ご馳走しますよ。他にも色々と作れますし、主任にも絶対満足してもらえる自信はあります」
『ふぐっ…… それはそれで……お前の料理スキルを見せつけられるようで頭に来るが……』
「スキルなんて、そんな大したものじゃないですよ。多分、主任も傍にいればすぐに覚え
ますって。どうせ主任のことですから、親にも見栄を張って、教えてもらったりとかしな
かったんでしょう? 内心気にしてるとか思われたくなくて」
『っ!! 何でお前はいちいち私の痛いところを突いて来るんだ。頭に来る奴だが……だ
が、本当に私でも簡単に料理が出来るようになるのか? お世辞やおべっかではなく』
「だって、所詮野菜切って、肉と一緒に混ぜて炒めるだけですからね。切り方のコツとか
覚えればすぐですし、主任は飲み込み早いですから、人に教われば簡単に出来るようにな
りますって。いっそ、そこで覚えて親を見返してみせるとかどうです?」
『そ……そうだな? 本当にそんな事が出来るのなら…… ほ、本当に本当だろうな?』
「まあ、実際にやってみるまでは確信を持ってそうとまでは言いませんけど、俺は恐らく
主任なら出来ると信じてます」
『わ……分かった。だが、そうなるとだな……その……一体、どこでやれば……』
「やっぱ、俺んちじゃないですか? 主任は実家暮らしですけど、俺はアパート借りてま
すし。それに、自分で料理するから、キッチンまわりは結構充実してますよ。ガス台も二
つついてるし」
『やはりそうなるのか…… 私が、別府の家に……』
「男の家に行くの、初めてですよね? 不安ですか?」
『な……!? 何をバカなことを。べ、別に不安などない。お前と何も起きるわけじゃな
い。単に互いに得意料理を披露するだけだ』
「それにしては、さっきから声に緊張がありますし。大丈夫ですよ。主任からいただくの
は餅だけで、他には何も、食べたりしませんから」
『あっ…… 当たり前だ!! このバカッ!!』


終わり
さて、本当に餅だけだったのかどうかは読んだ人の妄想次第で

252ほんわか名無しさん2017/08/20(日) 17:37:41.770
主任のお餅(意味深)

253ほんわか名無しさん2017/08/21(月) 02:22:28.630
ちなみんのお餅
……あれ?

254ほんわか名無しさん2017/08/31(木) 21:16:25.230
夏の思い出が欲しいツンデレ

255ほんわか名無しさん2017/09/03(日) 11:39:49.610
未投下のSSでちょうど>>254っぽいのがあったので、とりあえず4レス投下

2561/42017/09/03(日) 11:40:27.730
・せっかくのお祭りなのにツンデレが機嫌悪くしていたら〜前編〜

「プハーッ…… うめぇ。やっぱ、祭りの時に飲むビールはいいなあ」
『……お兄ちゃん、親父くさい。一緒にいて恥ずかしいんだけど』
「なに言ってんだよ。この旨さは老若男女関係ないっての。なんならお前も一口飲むか?」
『お兄ちゃん!! あたし、まだ高校生!! 分かる? 未成年なの。アルコール禁止だ
から。勧めるのも犯罪なんだからね』
「相変わらず頭の固いやつだなあ。一口くらい許容範囲だっての。まあ、お前にゃまだ早
いか。にがーい……こんなのどこが美味しいの、って」
『またそうやって子供扱いするし!! あたしだって一応年頃の女の子なんだからね。兄
妹だからって気くらい遣ってよ!!』
「さっき自分で未成年だって言ったばかりじゃん。てことは、ガキだってことだろが」
『それとこれとは違うんだってば!! 未成年ってのはあくまでその……法律上のくくり
だから、ひとくくりに子供扱いしないでよね。失礼よ、さっきから』
「お? 真唯。焼きとんの屋台あるぞ? 食うか?」
『お兄ちゃん!! あたしの話、真面目に聞いてるの? ちょっと!!』
「食わないのか。じゃあちょっと待ってろ。すぐ買ってくるからさ」
『お兄ちゃんってば!! 待ちなさいよ、もうっ!!』


