>>114
横綱家グレーゾーンは灰色飛び出して黒になったので健全ネタで


エフラム「ん? 外出か、ピzーーヘクトル」
ヘクトル「おう、お前も嫁さんと出かけるとこか、ロリコnーーエフラム」
ファリナ「エフラムさん、こんにちは」
フロリーナ「た、高いところから、失礼しましゅ……!」
エフラム「こんにちは、ファリナ義姉上、フロリーナ義姉上。
     ……それにしても、義姉上たちを両肩に乗せていると、ますますデカく見えるな、お前」
ヘクトル「横綱として鍛えてっからな。
     相撲に関わる連中全ての頂点として、最強じゃねぇといけねぇ。
     土俵の上じゃ、お前や、アイク兄貴にだって負けられねぇからよ」
エフラム「なるほどな……」
アクア「そういえば、シグレが描いている漫画に登場したそうね」
ヘクトル「横綱アルマーズ、って名前になってたがな。なんか前に、実在の人名使って問題起こしたらしいぜ」
アクア「あの子は…………はぁ……」
エフラム「どんな漫画なんだ?」
ファリナ「角界入りした主人公のセンシガルシャノムスコロズが、横綱を目指す話だったわね」
フロリーナ「ヘクトル様、じゃなくてアルマーズは、最終目標のラスボスです!
      シグレ先生の絵ってスゴい迫力で! 横綱の強さが溢れてて! スッゴくカッコよくて! それでそれで!」
ヘクトル「おーい。興奮するのも良いが、体乗り出すと落ちちまうぞー」
フロリーナ「ふあっ!? す……すみません……」
ヘクトル「良いって良いって。ビビって縮こまってるより、元気な方がよっぽど良い」
ファリナ「男嫌いで誰かの背中にくっついてたこの子が……何か感慨深いわねー」
ヘクトル「お前は相変わらず、金にがめついけどな」
ファリナ「あったりまえでしょ! 漫画の取材とかイベント参加とかでも稼げるけど、あんたは勝って稼いでなんぼなんだから、しっかりやんなさいよ!」
ヘクトル「へいへい。まあ、任せとけって。
     んじゃ、またなエフラム」
エフラム「ああ。またな、ヘクトル」


アクア「ふふ……あんな夫婦の形もあるのね」
エフラム「そうだな……だが、どんな形にしろ、それがあいつと義姉上たちにとっての幸せなら、それで良い」
アクア「私たちみたいに?」
エフラム「勿論、『普通』でなかろうと、周囲からどう言われようと、俺はお前たち全員を幸せにし、幸せになるため、全力を尽くす」
アクア「一時期は、迷ったりもしたけどね」
エフラム「その迷いがあったから、今の俺なのだと思う」
アクア「あら。すっかり覚悟を決めちゃって、からかえないわ。
    だったら……前にンンやサラが他の男の話をして嫉妬していた時のことを……」
エフラム「ぐ……! それは……。俺もまだまだ未熟だ……」
アクア「良いんじゃない? 二人とも、嬉しそうだったわよ?」
エフラム「むぅ……」