ベレス「特別講習をしたい」
セテス「……相変わらず君の意見は突然だな」
レア「どのような意見なのですか?」
ベレス「今月は10月、飛竜の節、その一大イベントと言えば……」
セテス「学級対抗戦、グロンダーズ鷲獅子戦だな」
ベレス「うん、そのためにみんなのスキルアップにより方向性を持たせて学ばせたい」
セテス「わからないでも無いが具体的にどうするつもりなんだ?」
ベレス「外部からの講師を招いてなりたい兵種の為の技能をピンポイントで学んで貰おうと思ってます」
セテス「まぁそれは良いが、君の言う外部講師とはあてはあるのか? それに招くなら、報酬など色々あると思うが?」
ベレス「あります、既に話はついているし報酬も学食奢りで話がついてます」
セテス「要領良すぎないか? そこの問題が済んでるなら良いが……学園長は……」
レア「お母様はどう思われます?」
ソティス「いや、お主の学園の問題じゃろう……まぁわしの意見とすれば、観戦するとして盛り上がるなら良いがのう」
レア「そうですか、ならそれで進めなさい」
ベレス「はい」
セテス「レア……マザコンもほどほどにしてくれと何度も……」アタマカカエ
アロイス「毎回大変ですなセテス先生」
ギルベルト「せっかくですから気晴らしに近く飲みにいきませんか? 店はあのおでん屋になりますが」
セテス「お願いします……」