『……お兄ちゃんのバカ。あたしのこと、子供扱いして…… 浴衣だって新しく下したの
に…… もう、知らないよ。フンだ』


「お待たせ、真唯」
『フン。別に待ってないし。戻ってこないならそれはそれでオッケーだし』
「なに、拗ねてんだよ。そういうとこがさ。ほら。子供っぽいっていうか……」
『また子供って言った!! 最低!! 死んじゃえ!!』
「お前、そこまで言うこたないだろ。全く…… 一本食うか? お前も肉好きだろ?」
『いらない。太るもん』

2572/42017/09/03(日) 11:40:58.930
「祭りで人ごみの中を歩き回ってりゃ、そのくらいのカロリーはすぐ消費するって。ほら。
美味いぞ」
『いらないって言ってるじゃん!! お兄ちゃんこそ、ビールガバガバ飲んで、焼きとん
食べてさ。ブクブクに太るよ? あたし、デブを横に並べて歩くなんてヤダからね』
「普段からこんな生活してれば別だけどさ。ビールだって特別イベントとかないと飲まな
いし、うちは母ちゃんが厳しいから大丈夫だって」
『そーやって人任せにして安心してると、気づいた時にはドンって体重が増えてるんだか
ら。部屋の片づけだってちっともやらないし、洗濯物だってシーツとか枕カバーはあたし
が言わないと出さないし。生活面で自己管理できない人は、健康面だっておんなじなんだ
よ。どーせ、大学でもお昼はジャンクフードばっかなんでしょ? それに、家じゃあまり
お酒出さないけど、外で結構飲んでくるじゃん。それじゃ全然意味ないんだから』
「それはいろいろと友達同士の付き合いだってあるわけだし、お前だって友達と放課後ドー
ナツとかアイス食って帰ったりするだろ? おんなじだって」
『同じじゃない。あたしはその分家で頑張って運動したりご飯減らしたりしてるもん。お
兄ちゃんは家帰ったってポテチ食べたりしてるじゃん。ダメダメだって』
「この間体重計乗ってみたけど、ほとんど変わってなかったぞ。腹だってまだ出てないし
な。お前こそ、そうやって体重気にするってことは、実は太ってきてんじゃないか? 帯
で腰を締め付けて細く見せてるけど、無理してんだろ? 苦しいんじゃないか?」
『さも愉快そうに言うなっ!! 大体、見るところってそこなの? あー…… もう知ら
ない。お兄ちゃんのバカ!! 血液ドロドロで高血圧と糖尿病と痛風に苦しんで死ね!!』
「お前な…… さすがに兄に向ってそこまで言うことないだろ。大体、何でそんなに不機
嫌なんだよ。そもそも祭り行こうって誘ってきたのはお前なのにさ。怒ってばっかじゃど
うしようもないだろ」
『別に誘ってない。話題は振ったけど、一度も一緒に行こなんて言ってないし。誘ったの
はお兄ちゃんの方だから』

