閉店後のアンナのデパート
プーッ、プーッ
アンナ(紋章)「オーライ、オーライ、ハイストーップ」
??「よし、それじゃ中に入れますか」
アンナ(烈火)「しっかしまさか君が凄い物造ってたのなんてね、うまくいくのかね?」
??「色々と学んでやっと完成しましたからね、この機会だがら失敗はしないようにと思ってますよ」
アンナ(覚醒)「大変ね君も。ま、健闘を祈るわ」


翌日
イシュタル「お待たせラクチェ、遅れてごめんなさい」
ラクチェ「いいのよ私もさっき付いたばかりだし、でも珍しいわね買い物行かないというなんて」
イシュタル「私たちこういう機会ないからさ、一緒にと思ったけど・・・」
ラクチェ「私は別に構わないよ。ちょうど暇だったし」
イシュタル「じゃ行きましょうか」
買い物して1時間経過
ラクチェ「はぁ〜買った買った、ホント欲しかったものがバーゲンで売ってたから良かった」
イシュタル「ラクチェったら、ほかの買物客をバッタバッタと薙ぎ倒してたからね」
ラクチェ「オラオラァ、死神様のお通りだ!じゃないわよ私(笑)
イシュタルもお目当ての分買えたみたいだし」
イシュタル「えぇ、ホント助かったわ。・・・ん?ねぇラクチェ、なんか広場に人集まってない?」
ラクチェ「ホントだ、なんか披露会みたいな感じだけど・・・。イシュタル、アレ!!」
イシュタル「アレって・・・行くよラクチェ!」


ラクチェ&イシュタル「「はぁ・・・はぁ・・・、すっごい人だかりだね(だわ)」」
???「ラクチェ、イシュタル、お前らも来てたのか」
ラクチェ「ん?アレスじゃん。あれリーンは一緒じゃないの?」
アレス「リーンはフィーと別の所でまだ買い物さ。あとアーサーいるぞ」
アーサー「やぁラクチェ、イシュタル姉来てたんだね。ところでこの披露会あったのって知ってた?」
ラクチェ「いや初めて、情報もなかったから」
イシュタル「ひょっとしてサプライズ?だとすれば驚きだわ」
アレス「しかし何でアイツハまたこんな真似を・・・ってモニターが起動したぞ」

モニタには一台のレーシングカーらしきものが走っている
空から撮影されたものが緩急を交えながら映し出されている
そのフォルムは昔のような姿だが、真新しいものだった
一通りの動画が終了した後、中央の展示物がカバーを開かれ
モニタと同じレーシングカーが姿を現した
買い物客が一斉に撮り始めた、珍しいものを見るように
そしてモニタに一人、赤髪の少年が姿を現した
マイクを片手に説明する
紋章町でモータースポーツに興味を感じていただけばとの思いだ
説明を終え、一同は拍手とフラッシュが響き渡る
発表会が終わり、残った買い物客はそのクルマをまじまじと見ている