ロイの大学生活


AM4:00
ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ ピピッ
ロイ「うぅ〜ん・・・。ほぁあ〜あ、おはよっと」
手探りで目覚ましを止め欠伸を一つ、ロイは起床した
いまだ覚醒しけれてない自分を覚まそうと顔を洗い、寝ぼけ眼を覚ませていく
ロイはジャージに運動靴、さらにウェイトを付け
少し前から日課となった、次男アイク・六男エフラムの二人が日課としている朝のランニングを始めていく
住まいのマンションから階段を下りそこから約1時間・20キロを走りぬいていく

AM5:30
ランニングを終え一浴び、朝食と弁当を作りはじめた
次女エリンシアをはじめ流星軒店主アイラ・マレハウトカレー店主フリーダと、町で有名な弁当屋・料理店から
料理の技術を自分の糧へと培い、物にしていった
ロイ「しっかし、体力づくりやレーサーになったことか昔より量が増えてるな僕」
弁当を改めて見ると、前迄は普通の2段ランチボックスであったが今では
(やや高めな)保温性のどんぶり型の弁当箱を食べることになっていった
ロイは高校生でプロ力士となった五男坊のヘクトルのことを思い出した
―ヘクトル兄さんと同じ道歩んでそう、と
苦笑いを一つかますと、朝食を採っていく
ニュース番組は有線やネットでいつも見ている
若くして一代で会社の社長となった四女カムイも同じく情勢や経済を見ているのだ
一通り見終え朝食を済ませば、愛車のバイクで大学へと走っていく

AM7:00
早朝であるが、門前では大学生が少なからず校舎へと入っていく姿が見受けられる
ロイもバイクを駐輪所へ置き、厳重にロックを施したあと
今日の講義の案内表があるかどうかを確認する
彼是入学して約2ヶ月、ロイは最早大学生活に慣れていっている

(入試のときに、姉さんたちに懇願してもう大分立ったか。あっという間だな)
去年度の2月に長女ミカヤ長男シグルドを始め、家族全員に大学行かせて欲しいと懇願した
はじめは家族は困惑したが、ロイの熱意を無下にしてはならないと思い了承した
これを聞いた友人たちも困惑したが、彼らも熱意を理解しエールを送っていった

ロイは講義の案内表を確認すると、必須科目が今日は繰上げられてることを確認する
しかしここで苦虫を噛む顔を取っていた
ロイ(しまったなぁ、今日1時限の講義と被っちゃうとはなぁ。仕方ない必須を受けよっと)
そうボヤキながらロイは1時限目の教室へと足を運んでいく

AM8:50
講義が始まるまでの間、ロイは資格のテキストを勉強していた
前までに行っていた、資格取得をここでも行っていく
「おう、おはようロイ。お前いつもはやいなぁおい」
ロイ「おはようございます」
同学年と挨拶を交わすとテキストを閉じ、講義開始まで雑談をしていく