2583/42017/09/03(日) 11:41:39.580
「確かにお前は話題振っただけだけど、行きたいってのは見え見えだったじゃん。友達が
合宿とか帰省でいないんだよなーとか、一人で行くのもつまんないしなー、とか。俺がじゃ
あ行くかって言ったら、渋々な態度の割に目ぇ輝かせてたし。それが何で不機嫌なんだよ」
『知らないわよ。一つ言えるのは、全部お兄ちゃんが悪いってこと。あとは自分で考えてよね』
「自分で考えろったって…… とにかくまずは何か食えって。今日は俺が金出すからさ。
焼きとうもろこしでもわたあめでも、真唯の好きなもの何でも買っていいぞ」
『だから食べるものはいらないって言ってるじゃん。あたしの話、聞いてなかったわけ?』
「いや。ガッツリ系がイヤなだけかと思ってさ。あ、ほら。あそこであんず飴売ってるし。
あれにするか? お前、ガキの頃好きだったろ?」
『また子供の頃の話して。あたし、もう高校生なの。体はもう十分大人だし、心だって大
人に近づいてるのに、いつまで同じだと思ってるのよ』
「別に同じだなんて思ってるわけじゃないさ。けど、二人だけでお祭りに来るのなんて随
分久しぶりだろ。お前の好みがどう変わったかなんて、よく分からないし」
『そんなの、お兄ちゃんがあたしのことに全然気を配ってなかったからでしょ? 自分ばっ
かりお酒飲んでおつまみ食べて楽しんでさ。あたしのことは放っておいて……』
「そんなことないだろ。気にしてるから、さっきから色々とあれ食うか? これ食うかっ
て勧めてるんじゃん。お前のこと見てなかったら、もっと自分の好きな店回ってるって」
『それはあたしが機嫌悪くしてるから、適当に食べ物で釣ろうとしてるだけじゃん。そん
なの、気にしてるなんて言わないわよ』
「食べ物で釣るってのは、ちょっと人聞き悪いだろ。お祭りなんだからまずは屋台で美味
しいもの食べて、それから金魚すくいやらヨーヨー釣りやら射的で遊んでって思ってたか
らさ。お前だって友達とお祭り来たら、そうやってみんなでわいわい騒いで楽しむんじゃ
ないのか?」
『友達とはそうかもしれないけど、お兄ちゃんとじゃ違うの。全然分かってないんだから。
それでよく人のこと気にしてるとか言えるよね。信じられない』
「ちょっと待てよ。友達と来た時と俺で、どう祭りの楽しみ方が違うっていうんだよ。意
味わかんないって」

2594/42017/09/03(日) 11:42:24.350
『もういいよ。お兄ちゃんがあたしのことをどう見てるか、よっく分かったから。もう知
らない。バカ』

『(お兄ちゃんにとっては……あたしっていつまで経っても手のかかる妹でしかないんだ……
だから……せっかく新しい浴衣来て……頑張ってお化粧して……自分なりに着飾ったつも
りなのに……全然見てくれなくて……)』
「(まいったな…… 真唯のやつが何怒ってんだか、全然わかんねーな。まあ、あの年頃の
子って、俺らには理解できないことで笑ったり怒ったりするってのは知ってるけど…… 
せっかく祭り来て、気まずいままで終わるわけにはいかないしな)』
「……ん?」
「真唯」


中編に続く

260ほんわか名無しさん2017/09/03(日) 12:43:41.690
ああ……ツンデレさん泣かすヤツはゆるさん

261ほんわか名無しさん2017/09/10(日) 11:04:58.010
中編行きます

2621/42017/09/10(日) 11:05:27.750
・せっかくのお祭りなのにツンデレが機嫌悪くしていたら〜中編〜

『…………何よ』
「あれ。覚えてるか?」
『は? あれって、アルミのキャラクター風船じゃない。それがどうしたって言うのよ?』
「昔、祭りに来たときにさ。あの、魔法少女だかなんかの変身ヒロインの絵が描かれたの
を欲しい欲しいってねだってたじゃん。お前』
『知らない。そんなこと。いつの話よ』
「多分、5歳くらいん時じゃなかったかな? とーさん仕事でかーさんが近所の葬式だった
か法事だったかで、お祭り行けなくてさ。諦めろって言われたけどお前がどうしても行き
たいって泣いて、しょうがないから俺が連れて行くことになった時だから」
『そんなことあったっけ? 覚えてないよ。大体あたし、そんな聞き分けのない子じゃな
かったと思うけど』
「何言ってんだよ。ガキの頃なんてすっごいわがままだったじゃん。って……今もそう変
わりないか」
『誰がわがままだってのよ!! 失礼なこと言って。だからお兄ちゃんって嫌いなのよ』
「そっか? 俺は妹にわがまま言われるのって兄貴の特権だと思ってるから、結構好きだけどな」
『んなっ……!? う……ウソばっか。だったらもうちょっとあたしに気を遣ってくれたっ
ていいじゃん。自分のことばっかでさ。さっきから』
「そりゃ、俺だって久々の祭りだし、せっかく来たからには楽しみたいもんな。けど、お
前のことだって気には掛けてるつもりだぞ。昔も、今もな」
『どこが。物で釣って機嫌取り持とうとしてるだけじゃん。そういうの、気遣いって言わないの』
「最近の真唯は分かりにくいんだよ。昔みたいにわがままもストレートだったらいいんだ
けどさ。例えば、あの風船買って、とかって」
『だから、そんな記憶ないんだけど』
「なんて言ったかな。魔女っこもののアニメでさ。あん時は小遣いなかったから、自分の
買いたいもの我慢して買ったんだぜ。でもまあ、それで真唯が泣き止んでさ。ちっちゃい
声で、お兄ちゃんありがとうって。それ聞いたら、まあいいかなって思ったの。俺は今で
もよく覚えてるぞ」

