釣竿のテクノロジー
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現代の釣り竿はカーボンロッドが主流ですが、
高弾性カーボン、低樹脂カーボン、4軸カーボン、ナノアロイカーボンなどなど様々な技術が使われていますが
実際どういう技術で何がどれくらい違うのか、釣果にどれくらい影響するのか、メリットは何か、デメリットは何かを明確に知っている釣り人って少ないと思います。
ブログなんかをみてもかなり適当な記述が多いですし。
メーカー側もあえて語らず感性的な表現で濁していると思います。
なんかすっきりしないのでスレ立てしました。 カゴ釣りの定義
簡単に言ってしまえば、仕掛けの重り部分に「カゴ」と呼ばれるコマセを入れるスペースがあり、カゴから放出されるコマセで魚を寄せ、それに同調させたハリス、針に付けたエサで魚を釣ると言うものです。
サビキ釣りや船のビシ釣りもカゴを使いますが、普通一般的にはカゴ釣りとは呼びません。
大抵は磯や、堤防などの陸っぱりの釣りであり、
フカセ釣りでは攻められない遠い距離、深い棚。
フカセ釣りでは狙えない深く、遠くにいる青物やマダイなどを狙う釣りになります。 このように、フカセ釣り(コマセで本命の魚を近場に寄せて、また浮き上がらせて)狙う釣りでは成立しない。
遠くに泳ぐ、なおかつ深場の、さらに言えば、投げ釣りのような完全な底を狙うでもない。遠い、深い、でも底でもない、一般的には船で狙うような
魚をカゴと言う道具を使い釣る為の仕組みが
「カゴ釣り」の本質と言う事になると思います。 カゴ釣りの起源
一般的にカゴ釣りと言うのは冷凍オキアミの出現と共に始まった釣りと言われています。
安価であり、冷凍保存でいつでもどこでも良質なコマセが手に入る事により
始まった、比較的新しく歴史の浅い釣りと言われています。
ですが、僕が調べた限りではオキアミが一般化する前からカゴ釣りと言う釣りは存在しており、オキアミがない時代からイワシなどのミンチ、おから、糠、砂などをカゴに入れ、フカセでは狙えない、遠くの深い棚の魚をターゲットにしたカゴ釣りは行われてきたようです。
オキアミ出現以前は極々一部の釣りマニアの釣りでしたが、オキアミの出現により広く一般的になった釣りと言うのが僕の見解です。 カゴ釣りの起源、その2
これは僕がある釣り場で、そこの釣り場に40年程通う、僕より二周りほど年上の大先輩の釣り人が、さらに三周りほど年上の釣り人から聞いたカゴ釣りの昔話です。
昔々、ある釣り人が果樹園に面した磯の釣り場で、はるか遠くに大型の魚の群れを見つけました。
その釣り人はどうにかしてその魚の群れを釣りたいと考えましたが、
はるか遠くの魚はいくらコマセを撒いても寄ってこないし、仕掛けを遠くまで投げる事はできません。
「船であそこまで行く事が出来れば、沢山大物が釣れるのになあ。」
その釣り人は果樹園の斜面に寝転がり、遠くの大型の魚をうらめしそうに見つめていました。
ふと周りを見回すと古くなり、朽ち果てかけ捨てられた、果物の収穫用のカゴが目に付ました。
釣り人は閃きました。
朽ち果てた収穫用のカゴをバラし、小さな小さなカゴを編み込み作り上げました。
そのカゴにコマセを詰め、仕掛けにくくりつけ、遠くを目掛けて投げました。
カゴとコマセの重みで仕掛けははるか遠くへ飛び、コマセで魚は寄り、大型の魚は次々とその釣り人の針にかかりました。
これがカゴ釣りの始まりです。
と、言うものです。 ただ、これは口伝であり、脚色もあると思います。新しい釣り方と言うのは
誰か一人によって作られるものではなく、お遊びで変な仕掛けを試したり、仲間内で施行錯誤したり、また、離れた地域で同時多発的に出来た物が洗練され出来た物だと思います。
また、その地域の魚種や潮の流れ、地形、などにより様々に最適化、進化してきた物だと思います。 釣り竿のテクノロジー
番外編リールのテクノロジー。
スミレジンです。
このスレは釣り竿のテクノロジーを皆で語るスレですが、
今回カゴ釣り、それも両軸遠投カゴ釣りにおいて切り離せないリール。
アブガルシア、アンバサダーについての書き込みです。 突然の質問ですが貴方は「水」が怖いですか?
