0004名無し曰く、
2019/08/17(土) 19:37:45.45ID:tde9tRqK第一回 『名馬』
武力+10 (価格:5000)
高楯黒(たかだてぐろ)
藤原国衡の愛馬。
肥満体だった国衡を乗せて、険しい山を易々と駆け上る程の名馬。
阿津賀志山での戦いで泥田に足を取られて、国衡は討ち取られる。
奥州は昔から名馬の産地だったらしく、後述の大夫黒、生食、磨黒も奥州産である。
金と共に、奥州藤原氏の主要な交易品だった。
大夫黒(たいふぐろ・たゆうぐろ)
藤原秀衡の所有する名馬。源義経に贈られ、義経の愛馬となる。
屋島の合戦で討たれた佐藤継信の供養の際、志度寺の覚阿上人に寄進されたが、
厩舎を抜け出して、継信の後を追う様に墓の近くで死んだ。
鬼葦毛(おにあしげ)
源義仲の愛馬。割と小柄な馬だったらしい。
義仲追討で粟津に逃れた時、泥田に身体全体を埋もらせてしまい、義仲は悲しい最期を遂げる。
生食(いけずき:池月)
源頼朝の所有する名馬。
梶原景季が所望したが、佐々木高綱へ与えられる。
宇治川で梶原景季と佐々木高綱が先陣争いをする切っ掛けとなった。