2632/42017/09/10(日) 11:06:05.470
『へ…… へー…… 昔のお兄ちゃんの方が優しかったじゃん。今じゃ、自分優先してビー
ル飲んで好きなもの食べて、満足してから思い出したように真唯もなんか食うかーとか。
どこが気を遣ってるっていうのよ』
「お前にはそう見えないかもしれないけど、まあ色々あんだよ。兄貴ってのは」
『なによ、その色々って。ボカした言い方しないで、ちゃんと答えてよね。何か、言い逃
れしてるみたいで卑怯だよ。それ』
「あんま追求すんなよな。むしろお前の方が探られたくないこといっぱいあんだろ? お
互い様だと思っとけ」
『ダメ。こういうことはちゃんとハッキリさせとかないと、お兄ちゃんがどの程度あたし
のことを気に掛けてるか分かんないじゃない。ちゃんと言わないと信じてあげないからね。
お兄ちゃんの言ってること』
「別にいいよ。信じてくれなくても、とにかく真唯が機嫌直してくれれば」
『機嫌、直さないもん。お兄ちゃんがどんなふうにあたしを気に掛けてるのかちゃんと言
わないと、ずーっと怒り続けるから。もう二度とお兄ちゃんと外出南下するかって。まわ
りにもお兄ちゃんの最低ぶりを言いふらして、お兄ちゃんの評判がた落ちにさせてやる』
「全く、めんどくさい奴だな。そんなの詳しく言う必要もないだろ。むしろ言ったら言っ
たで自慢げになるし。分かんなければ分かんないでいいんだよ」
『良くない。そういうの、上手な人は見せなくても気遣いが分かるからこっちもハッとし
ちゃうけど、お兄ちゃんはド下手くそだもん。気に掛けてるってエラそうに言うなら、こっ
ちだってどの程度気に掛けてくれてるのか聞かなきゃ気が済まないから』
「やれやれ。ホント、しつこいなよ。お前って。そんな性格だから、高校生になっても彼
氏の一人も出来ないんだぞ」
『よ…… 余計なお世話よっ!! 出来ないんじゃなくてあたしの目にかなう男子がいな
いだけだもん!! お兄ちゃんだって彼女の一人もいないくせにそんなこと言われたくな
い!! 謝んなさいよ!!』
「わーかった。悪かったよ。つか、ちょっと待て。電話入ってるから」
『そんなもん今出る必要ないでしょ? 逃げる気? 逃げる気よね?』
「すぐ終わらせるから、待っとけって。あー、もしもし?」
『あー、もう!! ズルい!! お兄ちゃんてば!!』