ちなみに僕は怖くて怖くてしかたないです。
「水」は陸上の生物の生命に必要不可欠な物ですが、それと同時に簡単に陸上の生物の生命を奪う物質でもあります。
磯の釣り人なら高波に死を覚悟した瞬間は一度はあると思いますし、
渓流釣り師なら膝上の流れに恐怖した記憶は必ずあると思います。 かつての中世ヨーロッパでは錬金術というものが盛んに研究されていました。
それは世界は五大元素(火、水、土、風、空)で成り立っており、それを人間がいかにコントロールするかという学問でした。(時代により多少解釈ちがいますが、釣り板なので、まあそれは置いておいて。)
何が言いたいかと言うと、このように「水」というのは世界を構成する重要な要素であり、人間の生命維持に極めて重要であると同時に、人間の生命を簡単に奪ってしまう極めて恐ろしい物質でもある訳です。 釣りの歴史というか、起源というものはその恐ろしい「水」にいかに距離を取るかとの闘いの側面でもあると言えます。 極々初期は竿の長さを長くして
人間な安全な陸にいながら魚を狙うという物でした。
しかし釣り道具の進化によりリール、すなわち糸巻きというものが考案されさらに深く、遠くの魚を狙うようになりました。
世界最古のリールは中国の絵に描かれた、小船に乗った人がリールらしき物を付けた竿を持ってっていたようです。これはおそらく、船を利用し、竿の長さよりはるか深みの魚を狙う為のものでした。
さらにヨーロッパではフライフィッシングというものがありました。
これは教会の修道女が考案した釣り方云々と言う歴史があるようですが、それは今回あんまり関係ないので省きますが、
フライフィッシングというのは竿の長さの何倍もの糸をリールに収納し、それをあらかじめ引き出し、特殊な投げ方により遥か遠くの魚を狙う為の釣り方でした。 これらからもわかる通り、
釣りと言うのは魚という、極めて栄養価の互い食材をなんとか安全に効率よく、安全に採取するための試行錯誤の繰り返しでもあると言えます。 ちょっと自分、酔っぱらっていて話が無茶苦茶になってしまいましたが、
何が言いたいかと言うと、釣りと言うのは「水」と言う恐怖の対象を克服しつつ、安全に確実に効率よく栄養価の高い魚と言う食料をえる為に進化してきた側面があります。 リール、つまり糸巻きの発明により釣糸を竿より長くする事が可能になりました。
最初期は片軸リールと言われるものであり、単純に糸を収納するだけのもので基本的には竿の長さより深い棚を狙う為の物。現代でもヘチ釣りやイカダ、カセ釣りなどに使われています。
例外的なのはフライフィッシングで片軸リールで有りながら遠い距離を狙う為に使われています。 その後両軸リールが発明されましたが、初期は片軸リールの強化版と言った所で基本的には深い棚を狙う為の物でした。
その後両軸リールはスプールの回転を制御するブレーキと言うものと、ハンドルとスプールの繋がりを断続するクラッチ機構の発明により仕掛けを投げて遠くに飛ばす用の物になりました。
また、現在のリールの主流であるスピニングリールは製糸工場の糸巻きの機構をヒントに発明され、開発当初から仕掛けを投げる事を念頭に開発されました。
他にもスピンキャストリールなどの特殊なリールもありますが、基本的にはどのリールもより深く、より遠くを求めて発明され、進化してきました。 大昔に和歌山で紀州釣りをしてる老人を見たんだけど、
リールを使わず水を張ったタライに糸を回収してたぞ
タライの中で円を描くように糸を沈めてた 主が全然来ないな
アンバサダーの話楽しみなんだけど
ドラグ機構や遠心ブレーキの開発の話とかありそうだから早く帰っておいで >スミレジンさん
たまには来て続きをお願いします。
今また最初から読み返していますが、解りやすく楽しく読めます。
