0007名無し曰く、
2019/08/17(土) 19:39:02.03ID:tde9tRqK望月(もちづき)
平清盛の所有する名馬。黒毛に白い額をしている。
平治の乱で源義朝の郎党だった大庭景親が捕まった際、
清盛は関東八平氏の一つである大庭氏の断絶を憂い、景親を助命する。
景親は清盛に望月を献上し、平氏の郎党となってその恩に報いた。
因みに景親の兄である大庭景義は、平治の乱の後も反平氏勢として頼朝の挙兵に参加したため、
兄弟で源平双方に分かれて戦う事になった。
西楼(せいろう)
熊谷直家の愛馬。白月毛(白味がかった朱色の毛)の馬。
一ノ谷の先陣争いで登場。
直家は先陣争いの最中に矢傷を負ってしまい、父の熊谷直実が狼狽してしまう。
この事は、直実が平敦盛を組み伏した際に躊躇させる前振りとなった。
権太栗毛(ごんたくりげ)
熊谷直実の愛馬。
一ノ谷で平山季重と直実・直家父子は先陣争いをした際、
熊谷父子は季重より先に名乗りを挙げる。
権太栗毛は途中で平家方の矢に射抜かれた。
目糟毛(めかすげ)
平山季重の愛馬。一ノ谷の先陣争いで登場。
先陣争いの最中、季重の旗指しが矢に討たれ、
怒った季重は敵の篭る城砦に討ち入り、首級を挙げる。
結果として、季重は熊谷父子より先に敵を討ち取った。