2643/42017/09/10(日) 11:06:34.080
[よお? どーよ、タカシ。元気してっかぁ?]
「んだよ。気持ちよさそうに。すっかりご機嫌だな? おい」
[そりゃそうだろ。今日来てくれた子達、結構レベル高くてさー。お前も来りゃ良かった
のに。ホント]
「仕方ねーだろ。親から用事押し付けられたんだし。金と生活の保障を盾に使われたらか
なわねーよ」
[かわいそーに。えーと、何てったかなー…… ああ、そうそう。カナちゃんって子がさ。
超お前好みっぽい子で目がクリッとした強気そうな感じでさ。今、ヒロアキがアタックし
てるけど、アイツ調子乗りだからダメだろーな]
「ちぇっ。お前、何とか約束取り付けて、次に紹介しろよ。俺を哀れだと思うならさ」
[無理無理。俺も今、ヒナちゃんと仲良くなるのにいっぱいいっぱいでさー。マジ、これ
からが正念場だから。俺が彼女と無事上手くいけたら考えてやるよ]
「んだよ。のろけ話に電話してきたのかよ。酔って調子に乗ってやがるな。このヤロー」
[いやー。今日来れなかった可哀想なタカシ君に、この楽しさの少しでも伝えられたらなー
と思って。つか、お前今ドコにいんの? やけに騒がしくね?]
「地元の祭り。親戚のガキの世話押し付けられてさ。大変なんだっての」
[何だよ。用事って、そんなのかよ。将来にかかわる重要な用事があるからって断っちま
えば良かったのに]
「一応拒否りはしたけどさ。親の言う事が聞けないってアンタ、何様よ。ご飯食べさせて
あげてるのは誰なの? 学校行かせてあげてるのは? 住む部屋あげてるのは? 全部取
り上げて放り出そっかって言われたら逆らえねーだろ。さっきも言ったけど」
[へー。実家暮らしは大変だなあ。と。ヒナちゃん戻って来た。じゃーな]

「ったく……わざわざ電話することかよ。ラインとかで済ませろよな。自慢話とか……ウゼー」
『ふーん』
「どわっ? ま、真唯。なんでそんな近くにいるんだよ。待ってろって、手で合図したろ?」
『お兄ちゃんの指示なんて聞く必要ないし。つーか、今の誰? 友達?』
「やかましいな。お前には関係ないだろが」
『もしかして、今日ホントは他に約束あったとか? あたしに、暇だって言ってたのに?』

2654/42017/09/10(日) 11:07:12.970
「言ってない。どうせ暇なんでしょって決め付けたのはお前だ」
『でも、誘ったのはお兄ちゃんじゃない。だったら、肯定したも同然でしょ?』
「全く…… 大した用事じゃないから断っただけだって。単に酒飲むだけだし」
『でも、女の子とでしょ? それって、重要な用事じゃないの?』
「な…… 何で女の子となんだよ? 今掛かってきたの、野郎友達だって。口調で分かる
だろ? それがどうしてそうなるんだよ?」
『だって、紹介しろよ、とか言ってたじゃん。それって女の子のことじゃないの?』
「いや。何かたまたま飲み屋で意気投合した女子グループがいたとか……って、そんなと
こまで聞いてたのかよ?」
『だって、ずーっとお兄ちゃんの耳元に顔寄せてたんだよ? 気付かないとか、鈍すぎ』
「うるせー。まわりがうるさくて、声聞くのに集中してたんだよ。つか、そこまでして人
の話聞くなよ」
『お兄ちゃんが変なことしてないか監視するのは、妹の役目ですから』
「なに、エラそうに保護者ぶった顔してんだよ。ガキのくせに」
『うるさいな。つーか、バッカみたい。合コンの約束蹴って、妹を祭りに連れてくほう選
ぶとか。そんなんだから、彼女出来ないんだよ』
「大きなお世話だ。大体、合コンで彼女がゲット出来る程度の甲斐性があるなら、他にも
チャンスあるだろうし、一度や二度機会ロスしたくらいで運命変わるか」
『その、一度が運命の女性と出会うチャンスだったかもよー? あーあ。もったいないもっ
たいない』
「うるせーよ。だから、お前に言われたくないし」
『ホント、バカだよねー。こんなことで妹に気を遣ってやってるんだーとか自己満足しちゃっ
てさ。あたしがこれで感謝するとでも思ってるの?』
「知らねーよ。ただまあ……その…… せっかく新調した浴衣を誰かに見せる機会がなく
なってガッカリしてる妹と彼女になれるかどうかも分からない、見ず知らずの女性のどっ
ちを取るかって言われたら…… 兄としては妹の方が優先順位高いだろが」


後編に続く

266ほんわか名無しさん2017/10/09(月) 11:07:01.120
ちょっと時間が経っちゃったけど、残りも続けて投下

2671/22017/10/09(月) 11:07:42.970
・せっかくのお祭りなのにツンデレが機嫌悪くしていたら〜後編〜

『…………ホント。お兄ちゃんって、バカだね』
「ああ。バカだよ。分かってるから、友達にも親戚のガキの面倒とかウソついてるし」
『それもあるけど。あたしのこと、全然分かってないなって』
「そんなこと知ってるって。悪かったな。気遣いの押し付けでさ」
『そうでもなくてさ。これだけ鈍きゃ、あたしの怒ってる理由を気付かなくてもしょうがないか』
「悪い。今のお前の言葉も意味が分からん」
『もういいよ。それじゃ、一つだけ聞かせて?』
「何だよ。今更一つだけって。さっきからもういくつも質問食らってると思うけど」
『でも、一つも答えてないじゃん。全部、あたしが盗み聞きから推測しただけで。だから、
一つだけ』
「わかったよ。わがままは妹の特権だ。答えてやるから、言えよ」
『あのさ…… お兄ちゃん自身は、あたしの浴衣姿見て、どう思う? 可愛い? ちょっ
と派手すぎるかな? 浴衣に負けてるとか。それとも逆に地味とか?』
「何だよ。そりゃあ……」
『そりゃあ…… で、何? もったいぶらないで、早く』
「……まあ…… お前を誘ったのって、別にお前が浴衣着て出掛けたそうにしてるからっ
てだけじゃなくて、俺も……せっかく真唯が可愛い浴衣買ったってのに、一度も出掛けず
じまいで夏が終わったら、まあその…… もったいないなって。こないだ、うちで一回試
しに着て、見せて回ってたじゃん。あれ、思い出したらさ。せっかく、晴れやかで、よく
似合ってるのにって……」
『ふーん…… そうなんだ』
「そうなんだって、それだけかよ。人に感想求めといて、何もないのかよ。嬉しいとか、
逆にキモいでもさ」
『べっつに。お兄ちゃんだし』
「ああ。そっか。ま、それでもいいけどな。兄妹だし」
『だよね。じゃ、行こっか? お兄ちゃん。もう少し、見て回ろ?』
 ギュッ!!

2682/22017/10/09(月) 11:08:20.770
「お……おいおい。なに、腕に抱きついてんだよ。いきなり」
『その1。人ごみでお互い、はぐれないように』
「それなら別に、腕にしがみつく必要まではないだろ。服掴むとか、手首とかでもいいじゃん」
『その2。鈍感なお兄ちゃんへの罰』
「罰って…… そりゃ、俺が鈍感なのはともかくとして、罰受ける意味も、これのどこが
罰なのかも分かんねーよ」
『フフフ。恥ずかしいだろ。人ごみの中で妹に甘えられて。知り合いとかに出会ったらど
うなるかなあ?』
「お前だって出会ったらどうすんだよ。ブーメランじゃねーか」
『こういう時、仕掛けてる側は強いんだもん。覚悟完了してるし。そして、その3』
「その3って…… まだあんのかよ」
『……まあ、ね。その…… 不器用だけど……一応、妹のことを想ってくれてるお兄ちゃ
んへの……ちょっとしたご褒美……かな?』
「褒美って…… まあ、別に妹に甘えられるのも悪い気はしないけどな」
『むー。正直に嬉しいって言え。お兄ちゃん、素直じゃないんだから』
「それはお前もだろが。色々理由つけてるけど、単にお前が甘えたいってだけじゃないのか?」
『そ……そんなことないもん。お兄ちゃん、なかなか女の子とこんなことする機会ないだ
ろうからなーって……思って……サービスしてるだけだし……』
「じゃあ、別に離してもいいぞ。迷子にならないだけなら手つなぐだけでもいいし、俺は
別に恥ずかしいとも思わないから罰にもならないしな」
『う…… お兄ちゃん、いじわるだ……』
「素直に甘えたいって言えば、俺も喜んで応じてやる」
『……ズルい……お兄ちゃん……』
「さ、どうする? 選択権はお前にやるよ」