スミレジンさんの経験や知識をもう少し分けて欲しいのです。
気長に待つのでお願いします。
ageさせて頂きますね。
6メートルの釣り竿で下着を一本釣りしていた男を逮捕 京都
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1591378498/
268 エンケラドゥス(沖縄県) [GB] ▼ New! 2020/06/06(土) 17:00:45.20 ID:nAzb9e3t0 [1回目]
ダイワトーナメント制覇1.2-60は重量211g
しかも強い張り先がぶれず持ち重りしない設計でまさに下着の為に生まれた名竿
カーボン100%のロッドは、つなぎ(固める物)無いの? それは別
国産小麦粉100パーセントを謳ってるパンや麺でも水が無きゃこねられないし整形出来ないでしょ? >>387
レジンが繋ぎで、焼入れ時に余分な物が無くなるみたいな😅 カーボン100%ってグラスが入って無いって意味じゃね? 昔のNFTがカーボン100%の竿を出してたよ
今は穂先周りの柔軟性を確保するためグラスを入れてるんじゃないの
グラスの伸び率はカーボンの倍くらいあるから、小さいRに耐えられる グラスやカーボンに変わる素材がそろそろ出て来ても良いな これだけ経っても出ないと言うことは期待出来ないかもね
出るとしても釣竿の素材に使われるには他の工業製品に実用化されてからだろうし
と言うかカーボンより軽くて強い素材が出て来ても値段が1.5倍とかならカーボンでいいかなって感じ 20年以上前のカーボン渓流竿は穂先がよく折れたんだが今の竿とかどうなの?
穂先の技術は変わってないの? 最近流行りのUDグラスってどうですか?
カーボンやボロンはたまた在来のグラスやバンブーと比べて使用感知りたいです。 UDグラスって縦方向だけでそれだけでは柔らか過ぎるからカーボンで補強したらるんだよね
カーボンの割合や巻き方で随分変わりそう
UDグラス使用でも、10年くらい前のシマノファイナルディメンションなんかは柔らかかったけど、近年のレジットデザインのグラスは結構硬いし 釣竿の材料は鉄、竹、グラス、ボロン、カーボンの順番だっけ?
カーボンになってからもソリッドとか4軸とかX巻きとかで変わって来てはいるみたいだな 補強材といえばチタンやケプラーやPBOもあったな
最近だとナノアロイとかCNTの混ぜ物で強化してる竿も >>399
ありがとう御座います♪
そう言えば昔..
Daiwaからアモルファスウィスカーとか出てたけど..
ナンだったのだろう。 リョービもプロターゲットかなんかでアモルファスのロッドを出してたよな ネオグラスロッド出ないかな
丈夫で張りがあり、よく曲がる >>404
Daiwaのリニューアルされるシルバークリークがそんな感じかな⁉ >>402
アモルファスウィスカーという単語がもう昭和レトロですわ グラスは終了へ向かうよ
まぁ、完全には無くならないとは言え。現状で良い素材が廃盤になっていっている流れだから
要は釣具に限らず、さまざまな分野でグラス素材そのものが求められなくなっているから縮小していくって事
残念ながら釣竿ごときのために新しい技術を開発したりしない >>415
アングロ&カンパニーとモーリスは辞めないと思う! グラス素材はスマホなら3Gみたいなものか
4Gのカーボンが普及して停波すると
5Gや6Gの素材はまだかな? >>420
昔流行ったボロンは重いから、ゲブラーとかどう? ケプラーは加水分解と紫外線劣化の影響があるから
あまり好ましくないだろうなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています