税が貨幣を流通させるために存在とか5ちゃんの中では通貨の
しくみですら一行で説明しようとして、租税貨幣論とか、商品貨幣論とか
議論するけど、そもそもいまの時代の通貨は、FXで1秒以下で、だれでも
世界の通貨と交換できるし、株式先物市場では、毎日レバレッジが
何十倍にかかった状態で売買されるから、そもそも実際に発行されてる
何十倍のお金が毎日、現実には動いている。
しかも、政府がお金を発行しなくても、世界中の緩和政策で、現実社会の
株の時価総額だけで、15兆ドル、1500兆円くらいは増えてるわけよ。

で、株の時価総額が増えると銀行の資産も増えるし、貸し出し余力も増えるから
現実に世界で流通するお金は増える。
たった1年で1500兆円が増えたって一言でいっても、日本のマネーストックは
1400兆円だし、マネタリーベースは500兆円で、それと比べてもありえない
規模で、通貨は増加したのよ。
日本国内だけでも、異次元緩和前の時価総額から370兆円も増えてるから、
これで増加したお金の金額は、消費税を2パーセント増額したときに増える
お金の100倍の金額の通貨が増えた。

で、それがあたりまえ。
で、世界中の通貨の価値も大きく変わるから、政府がお金を刷りまくる国は、
自国通貨より、仮想通貨のほうが、増える速度に制限がかかり上限があるから
信頼されて、仮想通貨のほうが信頼性がある国すらいくつもある。
で、世界中で発行されてるポイントも10兆円単位で現実社会で流通してて、
ポイントをプレゼントすることもできるから、まあ通貨とほぼおなじ機能も持ってきている。

租税通貨論を議論しても、例えばロシアや中国、産油国みたいに、国や
国有企業が稼ぐ国では、クェートみたいに最近まで税金ゼロの国があったり、
国有企業が稼いだお金も合ったりで、そんなに単純ではない。

で、単純でないしひとつの理論で説明できるわけがないものに、なってるんだから
現実を認めて、一つの理論で全部説明しようとしない、ってのがあたりまえの時代で、
でもこのスレでは、1年中どれが正しい、って議論し続ける。