『……………………』

『……いっぱい甘えさせて……お兄ちゃん……』


終わりです

269ほんわか名無しさん2017/10/09(月) 11:24:45.270
あまずっぺぇ〜〜〜〜〜〜


270ほんわか名無しさん2017/10/17(火) 02:11:10.200
ちなみんのお腹すべすべ

271名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2017/10/22(日) 11:18:25.950
付き合い始めたら態度がぎこちなくなるボクっ娘可愛い

272ほんわか名無しさん2017/10/22(日) 22:32:28.350
お題
つ・ツンデレ総選挙
 ・生徒会長に立候補するツンデレ

273ほんわか名無しさん2017/10/28(土) 21:10:59.120
>>272
応援されて頑張るんだけど男とじゃれ合う時間が減って、無理やり男を生徒会に入れるところまで妄想した

274ほんわか名無しさん2017/11/20(月) 01:39:11.570
お題
・連休の計画を立てる男とツンデレ
・出会ってから干支が一週した男とツンデレ

何年経ってもツンデレへの愛は衰えんなぁ

275ほんわか名無しさん2017/11/22(水) 21:33:45.500
つ いい夫婦の日

276ほんわか名無しさん2017/11/23(木) 17:57:33.080
つ いい兄さんの日

277ほんわか名無しさん2017/12/07(木) 00:25:47.670
現状、張り紙をしてマナー向上を訴えても全く効果がありません。それどころかフンを使った嫌がらせを受ける始末です。

犬を飼うには筆記試験や講習会必須の免許が必要になるように。また、きちんと実技試験に合格した人だけが犬を連れて外を歩けるように、法整備が進むことを心から願います。

278ほんわか名無しさん2017/12/07(木) 17:35:52.690
ちなみんを飼いたい

279ほんわか名無しさん2017/12/10(日) 12:08:51.770
お題
つ・ツンデレに最近あまりツンツンしなくなったよねって言ったら

280ほんわか名無しさん2017/12/18(月) 11:24:24.650
友達がネットで稼げている情報など。参考までに。
⇒ http://himitsu8493.sblo.jp/article/181868221.html

J95649W28E

281ほんわか名無しさん2017/12/23(土) 09:47:20.880
明日はイブですよ
ツンデレさん

282ほんわか名無しさん2017/12/24(日) 21:43:37.760
クリ○○スツンデレ

283ほんわか名無しさん2017/12/25(月) 17:49:28.840
猫は尻尾の付け根を叩かれるのが好きらしい

・もしも猫っぽいちゅんデレにお仕置きの為、お尻ペンペンをしたら

・猫っぽいツンデレのお尻を叩いてみた

284ほんわか名無しさん2017/12/31(日) 15:45:54.620
今年も1年、ツンデレさんたちにはお世話になりました

来年もツンデレに萌えられる一年でありますように

285ほんわか名無しさん2018/01/01(月) 22:36:06.020
お題

・巫女ツンデレの働いてる神社に女友達と二人で行くことになったら

・シスターツンデレを初詣に誘ってみたら

・ツンデレと姫始め

286ほんわか名無しさん2018/01/02(火) 16:53:03.200
去年まで「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる!」って言ってベッタリくっついてきていた従妹が
今年は素っ気ない態度に変わっていたのでいつも一緒に行っていた初詣に誘わない方がいいのかなと思い
1人で初詣に向かうべく靴を履き、「ちょっと初詣いってくる」と玄関で声をあげたら
振袖を着付け途中らしき従妹が慌てて「わ、私も行くからちょっと待ってて!」と言ってきて
はだけた振袖から見える色々な部分に(あー、もう子供じゃないんだなぁ)としみじみ見つめていたら
自分の格好に気づいた従妹が顔を真っ赤にさせてポカポカ叩いてきて
いつもとテイストは違うけど、従妹との触れ合いに(正月だなぁ)と思うタカシ

287ほんわか名無しさん2018/01/02(火) 19:34:19.950
なにそれかわいい

288ほんわか名無しさん2018/01/03(水) 20:08:45.970
>>286
2828

289ほんわか名無しさん2018/01/04(木) 01:47:03.170
>>286
正月早々に可愛いのが見れたっすwww

2901/22018/01/09(火) 01:45:04.380
・晴れ着のツンデレを褒めまくってみたら

「勝美のやつおっそいなー…… そろそろ行かないと成人式間に合わないってのに……」
『うう…… 歩きにくいな、これ…… わりぃ。待たせたな』
「何やってたんだよ? 急がないと間に合わない……って、どうしたんだよ、それ!?」
『あ? 何だよ。あたしが晴れ着着ちゃ、悪いってのかテメー』
「いやいやいや。悪くないけどさ。意外過ぎて、ちょっとビックリした。まさか勝美が晴
れ着だなんて思ってもみなかったから」
『あたしだって思ってもみなかったよ。何か、かーちゃんの叔母さんが着付けの先生とか
やってるらしくてよ。せっかくの成人式なのに晴れ着も着ないとかもったいないって、一
式揃えて来やがってさ。あたしはやだっつったんだけど』
「いや。おばさんの意見は正しい。うんうん。いやー…… これはこれで……」
『何だよ。ジロジロ見んな。殺すぞ。どーせ馬子にも衣装って思ってんだろコラ』
「勝美さん」
『んだよ? さんとか付けやがって、気持ち悪い』
「その、ですね。怒らないで聞いて欲しいんだが、いいか?」
『怒るかどうかは聞いてから決める。とりあえず言え。変に溜めると余計ムカつくし』
「わかった。じゃあ、言うぞ」
『だから溜めんなって!! 早くしろよ』
「……正直、めちゃくちゃ可愛いぞ」
『へ…………? んなっっっっ!!!! ななな……何言ってんだよこの野郎。心にもな
い事言いやがって。あたしがそんなお世辞で喜ぶとか思ったら大間違いだぞ』
「そんなこと、全く思ってないし。むしろ怒るなって前置きするくらいだし」
『だったらなんでそんな変なこと言うんだよ。ありえねーだろ、可愛いとか』
「まあ、感じ方は人それぞれだとして。俺の個人的な感想としては、超可愛い。素材が良
いのはもちろん認識してたけど、晴れ着姿がこんなに似合うとか思わなかった。写真撮っ
てインスタにアップしたいくらい」
『絶対止めろ!! スマホをあたしに向けた時点でテメーを殴ってスマホを割る』
「嫌がるのは分かってるから、俺はやらないけど…… 多分成人式で友達に会ったら、み
んな絶賛してSNSに上げまくるだろ。俺はともかく、女子どもを押さえられるか?」

2912/22018/01/09(火) 01:46:00.240
『あああああ…… 絶対無理だ。てか、あたしやっぱり成人式行くの止める!!』
「今更そんなこと言うなって。ついでに言えば、式だけバッくれて、後の飲み会だけ参加
するとかなしだろ。勝美も高校時代の連中と初めて飲めるって楽しみにしてたじゃん」
『それはそうだけど…… こんな格好見せられるわきゃねーよやっぱ!!』
「だから可愛いから大丈夫だって。せっかくなんだし、みんなに見せなきゃもったいないって」
『だから可愛いとか言うなああ!!』
『(タカシに可愛いって言われた、タカシに可愛いって言われた、タカシに可愛いって言わ
れた……はうううう……)』


書初めならぬ妄想初めに、お一つどうぞ

292ほんわか名無しさん2018/01/15(月) 05:50:45.450
>>291
GJ

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